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ブッチャーの反旗と板取・ザ・ハット

Posted by yukon780 on 05.2016 板取川/岐阜 8 comments 0 trackback
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やはり猛烈に忙しくて中々記事が更新できない。

おまけにこの3週間ほど四六時中咳が止まらず苦しい毎日。

その咳は夜になるほどに最高潮に達し、ひたすら明け方まで寝室を盛り上げ続ける。

結果的にそんな一人長渕オールナイトライブは朝まで続き、毎日ほとんど寝れていないという悲惨さ。

とりあえず咳トレ効果で腹筋が鍛えられていると言い聞かせて何とか頑張っている。


さて、そんなこんなで半月くらい前の出来事になるけど、せっかくなんで軽く川下りの模様を。


実は静岡の三島在住の当ブログの読者さんが、旅行がてら岐阜に来るから一緒に下ろうってことに。

で、こっちとしてもちょうどパックラフトを買ったばかりのパパラッチKの筆下ろしダウンリバーがしたかった所。

なので「じゃあ童貞1人連れて行っても良いですか?」と了解を得て、4人で川を下る事に。

ついにでお初の人達なので、「天気予報は今曇りになってますが、僕がいるので雨になります。降水確率も+50%で計算してください。」と注意事項をしっかり伝えておいた。


選んだ川は、僕が「他県人おもてなしリバー」もしくは「筆下ろしランド」と呼んでいる板取川の下流区間。

他県人からするとヨダレが出るほどの清流で、パックラフト童貞にとっても瀬有りカーブ有りと訓練に持ってこいの川だ。


それではサクサクッと記録として。

GoProも忘れて行ってるもんだから、ろくに写真も撮れておりません。


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久しぶりの川下り。

僕ははやる気持ちを抑えられず、随分早めに家を出た。

向かった先は岐阜駅。

そこで名古屋から来る童貞パパラッチKを拾って、三島の人達との合流場所を目指すのだ。


やがて岐阜駅が近づいてきた頃。

LINEがテケテケテケテケテケテケンと陽気な感じでパパラッチKからの着信を知らせて来た。

もう岐阜駅に着いたのか?

さすが童貞。

1秒でも早く喪失したいから早漏気味に駅に着いてしまったんだろう。


しかし電話口からは、明らかに様子のおかしいカスカス声で、

「すいません...今..起きました...面目次第もございません...」というまさかな第一声。


さすがはブッチ職人パパラッチK。

色々企画していた彼のバースデー登山をブッチされて以来の見事なるブッチである。

彼の細かい名ブッチャーぶりは他にも多々あるが、もはやこっちも慣れてしまっているのでサプライズでも何でもない。


僕は「しばらく童貞のままで生きて行くがいい」と静かに電話を切り、そのまま岐阜駅をスルーして待ち合わせ場所に向かった。

確か彼は夏前くらいにパックラフトを買ったはずだが、全然川での出番がない。

彼のパックラフトは家に温存しすぎて、そのうち部屋でただ膨らませて自分を慰めるだけのダッチワイフになってしまう可能性がある。

今後彼のパックラフトの事を、畏敬の念を込めてダッチラフトと呼ぶ事にしよう。


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残念ながらパパブッチKとは合流できなかった。

しかもおかげで集合場所に早く着きすぎてしばしの放置タイム。


やがてこちらの人達は定刻通り集合場所へ。

三島が誇るドS男とドMガールが織りなす「ミシマズム(MISHIMA-SM)」のお二人である。

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彼らは二日前から曇り予報の岐阜近辺に来ていたが、最終日に僕に会う計画を立てちゃったもんだからこの二日間ひたすら雨だったらしい。

もちろんこの日も降ったり止んだりのどんより天気だったが、僕のブログを読んでいるのでこの世界観にいちいち落胆はしない。


ミシマズムは、ドSの「ミソギライKさん」とドMの「巻き添えMさん」の2人で構成されるパックラフトユニット。

トンカツに味噌がかかっている風習をこよなく嫌うミソギライKさんは、「どうせ雨で濡れるんで問題ないです。増水した板取川もドンと来いです。」と早くも板取川をサディスティックにねじ伏せる気満々。

一方そんな特攻系のミソギライKさんのサディスティック川下りに毎回連れ出されて巻き添えを食らっているのが「巻き添えMさん」。

かつて大増水の長瀞に連れ出された挙げ句轟沈して「1キロほど泣きながら流された」という小粋なマゾ経験あり。

本当はのんびりした川下りがしたいらしいが、基本いつも巻き添えを食らって激流しか行かせてもらえないという悲しい宿命を背負った女性なのである。


さて、そんな二人とともにいつものスタート場所に移動。

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この数日間結構な雨が降ったため、板取川は相当増水して流れも急流。

せっかくの清流も今日に限っては小濁りのバッドコンディション。

「今日ものんびり川下りできないのか...」とうつむく巻き添えMさんの前では、ミソギライKさんが「いやあ!良い感じの増水っすね!」と大満足の表情。

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子供たちを相手にしたお仕事してる人だからマッタリした感じの人を想像していたが、実際はオラオライケイケ系の男だった。

お命軽視系のランボーNあたりと組ませたら、喜々としてパックラフト並べて小歩危にでも突入して行きそうな雰囲気である。


そして「ブログどおり本当に忘れ物が多い人なんですね」と言われた通り、しっかりGoProを家に忘れてきた僕。

おかげで10年以上前のサブ防水コンデジしかなく、三脚もないもんだからこのような出発記念写真に。

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まるでレンコン農家のスナップショットみたいになってしまったが、忘れたんだからしょうがない。

ヘルメットの上のGoProアタッチメントだけが物悲しげである。


で、僕としてもこんなに増水した板取川は初めてだったから正直怖かったんだが、エイヤッと出発。

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そして早速鉄橋の先に現れるのは、このコースの名物スポット「アゴ矢作の瀬」。

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緩やかなカーブの先に地味にテトラポッドがある場所なんだが、特に慣れてない人でも問題なく通過できる区間。

しかしここはかつてチーム・マサカズのアゴ割れMと矢作Cが謎の「テトラ直進突入」を敢行し、警察が来て竜巻が発生して最後にはクレーン車で「上げカヌー神事」をしたという伝説のスポット↓。(参考記事:板取事変〜警察のちクレーン時々竜巻〜

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もちろん増水しててもこんな所に突っ込む事なく無事に突破して行くミシマズムのお二人。

巻き添えMさんもその現場を振り返って、ここを経験した者が必ず呟く「何故こんな簡単な場所で...」と伝説の二人を偲んでいる。

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僕もかつてこの場所で激しい巻き添えを食った者として、後進の巻き添え人へとしっかり「巻き添えとは何ぞや」を見せてあげられたようで鼻が高い。


そしてその後は今まで経験した事ない増水の板取が始まる。

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しかしいかんせんGoProじゃないもんだから、肝心のド迫力の瀬の模様が撮れてないのが残念でならない。

いつも「このブログは話を盛り過ぎだ」と言われるから信じてもらえないだろうが、パックラフトだった事もあり相当な迫力だった。

しかもこの二人はスプレーデッキ付きのアルパカラフトだから浸水も少ないが、

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僕のNRSパックラフトは「さあ、水入って来い!」っていう潔い仕様だからすぐに水風呂状態に。

挙げ句凡ミスによって常に空気漏れを起こしていた状態で、フニャフニャ+水風呂という沈しなきゃおかしいって状態で何度も瀬に突入していた。

まさにインポなのに高額な泡の国に突入して行くような訳の分からん状態なのである。

これにはミシマズムのお二人も「さすがのマゾですね」と唸らずにはいられない。


で、その後も必死な操船の中で瀬を乗り越えて行く。

しかもGoProじゃないからその瀬の中で振り向いて写真を撮らねばならないというスリル。

おまけに必死で撮った写真はほとんどが水滴メインだったりする。

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川の急流度は常時このレベル。

ほんとに激しい瀬では当たり前だが写真撮る余裕なんてない。


今思えばこんなお店にパパラッチKを連れて来なくて良かった。

いつもの板取川は堀北真希似の清純ガールしかいないが、本日出勤しているのはジャバ・ザ・ハット似の女のみ。

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こんな激しすぎるお相手で童貞を喪失していたら、今後彼は相当なキワモノ好きになってしまう所だった。

童貞どころか命すら喪失していたかもしれない。

本日はちょっと筆下ろし日和じゃなかったので、パパラッチKは己の寝坊に命を救われたようだ。

ジャバ・ザ・ハットにヘロヘロに打ちのめされる姿も見てみたかったが、その手の姿は雲ノ平で散々見たから暫くは見なくていいだろう。


その後もひたすらジャバの猛攻を交わして行くミシマズム&ヨウシズムの3人。

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返す返す動画で撮れなかったのが悔やまれるジャバアタックの数々。

そしてかなりビッグなジャバの攻撃を乗り越えた時点で、赤きハン・ソロが苦悶の表情。

そこには手漕ぎスポーツなのになぜか「腿をツる男」の姿が。

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苦しそうに「いたたたたた!いたたた!いたたたた!」とケンシロウのように叫び続けるツり男。

