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スケスケ坊主の半日〜見さらせ神崎グリーン〜

Posted by yukon780 on 04.2015 神崎川/岐阜 0 comments 0 trackback
5月初旬。

僕は快晴の休日に堪え兼ねて死に魚になっていた。


もちろん僕は嫁に例年のように「5月は!5月だけはぁぁぁ!」と懇願。

しかし毎月のように同じような懇願をされる嫁は、ハエでもあしらうかのようにシッシと手で払って「行って来い」と言ってくれた。

でもその時許されたのは午前中のみ。


そこで僕は、テンカラ釣りとパックラフトが両方楽しめる「テンカラフティング」の聖地、神崎川へ向かった。

もちろん暗い内から釣りスタート。


で、結果からサクッと言ってしまうとまたしても1匹も釣れず。

もはや魚の気配すら感じられない惨めな時間をガッツリ味わった。

はっきり言って釣れる気が全くしない。


ってことで、大した事もなかったんでこの時の記事はボツにしようと思っていた。

何かあったとすれば、iPhoneの防水ケースの指紋認証部分が破れて浸水したって事くらい。

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まあこのくらいの事は日常茶飯事すぎて、いちいち記事にする事もないだろう。

カフェガールが自身のブログにラテアートの写真を載せるように、当ブログでは実に当たり前の光景だからだ。

高いケースだったから喪失感はスペシャルハードだが、この程度で騒ぎ立てる事もないだろう。


しかしである。

何気なくGoProで撮ってた神崎川を後で見たら、スペシャルにエロい映像になっていた。

本当はフィッシュオンの瞬間を撮るために持って行ったんだけども...。

でもこの清流度だけは是非とも伝えておきたい。


ってことで本当はボツネタのつもりだったけど、今回はサクッと動画だけ。

S級清流女優好きに送る無修正動画。

部屋の電気を消して、じっくりと楽しんで下さいませ。






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留守番発狂予防接種〜テンカラフティング事始め〜

Posted by yukon780 on 09.2014 神崎川/岐阜 2 comments 0 trackback
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まだ記憶に新しい「パックトランピングの悲劇」。

