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冠リベンジ 後編〜モクモク退治と鯉の流れ星〜

Posted by yukon780 on 27.2013 冠山/岐阜 0 comments 0 trackback
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前回、悲しみの山頂で天使に担がれて天に召されてしまった親子。

すると天上の世界では、夢のような絶景と青空が広がっていた。

父は「ごらん、あれが青空というやつだよ」と指を指し、息子は生まれて初めて見る青空というものに感動している。



しかし実はこれは「現実」の世界。

彼らはまだ死んではいなかったのだ。


ここは天国ではなく、現実の冠山で展開されている情景。

決して真っ白い背景にCGで青空と風景を入れ込んだわけではない。



あれほど真っ白な世界にいた親子に何が起きたのか?

実は彼らを迎えに来たと思われた天使だったが、彼らは本当の天使だったのだ。


今までの僕であったら、前編の「陰」の部分だけで終わっていたはず。

しかし今の僕は「運命の歯車に乗ってしまった男」。

9月のアメリカのジョンミューアトレイル一直線の「良い流れの男」。(参考記事:運命の歯車〜そして聖地へ〜


後編は、そんな天に愛されてしまった男の「陽」の模様を振り返る。

再び、あの頃の僕との違いを見せつける時が来たようだ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ハッと我に返る男。

どうやら僕は変な夢を見ていたようだ。

なんだか天使に担がれて、そのまま天に浮かんで行くような不思議な夢だった。


我々は相変わらず360度の真っ白な絶景の中にいた。

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気を取り直してりんたろくんの登頂記念撮影。

僕は「りんちゃん、山頂でバンザイだ」と言って彼を送り込む。

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しかしこんな真っ白い世界で何に対してバンザイしていいか分からない彼は、ガブリチェンジャーを見つめての苦肉のバンザイ。

そして何の感動も無く「早くおにぎり食べよ。そんで日産行こ。」とツレナイ言葉。

しかしこのりんたろくんの力ないバンザイをきっかけに「奇跡」が巻き起こる。


このバンザイによりガブリチェンジャーが、ついに幻の聖剣「ザンダーサンダー」と合体。

僕は確かに登山前に、「ザンダーサンダーは登山が大好きな勇者にしか見えない剣みたいだ。だから頑張って山に登ろう」と大人の陰謀で言ったものだった。

それが今見事に作動し、モクモクさんめがけて光が放たれる。

すると「ぎゃああああ」というモクモクさんの断末魔とともに、なんと眼前のモクモクが晴れて行くではないか。

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山頂を起点にみるみるスパァーっと晴れて行く。

本当にこの「スパァーっ」という表現が適切なほど、切り裂かれて行ったモクモクさん。

恐るべし聖剣ザンダーサンダーの聖なる力。


自分のバンザイをきっかけにこんな事態になって、彼もニヤリとして「やってやったぞ」という顔つきだ。

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己の中に眠っていた聖なる力が目覚めて、彼はたちまちご満悦に。

僕もすかさず「さすがですね先生。まさかこんな力を秘めていたなんて」とヨイショをかかさない。


ついにモクモクさんの幕が開け、「イッツ、ショウタイム!」といった心憎い演出。

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まさに360度の大展望。

遥か遠くの徳山ダム湖までバッチリ見渡せる。

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ここに来るまで、ひたすらモクモクさんに目隠しされて来たようなもんだったから感動もひとしお。

親友のモクモクさんを切り裂いてしまったけど、いつも勝手に寄り添ってくるだけだから別に僕の心は少しも痛まない。


僕はりんたろくんと二人で勝利のおにぎり乾杯。

そして下山開始。

来る時はショッカーに囚われていたから見えなかったが、稜線からも素晴らしい展望。

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何気にこの先は凄まじい落差の垂直の崖。

でもその恐怖の縁に立てば、遮るものは何も無い大絶景だ。

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これほど爽快で、飛び立って行きたくなる絶景は見た事が無い。

たちまち僕に優作が憑依し、思わず「なんじゃこりゃあ」と呟いてしまったほどだ。

やはり僕は「運命の良い流れに乗った男」なのだ。

僕はこの絶景の先に、確かに「ジョン・ミューア・トレイル」を歩く自分の姿を見た。


さあ、次は我々のために犠牲になってくれた「仮面ライダー」の追悼現場に行こう。

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ここを下山して、一路あの素敵な広場「冠平」を目指すのだ。