これにはミソギライKさんも「あ!ブログでよく見るやつだ!」と、サド心が満たされて実に嬉しそう。

もちろん心配するより先に「これはブログ的に写真を撮っておくべきですよね。」と的確な状況判断でパシャリ。

僕もその判断に、苦しみながらも親指をグッと立てて讃える。

巻き添えMさんも「この人は巻き添えを食らうばかりじゃない!自ら巻かれている!」と、先達のセルフ巻き添えプレイに舌を巻いている。


やがて腿のツりに耐えながら快適な川下りは進み、

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いつもの場所でゴール。

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車を置かせてもらってる(600円ね)釣具屋のおっちゃんも、「よくこんな日に下ってきたもんだ」と我々をマゾ讃える。

ちなみにここで急流に押し流されてゴールし損ねると、その先には地獄が待っている。

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是非次回はパパラッチKに何も知らない状態で突っ込んで行ってもらおう。


さあ、そんな感じで1人足りない状態だったが無事に三島の賓客をおもてなしする事に成功。

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その後、メシを食いに行った先でミソギライKさんはミソカツ定食を散々ディスって帰って行った。


ちなみに彼らは帰り道で偶然寄った場所で、タイルで作ったタイルマンを発見したらしい。

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結局このぐずついた3日間、彼らが岐阜でちゃんと観光できたものはこの「タイルマン」と「腿ツリマン」の二人の超人だけだった。

果たして彼らの岐阜へのイメージはどんなものになったのだろうか?

そしていつかは伝説の完璧超人「ダッチブッチマン」に会える日が来るのだろうか?


その日が来るのが今から楽しみなのである。



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必殺仕事人2015〜浮気男の浮かれ事情〜

Posted by yukon780 on 16.2015 板取川/岐阜 4 comments 0 trackback
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5月末。

6月の鮎釣り解禁前のラスト川下りチャンス。

この時期になると、毎年決まって現れるダークヒーローがいる。

その男は人知れずこう呼ばれている。

「必殺仕事人」と。


彼は有休休暇を取った挙げ句、仕事に行くふりして川に行ってしまう闇の使者。

「必殺」とは、嫁にバレたら「必ず殺される」という意味である。


彼は簡単には週末に家を脱出出来ない日陰者。

そもそも有給休暇なんだから好きにしたら良い話。

だが有給取ったと言おうものなら、「じゃあ子供達ヨロシク」となり家を出て行けない。

もちろん普通の週末も「子供達ヨロシク」となり家を出て行けない。

かろうじて外出許可を勝ち取っても、結局「子供達の面倒をご両親にお願いしちゃってる」という罪悪感から心から川を楽しめない。


しかしこのまま指をくわえていたら、カヌー野郎の祭典である5月が終わってしまう。

川に行きたい、行けない、でも行きたい....

そんな5月末。

マゾ養子は「必殺仕事人」へと変身してしまうのである。


これはそんな彼が、平日に脱出して心行くまで川を満喫してしまった物語。

決して良い大人はマネしないように。


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平日の朝。

今日も天気がよくて絶好の仕事日和だ。


僕はいつものように仕事に行くための身支度を進める。

そして嫁が風呂に入ったのを確認すると(嫁は朝風呂派)、僕はすかさず2階へ移動。

仕事道具(川下り道具)を車に運ばねばならないのだ。


しかし我が家は完全同居なので、玄関に行くにはご両親のいるリビングを通って行かねばならない。

そこでダークヒーローは一計を案じた。

荷物にロープを通し、二階のベランダから庭へ仕事道具をそっとドロップオフ。

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一体朝から何をやっているのか?

完全にやり口がスパイか泥棒のようだが、一応これでも私はこの家の住人です。

こんな光景見られたら言い訳も出来ないから実に緊迫の瞬間である。


そして無事にドロップオフが済むと、何食わぬ顔でリビングへ。

いつものように子供達に「じゃあお仕事行って来まーす」とハイタッチ。

子供達も「いってらっしゃい」と、輝いた汚れのない目で働く父を送り出してくれる。

毎度この瞬間が一番心がチクチクするが、どうか分かって欲しい。

ヒーローとは正体がばれてしまったらいけないものなのです。


で、そのまま玄関を出ると、すかさず庭の荷物を車に積み込んでいざ出勤。

もちろん向かうのは会社がある方向ではなく、愛人の「板取さん」が待つ浮気現場である。


何かと言えば僕はこの愛人の元に足しげく通っているが、今回の逢瀬現場はいつもの場所じゃなくて「上流域」。

僕としても下るのは始めての区間で、以前からずっと下ってみたかった場所。

家族に内緒で浮気するには持って来いの山奥なのである。


現場付近に到着すると、早速ダークヒーローの表情は「仕事人」のプロの顔に。

さあ、初の上流板取さんはどんな顔をしているのか?

試しに橋の上から覗き見してみる。

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前屈みが止まらない。

我が前屈みが止まらないのだ。

一体彼女はどこまで露出すれば気が済むのか?

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さすがは上流階級のお嬢さん。

清楚と淫靡のバランスが絶妙である。


晴れ予報を十分に確認した上で、前日の夕方に有給願いを叩き付けただけあって空は快晴。

そして眼下には板取お嬢さんのあられもない姿。

はやる気持ちが抑えられない。


僕は前屈みのまま車を走らせ、さらに上流へ移動。

やがて以前ドゥイッチョ師匠から聞いていたエロポイントに到着。

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本来はここよりちょっと下の板取温泉の川原からスタートが一般的(多分)。

しかし師匠曰く「できる男は銀座か六本木のようなところからスタートしない」って事で、このようにディープでマニアックな場所からのスタートをチョイスしたのだ。


僕は急いで仕事道具を背負い、股間のシャングリラを抑えながら内股でそこに突入。

気分は半年のマグロ漁から帰還してそのまま色町に繰り出す若きますらお。


しかしここで焦りすぎると死を見る事になる。

突然このような「電流鉄線」の罠が仕掛けられているからである。

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危うく大仁田厚になるところだった。

普通に仕事に出て行ったお父さんが、こんな山奥で感電死体で発見されたらワイドショーは大賑わいだ。


やはり上流階級のお嬢様との逢瀬は簡単には行かない。

しかしその電流鉄線を越えて、山道を降りて行くとこんなステキな淵が登場。

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どこまでも美しく、どこまでも気持ち良すぎる空間。

これだから川の逢瀬はやめられない。

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しかも「他の人が仕事してる」っていう状況が、このダークヒーローに愛と勇気を与えてしまう。

彼は最高のクズなのである。


で、早速板取さんとくんずほぐれずで抱き合う。

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この透き通るような肌。

というか透き通ってる。


そんなファーストコンタクトで、まずは火照った欲望を沈静化させる。

その後はパックラフトを膨らましてベッドメイキング。

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そして「ジュテーム」と優しく囁いた後、ゆっくりとベッドイン。

最高の川タイムの始まりである。

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青い空、鳥のさえずり、川のせせらぎ、木漏れ日、頬をくすぐるそよ風。

ここには人生の快楽が詰まりまくっている。

もはや川下りなんてどうでも良い。

この時間が永遠に続けば良い。

もはや時間の概念すら鬱陶しい。

これが普段は従順な養子のふりをしているヒーローの真の姿。

やはり僕はこの「仕事」が大好きだ。



そしてその場でしばしお昼寝(実際はまだ朝寝)。

目が覚めれば、テンカラで板取さんにちょいちょいいたずら。

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もちろん本日も絶好調で釣れない。

もはや本人も釣れると思ってやってない。

しかし竿振ってるだけで、男ってやつは楽しい生き物なのである。


さあ、いい加減川を下ろうと思って元の場所へ。

すると風で吹き飛んだのか、パックラフトが随分下流の場所で岸に打ち上げられていた。

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危うく「泳ぎ人間VS無人パックラフト」の新型パックチェイスに巻き込まれるところだった。

油断は禁物である。


さあ、ここからはいよいよ板取さんとの川下りデート。

スタートすると、さすが上流部だけに水量は少なく岩が多い。

そして瀬も多くて中々忙しい。

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それでもパックラフトで行けるちょうど良いラインの難易度ばかりで飽きる事がない。

山間部のお嬢様だけに雰囲気は抜群に良いし、

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時折見せるやさしさ淵も底抜けに透明だ。

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そして景色が開けると、牧歌的な雰囲気を醸し出して安らぎを与えてくれ、

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小洒落た小滝などを着飾って清涼感もアピール。

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所々木漏れ日の気持ちいい川原でメロウな会話を楽しみ、

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のんびりした後には、気持ち良いロングストレートな瀬を共に楽しむ。



やがて滑るように手をつないで優雅に流されて行くと、

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彼女の情はより深く、美しいものとなる。

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だが情が深まれば喧嘩もするもの。

怒った彼女は中々に猛々しく僕を責めて来る。

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実は全体の半分くらいがこんな調子だ。

時には渇水&岩だらけで、話し合いにならない事もある。

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こんな時は、長年の川人生における「流芯を見極める力」が試される。