どうしてもパックラフトと旅をミックスさせたいがあまりに冒してしまった過ち。

あれは結果的に、ただのセルフSMの模様をお送りしただけといった問題作だった。(参考記事:パックトランパーの軌跡



当時この奇行文に対し、多くの方から「意味が分からない」という暖かいコメントを頂いた。

そもそも本人自信が首をかしげながらやっていた事なので無理もない。

とにかく色んな物を一気に詰め込み過ぎたのがいけなかった。


という訳で、今回はパックトランピングの種目の一つ「テンカラ」だけに集中してみた回。

と言うか例のごとく時間制限ありの早朝一本勝負だったから、そこだけに集中せざるを得なかったのです。


大快晴の日に留守番を命じられた男が、「こんな日に家にいたら死んでしまう。わずかでいいから一回外の空気を吸わせてくれ。」と嫁に懇願して手に入れたプラチナタイム。

移動時間を除けば、許された時間は1時間ちょっと。

だから今回はただのテンカラの練習だけの回だ。


はっきり言って別に書くまでもない回なんだが、このブログは一応個人的なお遊び記録なのでやった事は全部書いておきたい。

ただの忘備録的なプチ記事なので、猛烈に暇な人だけ読むと良い。


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そもそも僕は釣りが苦手だ。

まず何だかめんどくさい。

そして何やら色々勉強したり練習したりしないと釣れない印象。

専門用語も多く、個人で一から始めるのは非常に気が重い。


それでも釣具屋に行ってはみるが、たまたまなんだろうが店員さんは素人にキビシい。

「君はそんな事も知らないのか?」といった目でみられ、軽くあしらわれてへこんでしまう。

だから入門書とかを読んでみるが、そこに書いてある言葉が理解できない事もしばしば。

その上道具も妙に高いし種類も豊富すぎ。

僕は手先が不器用なので、糸を穴に通す事にも難儀する。


そんなこんなの難関を乗り越えて、いざ釣りに行ってみても当然釣れない。

そして「私には釣りは向いてないんだ」と落ち込み、やがて「だから私は社会でもうまくやっていけないんだ」とネガティブ脱線。

そして最終的には「生まれて来てすみません」という闇に到達してしまう。

だからどうしても釣りにはあまり手を出さずに生きて来た。


しかしである。

ダーマの神の導きでパックトランパーに転職した僕には、どうしてもこの「釣り」という種目は避けては通れない道。

それはゲームフィッシングという観念ではなく、現地での貴重な「タンパク源確保」のための手段。

そして焚き火&焼き魚という「男のロマン源確保」という意味では、どうしても欠かす事の出来ない手段なのだ。


そこで前回の北アルプス高瀬ルートのパックトランピングで、ついに僕は渓流(源流)釣りデビューを果たす事になったわけです。

釣りのスタイルは、恐らく一番シンプルなスタイルであろう「テンカラ釣り」スタイルだ。


竿と毛鉤だけで勝負するテンカラ。

当然シンプルな分難しい部分があるし、そもそも渓流釣りなんて素人が簡単に釣れるもんじゃない。

もちろんデビュー戦での結果は無惨なものとなり、釣れる気配はミジンコ程も感じる事が出来なかった。



と言うわけで今回、禁漁前に「改めてちゃんと練習しておこう」と神崎川に向かったのであります。

もちろん無駄に背中にパックラフトを背負った「テンカラフティング」スタイルでございます。

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とにかくこの時点で早くも残り時間は1時間のみ。

わざわざコンビニで遊漁券買って来てるだけに、是が非でも1匹は釣っておきたい所。

しかし明らかに時間がなさ過ぎる。

まだ竿を一振りもしていないが、早くも敗色濃厚である。


それでも静かに気配を殺しながら、釣り上がって行く。

渓流釣りの基本は、どうやら「いかに殺気を消して己の存在を魚に気づかれないか」が勝負らしい。

かつては嫁に「お前の存在を消すまでだ」という名言を吐かれた身としては簡単そうな事なんだが、相手はあくまでも嫁ではなく魚だ。

この「短時間で何とか結果を出すんだ」という焦燥感がビンビン川に伝わっているのか、全く魚がいる気配がしない。


そもそもこのように己撮りしてドタバタとカメラの場所と行ったり来たりしてる時点で気配もクソもない。

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やはり釣りは釣りに集中するべきだ。


その後は出来るだけ余計な事をせずに、デューク東郷のように気配を殺して遡上して行く。

しかしアタリはさっぱり。

というかサングラスはしてるんだが自分の毛鉤とラインもすぐに見失うから、アタリがあったとしても合わせられない。


そうこうしているうちに、ついに朝日が昇って来てしまった。

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もう時間がないぞ。

本来は「さあ、朝日が昇って今日の一日の始まりだ!」という局面なんだが、早朝の闇の中でしか生きれない僕にとっては今日の日の終わりの合図。

一日のんびり釣りを出来る日なんて来るのだろうか...。

来ないだろうなあ...。

いつからこんなドラキュラみたいな遊び方しか出来なくなったんだろう...。


いかん。

あんまり釣れないもんだから、やっぱりネガティブ脱線しちゃったじゃないか。

これじゃいつもの「生まれてすみません」コースだ。

こうなったら意地でも1匹釣ってやる。


こうして益々全身から殺気をみなぎらせて釣り上がる男。

するとついにその時が。

僕は手元に何か異物感を感じ、サッと竿を上げる。

アマゴか?イワナか?

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ドンコでした。


記念すべきテンカラ第一歩は「偶然引っかかったドンコ」という締まらない結果に。

まるで童貞を行きずりのおばさんに奪われてしまったかのような気分だ。


どうもイメージしていたのと違うな。

一応焚き火用のライターと串と塩を持って来てるんだが、またこいつは出番がないのだろうか?

一匹アマゴが釣れてくれればそれで満足できるんだが。



そうこうしている間に、早朝ならではの素敵な時間がスタート。

朝の川霧を陽光が浮かび上がらせて、実に幻想的な状況へ。

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こうなってくると、もう別に釣れなくてもいいやって気分に。

釣りだろうがカヌーだろうが、結局こうして川の中で遊べればそれでいいいやと。


ということで、釣りもそこそこに「川の遡上行為そのもの」を楽しみ出す男。

結局落ち着いて釣りに集中せずに、沢登り気分でいつものように「ハアハア」言い始めてしまう。

9月の水はキリリと冷えて、モーニングマゾとしては申し分ない。


で、お気に入りの川原まで遡上完了。

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あとはここで時間切れまでしっかりとキャスティングの練習。

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ビジュアルだけで言えば、まるで映画リバーランズスルーイットの一コマのようだがやっぱり釣れない。

それでも頑張って練習し続けるが、ついに一番恐れていた事態に。

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不器用な男に突きつけられる絶望的なパズル問題。

ほどこうとすればする程複雑に絡み合って行く乱交パーティー会場。

まるでパロ・スペシャルのように、もがけばもがく程深く技が決まって行く。


正直これがあるから釣りは苦手なのだ。

大自然の中、指先の世界だけに集中して内職のような事をせねばならんこのキビシい時間帯。

何度も「アアアッ!」とか「キイイイイッッ!」とかの声が漏れてしまう。


そして全然ほどけないままタイムアップの笛が山間に響き渡る。

私は決して安くはない遊漁券を買ってまで、一体何をしに来たのか?