しかしこの時点では気づいていないが、我々は奥美濃のマッターホルンの先端にいる。

登る時は上ばっか見て登っていたし、振り向いてもモクモクショッカーだらけで景色なんて見えなかった。

しかしモクモクさんが去った事によって、何やら急に高度感が襲って来た。

なんか強烈に怖くなって来たぞ。

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この鎖が切れたらどこまで滑落して行くのか。

そもそもこんな写真を嫁に見られたら、間違いなく「二度と連れて行くな」と言われる事必至だ。


それでも出来るだけ景色を見ないように下って行く。

あれほど景色を求めてた男は、ここに来て景色を見ずに下って行くという矛盾タイムに突入した。


でも時折安全な場所で見渡せば、冠山から能郷白山にまで続く稜線が一望のもと。

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冠平は近いようで中々行けないが、気分は大変よろしい。


で、例の取り付きの高度感満載の難所をドキドキしながら降りて行く。

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もはやビジュアル的には、山岳救助隊による少年救出風景。

これが山岳救助隊なら、母親に涙ながらに感謝される局面だろう。

しかし残念ながらこの男は山岳マゾ隊員なので、この子の母親から涙ながらに「頼むからお前のマゾに子供を巻き込まないで」と言われてしまう局面だ。


それでも尚、岩壁の下降をやめない山岳マゾ隊員。

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そして注目すべきは、これらは全て自作自演の己撮りだと言う事。

誰もいない岩壁をひたすらハアハア言いながら、ピストンで昇降を繰り返す「岩壁の父」。

背中でそんな父の不思議な行動を眺めているこの子供は、この時一体何を思っていたのだろうか?


そうこうしていると、なんとか取り付きまで生還。

いざ、冠平を目指す。

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のんびりと景色を楽しみながら、冠平到着です。

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りんたろくん的には、やはりこんな感じの広場感がたまらなかったのかすこぶる上機嫌。

彼の中で「山というものは一面真っ白な世界で、お父さんを苦しめる悪の存在」と思っていたのか、山では楽しそうな表情を見せないから珍しい場面だ。

でも実際は「今まで真っ白だったのは全てお父さんのせいで、苦しんでいるように見えて実は楽しんでいるんだよ」とは言えない。

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おそらくこの写真は、二人が絶景と青空をバックに笑顔で写る最後の写真になるだろう。

我ながら合成写真にしか見えない奇跡のショットだ。


そしてりんたろくんの背後にいるのが、さっきまで登ってた冠山。

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ようく見ると、アリのような人間が岩肌に張り付いて登って行っている。

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今となっては若干モクモクさんに感謝だ。

最初からこれ見てたら、さすがに子供背負った状態で登ろうとは思わなかっただろう。

失ってみて初めて気づく、友人のありがたさ。

だからと言って、彼にはもう二度と会いたくはない。


一方、公園の広場感覚のりんたろくんは黙々と石遊び。

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どうやら自分オリジナルの「ケルン」を作成中のようだ。

彼もいっぱしの登山少年になってきたのか。

僕は微笑ましく彼に「どれくらい積むのかな?大きくなるかな?」と語りかける。

すると彼は強い意志のこもった声で「40メートル」と言い放った。


3歳児が作る40メートルのケルンは若干画期的やすぎないか?

もはやそれは建造物だぞ。

恐らくウルトラマンの身長40mから来てるんだろうが、実にスケールの大きな男だ。

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このままではここが冠山の山頂になってしまう。

でもこのまま待っていたらサグラダ・ファミリアよりも完成までに時間がかかりそうだ。


さすがにそんなに待てないので、僕は再び彼を抱えて周辺探索。

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そしてこの先で「第一マゾ人」発見。

背丈ほどの藪をかき分けて道無き道を突き進む一組のベテランマゾ夫婦だ。

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通常の登山では満足できなくなってしまったマゾが踏み込んでしまうという「藪漕ぎ」という世界。

僕も意図せずに何度か体験したが、僕はまだまだそこに快感を見いだす事が出来なかった。

登山の世界は実に奥が深いのである。

彼らにしたら、僕なんてまだまだ赤子のようなマゾだ。


面白いものも見れたんで、満足して下山開始です。

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同じ道を下山しているはずなんだけど、なんだか行きとは随分違う世界に思えてならない。


