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混沌の青木湖フェス〜がんばれカヌーおじさん〜

Posted by yukon780 on 28.2016 青木湖/長野 0 comments 0 trackback
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人買いの男が大量の子供たちを連行して密入国をしようとしている。


ように見えるがさにあらず。

これは毎年恒例の「カヌーおじさんと行く青木湖キャンプ」の一コマ。

それは普段家庭内ではクレバスに落ちたかと思うほど光が当たらない男が、一年で唯一誰かに「求められる」という輝ける日なのである。


まあ場所もいつもと同じだしメンバーもほぼ一緒なんで今回は割愛しようと思ったが、せっかくなんでサクサクっと書き留めておこう。


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今年もやってきました青木湖。

今回はいつもの大向キャンプ場がいっぱいだったから、お隣の青木荘キャンプ場にて。

いつものようにりんたろくんの瞑想の儀式からスタートです。

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今まではもう少し遅い時期ににやってたんだけど、今回はもっと湖の中に入って遊びたくって暖かい時期開催に。

やはり水に入れば、子供たちは問答無用に楽しいのである。

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そしてカヌーおじさんがまだ準備中だというのに、もう勝手に漕ぎ出していく子供たち。

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この企画も3年目だから、子供たちももうすっかり操船の仕方を身につけてしまった。

あんなに昔「カヌー嫌い」と言っていたりんたろくんが率先して漕いでいるのを見て、お父さんは超絶に嬉しかったぞ。

そして気づけばあんな遠くに行ってゆったりと楽しんでいる。

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もはやカヌーおじさんは不要なのか...。

嬉しさと切なさと心強さが同居しちゃう不思議な感覚だ。

なので即座に準備して、カヌーおじさんは復権をかけて必死で子供達をご接待。

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人買い、河童の襲撃、肉のカーテンなどなど、汗だくになって渾身の接待。

ここで輝きを失ったら、私はまた長く光の当たらないクレバス生活に戻ってしまう。

陸に上がってもすかさずハアハア言いながらスラックラインを設置。

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子供たちから「テンションが緩いよ」とか「ロープがだるだるだよ」などの暖かい苦情をいただきながら、汗びっしょりで必死の調整作業。

その間、他のメンバーたちは美味そうな飯を食ってすっかり飲み会スタート。

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こんな美味そうなパエリア食ってたことを後にこの写真見て初めて知った。

とにかく僕は飲食をする暇もなく接待に明け暮れたのである。


一方子供たちはというと、ハッポーNさんの息子ユーロYがみんなを引っ張りながらあらゆるお手伝いもこなしていく。

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本当にハッポー家の子供たちはいい教育がされていて、挨拶から気配りまで実にしっかりしている。

次女のヒロインHもアンニュイなハスキーボイスを駆使しながらしっかり料理のお手伝い。

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本当によくできた子供たちである。

そんな中、我が息子りんたろくん。

一切お手伝いをしようという気配はなく、ポケットに石を詰め込んでひたすら徘徊をしているだけ。

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そして大人たちに「石売り〜石売り〜石いらんかね〜」と石を売りつけようとしてくる。

そして石が売れないとわかるや、急にテンションダウンして瞑想状態に入る。

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一体どこで教育を間違ってしまったんだろうか?


りんたろくんも変な奴だが、それを大人にしたような男がパパラッチK。

彼はキャンプなのにテントのポール忘れてきやがったので、僕のヘネシーハンモックを貸してやった。

しかしやたら細い木しかなくて全然テンション張れず、もはやケツが地面についてしまっている。

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この中途半端すぎる寝床のせいで、彼はこの日の夜随分寝苦しい思いをしたらしい。

そんな不思議ハンモック男が珍獣に見えたのか、ハッポー家の次男「ジパングI」(日出ずる国に似た名前だったから)にハンティングされようとしている。

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ハンティング指導は小木Kの友達で今回初参加の「ナウくるよ」さんである。

来るときの車で酔ったのか猛烈な体調不良でひたすらダウンしていたという輝かしい初登場となった。


そして飯を食ったら再び湖で遊びまくる子供たち。

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今回が2回目のマイティ・ソーくんも随分慣れてきてお魚探し。

そしてお母さんの劇団マヨネーズさんと、今回初参加の次女イヤイヤチェリーちゃんも優雅に湖を堪能する。

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イヤイヤチェリーちゃんは只今うちのこーたろくんと同様の猛烈なイヤイヤ期真っ最中。

