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ヤツオリンピック・硫黄岳後編〜埋没マゾ遊戯〜

Posted by yukon780 on 20.2014 硫黄岳/長野 0 comments 0 trackback
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硫黄岳山頂に仕掛けられた衝撃の罠。

後に「クソ&クライの悲劇」と呼ばれた歴史的な事件。

これが小学生なら、間違いなく「うんこマン」というあだ名がつけられる大惨事だ。


しかし一説によると、硫黄岳の名前の由来は「山頂のとある場所から硫黄の香りが漂う」というところから来ていると言うウサワもあったりなかったり。

だとすると、真の硫黄岳の山頂を踏んだ(掴んだ)のはレジェンド団長だという事になる。

この団長の持ち前の嗅覚で、なんとか偽の山頂標識に惑わされる事なく硫黄岳を制した日本選手団。

これは実に美しいエキシビジョンが完成したと言わざるを得ないだろう。


しかし美にどん欲な彼らのエキシビジョンはまだ終わらない。

残すは快適な下山だけだが、残念ながら彼らはアルピニストではなくあくまでもマゾピニスト。

快適な道でこそ、己のマゾを開拓する求道者達。

かつて歴史上の偉人が放った言葉「マゾれぬなら マゾってしまえ ホトトギス」という訓示に則り、自らマゾり出す日本選手団。


ついに終焉を迎えるヤツオリンピック。

そんな彼らの最後の戦いの模様を、しっぽりと振り返って行こう。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


クソ&クライの悲劇を乗り越え、見事に硫黄岳を制覇した日本選手団。

観客達の拍手を背に、栄光のリンクから去って行く。

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前日から続くこの日本選手団の華麗な演技に、観客達からは「ありがとー!」という声が飛び交う。


選手達も激戦の連続で、体中が傷だらけで疲労の色も濃い。

足のリーチが合わず苦戦した者、胃もたれで吐きそうな者、金が全てだと言って汚れてしまった者。

中には本当に汚れて手がウンコ臭い者や、背中がウンコ臭い者もいる始末。

ここまでの激しい戦いを物語る名誉の負傷の数々。


しかし彼らの顔は実に晴れ晴れとしている。

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悲願の金メダルを手に入れ、エキシビジョンでも世界中に感動を届ける事が出来た。

母国を捨ててまで日本に帰化したこの二人も、ご覧の笑顔でやりきった感が溢れかえっている。

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そして彼らは、外国人である自分たちを受け入れてくれた選手達に感謝のプレゼントを開始。

弟のジョンボーAが「コレカンシャノシルシ。ミンナデタベルヨロシ。」と言って、行動食を振る舞い始めた。

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どうやら彼曰く、シェルパ族に伝わる伝統的な行動食で名を「カニカマ」と言うらしい。

見た目はカニの身のようなスティック状の食べ物で、非常に美味で渋い行動食だ。

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しかし良く考えたらこの男、山頂でクソ&クライのウイルスを背中に受け入れてしまった男。

たちまち日本選手団にうんこ感染が広がって行く。

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まさに「シェルパパンデミック」。

このシェルパ族の伝統行事によって、身も心も一つになった日本選手団。

これは腹を下す前に急いで下山しないと大変な事になるぞ。


こうしてひとしきり異文化交流を楽しんだ日本選手団は、自らが硫黄の香りに包まれてしまわないように急いで下山してく。

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後はただひたすら下山してくだけのノンマゾな世界。

しかしここでやはりあの男が動く。


何を思ったか、レジェンド団長がトレースを外れてあえて新雪の世界に突っ込んで行ってしまったのだ。

そして案の定、彼は雪に埋もれて身動きが取れなくなっている。

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やはり彼の中のマゾの血が、負の方負の方へと彼の運命を導いて行ってしまうようだ。

体は雪でがっちりと固定され、結構な恐怖も襲いかかる。

何とか力で這い上がり、必死でもがけばもがくほどおマゾな世界が展開されて行く。

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アリ地獄に捕まった白豚野郎の哀れ極まりない世界。

しかしこのまさかな別行動マゾを目撃したパパラッチKのバズーカレンズには、もがきながらも「ニヤリ」が止まらない変態の姿が激写されていた。

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パパラッチKはこの時、この写真を「八ヶ岳山中にマゾイエティ出現」の見出しで東スポに売り込んで一儲けしようと頭に浮かんだらしい。