やがて振り向けば、ついに冠山の全貌をこの時点で「初めて」見る事が出来た。

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確かに形はジャンダルムに似てなくはない、不思議な形をした山だ。


やがて徐々に駐車している冠峠が見えて来た。

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そしてここからはバッチリとあの延々と続く崖の酷道が見て取れる。

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普通ゴールが近づくと安堵感に包まれるのが登山というものだが、ここに関しては「次の戦いが始まる」と言った緊張感が楽しめる。

またあの道を運転して行かないといけないという重い現実。


でも晴れてるから文句は言わない。

じっくりと噛み締めながら、最後の下りをのんびりと下って行く。

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そしてゴールです。

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スタートの時に撮った写真は背景真っ白だったけど、実に爽やかな写真が撮れた。

やはり僕の運命の歯車は良い方に転じているのだ。

まあでも冷静に考えてみると、登るのを1時間遅らせておけば全て快晴だったんじゃないのか?という意見が聞こえてきそうだがそれは言わない約束だ。

でも逆に考えれば、りんたろくんの為に買ったガブリチェンジャーの組み立て時間とか無かったら「モクモクさんの完全試合達成」という大惨事だった。

それを考えると、やはり今回の登山は上等だったんだろう。


一方で、山頂でこの好天を呼び込み、聖なる力を使い果たした男はスヤスヤと寝息を立てている。

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彼もただ日産に行きたかっただけなのに、随分と余計な回り道に付き合わされて気の毒な男だ。

今度本物の「ザンダーサンダー」を買ってやるからな。


そしてそんな勇者の姿を優しく見下ろしているのは冠山。

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でもここから見る冠山は決して「優しくない姿」だった。

あの先っちょの乳首みたいな所に行って来たんだね。

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ほんと、最初に見てなくてよかった。

帰り道の別角度からは、マッターホルンというよりなんだか「槍ヶ岳」に見えるね。

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色々あったが、何気にとても良い山だったな。

また登っても良いと思える素敵な相手だった。


そう思っていると車一台分の崖の酷道でまさかの対向車。

決死のバック走行ですれ違える場所まで後退。

この時がこの登山で一番死ぬかと思った瞬間だ。


そんな地獄のような対向車体験を3回体験し、この親子は冠山から去って行った。


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〜おまけ〜


なぜかは分からないが、このものすごい山奥に「プラネタリウム」がある。

さらに意味が分からないが、そのプラネタリウムの外観は「城」である。

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この藤橋城ってやつは、こう見えてれっきとしたプラネタリウム。

この画期的なコンセプトと集客立地の悪さに驚きを隠せない。

しかもここに入るための橋は「西洋風」の橋だったりするからまた驚きだ。


でも僕としてはひそかにプラネタリウム初体験。

りんたろくんにも「ウルトラマンの星が見れるかもしれないよ!」と期待をあおってご入城。

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行楽日和の日曜日だというのに、観客は非常に少数。

名古屋市科学館のプラネタリウムは連日大行列らしいが、みんなここに来れば待ち時間はゼロだ。

しかもお城気分まで味わえて実にお得じゃないか。

ただし、この山奥に来るまでが相当時間かかるけどね。



いざ入ってみると、ここは意外なほどに完成度の高いプラネタリウムだった。

何気に僕は結構感動して見ていたが、りんたろくんは「ねえ、ウルトラマンはまだ出てこないの?」とテンションが低い。

僕が余計なことを言ってしまったせいで彼はこれを「ウルトラマンショー」と思っていたらしく、「いつ明るくなるの?真っ暗でウルトラマンが見えないよ」と文句を言っている。

彼にとっては、いつまでも「開演前」の状態に思えたんだろう。

素直に星を見ようと言えば良かった父の失態だ。


そしてそのプラネタリウムのチケットで、併設の移築古民家ワールドに入れるので寄ってみる。

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実にこの場所にいるのは我々だけという閑散っぷり。

気分は貸し切りマイケルジャクソンだ。


そして異様な雰囲気の中で絵本に夢中のりんたろくん。

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正直、お父さんは何やら怖くて背筋が寒い。

誰か一人ぐらい動き出しそうだ。


しかしあまりにも絵本に夢中になるから、縁側で絵本を読み聞かせてやった。

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なんだかこれはこれでとても良い。

こういう古民家の縁側が持つ優しげな空気感は、非常にノスタルジックな気分になって心地よい。


母さんの鳥取の田舎がちょうどこんな感じの古民家で、風呂も五右衛門風呂という日本昔話のような所だったことを思い出す。

小学生の頃、何度かそこに帰省しては輝かしい体験をした。

あの頃の匂いや雰囲気は今でも僕の血肉になっている。

こういった日本の原風景的な「感覚」を、りんたろくんにも小さい内に沢山経験させてやりたいもんだ。


その後はたまには子供らしく鯉の餌やりだ。

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しかし観光客が少なすぎるのか、鯉たちの「飢え」がハンパない。