どうせならうちのこーたろくんも連れてきて「青木湖イヤイヤ決定戦」をさせてみるのもアリだったが、多分僕とマヨネーズさんは絶対こういう顔になっちゃうからやめておいた。

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とにかく何をやってもやらなくても、何かをさせようとしてもさせなかったとしても常に号泣して怒ってイヤイヤァァァッッッ!っとなるので結果親は打つ手が無くなってこういう顔になっちゃうんです。

なので今回はこーたろくんはお留守番。

マヨネーズさんとは次回ゆっくりとイヤイヤあるあるなイヤトーークをかましたいところである。


そして今回はパパラッチKがパックラフトを手に入れたので、記念すべきその進水式だ。

と思っていたら、何とパパラッチKが乗る前に勝手に小木Kが乗っているではないか。

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一生に一度しかない記念の進水式を台無しにするアウトロー。

それを呆然と見つめるパパラッチK。

しかもである。

この穏やかすぎる湖で突然の沈。

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何もないところで沈させたら相変わらず右に出るもののいない小木Kの妙技。

しかもいつの間にか自分の娘まで巻き添えになっている。

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まだ持ち主が一度も乗ってないのに、早くも手荒い使い方をされるパパラッチのアルパカラフト。

もちろん僕の大事なパドルも流出だ。

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僕も以前彼にパドルを折られてるので、毎度彼のパドリングにはヒヤヒヤさせられる。


そして今度はライフジャケットせずに勝手に漕ぎ出しちゃてるパパラッチKをレスキュー体制で猛追し、

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いつの間にか遠くまで漕いで行く幼児組を必死で追いかけるカヌーおじさん。

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そして酔っ払いの二人と蜘蛛の糸状態の子供たちを乗せた重量オーバーのカヌーを必死で操船し、

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「魚獲ってよっ!早く!」という小木セントちゃんの追い込みによって漁業にまで徹するカヌーおじさん。

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寒さで体をガタガタ震わせながらなんとか小魚一匹を捕まえるが、

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小木セントちゃんからは「ちっせえ!もっと大きいの獲ってよッ!」と追い込まれていく。

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結果カヌーおじさんは低体温症寸前まで己を追い込み、陸に上がってきた時には顔面蒼白な廃人状態に。

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目はうつろで腹の肉もプルプル震えて乳首も立ち立ちな哀れなカヌーおじさん。

光を失わないため、おじさんは必死なのである。

一方で、親のミスによって水着を持ってきてなかったりんたろくんも、父と同じようにガタガタと震えている。

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親子揃って久々のパープルリップ共演。

たとえ現場が普通のキャンプ場だろうと、マゾの血は燃えたぎってしまうのである。


そんな中、湖の上には地元のマオリ族の姿が。

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よく見るとハッポーNさんだ。

別名ラオウとも言われる彼は、基本的に白馬を中心にこの辺り一帯を支配しているので方々に友達がいる。

そんな頼もしい長兄を見ながら、やっと落ち着けた悪天候次兄と松本に移住してラオウの支配下に入った妹低血圧Mちゃん。

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この写真を小木Kがお留守番中の奥さんの小木ママに送信。

するとこのような返信が。(黒い部分は僕の名前です)

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小木セントちゃんがやたら僕を魚獲りで追い込んできたその源流を今垣間見た気がした。

小木家の中では、おそらく僕の扱いは若い時の出川哲朗と同等なのかもしれない。


そんな中、低血圧Mちゃんに対して「もう下ネタ言わんからなんか色々と許してよ〜」と言いながら、ひたすら下ネタ話で盛り上がる小木K。

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そうこうしてると夜も更け、

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すっかり酔った小木Kは我が子の前でも下ネタを言い続け、

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挙句焼肉のたれを己のスネにぶちまけるという失態っぷりを見せつける。

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その隙に、なぜかりんたろくんに耳を舐められるという不思議な展開に。

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その横では「飲むほどにクズ」と謳われるパパラッチKの目がヤバイことになっていき、

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最終的に日本酒をクロス持ちしながら寝落ちして、この後自分の足に酒をぶちまける。

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それを撮影していた低血圧Mちゃんはお気に入りのフーディニジャケットをランタンで燃やして穴を開け、