パックラフトが切り抜けられるわずかな水深を狙って、巧みにコントロール。

どんなにプンプンに怒っていても、いつだって彼女は「わずかな隙」をあえて作ってくれている。

僕はそこをすかさずダンディーにすり抜けて行く。

酸いも甘いも、恋愛を知り尽くした大人の二人だからこそ出来る駆け引きだ。


そんな彼女の「無言の女心」にしっかり応えてあげると、彼女はここまで心をスケスケに開いてくれる。

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僕も川底に影が映ってしまうほど、この浮気にすっかり浮かれてしまう。

そしていけない事とは知りつつも、どうしても何度も何度も上陸しては舐め回すようにその美しい姿を味わってしまうのだ。

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もはや今日が平日なんて事はすっかり頭から消え去っていく。

ここにはご両親への気遣いも、嫁の罵りも、子供たちの奇声も、貯金減りの焦りも、白髪増えの悲しみも、ドラゴンズの不甲斐なさも、将来への不安も何もない。

まさにノンストレスなユートピア。

こうして浮気ダークヒーローは、狂ったように板取さんの愛に溺れまくるのである。

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夢のようなひととき。

今頃我が子供達は「お父さんは今お仕事頑張ってるんだ」と思ってる時間帯だろうか。

父の日も近いから、ひょっとしたら幼稚園でお父さんの絵を描いて「おしごとがんばってね」なーんて書いてくれてるかもしれない。

子供達よ。

今お父さんは全力で働いているよ。

どうか全力で軽蔑しておくれ。


そしてその後も愛人板取さんとの秘密の逢瀬は続いて行く。

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やがて僕はすっかり彼女に骨抜きにされてしまった。

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一瞬浮かれすぎて背骨が抜け落ちたかと思ってしまった。

鹿かなんかの骨だと思うけど、もしこの浮気がバレてしまったら我が末路は恐らくこんな感じなんだろう。


やがて腹も減ってきた所で、こんなステキ極まりない川原が登場。

ここで彼女とのランチタイムである。

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早速板取さんにノンアルビールを抱かせてキリリと冷やし、

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その隙にハーツオンファイヤー。

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そしてすかさず一流シェフの焚き火メシスタート。

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こんなに優雅な時間、出来合いのもので済ますなんて野暮な事は出来ない。

時間はかかるが、この待ち時間すら珠玉のエンターテイメントなのである。

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米が炊けるのを待ちながら、僕はじっと板取さんの愚痴に頷き続ける。

ここでへたにアドバイスなんてしてはダメだ。

出来る男は、ただただ黙って聞き上手。


そうこうしているといい匂いが。

パカッとふたを開ければ、三ツ星レストラン提供の「ホカホカの白米にやきとり缶を添えたイタドリ風ランチセット」の出来上がりである。

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この場所が6畳一間の空間なら日雇い労働者感がハンパ無いが、このステキな川原で食えば超高級料理に。

当たり前だが猛烈にウマい。

本来ならここにアマゴが2匹ほど主賓で迎えられる予定だったんだが、そこはシンプルイズベスト。

細かい事は気にしてはいけないのである。


そして腹が満たされれば、再びベッドインして昼寝。

これ以上の幸せってあるのだろうか?

久々に今回はソロで来たが、やっぱこういう川は単独行が最高だ。

自由万歳。


なんで他の人もやらないんだろう?

人ごみの中で高いお金払って行列に並んで渋滞にはまって文句言って疲れきって...。

どう考えてもこっちのが楽しいと思うんだが。


なんて感じでウトウト眠り、気づけばすっかり夕方に。

身も心もスッキリし、再びエイヤッと川に突っ込んで流れて行く。

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別れを惜しむように、板取さんとの最後の熱い抱擁の数々。

しかしもうすっかり日が傾き始めている。

そうなって来ると、このダークヒーローはその姿を維持出来ない。

朝日を浴びたら消滅してしまうドラキュラのように、彼は夕陽を浴びると元の従順な養子へと戻ってしまうのである。


悲しいけど、地球が回ってる限りは楽しい時間は過ぎて行く。

やがてゴールの川原に到着。

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でも久々に充実しまくった川旅だった。

独身の頃はこんなスタイルの川下りばかりしてたけど、最近は何だかやたら生き急いだ川下りばかりだったからね。

ウソついて来た罪悪感は凄まじいが、どうかそこんとこ許して欲しーの。

今はそういう時期なの。

だって男の子だもの。





そしてサクッと荷物を背負って移動。

ゴール付近にバス停はあったけど、気分良いから行ける所まで川眺めながらプラプラ歩きます。

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やがて時間が迫ってきたからバス停でのんびりバス待ち。

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板取川上流部は川沿いに無料のコミュニティバスが走ってるから、実にパックラフトの旅人向き。

スタートもゴールも思いのままである。(板取ふれあいバス:バス停マップ


そしてこの間も、地元のあばちゃんと「あんた川下ってきたんかい。すごいねえ」などと話しながらのゆっくり時間。

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実に優雅な一日だった。


しかしそんな彼がダークヒーローでいられるのもあとわずか。

時間が迫るにつれ、色々と帳尻合わせ工作が忙しくなる。


車に着くと、すぐに普段着に着替えてひとまず公衆トイレへ。

そこでスーパーマンのように、帽子で乱れた髪をしっかりセットし直してマゾ養子へ変身。

そしてすかさずトイレの洗面でウェアをサッと洗い、車内に吊るして洗濯作業。(家で洗濯したらばれちゃうからね)

後は窓を全開にして乾燥させながら帰路につくのである。


やがて家の手前のコンビニで洗濯物を取り込み全てをザックへ。(ちなみにそのザックは翌日の早朝、皆が寝静まっている時に部屋に回収)

そして身だしなみを整え、静かに、そして深く息を吐き出す。

その瞬間、彼は必殺仕事人から普通のお父さんへ。


やがて何事もなかったように、いつもの時間に帰宅。

子供達が笑顔全開で「おとーさーん!おかえりー!」と抱きついて来る。

お父さんは「はっはっは。良い子にしてたかな?」と優しく語りかける。

しかしこの中で一番良い子にしていなかったのはこの男でなのである。


こうして彼はまたいつもの日常に帰って行った。

しかし彼はきっとまた来年の5月末に現れる事だろう。


この世に悪がある限り。

この男に悪い心がある限り。


ヒーローは戦い続けて行くのである。




必殺仕事人2015 〜完〜



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はい、今回も彼はやっちまいましたね。

毎度の事ですが、批判やお叱りは打たれ弱いので受け付けておりません。

ご了承くださいませ。


ではおまとめ動画をどうぞ。





シャカイフテキゴーシャーズの板取接待〜昼間のパパは男だぜ〜

Posted by yukon780 on 23.2015 板取川/岐阜 0 comments 0 trackback
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昼間のパパは〜 ちょっとちがう〜

昼間のパパは〜 光ってる〜

昼間のパパは〜 いい汗かいてる〜

昼間のパパは〜 男だぜ〜 (カックィー)



どこからか聞こえる清志郎の歌声。

板取川の山間にこだまする働くパパへの讃歌。

そう。

今はまさに平日金曜日。

僕は今、子供達のために全力で働いている真っ最中なのである。



そもそもなぜ金曜日の昼間に、はるばる板取川まで来て川の上で仕事をしているのか。

その理由は水曜日の夜にまで遡る。


その日、突然ピロリとメッセージを受信。

相手はジョンボーAとランボーNの武闘派二名。

実は彼らは金・土・日の三日間、雪の絶壁「白馬岳主稜線」で命を落とす予定だった。

しかしここに来て「風速20m」という予報に臆し、僕に対して「確か週末川行くんですよね?ひょっとしたら合流するかもしれません」と言って来たのである。


僕は週末の土曜日、日帰りで京都の川を漕ぐ予定だった。

しかも女子大生と二人きりでのキャピキャピ川下りを目論んでいたのだ。


その事実を知ったジョンボーAから、「女子大生の響きに負け合流させていただくことになりそうです。お邪魔してしまってすみません。よろしくお願い致しますm(_ _)m」との即決メッセージ。

これによって濃い顔二人の京都川下り合流が決定。

すっかりデート気分で浮かれていた所に、突然むさ苦しいおっさん二人が乱入してきてしまったのである。

近年まれに見る大惨事である。


しかも奴らは金曜日に事前に板取川でパックラフトの練習(ジョンボーAは初川下り)をするというではないか。

僕はこの時激しい嫉妬心に支配される。

何故なら「ジョンボーAの川童貞喪失を見届けるのは私だ」と常々公言していたからだ。

突然現れた東京もんのランボーNに、勝手にジョンボーAの操を独り占めさせてなるものですか。


そう思った瞬間。

ハッと気づいた時には有休届を提出している自分がいた。

なんてことだ...

