北海道中膝栗毛エピローグ

Posted by yukon780 on 04.2011 北海道中膝栗毛 0 comments 0 trackback
北海道は終わっちゃったけど旅はもうちょっと続くんです。
家に帰るまでが旅なんです。

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フェリーの中は異様な熱気に包まれていた。

決して力道山の街頭テレビ中継ではない。
ちょうどこの日が甲子園の決勝戦。
しかもたった今さっきまでいた苫小牧の駒大苫小牧高校が出てたんで、みんな大盛り上がり。

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見事、駒大苫小牧高校優勝の瞬間。
フェリーの中は奇妙な一体感に包まれた。

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長い航海を終え、新潟に着いたら山田太郎がお出迎え。
甲子園つながりだ。

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新潟よ、お前もか。
土砂降りの中新潟を走る。

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やがて雨は上がったが、見たこともない不穏な空模様。
不安が募る。
確か、この何日か後に上信越大地震があったと思う。

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この日は温泉につかり、温泉街の中々感じのいい居酒屋で一杯。
駐車場車中泊。

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翌日の早朝、有名な(名前忘れた)棚田を見に行った。

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正直そんなに期待してなかったが、なんとも感動した。
北海道旅行メインのはずが一番感動したのはこの新潟の棚田ではなかろうか。

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紫にグラデっちゃってる空に、昇り龍の様な雲。美しい。

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「そうだ、新潟に行こう」なんて明朝体でタイプしたら、観光ポスターになりそうなほどの美しさ。

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早朝の10分程の幽玄な棚田ショーが終わった。
きっといろんな条件が揃ってこれほどの美しいものが見れたんだと思う。
新潟万歳。

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その後雄大な上越の山々を見ながら移動を続け、

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縄文村ってとこで大量のひまわり畑を見た。
旅も最終日にして、やっとの快晴だ。皮肉だね。

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新潟の棚田はどこも美しい。
美味しいお米ができる訳だ。

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その後も南下を続け、山梨の富士見パノラマスキー場へ。
夏のこの時期はMTBのコースとして有名なんだ。

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こうやってゴンドラにMTB乗せて出発地点へ。

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人生初のダウンヒルを、短パンにサンダル、ノープロテクターで下った。
快感だった。
やっぱり霧出てきて、景色全然だったけどね。

その後、長野を経由して岡崎へ帰った。
寄り道だらけのオール下道の旅でした。

これにて、北海道中膝栗毛終了でございます。
読み返してみると、この人は楽しんでるんだろうか?修行なのか?と思うこと度々だ。
しかし今も僕の中ではこの旅は色濃く印象に残っている。

北海道は必ずまた行くだろう。
次はりんたろくんも連れてね。

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北海道中膝栗毛15

Posted by yukon780 on 04.2011 北海道中膝栗毛 0 comments 0 trackback
引き続きダイジェストですよ。

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望岳台ってところを登ったりして、

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やがて美瑛の丘に行きました。

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ここはほんと雰囲気あってキレイだったなあ。

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MTBで丘をくるくるまわったよ。
こんな場所なら気分も良くて疲れないね。

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この丘で出会った人に旭川動物園が今夜間営業してるよって聞いたから、疲れてるけど一路旭川を目指してさらに北上は続く。

しかし旭川について動物園に行ったらまさかの看板が。
夜間特別営業は前日の夜までだったのだ。
もうただただ苦笑い。

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しかたないので、とりあえず旭川に来た意味を見いだすため、旭川ラーメンを食す。
まあ、味は普通だったかな。
その日はどっかの公園の駐車場で車中泊。

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翌日は札幌を目指して一気に南下。

神居古潭の渓谷だ。
石狩川の急流を望む景勝地の名称で地名はアイヌ語のカムイコタン(神の住む場所)の音訳。
なんか響きがいいよね。

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出ました、男の歓楽度5つ星。ススキノ。
ついに札幌まで来ました。

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札幌ドームだね。
今年は佑ちゃんで盛り上がるだろうな。
ちなみにぼくもゆうちゃんです。
雨降り王子でしょうか。

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もう王道だね。クラークさん。

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オコタンペ湖。
ジャングルの王者ターちゃんに出てきそうな名前の湖。

ここを一人でのんびり眺めてたらフジコちゃんみたいなグラマーな女ライダーが僕に近づいてきた。
これはついにロマンスかと緊張が走った。
ヘルメットを脱いで僕にどこから来たんですかというその子の顔は、
それはもうなんというか、申し訳ないが残念ながらなんというかって感じだった。
僕は軽い世間話をしてその場を立ち去った。

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この温泉の名前も覚えていない。
でもいい眺めの温泉だったなあ。
ワイルドリベンジ写真だ。