そんな中、マゾイエティは後方に向けて「こっちは相当なマゾい状況だ!危ないから来ちゃダメだ!」と注意を促す。

しかし時すでに遅し。

彼が振り返ると、まさかの「マゾイエティ妹」が運命に逆らえずに埋まってしまっているではないか。

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飛んで火に入る冬のマゾ。

あれほど来ちゃダメだと言ったのに、やはり彼女もそのおマゾな宿命に身を任せてしまったようだ。


しかもこのおマゾ被害に巻き込まれた者がもう一人。

なんとあのベテランシェルパ族の男までも思いっきり埋もれて、このオプションマゾに参戦してしまっているではないか。

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だがこの悲惨な状況にゾクゾクが止まらない彼は、「ドゥへ、ドゥへ、ドゥへへへ」といつものように変態的な笑みが止まらない。


こうして見事にアリ地獄に吸い寄せられてしまった3匹のマゾ。

普通に下山すれば良かったものを、何故彼らはこのように哀れにもがき苦しむのか?

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特にこの二人は共に立派な二児のパパ。

四十路間際で一体何をやっているのか。

彼らの嫁さんが、年々冷たい視線になって行くのはこの辺に原因があるとしか思えない。

それでも彼らの顔は少年のように輝いたニヤリが溢れている。

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家庭では見せる事の無い輝いたニヤリを炸裂させながら、必死で木に掴まる重度のマゾ患者たち。

いつか嫁さんにも分かってくれる日が来ると信じて、今日もお父さん達は戦っているのだ。


一方、再び足のリーチに苦しんで脱出できない帰宅困難者。

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蝶よ花よと大事に彼女を育てて来たご両親は、この姿を見て何を思うのか。

まさか蝶を通り越して「マゾイエティ妹」として東スポの一面を飾る事になるとは思ってもいない事だろう。



その後、なんとか木に掴まりつつ這い上がって脱出に成功したマゾイエティ三兄弟。

雪って埋まると本当に動けなくなるんだねって事を、身をもって学ぶ事が出来た。


しかし我々マゾイエティの存在が世に知れてはいけない。

なんとか我々の事を東スポに売り込もうとしている奴を成敗しなくては。


こうして自分たちの姿を激撮したパパラッチ野郎の討伐を開始したマゾイエティ三兄弟。

慌てて逃げるパパラッチKを、後方から妹の低血圧イエティがシリセードで追撃。

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そしてイエティ達の迫力に追いつめられたパパラッチK。

彼はそのまま木に激突して自滅。

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そして欲にかられた男は、そのスクープ写真を売り込む前に絶命した。

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これにてマゾイエティの秘密は守られた。

ロマンはロマンのままにしておいた方が人類のためなのだ。

我々はこの八ヶ岳の森の中で、ただ静かにマゾりたいだけ。

放っておいていただきたい。


そしてイエティ三兄弟は、満足げに森に帰って行った。

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こうして日本選手団による余興「森の住人と金の亡者」という演目が終了。

このアンコールエキシビジョンに対して、観客席はすっかり大満足のスタンディングオベーションだ。


これにて完璧なエキシビジョンをこなすことに成功した王者日本選手団。

あとは優雅に八ヶ岳の森を堪能しながら、威風堂々と下山をかますのみ。

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しかしここに来て、連日の激戦の疲れが足に来て足がもつれる者が続出。

もはや疲労のあまり、脳から送られる信号と末端神経との間にタイムラグが生じているのだ。

時折休憩を入れながら下山して行くが、ベテラン勢は一度止まるともう動けなくなっている。

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己の意思に反して、足と腰が激しく動く事を拒否して来る。

先ほどのイエティ寸劇で根こそぎ体力が持って行かれたようだ。


それでもなんとか彼らは、選手村まで這いつくばって帰還を果たす。

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そして部屋に戻ってグッタリと大休憩。

しかしうだうだと寝転がっていたら、山荘のスタッフさんに「もう次のお客さん来るんでいいすか?」とせかされるように追い払われてしまったメダリスト達。


バタバタと逃げるように食堂に移動し、カレーライスを注文して再びグッタリ。

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お茶をすする彼らに漂う雰囲気は、もはや老人会の集まりのような重々しい空気感だ。