結果、川をはるばる遡上してあやとりしに来ただけじゃないか。


しかしである。

そこはただの釣り人とは一線を画すテンカラフター。

すかさずサッと背中のパックラフトを膨らます。

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これにより、たとえ釣果がボウズでも「私は釣りに来たのではない。川下りしに来たのである。」と言い切って己を慰める事が出来るのだ。

とりあえずこいつで川下っておけば、今日の一日が救われるのである。

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やっぱ落ち着くわ。

だったら最初から川下りだけやれば良かったじゃないって話だが、そんな事を言ってはパックトランパー失格なのです。

この限られた1時間で釣れなかったとしても「テンカラとパックラフトしました」という事実があるから、これから始まるお留守番に耐えられるのです。

いわば発狂を予防するための、インフルエンザ予防接種みたいなもんだね。


で、あっという間に帰還。

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最高のアウトドア日和の朝だが、残念ながら私はドラキュラ城に帰る時間です。

嫌みな程に晴れてるから、パックラフトも乾くのが速い事。

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空、

蒼いなあ。



そしてそそくさと帰宅。

もちろんいつものように約束の時間に帰れず、嫁による「氷結の無視」。

完全に彼女の世界から僕の存在が見えないかのような美しい無視だ。

川でもここまで気配が消せればアマゴも釣れただろうに。


しかしやがて彼女は口を開いた。

普通は「どう?釣れたの?」くらい聞いて来そうなもんだが、やはりそうはいかない。

まるで大富豪の奥様が使用人に命じるかのように、僕の顔すらみる事なく「部屋の壁にこーちゃんが落書きしてるで消しておくように」との指令が炸裂だ。


そしてこの日。

僕は大快晴の外の世界を見ないように、部屋の中で日時計になりながらひたすら壁をこすり続ける。

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全然落ちないや...。


にしても。





蒼いなあ...。





遠く険しいテンカラ釣りへの道のり。

その歩みはまだ始まったばかり。

今回の記事を数年後に見た時、「こんな時もあったなあ」と言っていてほしい。

釣ったアマゴを焼いて食いながら言って欲しい。


でもその時も壁を拭きながらこの記事を眺めてる可能性は大だ。

もしくは涙を拭きながら。



それでも絶対に諦めない。


待ってろよ、アマゴさんイワナさん。


来年こそこのマスオさんがお前達を一網打尽にしてみせる。



天国情事と地獄事情〜浮かれた男の失楽園〜

Posted by yukon780 on 10.2014 神崎川/岐阜 2 comments 0 trackback
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5月ラストスパートに入ったカヌー野郎。

何度も書くが、鮎釣り解禁前のこの5月にどれだけ川を遊び尽くせるかがカヌー野郎の勝負所。

この「祭り」とも言える強化月間は、どんな手を使ってでも川に行くのだ。


しかし彼が川に行けるかどうかの鍵は、あの伝説の嫁が握っている。

家庭内での彼女のディフェンス力は、往年のイタリア代表の「カテナチオ」を彷彿とさせる鉄壁なガード。

僕は毎回強引にドリブル突破を試みるが、その度に簡単に弾き返されて来た。


正攻法では嫁のカテナチオをこじ開ける事は出来ない。

そこで前回は、センターに守備を集中させた上で「子供のため」という右サイドからの絶妙なセンタリングが炸裂。

これによって見事に「根尾川」という1点をもぎ取った事は記憶に新しい。(参考記事:ネオ・ブラボー!〜蝶の楽園への虫捕り大冒険〜


しかしこの5月中に、どうしてもあと2点は入れたいカヌー野郎。

3本の岐阜隠れ清流を全て漕破し、歓喜のハットトリックを達成するのだ。


彼はどうやって嫁のディフェンスラインを崩そうかと思案していた。

するとふいに、本当にふいに嫁がこう言った。

「おい、この5,000円の化粧水買ってくれ」と。


あまりに唐突すぎた嫁のドリブル中央突破。

何の記念日でもない平日に、全く予期してなかったジャイアン的な金銭要求が発動だ。


僕は慌てて自陣に戻る。

しかしこのようなピンチにこそ光がある。

僕はすかさず「はい。買わせていただきます。」と美しいスライディング。

基本的に僕の困った顔が見たいだけのサドFWは、若干ふいをつかれたようで簡単に僕にボールを奪われた。


ここで僕は渾身のカウンターアタック。

守備の乱れたカテナチオに対し、「その代わり、川行っていいですか!」と叫んで右足を振り抜いた。

僕の熱い想いを乗せたボールは、無回転のままゴールネットに突き刺さる。


ゴォォォーール!