たちまち少年の眼前で、哀れな鯉たちの地獄絵図が展開された。

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目がイッてしまった鯉たちの痛々しいほどの欲望の姿。

恐怖すら感じる鯉版「蜘蛛の糸」。

しかしグロテスク好きの男は、この段階でこの日一番の笑顔を炸裂。

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まるで成金社長が、窓から一万円札を愚民どもにばらまいているかのような優越感に満ち満ちた笑顔。

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僕はこの時、りんたろくんが嫁に見え、鯉が僕に見えるという錯覚を起こしてしまった。

天は人の上に人は作らないが、マゾの上にサドを作る。

僕はここで人生の縮図を垣間みた。



そしてこういう余計なことばかりやっていたせいで、見事に日産の予約時間に間に合わなかった男。

オイル交換ができず、何より一番日産を楽しみにしていたりんたろくんは「お冠」。

さらに家に着くなり嫁に「肩揉んで」と言われてしまう悲しき鯉。


僕は疲れた体にむち打って嫁の肩を揉む。

窓の外にはお星様。

プラネタリウムでは見えなかった星。

なんて言ったっけな、あの星の名前。

あの北斗七星の脇に煌煌と輝いている星...。


確か死兆星って言ったけ...。




しかし次第にぼやけて行く男の視界。

やがて一筋の流れ星が男の頬に流れた。


男は急いで願い事を3回言う。

ジョン・ミューア・トレイルに行けますように。

ジョン・ミューア・トレイルに行けますように。

ジョン・ミュ...


流れ星は無情にも顎から嫁の肩に落ちた。



暗い部屋の中、肩を揉む音だけが空しく響く。


アメリカへの道は遠く険しい。



冠リベンジ 〜完〜


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冠リベンジ 前編〜フランダースのマゾ〜

Posted by yukon780 on 26.2013 冠山/岐阜 0 comments 0 trackback
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「こんなはずじゃなかったのに」

そう呟き、モクモクさんの体内でただただ立ち尽くす一組の親子。


この日は「梅雨の晴れ間」にて猛烈なピーカン予報。

事実この山に来るまでは、雲一つない大快晴だった。

一体なぜこんな事になっているのか?



そして彼らが立ち尽くしてるこの現場は「冠山」(かんむりやま・1,256m)。

岐阜と福井の県境の秘境にそびえる鋭峰だ。


後で知った事だが、この山には別名があった。

それは「奥美濃のマッターホルン」「奥美濃のジャンダルム」というとても爽やかなネーミング。

多分こんな別名を知っていたら、恐ろしくて登る事は無かっただろうに。

ましてや子供を背負って。



実はこの山には因縁がある。

僕が登山を始めて間もない頃、「大快晴」の天気予報を信じてはるばる出かけて行った過去がある。

その時の写真がこれ↓

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この時は登山口に着いた時点で大量のモクモクさんの餌食になり、まさかの「登山前撤退」という屈辱にまみれた回だった。