レジェンド団長に至っては、顔に死相すら浮かんでいる始末。

この壮絶な2日間のせいで、彼らは一気に老け込んでしまったのだ。


しかしいつまでも死んでいる場合ではない。

家に帰ったらまた嫁の奴隷の日々が待っている。

今もっと死ぬほど遊んでおかないと、必ず後悔する事になる。

私に残されたフリーダムは残りわずかなのだ。



実は団長が悩みに並んだ末、今回この赤岳鉱泉泊を決めた理由は3つある。

一つは「お風呂に入れる」という事と、二つ目は夕食が「ステーキである」という事。

しかしお風呂は冬期は入れないという事を直前になって知り、ステーキに至っては「サンマの悲劇」を巻き起こして我々を絶望の縁に追いやった事は記憶に新しい。


だが最後の希望がまだ残ってる。

それがこの三つ目のチョイスポイント、「アイスキャンディー」という名のアイスクライミング用人工氷壁があるという事だ。

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今こそこのアイスキャンディーに、我がアイスクライミング童貞を捧げる時が来たのだ。


ホットドックプレスを手に、目を血走らせて意気込むレジェンド団長。

しかし他のメンバー達は「僕らはコーヒーでもすすってます。どうぞ団長お一人で頑張ってください。」と驚きのつれなさ。

それでも負けじと受付に行き、ハーネスとロープのレンタルを申請に行く団長。

例え一人になろうとも、童貞男の底力を天下に示してみせる。


そんな鼻息の荒い団長に対し、ランボーNが気の毒そうに言った。

「なんかロープ借りられないみたいですよ。」と。


どうやらネットで「各種クライミング用品レンタル可」と書いてあったのは講習会参加者用のものであって、一般の人への貸し出しはしていないとの事。

しばし時が止まるレジェンド団長。

そして静かにその場に崩れ落ち、肩を震わせながら大粒の涙を流している。

風呂もステーキも、そして筆下ろしすらさせていただけなかった哀しきメダリスト。


こうしてもろくも総崩れとなった「赤岳鉱泉三本の矢」。

そんな失意に暮れる団長を尻目に、急に素っ気なくなった選手団は「さ、行きますか」と黙々と出発準備。

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あれほど一枚岩だった日本選手団も、やはり疲労が重なって来ると己で精一杯だ。


しかしそれでもまだ諦めがつかないレジェンド団長。

せめて雰囲気だけでも、氷壁の前に仁王立ちして「それっぽさ」を演出。

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いかにもこれから登り出しそうな雰囲気だが、足にスノーシュー履いてる時点で滑稽さがスペシャルだ。

そして背中にはゴミ袋までぶら下げてるという情けなさ。


しかしこの旅の前、彼は知り合いに「ついにアイスクライミングデビューです」と言い放って来た手前、このまま帰るのは恥ずかしすぎる。

それはもはや「俺、今夜童貞捨てて来るぜ」と宣言しておきながら、キスすら出来ずに帰って来るようなものだ。


そこで面倒くさがる選手団に頼み込み、このようなヤラセ写真をねつ造。

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自作自演の自慰行為。

彼は今後、有りもしない武勇伝を語り続ける「ニセ童貞喪失者」としてイバラの道を歩んでいく事だろう。


その後、ひとしきり団長の茶番を見送って赤岳鉱泉を後にし始める日本選手団。

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ここからは、ただただ樹林帯の中を駐車場を目指すだけの退屈な道のり。

しかしその沿道に大勢のファンが詰め寄せている。

そう、ここからは「金メダル凱旋パレード」の始まりだ。


もちろん、王者である日本選手団はトレースのついた通常の道で帰るわけにはいかない。

ここはマゾリストらしく、あえて「ノートレースの新雪」をかき分けて帰るのが吉。


そこで我々はスノーシューとワカンというパレードカーに乗車し、もふもふの世界へと飛び出して行く。

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沿道を埋めた5万人の市民達の黄色い声が響き渡る。

次々と現れるスター選手達にフラッシュの嵐。

中継テレビ画面のテロップにも「激しいフラッシュの点滅にご注意ください」の文字が踊る。

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そして当たり前だが、ここの所の大雪によって新雪はスペシャルな積もりっぷり。

ワカン程度ではずぼりずぼりと埋もれてしまう。

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しかしこのような肉体疲労時のマゾ補給こそ日本選手団のお家芸。

道無き道を突き進み先行するベテランコンビも、あたりまえ体操のようなチャーミングなポーズで喜びを表現している。

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これを見た沿道の女性達の「キャーキャー」という声が心地よい。