これじゃあ仕事行くふりして板取川に行けてしまうではないか!



しかもその日の夜、僕は死を覚悟しながら嫁を呼び出して言う。

「なんかね...友達がはるばる東京から京都まで遊びに来てくれるって言うのよ。で、さすがに土曜日だけの日帰りじゃしんどいしさ。いろいろ案内もしてあげたいしさ。早めに帰るから土曜日..と...泊まって来ていい?どうかな?」と。

精一杯の笑顔と渾身の揉み手を繰り出し、猫なで声でゴロニャンと1泊の許可を願い出てみたのだ。

すると嫁は腕組みをしたまま、ニコリともせずこう言った。

「勝手にするがいい。私とお前との間には一生埋まらぬ溝がある。」と。


近年まれに見る大迫力。

僕は慌てて「うそうそうそうそ。やっぱ京都は日帰りでいいです。すいませんしたぁ!」と平謝りするが、彼女は「どうせ家にいたら発狂するんだろ?それも腹立つで行くがいい。今更何やっても溝は埋まらない。」とピシャリ。


何やら大きなものを失った気がするが(元から失ってる)、とりあえずあれよあれよと三連休という図式が完成してしまった。

精神的なダメージは凄まじいが、これは近年まれに見る大チャンス。

どうせ行くなら全力で遊びきらないと。

まあそこがダメな所なんだけど...。



金曜日は仕事行くふりして清流・板取川。

土曜日はJDガイドと共に探検・清滝川。

日曜日は延長戦の大激流・保津川。


完全に父親失格、旦那失格、人間失格の社会生活不適合者の3デイズ。

僕の悪天候が遠く白馬で20mの風を吹かせ、それが巡り巡ってまさかな事態に。


それではまずは平日金曜日の板取川のお仕事風景。

昼間のパパの光ってる姿を振り返って行こう。


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僕はいつものように身支度を整え玄関に向かう。

子供達は「お父さん、お仕事頑張ってね」という無邪気な視線を父に送る。

僕は「じゃあお仕事行って来るね」と言って子供達とハイタッチ。

いつもと変わらぬ平和な金曜日の朝である。


僕は車に乗って家を出る。

会社は南だが、今日は北に進路を取る。

なぜなら㈱シェルパ兄弟社への大事な接待が板取川で行われるからである。

若干心がチクチクと罪悪感的な感情で支配されたが、ここは子供達のためにもしっかりと働いて結果を出さねばいけない大事な接待なのである。


現場で待っていると、やがて㈱シェルパ兄弟社の社長(右)と若手社員(左)がやって来た。

今日はこの二人を接待してご満足していただき、仕事を受注するのが目的だ。

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特に左のジョンボーAという若手社員は、今回が人生初の川接待。

ヒゲ面で悪人顔だが、こう見えてまだ何も知らない純真無垢な川童貞。

彼も期待で胸をときめかせているのか、この段階から激しく乳首を立たせて興奮気味だ。

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なんてやる気に満ち溢れた若人なのか。

この攻撃的なまでの尋常じゃないいきり立ちっぷり。

こいつは中途半端な接待じゃ契約は勝ち取れそうにないぞ。


早速我々は接待の現場「会員制クラブ・板取の蝶」へ到着。

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早速ランボー社長にはNo.1ホステス「アルパカさん」を、そして童貞のジョンボーAにはベテランホステス「ココペリさん」を、そして僕は馴染みの「NRSちゃん」をご指名だ。

恐らくアルパカ、ココペリ、NRSのパックラフトが一堂に会したのは、この日本ではこのお店だけだろう。


この手のお店で遊び慣れてるランボー社長は、フルドライスーツを着て童貞社員との格の違いを見せつける。

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基本的に山道具しか持ってない若手社員は、憧れの目で社長を眺める。

実は僕もフルドライスーツを持って来ていたが、正直暑いかなって思って着て来なかった。

この選択がこの後2日間にわたり僕を苦しめる事になるが、それはまた後のお話である。


それにしても相変わらず美しいお店だ。

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この数日ずっと雨が降り続いて増水気味にも関わらず、ここまでの透明度を維持しているのはさすがは岐阜の名店。

これにはたまらずソワソワし始めるヒゲ面童貞社員。

しかし大人のランボー社長ははやる彼を制止し、ここでしっかり「お店の流れ」や「ホステスの乗りこなし方」をレクチャー。

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ヒゲ面童貞社員も表情を不安でいっぱいにしながら、脱童貞に向けて社長の虎の巻に耳を傾ける。

「いいかヒゲ面。焦りは禁物だ。まずは相手を褒める所から始めて、徐々に心の障壁を取り除くんだ。あとはこのベテランホステスに身を委ねればいい。今は恋人(山)の事は忘れて、目の前の彼女に集中するんだ。」

そしてランボー社長は、優しくヒゲ面童貞社員をココペリさんへと誘導する。

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パックラフト界随一の懐の深いココペリさんは、実に安定した体型で薄汚れたヒゲ面童貞を優しく包み込む。

それでも体がカチカチで乳首タチタチな彼はまだ緊張がほぐれない。

なのでしばしこの静水域で二人きりでトーク(練習)して頂いた。

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この手の童貞に対して手慣れたココペリさんは「今日はお仕事ですか?」と優しく切り出し、彼も「ウッス!今日仕事ッス!お前も接待されてみろって社長に連れて来られたんス!」と会話を弾ませて平静を取り戻して行く。

そしてある程度慣れた所で、それぞれのホステス同伴で接待の旅へと出発です。

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しかし良く考えてみればこの二人、本来は雪の白馬岳にいたはずなのに凄い方向転換だ。

かつて沢遊びを目論んでいたランボー社長は、ジョンボーAの発案で沢装備のまま白馬三山を縦走させられた苦い過去がある。

今回はその時の仕返しだとばかりに、山装備しか持ってないジョンボーAを白馬から川に連行して来たのである。

㈱シェルパ兄弟社は、社員同士で騙し会うのが社風のようだ。

こいつは一筋縄では接待は成功しないぞ。


さあ、いざ出発。

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ココペリさんとの事前トークがあったからか、ヒゲ童貞もすっかり元気にピースサインだ。

しかし即座に「あの現場」がやってくる。

クラブ板取の蝶の最大の難所。

かつて「板取事変」という歴史的な事件が勃発した場所。

「アゴ矢作の瀬」である。(参考記事:板取事変〜警察のちクレーン時々竜巻〜


早速我々は上陸しスカウティング。

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そしてこの名所をスカウティングした者が必ず口にする言葉をこの二人も呟く。

「なぜこんな簡単な場所で...」と。

童貞のヒゲ面社員ですら「まさかこんなに早く...」と、かつての先輩童貞達の早漏ポイントを前に愕然としている。


そして「俺はそんなヘマはしない。俺は若いんだ!」とばかりに角度をつけて若さをアピール。

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まるでスポーツ紙の凄十の広告の「彼、どうやら飲んだらしい」の一コマのようではないか。(分かる人だけで良い)

しかしあまりいきり立ってアゴ矢作の二の舞になっては困るので、時折上陸しては社長に教えを請うヒゲ乳首。

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僕も一生懸命教えるんだが、どうしても教え方が長嶋茂雄スタイルなので伝わらない。

それでも前から僕、後方からランボー社長が凄十ヒゲ夫を挟み込むという鉄壁のガイドを展開。

彼にはこの開放的な快感を心行くまで堪能しながら男になって欲しい。

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これにはヒゲも大満足。

しかしこのように多少慣れて来た所から、このクラブ板取の蝶はおもてなしを開始する。

急にミラーボールがクルクル回り出し、激しい音楽と共に瀬の登場。

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しかしまだ川の怖さを知らない童貞野郎は、ひょうひょうとした表情でこの瀬を乗りこなして行く。

後で聞いたら「ひょうひょうとしてたんじゃなくて、必死すぎて顔がこわばってたんです」と言っていたが、その時の我々にはそれが伝わっていない。

なので我らは勝手に「あ、こいつ調子に乗り出したな。浮かれてやがるな。」と判断。


こうなってくると、仕事とはいえいちいち教えるのが面倒になって来る。

しかもこのドヤ顔である。

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童貞野郎が陥りがちな「あれ?俺ってその線で才能アリ?」っていううぬぼれ。

ここまではベテランホストのココペリさんの安定感と、ランボー社長と僕のサポートがあってこそのノー沈。

これには社長も見かねて「マゾ商事さん。もう彼の面倒は見なくていいですよ。」と、ニヤリとしながらあっさりヒゲ社員を見捨てたのだ。

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さすがはかつて激流で沈した際、己の子供より先にパドルを助けて嫁さんにド叱られた男だけはある。

愛する社員をあえて千尋の谷に突き落とし、自力で這い上がって来る事を望んでらっしゃるのだ。

僕はそんな社長の男気に心を打たれた。


こうして僕とランボー社長は、ヒゲ挟み込みのフォーメーションを解除して彼を置き去りにして行く。

突然置いてけぼりを食らったヒゲは必死で僕の後を付いて来る。

僕はあえて流れの激しい所に攻め込み、うぬぼれヒゲ童貞を巧みに誘導。

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後方を振り返れば、ドカーンっと波に跳ね上げられるうぬぼれ童貞の姿。