そしてこの後、急遽適当に選んだ山「花房山」が日本サド名山だったという悲劇。

まだまだウブな登山野郎だった僕は、この時を機に「マゾピニスト」ととして生きて行く事になった。

冠山は、そんな今に繋がるきっかけとなった山なのだ。(参考記事:ドMの達人〜花房山〜


言って見れば、今回も当時の無念を晴らすリベンジマッチ。

雨乞岳〜南木曽岳と続けて来たリベンジマッチ登山三部作の最終章「冠山」。


あの頃の僕との違いを見せつける時が来たようだ。


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日曜日。

本来であれば、前日の土曜日にチーム・マサカズのメンバーと入道ヶ岳で爽やか登山に興じる予定だった。

しかし急遽嫁が美容院の予約を土曜日にぶち込み、送迎担当の僕は「家庭内待機命令」で無念の不参加。

そしてこの日曜日に予定外の冠山に行く事になったわけだ。


僕は僕でこうなるとは思ってなかったから、事前に日曜日の夕方5時半に日産のディーラーにオイル交換などの予約を入れていた。

ゆえに5時には帰宅しておきたいという、本日も素敵な「タイムアタック登山」が図らずも確定。

またしても余裕の無いスケジューリングに追われる事になったが、「山に行かない」なんて選択肢はもちろん僕の頭の中には無い。


大急ぎでりんたろくんを連行して冠山を目指す。

しかし本日はりんたろくんのご機嫌がよろしくない。

彼は「山はあとで行くの。ボクは日産に行きたいの。」とごねだしたのだ。


登山よりも「日産ディーラー」のが彼にとっては楽しい場所だったという事実。

お父さんはとても切ない気持ちになってしまったよ。


しかし子連れ登山とは、いかに子供のご機嫌を取れるかどうかが勝負を決めるという言わば接待登山。

僕は急ぎ贈賄計画を立案し、コンビニで適当なおもちゃを買って来た。

時間がない時はこのような「大人の財力」を惜しみなく見せつけて、早々とご機嫌を取るのが吉なのだ。


しかし時短のために買ったこのおもちゃを開封すると、目を疑う状態が展開。

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てっきり完成形が入ってるかと思ったら、時間がないというのにこれを組み立てろというのか。

りんたろくんもコーフン気味に「早く早く作ってヨ」と僕を追いつめる。


大急ぎでコンビニの駐車場にて汗だくになってプラモを組み立てる男。

僕はただ山に登りたいだけであって、こんな事したくて早めに家を出て来た訳ではない。

しかもいやに複雑で分かりにくい。

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くそっ、焦れば焦るほどにこんがらがって行く。

手先が不器用な僕だが、それでもなんとかこの「ガブリチェンジャー」とやらを組み立てていく。

随分と手こずって貴重な時間を失ったが、なんとか完成してりんたろくんもゴキゲンに。

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しかしこの直後、彼はおもちゃの箱を見てまたしても不機嫌になって怒りだした。

「剣は?剣はどこなの?」と。


よくよく箱を見れば、この「ガブリチェンジャー」は別売りの「ザンダーサンダー」と組み合わせる事によって完成するものらしい。

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なんて恐ろしいおもちゃだ。

大人たちの陰謀のせめぎ合い。

時間がないというのに。


急いで僕は「ザンダーサンダー」を探しまわるが、一向に見当たらない。

仕方なく僕はりんたろくんに、「ザンダーサンダーは登山が大好きな勇者にしか見えない剣みたいだ。だから頑張って山に登ろう」と大人的陰謀を含んで言い聞かせた。

するとりんたろくんは再び不機嫌になり「じゃあ日産に行こ」と言い放った。


結局振り出しに戻ってしまったではないか。

この無駄な時間とガブリチェンジャー代金を返していただきたい。



その後も急いで車を走らす。

しかし「ガブリチェンジャー」に搭載されていた「獣電池プレート」という部品を何度も車内に落とすりんたろくん。

その度に「電池が!ボクの電池が!」と言うので、車を路肩に止めてわずか1cm程の「獣電池プレート」を必死で探すお父さん。

車のシートの下に落ちた1cmの部品の捜索は難航を極めた。

そしてこれを実に4回もさせられる事に。


まだ登山口に着いていないというのに、時間とお金の喪失感とこの疲労感。

金で子供のゴキゲンを買おうとした汚い大人に襲いかかった、ガブリチェンジャーの正義の力。



それでも車を走らしている僕の気分は晴れやかだ。

見よ、この「雲一つない」大快晴を。

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こんな大快晴は僕の記憶には存在しない。

これは僕にとって、突然見知らぬ美女に「好きよ」と言われるくらいのあり得ない光景。

冠山は360度大展望の美女だと聞いているから、僕の期待はさらに高まるばかりだ。


ひたすらに細くて車一台通るのがやっとの道を進んで行く。

冠山までの道はいわゆる「酷道」ってやつで、ここを車で行く事態で戦いは始まっている。

そんな酷道をドキドキしながら走って行くと、やがて目指す冠山が見えて来た。

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気のせいだろうか?