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矢作Cはブラックデビルになる始末。

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一方子供達はりんたろくんの謎の特訓に巻き込まれ、ひたすらスクワット。

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乱れる大人たちと統制をなくした子供たちの阿鼻叫喚の世界。

こうして素敵な夜は更けていったのである。

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そして翌日、再び朝からカヌーして各々は帰宅の途についた。

今年も中々楽しいキャンプだったのである。

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この会は毎回子供達の成長が感じられて中々有意義だ。

それと同時にカヌーおじさん不要論も勃発してしまうわけだが、なんとか今後も頑張っていこうと思う。

まずは小木ママへビールのお歳暮を贈ってご機嫌を取るところから始めてみよう。

そう思った初秋のカヌーキャンプでありました。




混沌の青木湖フェス 〜完〜



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白馬フェス2015〜超人少年と血塗られたおでん〜

Posted by yukon780 on 24.2015 青木湖/長野 0 comments 0 trackback
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早朝の静かなる湖面。

その幻想的な空間で、厳かに沈している土左衛門が一人。

彼は必死で裏返ったカヤックに乗り込もうともがき続ける。

そしてその男の荒い息づかいが秋の青木湖に溶け込んで行った時。

子供達の平和な笑い声は穏やかに白馬を包み込む。



一人で勝手に「早朝寒中マゾ」をするこの男を除けば、ここはノンマゾピースフルなる白馬フェス会場。

昨年好評だった、青木湖での「子供達の為のカヌー&BBQ&キャンプ」が今年も実現したのだ。


ここ最近、このブログはマゾ度が激しすぎる記事が続いていた。

いよいよ読者がコアな登山者か、WEB上SM疑似体験を望む一部の変態しか訪れないブログになって来た。

いつまでも山頂でゲロ吐いてる模様をお送りしてる場合ではない。

そこで今回と次回は平和な記事を挟み込んで、変態路線への勇み足に歯止めをかけようというのが狙いだ。


そしてこのフェスは、孤独なカヌーイストが年に一回光り輝く1日。

子供達にカヌーおじさんとして「求められる」という幸せ。

家では嫁にも子供にも一切「求められない」お父さんとしては、ここは全力で子供達をおもてなししてしまうのである。


それではそんな平和な青木湖カヌーキャンプ。

今回は普段このブログ読んでない人には身内ネタすぎてよく分からない事も多々あるだろう。

そして「青木湖 ファミリーカヌー」とかで検索してここに辿り着いた人は、何の参考にもならんから早めに退出した方が良い。

おヒマな方だけ先にお進みください。


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今回は次男のこーたろくんも連れて行って、キャンプ場デビューさせる予定だった。

しかし出発前日になって突然の風邪。

しかもそれが家庭内パンデミックを巻き起こし、僕もりんたろくんも風邪野郎に。

ここぞと言う時に風邪を引く我がDNAは健在で、全く外出しない嫁とご両親にその風邪は移らないという不思議。


何はともあれ、今年も我々親子は鼻水たらしながら二人で白馬を目指した。

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久々登場のりんたろくん。

彼は僕の厳しい教育法によって、ついにキン肉マンに開眼。

クラスのお友達が妖怪ウォッチで浮かれる中、彼だけは「好きな超人はバラクーダとドクター・ボンベです」と言っては園内で浮いた存在になっている。

ついには僕の知らないキン肉マン二世の超人まで暗記し、ほぼ全ての超人名・必殺技・出身地・超人強度を言えるほどに。

もの凄い天才的才能を感じるんだが、その知識は将来何の役にも立たない事だろう。


ってことで、「キン肉星王位争奪戦」のDVDを見ながら5時間かけて青木湖到着。

毎年恒例の青木湖大向キャンプ場に入って行くと、早くも見知らぬ酔っぱいのおっさんが絡んで来た。

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よく見ると小木Kだ。

そして彼が指差す先にはすでに諸々セッティングが完了済み。

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前回の白馬フェスの時は、BBQなのに僕がBBQコンロと炭を忘れて来るという大失態を冒し、歓迎ムードどころかリンチムード満点だったことを思い出す。

しかし今回は大人しく遊び道具だけ持って来る事に集中した為、なんとか笑顔で歓迎されて乾杯。

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しかし僕に厳しい小木家女性陣の一人、小木セントちゃんはどっしりと腰を据えて乾杯に参加してくれない。