しかしその中の主婦層からは「お前達、子供を家に置いて自由に遊び過ぎだ!」「さっさと家に帰ってオムツでも換えてやがれ!このクソ豚野郎!」といった罵声も含まれている。

良く見ると彼らの嫁さんのように見えたが、その真相は闇の中だ。


味気ない帰り道も、これだけ無駄な回り道をすれば実に楽しいものだ。

もはや日本選手団の佇まいは、アビーロードを闊歩するビートルズのように堂々としている。

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胸を張って沿道のファンに手を振る選手達。

やがて笑顔のまま、小山に登って行く先頭のレジェンド団長。

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だが彼はこの直後、突然視界から姿を消した。

慌てて駆け寄る後方の選手達。

するとそこには、思いがけない落とし穴に埋没している一人の中年の姿が展開していた。

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カッコつけて歩いていただけに、あまりにも痛々しいセルフドッキリ大作戦。

そして必死でもがいている姿はお茶の間の失笑を誘う。

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いよいよ団長の足腰の限界が近い。


そんな中、何事もクールに決める男パパラッチKがクールに埋没している。

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止まらない埋没の連鎖。

どうやら小川の上にかぶさった雪を踏み抜いた模様。

これにはたまらずジョンボーAも、久々にブラザーになって「So Cool!」と言って誉め称える。

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普段はクールが信条のパパラッチKも、今日のパレードばかりは観客へのサービスが過剰だ。

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今となっては己が他のパパラッチに狙われる立場。

やはり同業者を喜ばすツボを心得ている。


一方、ブラザーも負けてはいない。

彼も瞬く間に「Holy Shit!」と叫んだかと思うと、ファンキーな埋没を披露している。

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そして後方では、もがくブラザーを助けようともしないばかりかシャッターを切り続ける低血圧Mちゃんの勇姿。

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彼女もこのオリンピックで随分と逞しく成長したものだ。


しかし、このような若手の埋没プレイの数々を黙って見ていられない男がいる。

もちろんそれはレジェンド団長。

彼は再びみんなの前から、「ストン」と一瞬にして姿を消す。

まさにトムとジェリーでトムが空中にいる事に気づいた後で、太い叫び声とともに落下して行くあの感覚だ。


そしてそこには金メダル級の「スーパー埋没」を見せつけるレジェンドの姿。

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埋まるにも程がある名人芸。

彼も見事に川の上の雪を踏み抜いて、まさかの「首下ラッセル」を楽しんでいる。

何気に他の選手達の無反応っぷりも恐ろしい。


たまたま下に岩があったから良いものの、そのまま川へゴーしていたら一気に低体温症で命を持って行かれる所だった。

このスレスレのマゾプレイこそ、彼がレジェンドと言われる所以であり金メダリストの実力なのである。

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この世界レベルの埋没マゾプレイに、沿道に詰めかけた人々はため息まじりで見つめるばかり。

中には涙を流して感動している人の姿も見受けられる。


その後も熱狂の凱旋パレードは続いて行く。

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なんとも楽しいマゾクトリカルパレード。

子供から老人まで大満足の様子。


そんな中、興奮したファンが乱入して来るというアクシデント。

いきなりレジェンド団長の前に立ちふさがって来た毛深い女。

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まずいぞ、目がイッてしまっている。

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私を抱いてと言わんばかりのバッチ来いポーズに、団長の動揺も止まらない。

すぐさま係員に取り押さえられたその女は、そのまま連行されて行った。

やはり名が売れるとこのような危険が迫り来るもの。

金メダリストになるのも楽じゃないのである。



そしてその後もパレードは続き、

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間もなくゴールが近づいて来る。

シェルパ族の男も、閉会の儀式を開始して祈りを捧げ始めた。

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この八ヶ岳に、シェルパ族に代々伝わる「戦いの神」を奉納。

これにてパレードは厳かに終焉の時を迎えた。


そして彼らは静かに会場を後にして行く。

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やがてそのまま首相官邸へと招かれた日本選手団。

日本国民に多くの感動を与えた功績が認められ...