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さあ、ここからが弊社(マゾ商事)が得意とするマゾ接待。

続いて現れたのは川の流れが3つに別れる場所。

そこに突入する直前、ランボー社長は右、僕は左に展開。

そして行き場を失ったうぬぼれ乳首は、そのまま最難関の真ん中のルートに吸い込まれて行く。

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そして最後に待ち受けていた落ち込みに、彼は「回転」しながらケツから落ちて行った。

これぞジョンボー川下り奥義「ジャギスペシャル(ローリング後方ひねり段差落ち)」である。


しかしそれでも彼はなんとか踏ん張って沈せずに必死で我々に食らいつく。

なにやら遠くの方から「コラー!待って下さいよー!俺童貞なんすよー!もう見捨てるんですかー!」と聞こえたような気がしたが気にしない。

そんな必死な社員を全力で振り切ろうとするランボー社長。

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確かに我々は「パックラフトを1から教えます」とは言ったが「2からも面倒を見る」とは言っていない。

我らのモットーは放任放置主義。

死にたくなかったら己の手でその道を切り開け。


そして息つく暇も与えず再び激流まみれに。

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振り返れば、横向きのまま瀬に突入して来る哀れな童貞の姿が。

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そしてさらに接待の勢いは増す。

うぬぼれた童貞を鍛えるには、激しいだけじゃなく緩急が必要だ。

ここまで散々突き放しておいて、急にストップして「記念写真撮るからそこで体勢キープして!」と指示。

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これにはたまらず流れに押し流されまいと必死のパドリング。

この上腕二頭筋破壊のスペシャルマゾ接待に悦びの笑顔が止まらない童貞ジャギ。

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しかも「ごっめ〜ん。写真撮れてなかったわ。もう一回。」と僕の追い打ちにも晒される。

きっとこの時のサングラスの奥は白目むいてたに違いない。


しかしこれこそが我らの愛。

アブノーマルな彼に通常の童貞喪失なんてさせるわけにはいかない。

これから立派な社会人として、新人の彼にはあえて荒波を被っていただいたのだ。

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どうか感謝して欲しい。

むしろ初心者講習代として2万円くらい貰いたい所である。



やがて腹も減ったんでランチで接待。

マゾ商事のランチは、基本「水を作る」所から始まる。

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何か卑猥な物を絞っているように見えるがさにあらず。

これが最近、㈱シェルパ兄弟社が運営するランボーズデポで買わされた携帯浄水器「ソーヤーズミニ」である。

そしてその水で米を炊くべく、これまたランボーズデポで買わされた焚き火用の「アルミポッド」にて炊飯。

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これでもかとばかりに「御社の製品を愛用してます」アピール。

出来る男の接待とは、このような細やかなアピールが出来るかどうかなのである。

そしてあえて煙の流れる方ばかりに移動して「頑張ってる感」を演出。

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子供たちよ。

今お父さんは必死で働いているぞ。

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どうだ、昼間のパパは光ってるだろ?

いい汗かいてるだろ?

お前達も、お父さんみたいに立派な社会人になるんだぞ。

遊びに行くのは週末だけにしておけよ。


しかしである。

この炊飯接待には若干時間がかかる。

なんと㈱シェルパ兄弟社の二人は「炊飯するなんて聞いてませんでした」と言ってコンビニ弁当食ってるじゃないか。

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それでもお父さんは諦めない。

しっかり石で圧力かけて...

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じっくり蒸らして...

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できあがり!

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驚異的な艶、そして立ち上るご飯の香り。

何気に初の焚き火炊飯(以前はめし袋使ってた)に感慨もひとしお。

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もう今後アルファ米なんて食えやしない。

ウマすぎて感動が止まらないのだ。


しかしである。

なんとここに来て「悪寒」も止まらないのである。


実はランボー社長の忠告を無視して、「多分暑いでしょ」という判断によってフルドライスーツを着て来なかった私。

ここまでのずぶ濡れと、このやたら時間かかった炊飯タイムによってすっかり体を冷やしてしまったのだ。

間違いなくこれはいつものように風邪引くパターンである。


ひとまずランボー社長が新人社員に「もっと火を焚いてあげなさい」と指示。

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しかし何気に山ウェアしか持ってないヒゲ社員も、ここに来て寒さで打ち震えている。

あまりに寒いから、この後僕とヒゲ社員でリアルに相撲を取ったほどだ。

平日金曜日の午後に、40近い濡れたおっさん同士のおしくら相撲。

こういう人達の事を、世間一般では「社会生活不適合者」と言うんだろう。


さあ、腹も満たしたし社会の枠からもはみ出た所で再出発。

ここからは童貞ヒゲ朝青龍もちゃんと置いて行かれる事なく、優雅にクラブ板取の蝶で夢見心地タイムへ。

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そして散々接待し、散々働いた所でそろそろお開き。

ゴールの川原にて退店のお時間がやって来ました。

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大満足のランボー社長と、まだ未練タラタラで川に後ろ髪を引かれるヒゲ白目。

しかしもうこれで彼は立派に川童貞を卒業。

あれ程ほったらかしにされたのに、見事に最後まで沈する事なくココペリさんを乗りこなした。

この自信に満ちた胸の張りようが全てを物語っているではないか。

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もう乳首しか立ててなかったあの頃にサヨウナラ。

これからは己を立てて独り立ちして欲しい所である。


そして僕の方としても接待は大成功。

やはり全力で働いた後の気分は爽快である。


我々はその後、温泉に入って冷えきった体を温めた。

そして僕はそろそろタイムカードを押す時間に。

大好きな仕事が終わってしまうのは切ない。

しかし私には帰りを持ってくれている家族がいる。

残業はしないのが私のモットー。

残業なんて仕事の効率が悪いダメ社員がすること。

というか残業したら色々バレちゃう。


こうして僕は定時に上がり、一路我が家を目指して帰宅。

家に着くと、子供達が玄関まで出て来て純朴な笑顔で「おかえりなさい」と言って抱きついて来る。

僕は「ハハハ。良い子にしてたかな?あんまりお父さんに近づいちゃダメだぞ。ちょっと仕事がハードで風邪引いちゃってるからね。」と優しく言う。


そう。

私は人間のクズ。

モンドセレクション・社会生活不適合者金賞受賞の男。


そして他の二人の社会生活不適合者も近くで車中泊して待機中。

そして翌土曜日の朝、彼らは「昨日一緒に遊びました」的なそぶりを一切出さずに僕を迎えに来た。

そしてしれっとそのまま京都に向かって車を走らす。



そう。


我らの名はシャカイフテキゴーシャーズ。


この世に遊び場がある限り。


この熱い戦いは終わらない。


昼間のパパは「男」なのである。





るろうに中年・京都大火編へ   〜続く〜



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今回も最悪な感じでしたね。

毎度言うのもなんですが苦情は受け付けません。


それではおまとめ動画であります。

動画くらいは爽やかにまとめております。



あと参考マップです。

初めて下った時と同じルートだから、その時のマップ載せておきますね。



当時と違うのはスタートの川原が綺麗に整備されてたのと、告白未遂の瀬が消滅していた事くらいです。


やっぱ板取川は良い川だ!


川に咲く花〜板取リベンジ〜

Posted by yukon780 on 28.2013 板取川/岐阜 4 comments 0 trackback
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清流に咲く一輪の花。

空に浮かぶように川底に影を落としながら、浮かれた信号艦隊が流れて行く。



場所は清流板取川。

そう、この花が咲く3日前に「板取事変」が勃発したあの川だ。(参考記事:板取事変〜警察のちクレーン時々竜巻〜


その時はチーム・マサカズのチェリーメンバーズで挑み、わずか「2分」という早さで早漏撃沈。

そして警察やクレーン車が入り乱れるという、非常にスペクタクルな展開に突入して行った因縁の川だ↓

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そんなチーム・マサカズの無念を晴らすべく、今回新たに立ち上がった者たちがいる。

このGW中に四国遠征をしていた、毎度お馴染みの「横浜組」の面々だ。


彼らは四国からの帰りにわざわざ岐阜に寄ってのリベンジマッチ参戦。

「チーム・マサカズの分まで我々が花を咲かしてみせる」とばかりに気合い十分な横浜組。

そのやる気具合は、中日から横浜に移籍して大暴れしているトニ・ブランコのような迫力だ。


僕としても、走り続けたこのGWの最終日。

3日前の哀しい記憶を払拭するリベンジマッチ。

「本来の板取川の川下りとは何ぞや」を示す時がやって来たのだ。


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前回と同じスタート地点。

四国帰りの横浜組が意気揚々と集結だ。

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B旦那、バターN、ダッチャーS、マゾ、B女房のお馴染みメンバー。