風邪知らずな小木一族は、病弱な僕が風邪を引く度にイラつく習性がある。

しかもセントちゃんは去年、九頭竜湖で僕に「流木まみれ土砂降りカヌー」という地獄を体験させられて以来、僕への当たりが非常に厳しいのである。(参考記事:九頭竜地獄絵図〜巻き込まれた幼児達〜


しかしそんな僕の被害に遭っていない、何も知らない子供達はまだ沢山いる。

彼らは全く僕を落ち着かせる間もなく、我先にとカヌーを求めて来るのである。

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年に一回、心から嬉しいと思える瞬間。

嫁には「命」しか求められない男が、年に一回「私は生きてもいい価値のある人間だったのだ」と実感出来るほんわかタイムなのである。


そしてもう一人、同じような境遇で生きるランボーN。

彼は余計な遊び道具を勝手に買っては家庭内で怒られてアップアップしているが、今日ばかりは家族に褒められる為に必死でダッキーをパンプアップしている。

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しかし今回は彼との決定的な差が出てしまった。

前年の長男・タイガーTに続いて、今年は次男の「トッキーT」も連れて来ている。

しかもランボーNによる熱烈なストーキング求婚に騙されて結婚した「エイドリアンYさん」(スタローンの嫁さんってことで)もご登場だ。

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僕には一生かかっても実現出来ない嫁inカヌーキャンプ。

ただ救いだったのが、我が家と同じように「そんな話は聞いてないぞ」とか「勝手に変な商品が家に送られて来た」と嫁に怒られているランボーNの姿。

極度の変態遊び人を旦那に持つ嫁さんは、どこの家庭も何かと大変なのである。


そしてもうひと家族、今回初登場となったのが、低血圧Mちゃんの友達である「劇団マヨネーズさん」と、その息子の「マイティー・ソーくん」。

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松本で劇団に所属する彼女は、NPO法人「低血圧Mちゃん松本移住計画の会」の代表でもある。

そしてこの朗らかな昭和顔のマイティー・ソーくんは、どことなく顔も雰囲気も落ち着きのなさも我が子りんたろくんに似ているのである。

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数年後のりんたろくんのサンプルとして、今日はじっくり観察させてもらおう。

一方で、そのりんたろくんの方に目をやってみる。

するとのんびりビールばかり飲んでいた悪魔超人に対し、早速「キャメルクラーッチ!」と叫びながら襲いかかっている。

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ブロッケンマンvsラーメンマンの名シーンを再現する平成生まれの幼稚園児は、きっとこの日本では彼だけだろう。


そんなこんなで、早速青木湖に漕ぎ出す子供達。

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未だ足を負傷中のラオウ(ハッポーNさん)も、二人の愛娘(ヒロインH、コユールK)と小木セントちゃんを引き連れて出陣。

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そして「ぬううっ!我が前を行く事は天が許してもこのラオウが許さぬわっ!」とばかりに、スワンボートを追い抜いて行く。

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青木湖に溢れかえるラオウの闘気。

このまま放っておいては世界が白で覆われてしまうので、慌てて悪天候神拳次兄がりんたろくんを引き連れて拳王軍を猛追。

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そしてランボーの息子とラオウの息子が手を組んだ、将来有望な最強タッグ「タイガー&ユーロ」が続く。

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もうこの二人はある程度ほかっておいても安心なコンビ。

というか親の血のせいか、勝手に「己の限界を知りたい」とばかりに別行動で遠方まで漕いで行ってしまうのが困りものだ。


そしてその隙に、しれっと一人でシーカヤックに乗って湖上クルーズを楽しむランボーN。

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彼は「子供の安全を見守るため」という建前を武器に、勝手に己の遊びに埋没してしまう性癖がある。

そしてハッと気づいた時には、ノーロープで崖をよじ登ってパラグライダーで空を飛んで命のやり取りに没頭してしまうという己の安全すら見守れない男。

なのでエイドリアンYさんからはきっちりと大量の生命保険に入らされているという、世界で最も危険な「子供安全見守り人」なのである。


ここに社長Hとマイティー・ソーくんとビビるSのダッキーが加わり、青木湖は激しい戦場と化したのである。



9月末の白馬は若干冷え込んでいたが、子供達が元気いっぱいに水掛けで盛り上がる。

なんてピースフルな光景なんだろうか。

子供は風邪なんて引いてる場合じゃないくらいに遊ぶべきなのである。

しかし一方で、勝手に一人でプルプルと冷え込んで風邪を悪化させてヨロコビに浸る大人が一匹。

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たとえ現場が3,000M級の雪山だろうが、平和なキャンプ場だろうが、彼はそこでできる精一杯のマゾに邁進するプロフェッショナルなのだ。