こうして僕は2点目の「神崎川」を決めた。

ピンチをチャンスに変えてこそ、出来るアウトドアマン。

一見「神崎川を5,000円で買った」という情けない男に見えるだろうが、これぞ奴隷生活6年で得た処世術。

若干の悔しさはあるが、1日自由権が5,000円で買えるのなら安いものだ。


さあ、そんな激戦の末に手に入れた一日。

岐阜の隠れ清流3本の矢シリーズ・2本目。

神崎川編でございます。


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神崎川に行く3日前。

男は病院にいた。

彼はお約束のように風邪に倒れたのだ。


しかし5月は残りわずかなので、せっかくの神崎川を延期などしてる場合じゃない。

そもそも「5,000円払って自宅療養」なんて事になったら目も当てられない。

川に行かないと言った所で、あの伝説の嫁が返金などしてくれるわけがない。


しかしこの男は不思議な拳法を身につけている。

それは「風邪などは山や川で治すものだ」という、彼が開発した北斗根性拳。

それは現地で直る可能性は少ないが、うまくいけば治ってしまうというパルプンテ的な拳法。

かつて彼は何度もこの拳法で修羅場を遊び抜いて来たという実績がある。


そして勝負の日当日。

やはり彼は自宅療養などせず、北斗根性拳を炸裂させて神崎川を自転車で北上していた。

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かつて富樫源次が「こと遊びに関しては奴の根性にはかなわない」と脱帽したほどの根性。

風邪なんてものは、6月の鮎釣り解禁後にゆっくりとぶっ倒れて完治させればいい。

梅雨入りとともに鬼籍入りする可能性もあるが、今はまだその時じゃないのだ。



やがて男が川を下見しながら北上していると、前方から来た一台の車が彼の前に止まった。

僕は一瞬、嫁が放ったヒットマンかと戦慄が走って死を覚悟した。

しかしその車の主は、思いがけない事を口にした。

「それが噂のナイト・オブ・アヒージョ号ですね」と。


なんとその人は、このマニアックなブログの読者だったというまさか。

僕としては現場で読者の人に声をかけられる事が初めてだったので、「ほんとにこんな公開マゾ日誌を読んでる人いたんだ」とビックリだ。


顔出しNGって事で写真こそないが、そのカヤッカーであり釣り人であるSさんは実に親切に神崎川の説明をしてくれた。

神崎川は情報不足の初の川だったから、入川口情報や釣り人情報はとても役に立った。

さらには車でスタート地点まで運んでくれるという親切さ。

北斗根性拳を駆使してまで無理する僕には、これは非常にありがたいサポートだ。


そしてスタートポイントで写真までを撮ってくれて、

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後に彼が撮った写真もメールで送ってくれた↓

神崎川2

神崎川4

この手の写真を己撮りで撮ろうと思うと、非常に大変だという事を知ってくれた上でのご配慮。

この手の出会いがあると、ぐっと「旅感」が出て凄くいい気分。

このブログの読者が一体どれほどいるのか分からないが、もしあなたが山や川でカヌー野郎を見かけたらSさんのように手を差し伸べてやって欲しい。

きっと彼はその時も北斗根性拳中で、無理に無理を重ねている可能性が高いから。


そしてSさんと別れた直後。

男は早くもエクスタシーに包まれていた。

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この素晴らしき清流度。

いくら私が清流早漏野郎でも、スタート直後にこんなの見せられたらチョコボール向井でも2分ともたないぞ。

もちろん漕いでる場合じゃないから、速攻で上陸してその清流を堪能。

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ベッドの上からも綺麗だが、こうして客席からじっくり見るのもたまらない。

四国オンデマンドの清流女優さんにも負けてない、岐阜企画のS級清流女優さん。

まさに灯台下清し。

はるばる9時間かけて四国まで行かなくても、家から1時間ちょいの所にこんな大清流が存在していたとは。


そしてこの山深い雰囲気も中々良い。

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Sさん情報によると、この先の区間は入川道がない渓谷区間で、もしかしたら夏でも鮎釣り師の人が入れない区間かもしれないとのこと。

ほとんど情報のない川だったけど、こいつは期待感が高まるぞ。


ただやはり長良川支流の武儀川のさらに支流の川だから、当然場所によっては水量は少ない。

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そして時折このような「ドSカーブの瀬」とか登場したりする。