雲一つない快晴の中で、何やらオシャレな「白い冠」を被っているじゃないの。

何やら「前回の悲劇」と同じ匂いがプンプンとして来たが、さすがにこの大快晴でそんな事は無いだろう。


僕はその白い冠を見て見ぬ振りをして先を急ぐ。

道はいよいよガードレールもない崖の道へ。

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手に汗握る崖の上のマゾ。

今対向車が来られたら本気で泣いてしまいそうだ。

冠山は、実は「登山口に着くまでが本当の戦い」と言っても過言ではないのだ。


でもそんな苦労の末に辿り着く場所だからこそ、その頂から見る絶景に人は感動するのだ。

僕はそんな思いで改めて冠山を見た。

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気のせいだろうか?

さっきよりも冠が大きくなっていやしないか?


僕は「そんな馬鹿な」と、一度目をこすってから再び冠山を見た。

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気のせいだろうか?

ほんのわずかな時間で、みるみると目の前の景色が変貌して行く。

これは白い冠なんかじゃないぞ。

アイツだ。

モクモクさんだ!


モクモクさんは僕と目が合うと、申し訳なさそうに言った。

「いやあ、遅れてすいませんでした。昨日入道ヶ岳で待ってたんですが中々来ないものですから。こちらにいらっしゃったんですね。」

そして「じゃあ、始めますか」と言ったかと思うと、ものすごい勢いで車にまで迫って来た。

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またしても呼んでもいないのに迫り来るモクモクさん。

瞬く間に辺りは真っ暗に。


望んでも無いのに遅れを挽回しようと必死なのか、彼はかつて無いスピードで巨大化して行く。

そしてやっとこさ登山口に到着した時には、巨大なミシュランマンとなって僕をお出迎えだ。

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若干恐怖すら感じるモクモクさんの瞬間芸。

彼はギャバン並の速さで変身して行き、これから向かうべき冠山をすっぽりと覆ってしまった。

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もはやこれからどんな山に登るのかさっぱり分からないという「闇鍋」のような緊張感が僕を包む。


本来ならこの時点で「奥美濃のマッターホルン」と呼ばれる恐ろしげな山容が拝めたはず。

もしここでその姿を見ていたら、ひょっとしたら僕は怖じ気づいて登らなかったかもしれない。

そうならないように、あえて山を隠してくれたのはモクモクさんなりの優しさだったのか?

どちらにしても余計なお世話である。



準備を整え終わった頃、辺りはすっかり色を失ったダークな世界になっていた。

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わずか20分前くらいに、僕は「雲一つない大快晴だ」と大喜びしていたはずだったが。

あれは遠い記憶か幻影か。

もう空の青さを思い出す事もできない。


こうして、いつもの親子がいつもの光景の中でいつも通りの記念撮影。

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背景が真っ白なのは、もちろんCG映画の合成撮影セットが設営されているわけではない。

CG合成にするんだったら、誰もわざわざこんな山奥に崖の道を越えてまで来たりはしない。


確かに最近浮かれた平和登山が多かった事は確かだ。

山ガールと戯れて、親子二人で鼻の下を伸ばしていた事も認めよう。

天が「ここらで気を引き締めろ。分をわきまえるがいい。」と言っている気がする。

ここは男二人、久しぶりにちゃんとマゾる時だ。

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今回は久しぶりに「無駄な己撮り」を多用して、余計なピストン運動もちゃんと楽しもうではないか。

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でも何気にモクモクなのは僕の周囲だけ。

だからこの段階では、まだなんとか景色を楽しむ事は可能だ。

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しかしこれも長くは続かないだろう。

僕はこれから戦地に赴く兵士が家族と最後のお別れをする時のように、この素敵な光景をしっかりと目に焼き付けた。


戦地に到着すると、いきなりの急登戦線。

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こうなってくると天気なんて関係ない。

ここからは景色がキレイかどうかではなく、筋肉が切れるかどうかの攻防戦だ。


やがて鬱蒼とした森の中で、ふと天を仰ぐ。

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もちろんそこに青い空は無く、ただただ「影絵」のような光景が確認できるだけ。

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白と黒だけの世界に、気分だけが落ちて行く。

僕のような人間は、もう青い空を見る事はできないのか?

せいぜいTSUTAYAで蒼井そらをレンタルして見る事が精一杯なのか?