なんと、満場一致で「マゾ民栄誉賞」が贈呈されたのだ。

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こうして彼らの長い長い戦いは幕を閉じた。


次回の快晴登山まで4年。

その時を夢見て、彼らは再びマゾ道に精進して行く事だろう。


おめでとう、日本選手団。

そして感動をありがとう。


また4年後。


次こそはステーキを食べてみせる。




ヤツオリンピック 〜完〜


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


〜おまけ〜


深夜。

フラフラの状態で帰宅したレジェンド団長。

もちろん家族はすでに寝てしまっている。


ソロリソロリと荷物を運ぶ。

ここで物音を立てて彼らを起こしてしまったら命は無い。


もう片付けは適当に済ませ、とにかく横になりたい限界男。

激しい疲労からか、あっという間に眠りに落ちる団長。


しかしここでりんたろくんが目を覚まし、団長に向かって「ねえ、お茶飲みたい」とダダをこね始める。

団長はなんとか起きてお茶を取りに行きたいが、泥のような体が言う事をきかない。


やがてりんたろくんは寝ている嫁にその矛先を向ける。

寝ていた所を起こされて嫁の機嫌がスペシャルな状態に。

そしてこの一連の流れで、こーたろくんまで起きて泣き出してしまう始末。


やがてお茶を取って来た嫁が、のんきにまどろんでいる僕を見てキレた。

そして耳を疑う言葉を発したのだ。

作っただろうと疑われそうなほどのその一言を。



「おい、お前。乳首もぎ取るぞ。」と。



あまりの戦慄発言に、金縛りのように動けない男。

しかも冗談っぽくではなく、凄く怒っている。

彼女からしたら、「散々遊んで来た挙げ句にお茶も取って来ないばかりか、こーたろくんまで起こしてのんきに寝てやがって。お前のような男には乳首すらつける資格はないわ。」と言いたい局面だったのだろう。


これは赤岳を遥かに凌ぐ恐怖とスケール感。

薄れ行く意識の中、レジェンド団長は思う。


ヤツオリンピックは全て夢だったんじゃないのかと。

あの快晴は全て幻だったんじゃないのかと。



4年後、彼が次のオリンピックに無事に乳首のある状態で挑めるかどうかは分からない。

しかし乳首がなくなっても、この胸にはいつだってロマンが潜んでいる。


ちなみにこの日から1週間、ずっとこの事で嫁に無視されました。



まあ


とりあえず



前を向いて生きて行こうではないか。




〜完〜



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ヤツオリンピック・硫黄岳前編〜魅惑の山頂トラップ〜

Posted by yukon780 on 18.2014 硫黄岳/長野 0 comments 0 trackback
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熱狂の熱は未だ冷めやらない。

彼らはそのアツい想いを胸に、新たな戦場へとその身を投じる。



あの赤岳三兄弟と日本選手団による、超急登からサンマに至るまでの手に汗握る攻防戦。

そんな歴史に名を残すほどの壮絶な死闘の末、ついに手に入れた悲願の金メダル。


そしてその金メダルを手にした事により、一躍時の人になった日本選手団メンバーたち。

そんな彼らには「王者」としてやるべき事がある。

それは応援してくれた人々のためにお送りする「エキシビジョンマッチ」。

フィギュアスケートの上位選手が大会最終日に披露する、あのエンターテイメント性の高いフリー演技の事だ。


もちろん彼らは赤岳を撃破した夜に作戦会議を開いた。

アツい想いが止まらない彼らの議論は夜遅くまで白熱した。


「明日どうする?」

「なんか燃え尽きちゃったね」

「寒いしね」

「遅くまで寝てようか」

「やめとく?硫黄岳」

「それいいね」

「サンマで胃がもたれててさ」etc....


激しさを増すディスカッション。

圧倒的なやる気に満ち満ちた王者の風格。


しかし最後はやはりレジェンド団長の鶴の一声。

「バカヤロウ!今回は私にとっては一生に一回だけの快晴なんだぞ!そして嫁の罵声に怯える必要も無いし!オムツだって換えなくて良いんだし!ご両親に気を使う事もしなくていいし!飼い犬に吠えられる事もないんだ!こんなチャンス...こんなチャンスはよぅ...うっ..うっ...」