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ドSの激流を散々家で味わっている僕は、もちろんこんなところはパックラフト神拳(ポーテージ)で軽々と越えて行く。

そしてここからは「清流」と「瀬」が交互に攻めて来る。

清流女優神崎川さんの、スペシャルな飴と鞭タイムがスタートだ。


まず神崎川さんはスケスケの肢体を晒してじっくりと僕を誘惑し、

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うかつに近づいた所で、突然鞭でピシッ。

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その度にパックラフト神拳を繰り出さねばならんので、結構気を使う女優さんだ。

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しかし僕は知っている。

このような難しい女優さんほど、その内に秘めた純情度がハンパ無いという事を。


いよいよ神崎さんの奥深くまで侵入し、道路からは確認できない渓谷の中へと侵入して行く。

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すると徐々に神崎さんは素の己をさらけ出し始め、その純情度に歯止めがかからない。

ついに彼女の美しくも清純な本性があらわになったのだ。

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僕も空中浮遊しながら「もう僕の前では仮面を脱ぎ捨ててもいいんだよ」と、優しくピロートークをかましてやる。

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浮かれるのも程がある光景。

これにて僕は神崎川に受け入れられたのだ。


ちなみに良く聞かれるからついでにここに載せておくと、このような己撮りはこのように撮影されております。

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裏側はこうなってたんですね。

インターバルタイマーで数枚撮ってるんだけど、セットしてから大急ぎで漕いでまた大急ぎで戻って来る。

だから実際写真に写ってる男の息は「ハアッ!ハアッ!」と相当上がっています。

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そういう裏事情を知った上で見ちゃうと、少しも優雅には見えないね。

人は「じゃあ誰かと行けばいいじゃない」と言うだろう。

しかしこんな酔狂な事に付き合ってくれる人がいないんです。

どうかその哀れな人を見る目をやめていただきたい。

「5,000円払ってまで何やってんだよ。哀しくて見てらんないよ。」って言わないでほしい。

彼は好きでやっているのであります。

そっとしておいてあげましょう。


その後、すっかり僕と打ち解けた神崎さん。

仮面を外した彼女の清冽な甘えっぷりが止まらない。

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宝塚の男役トップスターが彼氏の前だけで見せるゴロニャン的なギャップに、僕はもうすっかりゾッコンだ。

そして何度も何度もステキな川原に立ち止まっては逢瀬を重ねて行く二人。

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私は今猛烈に幸せだ。

本妻に5,000円払ってまで手に入れた、愛人神崎さんとのハニータイム。

若干の後ろめたさはあるが、男である以上このような清流を抱きしめてしまうのは本能というものだろう。


そして本日は、そんなステキな川旅気分を盛り上げるアイテムを用意して来ている。

それはこの絶頂気分を盛り上げる「頂ラーメン」と、具材の野菜。

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最近の川旅は時間に追われる事が多く、メシはもっぱらカロリーメイトだった。

ここらで若かったあの頃と同じように、久しぶりにじっくりと焚き火でラーメンを作ってまったりしてやるのだ。

さあ、流木を集めて準備万端。

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川旅で最も優雅なる時間が始まる。

さあ、勝利の聖火をともす時は今だ!



おや?

おかしいぞ。

持って来たはずなんだが。

ライターがないじゃない...。


今日ほど禁煙した自分を恨んだ事はなかった。

最近いつも肝心なものを忘れたり失くしたりする事が増えている。

体力の衰えより先に脳がやられ始めているようだ。


しかしどうしても焚き火を諦めきれない。

何気にこの「焚き火&極ラーメン」を本日のメインイベントと考えていたから尚更だ。


僕は記憶をたどり、過去に読んだ「冒険サバイバルブック」を必死で思い出す。

しかし本日はロープやナイフすらないリアルなサバイバル状況。

それでもそこにあるもので何とか火おこしグッズを製作。

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しかし当たり前だが、こんな陳腐なもので火がおきるはずがない。

必死で摩擦を起こそうとするんだが、溢れ出て来るのは煙ではなく後悔のみ。

結果、彼は全てを悟って焚き火を断念した。

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何気にこの一連の無駄な作業で、貴重な時間だけが過ぎて行った。