あんまりじゃないか。


そんな僕の嘆き節を「振り」と認識したお人好しのモクモクさん。

彼は全力で僕を包み込み、わずかに見えていた空すら完全に食い尽くした。

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僕はヨロコビのあまりモクモクさんを睨みつけ、そんな事よりも早く日産に行きたいりんたろくんは黙々とガブリチェンジャーと戯れている。

誰一人幸せになれないこの登山の、一体どこに「楽しさ」が存在しているのだろうか。

そんな事をふと思ってしまう厳しい時間帯だ。


そんな我々の前に、突如としてその姿をチラ見せして来たのは「冠山」だ。

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なんだあの仙人が住んでいそうな山は?

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向こう側がほぼ直角にえぐれている気がするが、気のせいだろうか?

その先がどうなっているのかも分からないが、醸し出している異様な雰囲気だけはしっかりと受け止める事ができた。

もはや気分は巨大なモンスターが住む謎の山に向かうドラクエの勇者。

あの先に行けば、幻の聖剣「ザンダーサンダー」が手に入るかもしれない。


そしてグッハグッハと急登を登って行っては、

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何の景色も見られないという「報われない感」をしっかりと楽しむ。

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アップダウンが続く山だが、気分は常にダウンダウンだ。


そんな僕を見てテンションが上がるのはモクモクさんばかりで、彼はいよいよ登山道にまで食い込んでくる。

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もはやモクモクさんに包まれるというか、「食われた」といった気分。

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写真では伝わらないが、時速10キロくらいのスピードでモクモクさんが駆け上がって来ている。

本日の彼の「やる気」には、ただただ驚かされるばかり。


さらに追い打ちのように、前日までの雨によるゲリ道が僕の新品の登山靴に容赦なく襲いかかる。

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だんだんと思い出して来たぞ。

これがいつもの僕の登山スタイル。

誰がなんと言おうと、僕は今登山を楽しんでいるのだ。

そうでも思わないと、僕の目からこぼれた雨が地表を濡らしてもっとひどいゲリ道になってしまいそうだ。


こんな感じで心が折れかかった時、最後のゲリ急登を越えて行くと、

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モクモクの屋根の下に、ズバンと草原が現れた。

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冠平(かんむりだいら)だ。


突然眼前に現れた異質な光景に、折れかかった心も持ち直してテンションアップ。

僕は興奮気味に「りんちゃん、冠平だ!冠平が現れたぞ!」と叫んだ。


これに対し、僕の想像を遥かに超えるコーフン度でりんたろくんが食いついた。

これには僕もうれしくなった。

やはり素晴らしい景色には、子供でもコーフンするのだ。


しかし彼はずっと「どこ?どこなの?どこにいるの?」と言っている。

どうにも様子がおかしい。

そして彼はこう言った。

「どこに仮面ライダーがいるのよぅ!」と。


よくよく問いただしてみると、彼は「かんむりだいら」と「かめんらいだー」を聞き間違えていた模様。

言われてみれば似てなくもないが、こんな場所に仮面ライダーはいないと思うぞ。


彼は以前にも、甲子園中継を観てて県立岐阜商業が勝った時、僕がコーフン気味に「県岐商(けんぎしょう)勝ったぞ!」と言えば、「キングジョー(ウルトラマンに出てくる怪獣)買ったの!」と言って喜んでいた。

基本的に彼のボキャブラリーのすべてが、ウルトラマンと仮面ライダーによるものだ。

彼は将来、円谷プロか東映でしか生きて行けない男になるかもしれない。


結局仮面ライダーがいない事で、再びテンションダウンしたりんたろくん。

そしてお父さんもここで若干のテンションダウン。

実は地図を見ると、冠山の山頂はこの冠平方面ではなくてこの場所の背後。

僕はその場でゆっくり振り返ると、壁のような大急登が展開していた。

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僕はこの先にちょっとした急登がある事は地図を見て覚悟していたが、もちろんこの時はここが「奥美濃のマッターホルン」と呼ばれていた事なんて知らない。

この時、上から降りて来た人が「あんた、子供担いでここ登るんか!」と西川きよしのように目をむき出して話しかけて来た。

僕は「そんなにキツいんすか?」と問えば、「まあ兄ちゃん若いからな。何とかなるやろ。」と何の根拠も無いアドバイスで僕の不安は増大。

僕は若いと言っても、極度の低血圧で毎朝息を切らせながら服を着るような中年男。

しかも槍ヶ岳で再認識した不治の高所恐怖症野郎だ。


そんな不安を抱えて進んで行けば、目の前には素敵な光景が。

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気のせいだろうか?