もはや最後は言葉になっていないほどのレジェンド団長のアツい情熱。

溢れ出る涙と嗚咽が止まらない。

この団長の言葉に感動した日本選手団。

若い選手の中には甘ったれた発言をした己の不甲斐なさに涙する者までいる。


危うく赤岳の最後の罠「ヌクヌク選手村大作戦」によって心を持って行かれる所だった。

しかし団長の涙の演説にて再びやる気を取り戻したご一行。


2日目は、エキシビジョンの途中で金メダルの授与式も予定されている。

彼らはそれぞれの思いを胸に眠りについた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


2日目の朝が来た。


もちろんこの時点で早くも王者の威厳を見せつける者がいる。

それは神経質な低血圧兄妹こと、低血圧Mちゃんとレジェンド団長。

二人はこの時点で「ほとんど寝れなかった」という仕込みマゾを完成させていた。

団長に至っては睡眠薬まで飲んだのに寝れなかったという徹底っぷりで、激しい体のだるさが絶妙だ。


そして前日から長時間かけて仕込んで来たランボーNの状態も厳しい。

ただでさえもたれていた胃に、数年ぶりに食べた苦手食材「サンマ」を投入させて、彼の胃腸は絶望的な状況に追い込まれている。

やはりメダリストのマゾリスト達は、朝からの仕上がりがひと味違っている。


そして彼らは起き抜けに、突然こっくりさんような「闇の儀式」を開始。

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黒魔術でマゾ神でも呼び出そうとしているのか?

さにあらず。

彼らは早朝出発のため、事前に朝食弁当を頼んでいてそれを食っているのだ。


もちろん朝4時に起き抜けからヘビーな弁当を胃に流し込むのは至難の業。

当たり前だが、これにてランボーNは早くも胃袋マゾ沸点に到達。

出発準備をする頃には、彼の目からはすでに光が失われている。

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まさに死んだサンマのような目をして、無感情でアイゼンを履く廃人。

さすがは「胃もたれ界のアーティスト」と言われるだけの事はある、実に安定した佇まいだ。


そしてやる気と重い肉体とのバランス調整に苦心する他の選手達も、なんとか己を奮い立たせて準備を進めて行く。

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もちろん、誰よりも早朝に弱い低血圧ガールの目からも光が失われている。

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昨日のスマイルがウソのような厳しい立ち上がり。

さすがは「低血圧界のマゾンナ」と言われるだけの事はある、実に安定した佇まいだ。


お気楽なエキシビジョンのはずが、実に重々しい日本選手団のテンション。

外に出れば、雪崩直後のような光景とともに厳しい寒さが襲いかかる。

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分かっていた事が、やはり厳冬期の早朝はツライ。

しかしレジェンド団長は必死に「厳冬期の嫁の罵声ブリザードの威力に比べれば...」と己を鼓舞する。


そしてまだ多くの選手が寝静まる選手村を、夜逃げするように出発する日本選手団。

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夜討ち朝駆けはマゾ屋の鉄則。

稜線の会場で、メダル授与式を楽しみにしているファンが我々を待っているのだ。


こうしてついに2日目の戦いをスタートさせた日本選手団。

暗い八ヶ岳の山中をもぞもぞと徘徊し始めた魑魅魍魎たち。

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まだ血圧が上がって来ない低血圧Mちゃんは、血圧が低過ぎてヘッドライトすら点灯していない。


しかし次第に思いがけないほどの「急登」になっていく道。

これに気を良くしたのか、彼女はニヤリの代わりにヘッドライトを点灯させて喜びを表現している。

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どうやら無事に血圧が上がって来たみたいだ。


それと同時に後方でもテンションを上げて行く者達がいる。

ひたすらアウトドアグッズに関して、アツく議論を交わしながら登って来るシェルパブラザーズのお二人だ。

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まるでアウトドアFMラジオ番組「DJシェルパブラザーズのオールマゾニッポン」を聴きながらハイクアップしているような気分。

この朝っぱらの急登タイムをゴキゲンに盛り上げてくれる二人の軽妙トーク。

このまま放っておいたら、そのまま「ランボージョンボー天気予報」まで始まりそうな勢いだ。


しかしそんな彼らのゴキゲントークが全く響かないリスナーがいる。

それがこの想定外だった大急登に対し、己のマゾと向き合い続ける低血圧Mちゃんだ。

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文三郎に続き、またしても一歩一歩のリーチが合わずに大苦戦を強いられている。