彼はここで焚き火で「まったり」するはずだったが、ただただ「げっそり」するという哀れな結果に。

楽しみにしていた分、このショックは計り知れない。


しかし腹はしっかり減っているし、頼みのカロリーメイトも持って来ていない。

結果、このような画期的な「極みラーメンセット」が完成した。

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麺はバリカタやハリガネを遥かに越えた「コーテツ」の麺。

野菜はドレッシング買って来てないから、濃縮ラーメンつゆをかけた濃厚すぎる味わい。

贅沢品として用意して来た「くんたま」は、逆にみすぼらしさを助長するだけのアイテムに。


そしてこの珠玉の一品に食らいつく。

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ラーメンを食ってるはずだが、何故か山間に「バリッボリッ」という効果音がこだまする。

やはり川で食うラーメンはコーテツ麺に限るぜ。

そして味が濃すぎるサラダを水で薄めて、つけ麺風にして涼を楽しむ。

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僕も若い頃と違って大人になったんで、食べ方も随分とオシャレになって来たな。

しかし一つだけはっきりと言っておこう。

僕は今日まで38年の人生を歩んで来た。

その中でも、この極みラーメンセットは群を抜いてまずかったぞ。


こうして男は、「若い頃とは経験が違うのよ」と言わんばかりの格の違いを見せつけたランチを終了。

すっかり気持ち悪くなってしまったが、まだまだ先に進むのである。


と言っても、早くも自転車を置いておいたゴール予定地に到着してしまう。

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まだまだ不完全燃焼なので、ここで終わったらもったいない。

5,000円の元はしっかりとらねばならんのだ。


こうして彼はさらに先に進んで行く。

でも今思えば、ここでやめておけば良かったのだ。

彼はあの極みラーメンの時点で、己の運命がマゾに傾いてしまっている事に気がつくべきだったのだ。


そうとも知らず、飛んで清流に入る初夏のマゾ1匹。

この清流に引き寄せられるように、彼は神崎さんのさらに奥へ奥へと吸い込まれて行く。

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もうすっかり清流無しでは生きて行けないカラダにされて行く純情な中年。

そして時にはこのような瀬を越え、

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サーフィンで遊んで浮かれ出す。

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こうしてどんどん神崎さんの愛欲に溺れて行く男。

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一度燃え上がってしまった中年の恋は全てを盲目にする。

この男は愛に浮かれるあまり、自分がすでに抜き差しならない修羅場に足を踏み入れている事に気づいていない。


しかし百戦錬磨の小悪魔女優の神崎さんは、そんな男を巧みに誘惑する。

このような平和でステキすぎる光景を惜しげもなく披露して、僕を川から上がらせようとしない。

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これだけでも十分メロメロ。

しかし彼女は突然、眼前にこんなラブリーアイテムまで登場させて来やがるのだ。

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我が目を疑ってしまったが、これはまさしくブランコ。

川フェチの男どもを狂わせる魔性のアイテム。

もちろんすっかりメロメロメロウなこの男は、蜜に吸い寄せられるようにフラフラとブランコへ。

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こんな絵に描いたようなブランコに乗ってしまえば、38歳のおっさんだろうとあっという間に少年に戻ってしまう。

神崎さんは母性むき出しで我が少年心をくすぐって来たのだ。

もちろんこのハイジ(ハイになったじじい)は、このブランコからのジャンプを試みる。

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でも思いのほかブランコが揺らせなくて、真下に落ちて苦笑いのハイジ。

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でもこんな事すら彼は「ああ、僕たちは今ニャンニャンしてるんだなあ」と悦んでいる。

もうすでに神崎さんの術中にはまっているとも知らず、実にめでたい男である。


愛人とは、少しの時間でたまに会うから燃え上がるというもの。

彼のように深入りしてしまっては後々痛い目に遭うのが世の習い。

ここからは、彼は一気に「朝ドラ」の世界から「昼ドラ」の毒々しい世界へと足を踏み入れて行く事になる。


ここでついに神崎さんが牙をむき出し始めたのだ。

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もうそこには清純派女優の神崎さんの姿はなかった。

本性を現した神崎さんは、いきなり「神取忍」となって僕に襲いかかって来たのだ。

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突如会場に流れ出した神取さんの入場テーマ曲「GET IT BACK」の轟音。

そして何の前触れもなく試合開始のゴングが鳴り響く。

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とんでもない落ち込みの嵐。

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思わず「殺す気か?」と言ってしまったほどの激しい攻撃。

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何が起きたのか分からない浮かれ男は防戦一方。

かろうじてパックラフト神拳を使って、神取の攻撃をかわすので精一杯。

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なんとか一つの落ち込みを越えても、その先は「滝があるのか?」と思ってしまうような先の見えない落差。

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そんな殺人的な落ち込みアタックが、階段状に先の先まで続いているのだ。

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神崎さんから神取さんへの凄絶すぎる変貌に、全くついて行けない男。