まさに去年のGWを共に戦ったメンバーが今年も集結したのだ。


思えば去年のGWは、僕の壮絶な「発熱死」によって四国からの強制撤退を余儀なくされたという哀しい結末だった。(参考記事:激流どうでしょう

「今年こそは美しくGWを締めてみせる」という意味では、僕にとっては2つの意味でのリベンジマッチなのだ。


そして今回はなぜか僕一人でのこのこ遊びに来ている。

本来ならいつものように「りんたろくん同伴」が僕の外出条件だが、実は前日りんたろくんが咳き込んで若干風邪気味な事が発覚。

いつもならそのまま嫁によって「外出禁止令」が発令される局面。

しかし僕は「彼らはわざわざ横浜から四国経由ではるばるこの岐阜まで来てくれた。ホストとして彼らをご案内する義務が私にはあるのです。私が行かなければ、彼らは岐阜の山奥で空しく路頭に迷う事になるのです。」と熱弁を振るう。

そして見事に、僕単独での外出許可が奇跡的に発令されたわけだ。

そして僕は満面の笑みを噛み殺しながら「じゃあ、行って来る」と渋い表情でここに来たわけだ。

これにて全力でこの最終日を遊び倒す準備は万端整ったわけです。



そして意気揚々と出発。

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大快晴と大清流に囲まれてご満悦なメンバー。

清流王国四国帰りの彼らも唸らせる程の清流度。

本日も本気の板取川の清流っぷりが我々に襲いかかる。


しかしこの時点でただ一人浮かれていない男がいる。

もちろんそれはこの3日前、スタート2分後に不幸に突き落とされた過去がある僕だ。


早くも迫り来る「伝説のテトラポッド」。

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今後長らく「アゴ矢作の瀬」と恐れられる難所の登場だ。


しかしここが難所なのはあくまでもチーム・マサカズ内だけのお話。

もちろん横浜組は「ほぅ、ここがかの有名なアゴ矢作の瀬」かと、横目で見ながら軽々と越えて行く。

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「チーム・マサカズの無念を晴らす」と意気込んで来たものの、あまりのチョロ瀬に驚愕するメンバーたち。

そして同時に「なぜここで?」という疑問の表情。

彼らなりにチーム・マサカズの底力に恐れを抱いた瞬間だ。


そんな感じでさっさとリベンジを果たした横浜組。

ここから先はチーム・マサカズが見られなかった「本来の板取川」がスタートする。

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前回は水の美しさを満喫する時間すらなかったが、やはり素晴らしすぎる透明度だ。

横浜組も「清流と見込んではるばる行った四万十川に裏切られた」という思いが強かったらしく、ことのほか感動してくれている。

そしてこの清流度は心までも浄化。

B夫妻に至っては、知らず知らずのうちに正座での「皇族漕法」に切り替わっている。

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礼をもって板取川に接する高貴な夫婦。

これを見た僕とバターNコンビも負けじと清らかな気持ちへ。

しかしそんな我々コンビのダッキーに、そうはさせじと鳥のフンがダイレクトに襲いかかる。

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広い広い川のこの一点に落として来るとは、敵も中々やる。

汚れマゾと庶民バターにはこのフン付きダッキーがお似合いだ。

しかし本当の被害者はこのダッキーの所有者であるダッチャーSなのかもしれない。


そのダッチャーSは快適に僕の相棒「ゴエモン」を操って清流を堪能。

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思えば彼は去年のGWに、僕の主催するマゾ塚カヌースクールに入校した途端に「渦に巻かれる」という鮮烈のデビューを果たした男。

あのセンセーショナルなデビュー後、彼はゴエモンと色違いの「NRSバンディット2」を購入して1年間の修行を積んでるから、見事なパドリングを披露している。



その後も快適な瀬と清流区間が断続的に現れる。

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やはり圧倒的な気持ち良さを誇る川だ。

何とかしてチーム・マサカズメンバーにも体験してもらいたいもんだが、彼らはこの川にウルトラマンよりも短い時間しか留まることが出来ないのが残念だ。


瀬の無い所では優雅に漂い、これでもかと清流を堪能。

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優雅すぎて、バターNがそのまま優雅に寝たまま瀬に突入。

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何気にここで一番危険なのはバターNではなく、一眼カメラで撮影しながら瀬を越える僕だったかもしれない。


こうして徐々に浮かれ出してしまったメンバーたち。

ついにはダッチャーSが、マゾ塚カヌースクールの教訓「マゾれぬなら マゾってしまえ ホトトギス」の教えを守って果敢なスタイルで瀬に突入して行く。

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そして最終的には「土下座スタイル」でのフィニッシュ。

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ついに彼も僕の十八番「土下座」を身につけたか。

講師としても成長した生徒の姿を見るのは実に誇らしいものだ。

これでダッチャーSも、いつでもサドの嫁さんを貰っても戦って行ける事だろう。



やがて以前僕が見つけておいた撮影スポットの岩場に到着。

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当時は僕一人だったから、岩の上にカメラをセットして必死でカヌーに戻って苦難の撮影だった。

結果的に「ぽつん」としたなんとも寂しげな写真になった。(当時の写真↓)

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しかし今回はこんなに仲間がいる。

本来はチーム・マサカズのメンバーで咲かせるはずだった花が、今横浜組によって見事に板取川に咲いたのだ。

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そして間髪入れず、僕も加わってもう一花咲かせます。

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見事なる浮かれっぷり。

出来るだけ浮かれないように注意していたが、あまりの楽しさに思わず僕ごときのような人間が浮かれてしまった。

もちろんこんな暴挙を神が許すはずが無い。


このあと、撮影してくれたB旦那からカメラを受け取ろうとした僕に神の鉄槌が下る。

僕は岩で足を滑らし川に落下。

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そして這い上がった時に再び足を滑らして脇腹を痛打。

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さらに勢いで弁慶の泣き所を岩に打ちつけて悶絶。

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絵に書いたような一人舞台が展開され、浮かれてしまった代償を体で支払う男。

もちろんこれは、急激な悪天候で代償を支払う前に自らを犠牲にした涙ぐましい彼の男気。

ホストとして、横浜の皆さんにご迷惑をかけないためにすすんで生贄となったのである。

そして何気にこの一部始終をしっかりカメラに収めている辺りはさすがB旦那。

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ツーと言えばカー、マゾと見ればシャッター。

深い友情の成せる技だ。



カヌー花と一人マゾ花を咲かせた後は、優雅に藤の花を見ながらのツーリング。

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そして快適な瀬を越えて行くと、

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僕が「アンパンマン」と呼ぶ、快適な休憩スポットへ到達。(名前の由来は過去の記事参照:清流悶絶デート〜板取さんの恥じらい〜

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夏場になるとBBQの人で溢れ返るこの場所も、この時期は独占状態。

そしてこの透明度。

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そのあまりの水の奇麗さに、まだまだ寒い時期だというのに久々にバターNの水上槍ヶ岳が炸裂。

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我慢できなかったんだなあ。

彼の変態度は相変わらずのようだ。

でもこのようにいい歳こいて純粋に川を遊び倒す姿は、バターNと言えど実に美しいものだ。


一方で止まらない好奇心を制御できない女、B女房も勝手に自由行動開始。

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アンパンマンの川原は、瞬く間に「カヌーが空を飛んでいるような写真」に収まる事を誰よりも愛する彼女を陸から3人の男達がカメラで狙うというグラビア撮影会場に。

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山間に男達の低い声がこだまする。

「ああ!いいよ!いいよ!」「もう少し右にお願いします!」「今、浮いてます!」「パドルで波立てないで!」

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周りから見たら、「浮遊アイドルB女房によるファン感謝祭」的な熱狂的撮影現場に。

ひとしきり撮影を楽しんだ後は、ファンとともに記念撮影。

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やはり良い川は何をやっても単純に楽しいのだ。



その後も快適にツーリングは続き、

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再び以前見つけた、岩場のおすすめ撮影スポットへ。

渾身の浮遊写真にて、岐阜県民から横浜のシティボーイズ&ガールへ精一杯のおもてなしだ。

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これで横浜の皆さんもご満足していただけたに違いない。

接待を気に入っていただけたんなら、出来ればトニ・ブランコを中日に返していただけないだろうか?


そしてあとはユラユラと流れて行ってゴールです。

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完璧だ。

久しぶりに完璧な川下りをした気分。


欲を言えばもう少し暑い時期に潜って魚と戯れつつ、ビール飲みながら流されて、完璧な川原で焚き火&キャンプと洒落込めたら最高だが、今の僕にはそれは望み過ぎだ。

今の僕にとっては、警察とクレーン車が登場しなかっただけでも最高じゃないか。

今回こうして平和な川下りが出来たのも、チーム・マサカズが事前に代償を前払いしてくれたおかげなのだ。

みんな、ありがとう。


やがてホクホク顏で横浜組は長い帰路につき、僕も大満足で帰宅した。

こうして長く短かったGWを全力で駆け抜ける旅は終わった。


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それでは最後に今年のGWのおさらいです。

4/27:和知野川冷戦カヌー
4/28:親子三代宇連山8耐登山
4/29:20キロ足助トレラン

5/3:板取川カヌー板取事変
5/4:キョウトライアスロン2013
5/5:こーたろくん初節句
5/6:板取川浮かれカヌー


1月にこーたろくんが産まれた時は「今年のGWは1日くらいしか遊べんだろうなあ」と思っていたが、実際に終わってみると「1日しか家にいなかった」という驚きの結果となった。

その代わり基本的な育児をこなしながらだから、随分とハードなスケジューリングで走り抜ける事になった。

しかし0歳児のパパでも「相当な無理をすれば遊び倒せる」という事をを証明できたのかもしれない。

しかし恐らく無理のし過ぎで、1年分くらいの寿命は削られた気もするがいかがか?


