ソウルマウンテン〜三河武士in茶臼山〜

Posted by yukon780 on 25.2012 茶臼山/愛知 0 comments 0 trackback
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甲斐駒ケ岳との激しい攻防戦翌日。

僕は登山の疲れと養子の疲れを癒す為、りんたろくんを連れて二人で実家の岡崎市に帰って来ていた。


岐阜のお義母さんに楽してもらう事と、実家の母さんに孫を堪能してもらうのが狙いの帰省。

しかし真の目的は別にあった。

それは翌日の岡崎から岐阜への帰り道で、愛知県最高峰「茶臼山」の寄り道登頂だ。



茶臼山(1,415m)は愛知県の三河地方に住む人間にとっては馴染みの山。

大抵の三河人は小中学校の時に登らされた経験があるはずだ。

そんなお父さんの思い出の山を、岐阜っ子のりんたろくんにも味わってもらうのだ。


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茶臼山高原の駐車場。

張り切る父親をよそに、早くもこの時点で爆睡を決め込むりんたろくん。

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出だしから思いがけない展開だ。

退屈か?やっぱり退屈なのか?


そんな悲痛な父の想いを受け取ったりんたろくんが、何とかスタート地点で目を覚ましてくれた。

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最近のりんたろくんは「ヤマ行く、ヤマ好き」と言ってお父さんを喜びで昇天させてくれる。

僕の作戦「山での嫌な思い出払拭期間」と「接待登山」が功を奏し、近頃は結構楽しそうな表情を見せてくれる事がある。


この山の出だしはとても平和的で歩きやすい。

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最近、岩場やガレ場をガシガシ登るハードマゾが続いていただけにホッと安らぐトレッキングだ。


父と少年の色濃い親子時間が静かに過ぎていく。

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そう、本来子連れ登山とはこうあるべきだったのだ。

こういう過程を飛び越えて、今までハードな登山ばかりに同行させてしまった事を今更ながらに反省だ。

今後はもう君の唇が紫にならないように、慎重に登る山を選んでいこうね。


なんて事考えながら朗らか気分に浸っていたら、本日もガッツリ階段ヒットパレードが始まった。

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何だかひたすらに階段が続くぞ。

今日も結局ハードじゃないか。

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結局いつも通り、極太ふくらはぎをはち切れんばかりに膨張させてのプレイが続く事になった。

とにかくどこまで行っても階段階段、また階段だ。

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今日もバッチリ筋トレ野郎。

背中のりんたろくんと一緒に童謡などを歌いながらだから、僕の負荷は「倍率ドン・さらに倍」のはらたいら状態。

新たなダイエット方「ロングブレス童謡登山」なるものを開拓したようだ。

しかし残念ながらこのダイエット法は、ふくらはぎだけに筋肉が付き一切痩せる事はない。


それでも中々に気持ちのいい登山道。

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これがお父さん達三河人の魂の山だよ、りんたろくん。

君にもお父さんと同じ「三河武士」の血が流れているんだ。


率先して激戦地に身をさらし、その屍は全て前のめりで背中には逃げ傷一つなかったという勇猛なる三河武士。

率先して激戦の自然に身をさらし、気持ちだけが前のめりで背中をしょっちゅうツるというマゾなるお父さん。

君もそんな三河武士の魂を宿しながら成長していけ、りんたろくん。


父から子へと志の引き継ぎが出来た所で山頂が見えて来た。

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見事に愛知最高峰「茶臼山」制覇です。

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さあ、ここからがお楽しみ。

展望台からの雄大な景色を堪能するショータイムだ。

はやる気持ちのりんたろくんが、自らの足で展望台を駆け上がる。

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そしてそこには雄大な南アルプスの姿が広がっていた。

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こんなはずじゃなかったのに。


この報われない感じといったらどうだ。

これではただ重い荷物背負って階段を登って来ただけの筋トレマニアじゃないか。


仕方がない。

とりあえず予定通り南アルプスをバックに記念撮影。

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これならわざわざここまで来なくても、家のベランダで撮れば良かったんじゃないかという思いを必死で押し殺す。

りんたろくんも何しにここに連れて来られたかよく分かっていないだろう。


まあ、疲れたし一旦落ち着こう。

と、思ってたらりんたろくんがベビースターを展望台にぶちまけた。

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こいつ金華山でもベビースターぶちまけてお父さんを観光客の衆目に晒した経験があるが、ここでもやりやがった。わざとか?


必死でかきあつめて、溝に入り込んだベビースターまでも回収する地味な作業。

僕は山頂まで来て一体何をやっているんだろうか?



そして一気に下山。

階段部を越えて、安全な場所でりんたろくんを解き放つ。

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やっぱり担がれてばっかより、こうやって一緒に歩けると楽しいよね。

こうして徐々にだけど山を一緒に歩ける日が来たんだね。成長したもんだ。


ようし、原っぱで追いかけっこだ。

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いいぞいいぞ、すごく喜んでいるぞ。

と思ったら見事に転倒するりんたろくん。

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なぜ君はいつも平坦な場所でこけるんだ?

一体誰に似たんだ?

(※この日の3日後、僕はランニング中に何もない歩道で大転倒して流血している)


まあ、何にしても結構楽しんでいたりんたろくん。

何気に今が一番親子の輝かしい時の中にいる気がします。

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きっと今日の事なんて忘れてしまうんだろうけど、この時の「匂い」くらいは覚えていてくれるとお父さんは嬉しいです。

最近酸っぱくなって来たお父さんの匂いも一緒にね。


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ーおまけー


茶臼山高原に戻って周辺散策。

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広い芝生が気持ち良く、りんたろくんのテンションもアホな犬のように上がっていく。


本当は人力で登るつもりだったけど、りんたろくんがリフトに乗りたいというので萩太郎山の山頂を目指します。

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りんたろう、はぎたろうも制覇です。

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そしてここでも素敵な展望台の数々。

南アルプスの山容写真看板を見ながら景色を堪能します。

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ほほう、あれが光岳であれが赤石岳か。

なるほどね。


その後も次々と何も展望できない展望台を制覇していくりんたろくん。

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一応彼なりに楽しんでいるのだろうか?


やがて一番高い場所の展望台に到着。

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まあ、何も見えないまでは許そう。

しかしこの駐車場から最も離れたこの場所で雨を降らす事ないじゃない。

写真

テンションだだ下がりのりんたろくんと逃げ出す観光客達。

僕のせいでこんな事になってしまい、拡声器で「ごめんなさい」と大声で皆さんに向けて謝罪したい気分だ。


結局いつもの感じになってきた。

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りんたろくん、こんな父でごめんなさい。

撤退です。

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さらば茶臼山と萩太郎山。

僕はどうなっても良いから、次来る時はせめてりんたろくんに「景色」を見せてやっておくれ。



茶臼山高原から撤収すると、馬鹿にしたように空は晴れて行った。

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しかし時すでに遅し。

南アルプスはかけらも見えない。

なぜいつもこうなんだ。


もちろん晴れたからにはただでは帰らない。

矢作川の源流部を探検。

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まあ色々あったが、君が笑ってればそれで全て報われるよ。

だんだんと成長していく息子が夏に溶け込んでいく。

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いよいよ彼の少年時代が幕開けか。

まだ暫くはお父さんの友達でいてくれるかな?



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