「もう許してください。勘弁してください。」と叫びたい気分だが、この時にはすでに道路に上がる道はなし。

本気で泣きべそをかきながら、浮気男は崖を越えて行く。

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もはや生きた心地がしない。

川も地獄、崖も地獄。

もう気分はキレた嫁の前にいるかのような絶望感。

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愛人に溺れた男の末路とはこんなもの。

しかしこの程度のお仕置きで終わらないのが、昼ドラが主婦層から絶大な人気を誇る所以。

浮かれたダメ浮気男は、その後も延々と徹底的に懲らしめられるのだ。

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男はパックラフト神拳を炸裂し続け、もはやヘロヘロの状態に。

そして、ついに一番恐れていた事態が。

ここで神取忍は、とどめだとばかりに「真ん中は落ち込みで両サイドは崖」という「パックラフト神拳封じ」を発動して来たのだ。

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ついに進退窮まった僕は、この落ち込みに突入して行く羽目に。

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もう生きた心地がしない。

それでも進まないとおウチに帰してもらえない浮気男は、「もう煮るなり焼くなり好きにしてくれ」と叫びながら突入。

ドカーンと1mほど落下し、水びたりになりながらも何とか突破。

振り返るとこんな感じ。

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もういやだ。

僕はのんびり清流派であって、変態激流派ではないのだ。


しかし容赦ない神取さん。

僕は必死で「もうやめて!負けでいいですからここから出してください!」と訴えるが、まるで聞く耳をもってくれない。

この究極に弱った状態の僕に、さっきよりも酷い状態でパックラフト神拳封じを炸裂させる。

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まじか。

まじなのか。

本当にここを行かねばならんのか?

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私は嫁に5,000円払って、わざわざ死にに来たのか?

妖艶な神崎さんの数々の誘惑は、全てここに僕を連れて来る為の罠だったのか。


俄然盛り上がる昼ドラ。

うなぎ登りの視聴率。

浮気する夫に鬱憤を抱く全ての主婦の恨みを一身に背負い。

男はドロドロのお仕置きワールドへと突入して行った。


たちまち轟音の中で、強烈な瀬にもまれる男。

それでも必死で漕ぎ続ける。

そして最後の大岩を右へ抜ける。

すると、さっきまで見えなかった階段状の落ち込みの嵐。

男は激流に逆らえず、落ち込みに突入しながらその先の岩に激突。

そしてそこを起点に回転し、今度はケツを岩にぶつける。

これにより、彼のパックラフトが落ち込みのど真ん中でガッチリ固定。

たちまち艇内に水が大侵入。

あっという間に男は水中に没し、流される。

主婦層からはヤンヤの喝采。

この瞬間、視聴率は20%を越えたという。



やがて流された男は岸に漂着。

振り返れば、たった今楽しい水泳の時間を提供してくれたステキな落ち込み。

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そしてその場には、精魂尽き果てたドブネズミの哀れな姿が。

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かつて長良川で沈して人間洗濯機になって以来、実に9年ぶりの沈。(参考記事:ナガラデイズ 後編 〜さよならシャクレ野郎〜

あの時以来僕は絶対に沈をしないように生きて来たが、ついにその操も神取忍に奪われてしまった。


しかしもはや白旗を揚げて従順を示しているというのに、この昼ドラの脚本家はさらにどん欲な台本を用意していた。

視聴者から寄せられた「その浮かれた浮気男を徹底的に懲らしめてちょうだい」という多数のリクエストに応えて、やり過ぎた演出が止まらない。

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もちろん、ここでも「パックラフト神拳封じ」はしっかり発動していて逃げ場無し。

男はもう、ひっくひっくと泣きながらその瀬に突入。

そして美しく岩に斜めに乗り上げて、再び神取忍のパワーボムの餌食に。

そして川の中の岩のリングでもみくちゃにされて、再びよろよろと岸へ。

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そして男が、最高に情けなく「もうやめてよう〜」と泣きじゃくった瞬間。

視聴率は脅威の30%越え。

こうしてこの昼ドラは、浮気人・遊び人を持つ主婦層から絶大な支持を得たモンスタードラマとなったのだ。


しかしいよいよこの主演男優に気力と体力の限界が近づいて来ている。

もうかれこれこの川を7時間近く彷徨い続けている。

もはや前半の浮かれた清流イチャイチャ区間の事など思い出す事も出来ない。

そもそもそれ以前に風邪を引いていた事すら忘れている。

ある意味で、今回の北斗我慢拳のパルプンテは成功したのか?

それとも壮絶な失敗だったのか?