そしてそんな職人の冷え性虚弱体質を熟知しているランボーN。

すかさずナイフを抜き出してジャングルに突入して行ったかと思うと、そこの倒木を集めて怒りのアフガン着火。

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キャンプ場なのに、あえて売ってる薪を買わないというサバイバルスタンス。

これで僕は平和なキャンプ場で凍死する事なく、無事に生き抜く事が出来たのである。


そっからはカヌーに乗ったり、BBQに興じたりの肉弾戦へ。

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遠く台湾から駆けつけてくれた陳黄昏さんと陳麦酒さん夫妻も、渾身の台湾ラーメン仕込み。

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それを横目に、ラオウの娘達が「ふぬぅぅ!薪の生涯に一片の燃えカスも残させぬわ!」とばかりに焚き火に闘気を流し込んでいる。

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そして燃え上がった炎に対し、ジャコウ(小木K)が「もっと!もっと光を!」と両手をかざす。


別の現場では、酔っぱらったブラック・アンパンマン(ビビるS)が子供達のスラックラインに乱入。

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それを見て、すかさず劇団マヨネーズさんが一人演劇「レ・マゾラブル〜洗濯物で干された私〜」を演じきる。

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そしてその息子は自由に各地を徘徊して陳夫妻のカレーライスに辿り着く。

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どうでもいいが矢作Cが紙皿持って立ってるだけで、炊き出しに並ぶ公園の住人感が出てしまうのは何故だろう?

そしてそんな職のないホームレスに対し、「貧相な奴は我が社にはいらぬ」と貫禄たっぷりな社長Hの佇まい。

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これには新入社員のTKTも、「とんだブラック企業に入っちまったぜ」とあんぐり顔だ。

そのTKTの親であるブラック・アンパンマンは、同じ笑顔の愛するボニーYに「ボクの顔を食べておくれよ」と絡み出す。

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そしてこれを見て、この場に絶対嫁が来ない僕はワナワナと嫉妬と風邪で震え出す。

次兄のそんな姿を見て、悪天候三兄妹の長兄と末妹が動く。

長兄は焼けた肉を前に、「見せようぞ!世紀末覇者ラオウの食いざまを!」と親指を立て、妹は地味に割り箸の割り方を失敗しながら「今日こそお肉で血圧を上げてやるわ」とニヤリ。

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そして何気に彼女だけ翌日からガッツリと白馬三山をテン泊ソロ縦走の予定。

もちろんその間、白馬三山の山頂が真っ白の世界に包まれた事は言うまでもないだろう。


で、のんびり食ってると、時折青木湖原住民のミクロネシア人が上陸して来ては我々を威嚇して来る。

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彼は「ウンバ!ババウ、バウバウ!」と叫びながら我々の肉を奪おうとする。

しかし彼の弱点を知っている我々は、すかさず「サンマ地獄」で迎撃態勢。

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この原住民はかつて冬の赤岳鉱泉で、肉が食えると思っていた所に苦手なサンマを食わされて危うくヘリ搬送されそうになった過去があるのである。

これで何とか原住民を撃退し、平和を取り戻すBBQ会場。


しかし攻撃して来るのはこのミクロネシア人だけではない。

それは自由人のりんたろくんだ。

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彼は「ディフェンドスーツだ!」と言いながら、キン肉マンvsサタンクロス(サムソン・ティーチャー)戦で出て来たディフェンドスーツをイスで再現。

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そしてランボーNの高価なヘリノックスチェアを身につけたまま、無作為に周辺を徘徊。

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いつ壊すかとお父さんはヒヤヒヤだ。

そしてディフェンドスーツに飽きると、TKTを巻き込んで「ピラミッドパワー・デスマッチ」へ突入。

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「マキマキー」と迫るりんたろに対し、TKTピンチ。

だがそんなTKTに救世主(メシア)が登場。

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その正体はTKTの父アンパンパンマン。

アンパンパンマンはすかさずりんたろくんを持ち上げ、

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キン肉バスターでフィニッシュ。

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これでしばらくりんたろくんは姿を消したが、再び登場した時は謎のびしょ濡れ状態。