このペースで遊び続けて行けば、82歳くらいでエベレストに登頂しているかもしれない。

それとも42歳くらいで嫁に殺されているかもしれない。


人生何事もデッドorエベレスト。

進むも地獄、引くも地獄の遊び人魂。

この不治の病に冒されてしまった以上、真剣に山や川でリハビリの日々。

殺されたって三途の川を優雅にカヌーで川下り。


今のニッポン、たまにはこんな人がいてもいいじゃないか。

嫁にもここらでガツンと言ってやろう。



ほんと、スイマセンでした...。




板取事変〜警察のちクレーン時々竜巻〜

Posted by yukon780 on 14.2013 板取川/岐阜 4 comments 0 trackback
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楽しそうに川を下る男達。

しかし、こう見えても彼らは今「絶望」の真っ最中。

突然の敵の奇襲攻撃に対し、ついに打つ手が無くなって撤退を余儀なくされた瞬間だ。

一体彼らの身に何が起こってしまったのか?



誰もがワクワクの止まらないGW後半戦の初日。

そんな中で迎えたチーム・マサカズの今シーズンのカヌー開幕戦。

去年、気田川で壮絶な筆おろしを決めた彼らの2シーズン目が始まった。


その時の気田川では目も当てられない惨劇が繰り広げられた挙げ句に、チェリーたちの大暴走によって次々と僕の私物を破壊してくれたチーム・マサカズ。(参考記事:気田川デストロイヤー

それだけに彼らにとっても、今年は「去年とのレベルの違い」を証明する大切なシーズン。

今回彼らは「もうチェリーだったあの頃とは違う」とばかりに、大人の魅力全開で僕の期待に応えてくれた。

そして強烈な意味での「去年とのレベルの違い」を見せつけてくれたのだ。


それは過去最大級に救いようのない悲劇。

そんな「板取事変」の一部始終を、今回はしっかりと振り返って検証してみる必要がありそうだ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


GW後半戦の休みが始まった。

チーム・マサカズが集まったのは岐阜の清流「板取川」の川原だ。

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随分と早い時間の集合だったのには意味がある。

今回、僕には嫁によって「タイムリミット」が設定されていたからだ。


それはこの日、地元のショッピングモールで15時30分からウルトラマンとの撮影会があるらしく、りんたろくんが楽しみにしているから絶対にその撮影会にはりんたろくんを連れて行けという重大なるミッション。

その約束が守れるなら川に行ってよろしいという嫁のお言葉により、何とか今回の遊びを許されていたのだ。

撮影会に間に合わせる為には、12時30分には帰路につかねばいけない。


万が一この時間を守れなければ、僕の今後の遊び計画に重大な影を落とす事になってしまう。

そればかりか、遊び以前に嫁によって命を奪われる可能性だってある。

なので今回はチームのみんなには無理を言って早出していただき、板取川もショートコースの設定で万全を期した。


よっぽどの事がない限り、間違いなく撮影会には間に合うはずだ。

よっぽどの事がない限り...。


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今回も陽気に出発準備を整えて行くメンバーたち。

ヒモで股間を強調する変態が現れたり、

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国土交通省の現場監督が迷い込んだりして来る。

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彼は出発前の記念撮影の為だけに、なぜか毎回現場ヘルメットを持って来る事が義務づけられている。


この頃はまだみんな和気あいあいと準備を整えて行く。

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皆からも自然と笑顔がこぼれる。

何せこの日は、このチームには珍しく「大快晴のカヌー日和」。

もう楽しい事しか起きようのない抜群のツーリング日和。

今回ばかりはノントラブルで、ブログネタもなくて困った事になりそうだ。


そしてはやる気持ちを抑えながら準備を済ませ、出発前の記念撮影。

今回はゲリM、ビビるS、アゴ割れM、矢作C、僕の5名。

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みんなとても良い顔をしているじゃないか。


こんなに楽しかったのに。

このわずか数分後。

彼らの顔から笑顔は消える。



そんな事も知らずに、のんきに出発する男達。

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どこまでも優しい大快晴が微笑む中、どこまでも透明な板取川が迎える。

かつてないシチュエーションに、早くも浮かれてしまう男達。

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今思えばこの時のビビるSの「バンザイポーズ」が、この先の出来事を予言していたのか。

彼はこの数時間後に再び「バンザイポーズ」をする事になるが、もちろんこの時はまだ何も知らない。



そして笑顔のスタートからわずか「2分」。

カップラーメンすら作れない衝撃的な速さで悲劇が訪れる。


僕の背後では、スタートから電光石火の速さで信じられない光景が展開されていた。

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そこにあったのは、アゴ割れMと矢作Cコンビがテトラポッドに突入していく姿。

あれほど「テトラポッドは危ないから早めに回避してね」と注意したのに、アゴ割れMと矢作Cコンビは迷いなく一直線にテトラに突っ込んで行ったのだ。

案の定カヌーは強烈な勢いでテトラに張り付き、矢作Cは数十万円の一眼カメラとともに必死の脱出。

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出会い頭にも程がある早漏クラッシュ。

去年の童貞喪失から全く進化してないばかりか、酷くなってるじゃないか。


彼らは僕に「もう去年のようなチェリーボーイじゃないぜ」と見せつけたつもりかもしれないが、こんなのは僕が求めた成長の方向性ではない。

去年カヌー童貞を卒業した彼らは、変態度のレベルを増した状態で再び僕の前に現れたのだ。


大急ぎで盛り漕ぎして救出に向かう僕。

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楽しかったツーリングが一転、早くも悲壮感に満ち満ちた事故現場へ。

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猛烈な水流がことごとくカヌー内に侵入し、浮力体も入れてないカヌーはビクともしない。

そこで、ビビるSも参戦させてなんとか力でカヌーを引きはがそうと奮戦。

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しかしみんなテトラに乗っての作業で踏ん張れず、どんなに頑張っても全く動く気配もない。


このカヌーは「少しでも他の人にもカヌーを楽しんで欲しい」という願いで、僕が去年アゴ割れMに贈呈したもの。

決して「仲良くテトラポッドで力比べを楽しんで欲しい」と思って託したわけではない。


そんな中、わらわらとやってきた野次馬。

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今回は参加せず、見学だけに来たチーム・マサカズの「小木K」親子だ。

ここに来て、前回の気田川カヌーで僕のパドルを壮絶に破壊したミスタークラッシャーが登場したのだ。

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人が困っている姿を見るのが三度のメシより好きな小木Kが、実に嬉しそうにニヤニヤしながらこの惨事を見物している。

悔しいが、恐らく彼にとってはカヌーするより遥かに楽しい時間だったはずだ。


そんな好奇の眼差しに晒されながらも、相変わらず現場は必死の作業。

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最終手段として、僕のダッキーを突っ込んで浮力体代わりにしてみるという不毛な作戦。

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結果、ただの奇抜なオブジェが出来上がっただけで全くカヌーは動かない。

そして「もう人力では不可能だ」という結論に至り、絶望にまみれて川原に敗走する姿がオープニングの写真。

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さらには、その川原に上陸する時に激しく体勢を崩す男が一人。

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そして脇腹をツって苦しむという地味な追い打ちを楽しんでいる。

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彼は何も悪い事をしていないのに、元自分のカヌーが大惨事に巻込まれた挙げ句に脇腹までツって実に憐れな男だ。

一方で脇腹男からカヌーを託された男アゴ割れM。

出発当初は現場ヘルメットで元気だったのに、すっかり落ち込んで一気に老け込んでしまっている。

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呆然とテトラに張り付いたカヌーを見つめるアゴ割れM。

失敗を悔い込んでいる状態でも、彼のオシリだけは相変わらず食い込んでいる。

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このチームは大惨事になる程に、必ず誰かが余計なシャッターを切っている。

どんな時でも油断は禁物だ。



万策尽きて、僕は周辺のカヌーショップに電話してカヌー救出方法を聞いてみる。

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しかしショップとしてはレスキューできるシステムはあるが、一般向けには出動できないとのこと。

あとは水が引くのを待つしか方法はないとの事だった。


さらには「カヌーだけ川にあって人がいないとなると、人が流されたと思われて通報される可能性があるから警察には連絡しておくように」という事態に。

何やら大変な事になって来てしまった。


やがて僕の通報により、二名の警察官が登場。

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たちまち現場は風雲急を告げる、まさかな展開に。

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いくらまさかを楽しむアウトドアマゾ集団チーム・マサカズとは言え、ついに警察の厄介になってしまうなんて。