もう何がなんだか分からない。


さっさと逃げ出したいが、神取忍は執拗な「断崖デスマッチ」を仕掛けて来て逃げ場がない。

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途中、かろうじて道に上がれそうな場所はあるが、ゴールとしてはあまりにも険しく悲しい道。

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ここまで来たら、なんとかあと1キロ先の確実なゴールまでは辿り着いて完漕したい。

僕は両頬をぴしゃりと叩き、「ヨシ!もう一踏ん張りだ!」と気合いを入れて先に進む。

するとその2分後、今までで最大の落ち込みが口を開けて待っていた事を確認。

男はそれを確認すると静かに頷き、フッと笑ったかと思うと再び遡上して戻って行ってしまった。


やがて男は先ほどの道に上がれそうな場所まで戻り、無念の強制ゴール。

そしてゴール記念写真には、精魂尽き果てて川原に転がる浮気男優の死体が写っていた。

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浮かれた果てに辿り着いた失楽園。

この壮絶な最終回には、さすがの主婦層も「殺す事までなかったのに..」と、涙を流して眺めていたという。


それでもこの不死身の男優は再び息を吹き返し、先ほどの大急登の獣道をガシガシと登って行く。

そして神取忍の断崖デスマッチリングからなんとか脱出。

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なんだかやたらと体がヨロヨロするのは疲れすぎなのか、それとも風邪が悪化したのか?

とりあえず生きてるんだからそれだけで十分だ。


で、途中で僕が敗退を決意した最後の落ち込みの姿が道路から確認できた。

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もう真っ白なんだもの。

もし行っていたら完全に息の根を止められていたね。


やがて男はゾンビのように歩きながら、車へ到達。

これでもう全ては終わったのだ。

私はこの地獄から解放されたのだ。

もうこれ以上動けない。


そう思ったその時。

彼は気づいてしまう。

大事なパドリンググローブがないってことに。


男は記憶をたどって行く。

そう言えば轟沈かました時に撮ったこの写真。

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実はこの時にずぶ濡れのグローブを外してカメラをセットしていた事を思い出した。

そう。

彼はこの無駄な写真を撮る為に、この場所にパドリンググローブを置き忘れていたのだ。


そんな事も気づかず、その後の沈でのんきに己撮りしているその手にはグローブはもうない。

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なんという愚かな男なのだ。

ここで気づくべきだったのだ。


嫁に5,000円払った挙げ句、また無駄に5,000円くらいかけてグローブを買うわけにはいかない。

結局僕はフラフラの体に鞭打って車を走らせ、轟沈ポイント付近へ。

そこで川からは確認できなかった、川に降りるポイントが。

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そしてグローブがあると思われる場所はこの遥か先。

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こうして男は7時間の壮絶川下りの後の夕方から、まさかの沢歩きタイムに突入。

もはやカメラも全て置いて行ったから写真は残っていない。

男は薄れゆく意識の中、足場の悪い岩場を越え、そして時に泳いでグローブを目指す。

その姿は、もう痛々しいとしか表現しようのない悲壮感溢れる姿だ。


そして約40分後。

彼は無事に生還した。

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夕日を浴びながら登場した男の手にはパドリンググローブ。

その姿は谷底からミートくんの腰とともに生還したテリーマンのような勇姿。

こうして彼は限界まで神崎川を遊び(?)尽くしたのだ。


やがて男は自転車の回収へ向かう。

するとそこにはなんとあのSさんの姿が。

実は僕の自転車が夕方になってもずっと置きっぱなしなので、「ついにカヌー野郎が死んだのではないか?」と心配して待っててくれたのだ。

危うく捜索依頼が出されてしまう所だったが、人の優しさに飢えていた僕にはとても嬉しい事だった。

大変ご心配おかけしました...。



こうして彼はこの5,000円で買った神崎川をフルで遊びきる事に成功。

実に7時間に渡る天国と地獄のドラマでした。(渓谷部だったからかログが安定してません)


より大きな地図で 神崎川 を表示

このボリューミーな一日の出来事の事を思えば、5,000円は安いものだ。

おかげで風邪まで治って(忘れて)しまったし。

やはり風邪を治すのは川に限る。


これにて岐阜の隠れ清流3本の矢の2本をへし折る事に成功。

若干へし折られたのは僕の方な気がしてならないが、あくまでもこれは私の勝利である。

残す一本は亀尾島川のみ。


そして実は、彼はこのヘビーな川旅の翌日も川へ行くのである。

それは「武儀川ファミリーカヌー大会」。

どん欲俳優の無茶なスケジュールは留まる事を知らない。


5月も残りわずか。


セクシー浮気男優の無茶が加速する。




岐阜隠れ清流3本の矢・神崎川編 〜完〜



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