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支笏湖だね。このあたりにくるとまた天気が厳しいことになってきた。

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田中マー君がいた駒大苫小牧高校ですな。
このころにはもうワイパーマックスだね。

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ついに長かった北海道ともお別れの時が来てしまったようだね。

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さらば北海道!
次回来る時はもうちょっと手加減してください。

フェリーは新潟港へ向けて動き出した。

北海道中膝栗毛、エピローグへつづく。

北海道中膝栗毛14

Posted by yukon780 on 04.2011 北海道中膝栗毛 0 comments 0 trackback
前回のヌビナイ川下りで、当時の紀行文は終了しているので、本編からはその後をダイジェストでお送りします。

記憶の範囲で写真にコメントを載せていくので定かじゃない部分もございますが。

あの後、天気が良さそうだった富良野方面に向けて北上しました。

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途中寄ったのがここ「幌舞駅」。
映画鉄道員(ぽっぽや)の舞台になった駅ですな。
高倉健、最高でした。

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空知川ですね。
北の国からでも何度も登場したあの川です。
カヌーでも下れるのでいつかチャレンジしたいねえ。

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もはやどこの湖か思い出せない。
MTBで周遊した記憶がある。

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出ました、布部駅。
北の国からはこの駅から始まったんですねえ。

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富良野のお花畑だね。
自転車で走ってもいいんですよ。
花が似合わんねえ。

優雅に走っているように見えるけど、セルフタイマーセットしてあわてて走り出してます。
このあとすぐカメラ取りに戻ってる。
人に見られると恥ずかしい瞬間だね。

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ドラマ「優しい時間」の舞台の喫茶店「森の時計」です。
このドラマで始めて長澤まさみを見たけどかなりかわいかったなあ。
あの子はショートが似合いますよ。

ドラマ後も営業してるから、観光客が並んでるね。
こういう感じ正直嫌いだけど、せっかくなんで並んじゃいました。

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ドラマ同様、コーヒーは自分で豆を挽くところからやるんですよ。
おいしかったねえ。

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北の国からの後半に登場したゴミの家ですね。

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五郎さんの書き置きがちゃんと更新されてるから、なんか生活感出ててニクい演出だったね。

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ドラマで何度も出てきた五郎さんの家ですな。
数々の名シーンが生まれた場所だね。

もう、すっかり観光しちゃってるね。

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北海道の道は、もうどこまでもどこまでも真っすぐ伸びてゆく。

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五郎さんと宮沢りえが入った温泉だね。
もっといい写真があるんだけど写っちゃいけないモノが写ってる人が数人いたのでこちらをチョイス。
みんな湯から上がってるのは、めちゃくちゃ熱いんです。この温泉。

北海道中膝栗毛13

Posted by yukon780 on 04.2011 北海道中膝栗毛 0 comments 0 trackback
若気の至りを全身に身にまとった僕は、もうひとつ上流の橋で車を降りた。

ふと川を見ると、なんの魚だか分かんないが1mクラスの魚の群れが目に飛び込んで来た。

全身からアドレナリンが溢れ出し、急いで降りれる場所を探した。

すると手すりはついてるが、恐ろしく急な階段発見。

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ほとんど崖といっていいその階段をカヌーを先に落としながら、10m程降りる。

早くも大冒険的な匂いがプンプンとしてくる思いだ。

もう一度車に戻り、出会い頭のお魚さんにいつでも対応できるように常に車に置いてある3本のタモと銛と水中眼鏡と足ひれを担いでカヌーに戻る。

とても三十路手前の立派な大人には見えない。
そうしていろいろ準備している僕を挑発するかのように、どでかい魚が目の前を行ったり来たりする。

背中がボコンと膨らみ、全身傷だらけで、あのとんがったシャクレ顔はひょっとしてシャケなのか。

この時期にこんなでっかいシャケが川にいるのかと疑問を持ったが、そんな事はどうでもいい。

その場でカヌー等はおっぽって、タモを両手にひたすらシャケ(なのか?)と格闘。


常にギリギリでかわされるといったデッドヒートがおよそ2時間程続いた。

そして、何処の世界にもいるものだ。
隠れているつもりで、体が隠れきってない居眠りした馬鹿な魚を発見。

そーっと近づき、頭からそっとタモをかぶせて一丁上がり。

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さっきから追ってた奴らとは見た目も大きさも違うが50cm程の魚だ。

キャッチ&イートが信条の僕は、その魚に感謝をした後即座にハラを出し、三枚におろし、塩で味付けをし、ウィスキーで蒸し焼きにして食った。

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白身のぷりぷりした感触でうなぎの白焼きの感触だった。
いったい何と言う魚だったんだろうか。
(筆者注:後に分かったことだがカラフトマスだったようだ。この魚が川に遡上してきた際は絶対に穫ってはいけないお魚さんのようです。もう時効なので勘弁してください。)