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もう着替えを使い果たしてて困惑する父をよそ目に、その後も彼のフリー演技は続いた。


やがて暗くなり、日帰り組のハッポーN親子と劇団マヨネーズ親子とはグッバイなので記念撮影。

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ハッポーNさんは「このラオウ、家に帰るに人の手は借りぬ!」と叫び、劇団マヨネーズさんもシェイクスピア・リア王の名台詞「我々が生まれおちた時、この阿呆どもの舞台に来たことに泣き叫ぶのだ!」と泣き叫んで帰って行った。

次回は是非またゆっくり泊まりで語り合いたい、長野在住の二家族でした。


やがて静かな時間が訪れ、社長Hが小木セントちゃんに対し、焚き火を見つめながら「経営論」を静かに語り始める。

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セントちゃんは「だったらもっと私の給料上げてよ」と、現実主義の女性らしく「口だけ社長」に食ってかかる。


やがて夜の闇が濃くなるにつれ、あの男の血がたぎり出す。

突然ランボーNが「怒りのランタン焼き」を炸裂させたのだ。

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本人は「これはこういうもんなんです」と言っていたが、この突然の事故感に子供達はざわつくばかり。

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炎に包まれるランタンを見る子供達の目は、「この人には逆らっちゃいけない」という警戒の色が浮かび上がっていた。


そんな子供達もおネンネの時間となり、そこから先は大人の世界がスタート。

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やはり我々のような「渋い大人」は、このような焚き火の炎を見つめながら静かに語り合うもの。

そしてその時間に豊かな彩りを添えるのが、このブログでお馴染みの矢作Cの「激辛ゴロゴロニンニク台湾ラーメン」だ。

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今日はホルモン超人のアゴ割れMがいないので、この台湾ラーメンがぶち巻かれる事はないだろう。

しかしである。

酒が進むにつれて、何やら小木KとビビるSの様子がおかしくなってきたぞ。

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彼らは急に「80年代アイドル歌謡曲トランス状態」に陥り、激しく歌って踊り出した。

その勢いで今にも台湾ラーメンをぶちまけそうな勢い。

しかし今回は必死でラーメンのぶちまきを阻止する矢作C。

しかしそんな矢作Cの苦労も空しく、ビビるSが矢作Cが頑張って温めた「渾身のおでん」の方をぶちまけるというまさか。

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ここに劇団マヨネーズさんがいたら、シェークスピアの戯曲風に「おでんよ!お前もか!」と叫んだのは間違いない名場面。

台湾ラーメンだけではなくおでんまでぶちまけられる矢作C。

しかし落ち込んでたそがれ始める矢作Cを尻目に、二人の中年Winkの動きが止まらない。

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そして壮絶なラストを迎えた。

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濃密な大人の時間。

男達のダンディズムは、こうして青木湖の夜に溶けて行くのである。


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翌早朝。

子供の時間、大人の時間の後は「変態の時間」。

基本的に家族が寝静まってる早朝しか自由に動けない男達の、秘密の早朝特訓がスタートだ。

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実は来月あたり、都合が合えば僕とランボーNで伊豆の海にシーカヤックで乗り込む予定になっている。

そこでランボー教官によって、シーカヤック経験がほとんどない僕の為に海で沈した時のための「沈脱特訓」が行われるのだ。

なぜかこのクソ寒い早朝の時間帯に。


早速美しく湖に乗り出す二人の変態。

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朝の景色は相当にワンダフルだったが、僕にはそんなものを楽しむ余裕は与えられない。

鬼のランボー教官の監視のもと、鼻から激しく水を入れて「グヘッ!グヘッ!イテテテ!苦しい!」と溺れる黄金のマゾ。

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風邪を引いている人間が、「今一番やってはいけない事ベスト1」に輝く、秋の早朝青木湖沈脱特訓。

しかしその試練を乗り越えて再乗艇に成功した僕は、ぴっちり横分け7:3サラリーマンカヤッカーと化して恍惚の表情。

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やはりマゾは早朝に限る。


しかし「来月伊豆でお泊まりシーカヤック」なんて聞いていなかったエイドリアンYさんは、「ちょっと...聞いてないんすけど...。子供の運動会があるんですけど」と静かに怒りの炎を燃やしている。