ひとまずこの場で状況を説明し、今後どうしたら良いかの指示を仰ぐ。


この状況、事情を知らない人から見たらこんな感じで写るかもしれない。

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あくまでも誤解が無いように言うと、要は水が引くまでカヌーをこのままにするけど通報があっても驚かないでねって事を伝えているだけです。

怒られているわけではないので、家族のみなさんはご心配なきよう。


そんな職質の最中、大胆にも僕の大事なソーセージを盗み食いする悪党がいる。

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僕が「ここぞ」という時に食べようと楽しみにしていた明宝ハムの高級ソーセージを、小木Kが勝手に食っているではないか。

僕はその場で警察官に訴えようと思ったが、彼は「だって落ちてたもん」とシラを切る。

いつか彼の大事な車を「だって落ちてたもん」と言って、ガリバーに持って行こうと心に決めた瞬間だ。


そうこうしている間も、水圧でメリメリとカヌーに埋まって行くテトラポッド。

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思えば10年以上僕とともに全国の川を旅して来た思ひでの初代相棒。

言ってみれば僕にとっての寺脇康文。

何とかして助け出したい。


警察としても仲間の寺脇くんを助け出したいという事で、わざわざ車の整備工場に連絡を取ってくれた。

そして「4tのクレーン車なら、引っ張り出せるかもしれない」との情報を入手し、我々はそれにすがる事に。



そこからはひたすら警察官たちとともに、クレーン車の到着を待つ。

しかしGW初日だけあって、待てど暮らせどクレーン車はやって来ない。

この信じられない大快晴のカヌー日和に、ひたすら川原で待機する男達。

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思えば我々がスタートしたのはこの橋のすぐ向こう。

距離にしておよそ100m。

ボルトならたったの9秒で走れる距離だ。


嫁との交渉の末に、やっと苦労して手に入れたこの午前中の素敵なお時間。

これは新手の拷問なのか?

天によるこの新しい仕打ちに、今にも感謝して泣いてしまいそうだ。



そしてそうしている間にも刻々と時は刻まれて行く。

ここを12時30分には出て帰らないといけないのに...。




どれほど時が経っただろう。

ついにクレーン車到着。

実にこの時12時15分也。

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ついに諦めて嫁に電話で事情を話す。

「あのね、ちょっとと言うか大分遅れそうなのね」と。

すると電話口からは嫁奥義「漆黒の無言」。

僕はガタガタ震えながら「いや、のっぴきならない状況でね。何だか色々あって警察が来てクレーンが来てこの場を離れられないのよ。遊んでるわけじゃないんですよ。」と必死で訴える。

しかし嫁は「知らんがね。はよ帰って来い」とピシャリ。


こうなった以上、とにかく今出来る最速でカヌーを救出して帰る必要がある。

こんなことで命を落としたくはない。

ダメなりに頑張ったという形を整えて、誠意を示す事が重要だ。


僕は快晴の楽しいカヌーツーリングをしに来たはずだったが、結局いつものようにスペクタルな展開の中に身を置いている。

何故いつもこうなってしまうんだ?



とりあえず僕とビビるSがクレーンのロープ固定係となり、クレーン車のあんちゃんとの共同作業。

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クレーン車のあんちゃんも川からカヌーを引き上げる経験なんて初めてなだけに、現場は全員が手探り状態。

何とか試行錯誤の末、ビビるSの活躍で取付け成功。

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スタートの記念撮影していた頃、数時間後にこんな状況になっているなんて誰が予想しただろうか?

もはや「本格的な事故現場」的なビジュアルで、警察官もいるもんだから地域の野次馬もワラワラと集まって来る始末。

そんな中で必死の見せ物作業をするピエロたち。

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何とかカヌーがズルリと移動。

その瞬間、水流を堰き止めていたカヌーが外れた事により、流れが全て僕に襲いかかる。

結果僕はその場に滞留する事敵わず、空しく押し流されて川原へ漂着。

あとの運命は、全てビビるSとクレーンあんちゃんに委ねられた。

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何だかビビるSがテトラに埋まってて、凄くシュールな絵だ。


そしてあとは上げるだけの状態かと思いきや、カヌーの先っちょが岩と岩の隙間に入り込んでしまうという奇跡的な追加アクシデント。

そこに隙間があった事も驚きだが、その隙間にピンポイントで突き刺さるあたりはさすがチーム・マサカズだ。


現場ではビビるSが必死の作業で反対側へロープを移動させる。

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恐らくこれであのカヌーは無傷で救出される事は無くなるだろう。

10年来の長い付き合いで、今まで数々の困難を切り抜けて来た寺脇くんだったが、ついにお別れの時が来たようだ。

僕は全てを諦め、寺脇くんの名誉ある殉職に合掌。

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するとこの祈りが、変な形で天に届いた。

僕は何かの呪文を偶然にも唱えてしまったのか?

過去、落雷やみぞれなど多くの気象を操って来た僕に新たなる力が。

ついに現場に「竜巻」が発生した。

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皆さんは目の前で竜巻が発生する現場に出くわした事があるだろうか?

そして自分の大切な防風ジャケットが、天に舞って行く姿を呆然と眺めた事があるだろうか?

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もう今更何が起きても驚かないさ。

ここは「板取川ゴールデンウィークフェスティバル」の会場。

警察もクレーン車も竜巻も入り乱れ、皆で仲良くワッショイワッショイだ。


そして祭りのコーフンが最高潮に達するメインイベント。

この地方に300年伝わる伝統行事「上げカヌー」で、五穀豊穣を神に祈る瞬間がやって来た。

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今年の年男に選ばれたビビるSの渾身の上げカヌー。

観客からはヤンヤの歓声。

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ついに長い長い戦いの末、見事に上げカヌーの神事をやってのけた年男ビビるS。

カヌースタート直後以来の「バンザイポーズ」が飛び出した。

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祭り囃子が鳴り止まない。

会場は興奮のるつぼと化し、縁起男にあやかろうと我も我もと押し寄せる観客たち。

上げられたカヌーに触れると、その1年は無病息災と言われている。

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さらに縁起がいい事に、なんとあれ程絶望視された寺脇くんは無傷だった。

恐るべき頑丈さ。

次回からは「上げカヌー」ではなく、ちゃんと川を下らせてやりたいものだ。


そして無事に神事を終えた我々は、クレーン神社へ15,000円を奉納。

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これぞチーム・マサカズ流の進水式。

これで今シーズンは無事故で楽しめそうだ。(今回のは事故ではない。神事である。)

そう思えば安いものだ。



そしてこの時点で13時15分。

ウルトラマン撮影会の15時30分まで、頑張ればひょっとして間に合うかもしれないという光明が。

天はまだ僕に「生きろ」とおっしゃってくれているのか?

嫁に殺されるにはまだ惜しい男だと言ってくれているのか?


事後処理を済ませ、僕だけ急いでその場から撤収。

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一体何しに来たのだろうか?


一応GPSで取ったログを載せておこう。

この「板取川ウルトラショートコース」を、是非今後の参考にしていただきたい。


より大きな地図で 板取川事件 を表示

・カヌータイム:2分
・待ちぼうけタイム:2時間
・上げカヌー神事:1時間


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


壮絶な板取川GWフェスの会場からの脱出。

そこから猛スピードにて帰還して行く男。

嫁と電話で協議の末、嫁とりんたろくんはお義母さんの車で直接現地で待つということになり現地集合へ。


そしてフラフラになりながらショッピングモールにたどり着いたのは「15時20分」。

汗だくになりながら、大急ぎでショッピングモール内を駆け抜ける異質な男。


そして見事にりんたろくんと合流した時には、ちょうどガリガリのウルトラマンが登場して来たタイミング。

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ドンピシャのタイミングで命をつなぎ止めたぞ。

そしてりんたろ先生にはバルタン化していただき、

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ウルトラマンとの会合の席へ。

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後ろもつかえているので、サクサクと写真を撮って、

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終了。

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このたった数分間のために、お父さんは随分と長く戦って来た気がする。

今のお父さんなら、このガリガリのウルトラマンなんて簡単に倒せるぞ。

しかし川帰りの汗だくお父さんは、ウルトラの母に「クッサ!恥ずかしいで近寄らんといて!」とサドリウム光線を浴びせられて爆死。

頑張ったんだけど、やはりこうなる運命だったのか。




こうして長い長い「板取川カヌーツーリングもどき」が終わった。

壮絶なるGW後半戦のスタートだ。


そして男はそんな絶望的な疲れを引きずったまま、翌朝3時に旅立って行った。

のんびり回復している場合ではない。

向かった先は京都。

もちろん観光なんてしない。

目的は「M」、その一点。


哀しきウルトラマゾは、M78星雲へと消えて行った。

祭りはまだまだ始まったばかりなのだ。


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