この魚を食ってる最中、念のため持って来てた携帯電話が鳴った。
こんな大自然で、ワイルドに捕らえた魚を食ってる時のデジタル音ほど不快なものはない。
おまけに会社からだ。
唐突に暗い気持ちに突き落とされた。

休みの日ぐらいほっといてくれ、日本人め。
愚痴りながらもとりあえず腹を満たした僕はようやくカヌーをスタートさせた。

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この川は、とにかく奇麗だが水が少なく、岩多く、流れ早く、倒木もあり、油断も隙もありゃしない。

流れの速い岩だらけの浅瀬を歩くのは本当に骨が折れた。

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ほとんどをこうしてカヌーを曳いて歩いた。
川下りというより、ハードな川歩きと言った方が適切だ。

十数キロという行程の、約半分くらいを歩いたんではないだろうか。

たまに水深があってカヌーに乗って進んで行くと突然滝が!というと大げさだが、1m程の突然の落ち込みに激しく狼狽した。

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たった十数キロの川旅に要した時間、実に6時間。

歴舟川を下る前のちょっとしたおやつ程度に考えていたので、大変な疲労感だ。

ヌビナイ川。
その名に恥じぬワイルドな川だった。

恐らく魚を穫りにくる事はあっても(筆者注:それはダメなんです)、カヌーで下る事はもうないだろう。

激しい疲労で翌日の歴舟川下りはかなり迷った。

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写真からもその疲労感がにじみ出ているのがお分かりだろうか?

携帯で翌日の天気を見るとくもり時々雨の予報。
これにプラス雨男と考えれば降水確率100%の雨に間違いない。

僕は悔しかったが翌日の歴舟川を断念した。

せっかくのいい川だ、体調も天気も良き日に下りたい。
こうして僕は天気予報の晴れの地方目指しカヌーを畳んで旅立った。

この自由さが単独行の強みである。

北海道中膝栗毛12

Posted by yukon780 on 03.2011 北海道中膝栗毛 0 comments 0 trackback
8月17日早朝。

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朝早くから車を走らせ、やがて十勝川をすぎて僕は南下を続けた。


どんよりとした雲に覆われた空の下、僕は未舗装の直線道路を延々と車を走らせていた。

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今日からは歴舟川を1泊2日で下る予定なので、ゴールの河口付近にMTBを置きに来たのだ。
しかし中々海が見えてこない。

やがて道が草むらに吸い込まれた先は、行き止まりじゃない。

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ここは焦らず落ち着いて今後の事を考えようと、タバコ片手に車から降りた瞬間、またしても草むらから大量のアブが奇襲をかけて来た。

僕はまるでヒッチコックの映画「鳥」状態で、ただただなすすべなく数カ所を刺されて車に戻った。

やられるがままの情けない気持ちのまま、僕は来た道を戻りながら考えた。

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天気はどんよりとした厚い雲、チラッと見た歴舟川は渇水状態、釧路川の疲れと度重なるアブどもの襲撃、どうもテンションが上がらない。
こんな時僕はなぜかいつも支流の川を下る事を選んでしまう。

本流より水が奇麗で、なにより情報量の少なさから来る恐怖心と冒険心が、いやが上にもテンションを上げるのだ。

熊野川では赤木川を、古座川では小川を、四万十川では黒尊川を、天竜川では気田川を、吉野川では穴吹川をといった具合に数々下ったが、すべてに於いて僕の旅心を満足させてくれたからだ。

事前に歴舟川をネット等で調べてるうちに、いつもひっかかって気になっていたあの支流の川を下ろう。

その名もヌビナイ川。

まずこのネーミングがにくい。
北海道の川はカタカナ名の川が多いが、なにやらカナダ辺りの怪しい川を下るような緊張感が漂うのは僕だけだろうか?
しかも”ヌ”から始まるあたりただならぬ気配を感じてしまうのだ。
おまけにヌビナイ川のさらに支流の名前がクマの沢川などという名前なのだ。

激しい冒険心を抑えられなくなり、ヌビナイ川下りを決心した僕は、ゴール地点を歴舟川と合流した直後のカムイコタンキャンプ場と定めそこに向かった。

キャンプ場の駐車場にMTBを置いて、出発地点の見当もないままにヌビナイ川へと車を走らせた。

最初の橋、ヌビナイ橋より川を覗く。

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水がとっても奇麗だ。すばらしい透明度。

しかしやっぱり水少ない。
当然だ、本流の歴舟川に水ないんだからね。

水が奇麗ならちょっとくらい歩かされてもへっちゃらさ、とさらに上流へ向かった。

僕が今タイムスリップできるなら、そんな彼を引き止めたであろう。

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