彼女はこの早朝のエキシビジョンですらお茶の間に感動を届けてしまう。


もちろんこの姿に感動したリスナーから、DJブラザーズに応援のお便りがひっきりなしに送られて来る。

しかしアウトドアギアの話題にしか興味の無いこのBros.は、そのお便りを無視して「やっぱRabは良いっすよね」とOD談義に花を咲かせている。

雇われシェルパ族として赤岳登頂サポートの仕事を終えた彼らは、もう彼女を助ける気はさらさらないようだ。


一方、最後方のパパラッチは暗くて何をしているのか確認できない。

きっと夜陰に紛れて、アイドル歌手が若手スポーツ選手のマンションから朝帰りする現場を押さえようと目を充血させて狙っている事だろう。


そして硫黄岳までの道を完全になめてかかっていた我々の前に、延々と続く地味極まりない急登パレードの嵐。

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メダル授与の会場までの、中々にマゾが満ちあふれた楽しい道のり。

やがて空が白み始め、静謐な雰囲気で我々の登場を厳かに迎え入れ始める授与式会場。

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昨日日本選手団と激戦を繰り広げた赤岳さんも、優しく我々を見守ってくれている。

そして我々もその眼差しに応えるように、フンガフンガと王者らしい急登マゾを見せつける。

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そして誰もが「誰だ?硫黄岳は楽勝だって言った奴は...」と文句が出始める。

このエキシビジョンのくせに、随分とハードな設定に戸惑いが隠せない日本選手団。


しかし徐々に空が明るくなって来るにつれ、辺りの景色は絶景度を増して行く。

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まさに徐々に八ヶ岳のカーテンが上がって行くよう。

しかしそれと同時に胃酸のカーテンも上げて「Majiで嘔吐な5秒前」のランボーN。

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数々のサバイバルな現場を生き抜いて来た彼だが、さすがにサンマには勝てなかったようだ。

ワイルド野郎の彼の胃は、その見た目に反して非常にデリケートなのである。

今彼に必要なのは、絶景よりも大正漢方胃腸薬である。


そしてそんな日本選手団に対し、まだまだ終わらない急登歓迎セレモニー。

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やがて朝の弁当をリバースしそうになった頃。

ついに我々は金メダルのメダル授与式会場に到達。

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そして会場は静寂に包まれる。

やがて我々の登場と同時に「日の丸」の掲揚の儀式がスタート。

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日本選手団も胸を張って入場。

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そして位置に付き、

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選手全員で国歌斉唱です。

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まーぞーがーあーよーおーわー(マゾが代は)

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あーめーにー あーらしーに(雨に嵐に)

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どーえーすー よーめーのー(ドS嫁の)

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どーれーいーとー なーりてー(奴隷となりて)

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おーきーのー すーううーむ まーでー(お気の済むまで)

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感動の涙が止まらない。

会場からは雨のような拍手が降り注ぐ。


そして隣で微笑む銅メダリストの阿弥陀岳さん。

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さらには我々の健闘を称えて握手を求める、銀メダリストの赤岳さん。

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まさに翼を広げるように我々を包み込む戦友の二人。

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素晴らしいメダル授与式。

やる気のない体に鞭打って、無理して登って来た甲斐があったってもんだ。

まあ、実は本来のご来光ポイントまで到達できずに「間に合わなかった大失敗」だった事は触れずにおこう。



さあ、無事にメダル授与式も終わった。

次はこの会場に詰めかけた人々に贈るエキシビジョン。

硫黄岳山頂に向けて、再び歩き出す日本選手団。

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相変わらずの急登と、この頃から風も吹き始める。

お気楽なエキシビジョンのはずだが、なんだかやってる事は昨日とあまり変わらない。

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やがて「赤岩の頭」という、本来のご来光ポイントにようやく到着。

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ここから右側を見れば、これから挑む硫黄岳への素敵な道のり。

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そして逆側を見れば、モーレツ大絶景がご登場。

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もう昨日に引き続き、レジェンド団長のパンツはたちまちビショ濡れ。

もはや歴代の名女優達が全裸で並んでいるかのようなこの豪華さに、団長の前屈みが止まらない。

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他の選手達もただただその絶景を前に立ち尽くすのみ。

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ジョンボーAに至っては、天高く拳を突き上げ「我が生涯に一片の悔い無し」と叫んでいる。

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これぞ素敵なエキシビジョン。

メダルの重圧から解放され、やっと素の表情で浮かれ始める日本選手団。

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感慨に耽るレジェンド団長。

思えばこのブログをやり始めなかったら、きっと一生出会う事がなかったであろう仲間達。

去年までの雪山は一人きりのロンリーマゾプレイばかりだった。

ソロスタイルも大好きなんだが、このような集団マゾ遊戯も悪くない。


さあ、あとはもう何の心配もないエキシビジョン。

もう「まさか」なんて起こりえるはずが無い、浮かれビクトリーロードの始まりだ。

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このリラックスした選手達の演技に、観客もため息まじりで見とれている。