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割り箸1本をユラユラさせながら迫り来る「真・怒りのアフガン」。

これには百戦錬磨のランボーNはおろか、僕までその場で土下座してしまいそうになってしまったほど。

なんとか伊豆にいかせてくれるといいんだが...。

今度お歳暮送っておこう。


なんて事をしてると、全メンバー中ラストの時間に起きて来た低血圧りんたろくん。

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他の子供達が朝から元気に遊ぶ中、彼だけはこのスタイルを貫き通す。

さすがは過去に、道に寝ながらラジオ体操をこなしてスタンプをゲットした男だけのことはある↓

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やがて彼はシャングリラテントにフラフラと移動。

そして瞑想が始まった。

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恐らくあれは、ラーメンマンがプリズマン戦で見せた「ピラミッドパワー」を再現していると思われる。

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そしてやっと元のみずみずしいりんたろくんに戻ったかと思えば、今度は父で遊び出す。

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我が子ながら考えてる事や行動原理が掴めないから、どう対応していいか分からない。

とりあえずは彼なりに楽しんでくれているんだと思っておこう。


っと、こんな感じで白馬フェス2015は無事に終了でございます。

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初めての1泊フェスだったけど、今年も楽しかった。

子供達が遊んでくれてる間は、出来るだけ続けて行きたいもんだ。


モノより思い出。

マゾより思い出。


たまにはこういう平和なイベントがないとね。


ではみなさん。

また来年の白馬フェス2016でお会いしましょう!




白馬フェス2015 〜完〜




※ちなみに今回はおまとめ動画ありません。僕がGoProのボタンを押し間違えて地面の映像を1時間以上撮影していたため、バッテリーが切れたのであります。すいませんでした。




白馬フェス2014〜虎の子たちのセレナーデ〜

Posted by yukon780 on 21.2014 青木湖/長野 0 comments 0 trackback
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こんな日をずっと待っていた。


目の前で展開するこの光景。

カヌーの上で爆発する子供達の笑い声。


まるで日産セレナかステップワゴンのCMのようなこの世界。

今にも聞こえて来そうなファンキー加藤や、オブラディオブラダの軽妙なリズム。

そんなものはおとぎの国の出来事だと思っていた。

僕はこのような日が来るのを長く待ちわびていたのだ。



闇にまみれ、負の世界でもがき続ける事十余年。

前半はひたすら長く孤独なストイックカヌー時代。

そしてやっと結婚して「輝いたアウトドアファミリー時代」が到来かと思いきや、まさかの「サドめいたインドアファミリー時代」に突入。

せめて我が子だけでもと何度か川に連れて行くが、親の思いが空回りして「カヌーきらい」という言葉を頂戴する羽目に。


だから僕はもう諦めていた。

何度も己に「カヌーとは孤独な男が荒野でストイックにマゾと向き合う為の自慰アイテムである」と言い聞かせ、輝いた日産セレナのCMから目を背け続けて来たのだ。



そんな中で開催された「白馬フェス2014」。

これは白馬に住むハッポーNさんと「たまには山じゃなくて、子連れでBBQでもしてのんびりしましょうや」という軽いノリから発展したイベント。

じゃあせっかくなんでってことで、青木湖畔で軽くカヌーしつつデイキャンプしようという事に。

それに小木K・ビアNファミリー、東京からはランボーNが参戦。

そして唐松岳登山帰りの矢作Cと低血圧Mちゃんも途中乱入。

大人8人、子供7人の束の間ノンマゾ野外フェス。


そんなピースフルな白馬フェス2014。

にんまりと振り返って行こう。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


白馬までは岐阜から4時間の道のり。

今までこんなロングな旅にりんたろくんを連れ出した事がない。

絶対に車に酔って吐くだろうし、あの男が4時間もジッと出来る気がしない。


そこで今回は寝ているりんたろくんを、早朝にそのままそっと車へと移動。

さあ、いざ遥か白馬フェスへと出発だ。

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何も知らずにスヤスヤ眠る男。

やがて1時間が過ぎ、

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2時間が過ぎ、

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彼が一回転する頃に小黒川PAにて起床。

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しばらく事態が飲み込めない人面パジャマのガリガリ太郎。

「私は家で寝ていたはずなのに一体ここはどこなんだ?」と事態の把握に必死な5歳児の姿。

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今後も子連れ遠出の場合、このような水曜どうでしょうスタイルで彼を連れ出す事が増えることだろう。