目の前で真剣な「三点確保」のレクチャーが行われているではないか。


僕はちょっとしたお気楽ハイキング的な気持ちでこの山に来たんだが、どこから道を踏み外してしまったんだろうか?

見上げれば岩場の大急登で、

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振り返ればスペシャルな高度感。

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この段階で、さっきまであんなに雲で覆われていたのになぜか景色が一望のもと。

モクモクさんの「余計なお世話」が発動し、ケツの穴がきゅきゅりと萎む。


どう考えても子供を背負って登って行く山じゃない気がする。

それでも行ける所まで行ってみよう。

さすがに己撮りは無理なんで、そこにいたおっさんにカメラを手渡して撮ってもらった。

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顔は笑っているが、足も笑っている。

ここからはしっかり気を引き締めて、りんたろくんにまで気を使った「四点確保」で突き進む。


しかし比較的足場はしっかりとしていて、急登ではあるが崖という感じは取り付き部分だけ。

このように、中には小学生くらいの子供でも頑張って登っている。

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さあ、高度感のある難所は越えた。

せっかくモクモクさんが余計なサービスで景色を見せてくれているから、今のうちに山頂を落としてしまおうではないか。


そんな僕の浮かれモードを敏感に察知したモクモクさん。

再び冠平の絶景を堪能しようと振り向けば、さっきまでの高度感が嘘のように冠平がモクモクさんに覆われ始めているではないか。

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そしてあっという間に雲の中に消えて行った冠平。

ついにモクモク怪人の手によって闇に葬られてしまった仮面ライダー。


僕は大慌てで山頂を目指す。

あそこで食い止めきれなかった仮面ライダーの死を無駄にしてはいけない。

一秒でも早く登ってこの目に絶景を焼き付ける。


しかしものすごい勢いで下から「イー、イー、イー!」と迫り来るモクモクショッカーたち。

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逃げ惑う登山客。

彼らは次々とモクモクに飲み込まれて闇の組織へ送られて行く。


急げ。

あと少しで稜線まで辿り着くぞ。

そこまで行けば大絶景だ。


しかしその時。

何者かが僕の足をムンズと掴んだ。

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ついに僕はショッカーの追撃に追いつかれ、その身をモクモクの中に投じる事となった。

そしてそれと同時に稜線に到達。

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本来ならば、ここで一気に身もすくむような大絶景が突如として現れて感動でうち震える場面。

しかしモクモクショッカーの囚われの身の我々は、ただただ立ち尽くして悔しさに撃ち震えるのみ。

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かろうじて見える部分は足下の恐怖の断崖絶壁のみ。

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ほぼ垂直に切り立った崖が遥か先まで続いている。

どうせ景色見えないんだったら、ここもちゃんと隠しておいてくれないか。

どうせこれもモクモクさんの余計な優しさなのだろうけど。


失意の中、とぼとぼと山頂に向かう親子。

やがて「360度の大パノラマ絶景」だと言われているらしい山頂が見えて来た。

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見渡す限りの一面の白に囲まれて、心晴れやかに記念撮影。

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やはり山頂から見る360度の「白」は格別だ。

ボールドでも出せない驚きの白さ。


白ってやつは人の想像力を鍛えてくれる。

子供の教育には持ってこいだ。

はるばる県境の山奥まで出かけて来て、苦労して登って来た甲斐があったってもんだ。

なんだか心までも真っ白になって行く。

登山って楽しいなあ。

幸せだなあ。


モクモクさん… お前ここを探してきてくれたんだね。分かったよ。

お前は「いつまでも僕と一緒だ」って、そう言ってくれてるんだね…。ありがとう。

モクモクさん…。僕は見たんだよ。一番見たかった、ルーベンスの2枚の絵を。

だから、だから僕は今凄〜く幸せなんだよ。


モクモクさん… 疲れたろ…。


僕も疲れたんだ。



なんだかとっても眠いんだ。




モクモクさん・・・。





山頂で倒れた悲しみの親子。

彼らのもとに、天使が静かに舞い降りた。




冠リベンジ後編へ 〜つづく〜



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