優雅に奏でられるノクターンの調べに乗って駆け上がる日本選手団。

ふと横を見れば、風が作った素敵な芸術「シュカブラ(風紋)」。

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そして硫黄岳の稜線の先にには、あの人まで祝福に駆けつけてくれた様子。

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我らの盟友、モクモクさんだ。

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いつもはここから溢れかえって、我々から景色と色彩を根こそぎ奪って行く彼。

しかし今回ばかりは迷惑にならない所から美しく見守ってくれている。


そしていよいよ演技はエンディングに向かって美しく進行されて行く。

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やがてレジェンド団長の目に、平らな硫黄岳の山頂が目に飛び込んで来た。

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エキシビジョンのフィナーレに相応しい、美しきスケートリンク。

そしてそこに優雅に滑り込んで来るリンクの妖精達。

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もう待ちきれないファンからの花束がいくつかリンクに放り込まれる。

この集団浮かれポンチ達に対して惜しみの無い拍手が降り注ぐ。


そしてこの山頂リンクでまずはパパラッチKの演舞。

彼は静かにリンクの周回を始め、得意の表現力で観客を魅了する。

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そしてビシッと決めポーズ。

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これには女性ファンからの黄色い悲鳴が止まらない。

北アルプスをバックに、お前のハートは全てお見通しだと言わんばかりのポーズに失神する女性が続出だ。

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彼がスクープするのは芸能人のスキャンダルだけではない。

彼はそのバズーカレンズで、常に理想のお嫁さんを捜す事にも手を抜かない男なのだ。


そしてパパラッチKからバトンを受け取った低血圧Mちゃんも美しく舞い始める。

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彼女はすかさずランボーNとペアを組み、氷上でムーンウォークを披露。

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そしてMちゃんから離れたランボーNが、そのまま月面クレーターのような噴火口すれすれの男らしいスケーティング。

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そして後方からは、華麗なステップをしながら弟のジョンボーAが優雅に滑り出す。

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もう観客のボルテージは最高潮。

そして最高の瞬間のために、彼らは硫黄岳山頂標識がある「キス&クライ」に向かって行く。

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この「キス&クライ」で、最高の登頂記念写真を撮って初めてこの「ノーまさか」の完璧なエキシビジョンが完成する。

そしてもちろん、この最後の名誉ある撮影係に任命されたのは選手団団長のこの男だ。

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風が強いから三脚が立てられず、必死で岩での固定を試みる。

そして石を挟んでレンズの高さを上げるべく、調度良い大きさの石を手探りで手に取る。


しかしそんなレジェンド団長の手に摩訶不思議な感触が襲いかかった。

岩を掴んだはずだったが、何やら妙に柔らかな触り心地。

不審に思った団長は、その手の先を凝視してみる。

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こ これは...。

いや..そんなことあるはずがない...。


もう一度目をこすって拡大してみる。

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そんな馬鹿な!


もう一度言う。


そんな馬鹿な!



なぜこの標高2,760mの世界にこのような物体が?

そしてなぜその一点にピンポイントで手を差し伸べてしまったのか?

この広大な八ヶ岳の、このわずか一点に何故?


感じなくていいはずのこの「生の息吹」に愕然とするレジェンド団長。

「キス&クライ」を目前にした、まさかすぎる「クソ&クライ」が炸裂。

この快挙に対し、観客からは「待ってました!」「やっぱりあんたはレジェンドだ!」というヤンヤの喝采。


しかしこれこそがこのチームの目指した最終系。

浮かれた果てにある到達点。

美しいばかりじゃマゾじゃない。

これこそが我らが日本選手団なのである。

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何気にうんこを触った手がジョンボーAの背中に行っている所にも注目したい所だ。



しかしサービス精神旺盛な彼らのエキシビジョンはまだ終わらない。

この先の下山で、さらなる素敵な罠に自ら落ちて行く者達が続出する。

何気に今回の旅で、最も危険な脱出劇が始まる。

そして選手村から先はおマゾパレードで沿道に詰めかけた人達へ金メダル報告。



まだまだマゾどもの愉快な変態行為は止まらないのだ。




ヤツオリンピック・硫黄岳 後編へ 〜つづく〜



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