お父さんの子供である以上、いつ何時「目覚めたら長野」という事態があるか分からないから覚悟しておけよ。


ちなみに彼はこの1時間後にコンビニでランボーNと初対面を果たす。

ランボーNが「はじめまして、りんたろくん」と挨拶しようとした瞬間、彼は「オロオロオロオロッ」とゲロをぶちまけた。

これにはさすがのランボーも「うおおおおっ」となり、お父さんも「ぬおおおおっ」と戸惑うばかり。

結局彼は吐く時は吐くのである。


さて、そんなこんなで辿り着きました青木湖の「大向キャンプ場」。

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さあ、信じられない程空は晴れ渡ってるし、楽しい楽しいBBQの始まりだ。


しかしである。

キャンプ場に着くなり、先行して到着していた小木K・ビアーNファミリーに不穏な空気感が漂っている。

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通常なら「おはよう!」とか「いい天気だな!」とか「YO!What's up!」と来る爽やかな局面のはず。

しかし皆が僕を見る視線が、明らかにクソ野郎を見る時のものだ。

こんなにもサニーデイなのに、誰一人笑っていない。


それもそのはず。

実は今回は僕が率先して企画したイベント。

張り切って「BBQコンロとかは俺に任せろ!」と言っていたにも関わらず、なんとその肝心なBBQコンロを家に忘れて来ると言うまさかな大失態。

そればかりかテーブルも炭も薪も何も用意してなく、着火剤すら持って来ていない。

そして僕がチョイスした素朴がウリのこのキャンプ場には、素朴すぎてそれらのレンタル品などは一切ないという追い打ち。

かろうじて僕が持っていたのはライター1個のみ。

これじゃデイキャンプと言うよりサバイバルキャンプだ。


そう。

僕は遊び(カヌーとか)の準備の事ばかりで頭が一杯だったのだ。

そして慣れないキャンプの用意の事が完全に頭から抜けていたのである。

これが今まで「燃やすものは現場で手に入れる」と言って孤独に生きて来たカヌー野郎の末路である。


僕はいつもそうだ。

かつては野外チーズフォンデュパーティーの際に、チーズを忘れるという決定的なミスを冒してしまった程のうっかりマゾ兵衛。

登山口前の駐車場で登山靴を忘れた事に気づいた事もあれば、カヌーに行ってパドルを忘れて鍋のフタで漕いだ事もある。

基本的な意味での人間失格男なのだ。


早くも僕は集団リンチを覚悟した。

心の中では「野々村議員的号泣スイッチ」に常に手をかけて、いつ謝罪会見を開く事になっても大丈夫なようにセッティング。

しかし一応かまどと網は借りれて、ランボーNがたまたま車に積んでいたテーブルと電話でハッポーNさんに「炭買って来てください」という他力本願で血祭りを回避。

そして「もう二度とお前には準備させない」というありがたいお叱りを受けて、なんとか完敗から乾杯まで持って行く事に成功した。

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そして皆の責める視線に堪え兼ねて、早速青木湖に逃げる逃亡者。

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背後からは「アイツに任せた私達が馬鹿だった」とか、「だからアイツは嫁さんに嫌われるんだ」とか、「晴れたから何かやらかすとは思ってたんだ」とか、「ブログの文章が長過ぎて最後まで読めんのだ」とか、「洗濯物が臭いんだ、このドブ野郎」などのエールが聞こえて来た気がするが気にしない。

このランボーNが最近手に入れたニューパックラフト「ココペリラフト」と、アヒルみたいなキワモノパドルを見たらジッとできなくてついつい遊び出してしまったのだ。

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フィールドに出てしまえばこっちのもの。

正直個人的にはBBQできなくても、カロリーメイト4本食っておけばそれで一日遊べてしまうというファミリー向きじゃない男が私なのです。

しかし「逃げるのはゆるさじ」とばかりに、小木ママから指令を受けた小木チルドレンたちによる放水お仕置き攻撃。

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「すいません!すいません!」と言いつつ、ニヤケながら逃げ惑うマゾ男。

これがサドの血を宿す小木ファミリーと僕との関係性なのである。


そしてこの頃には、サド当主小木Kは遊ぶ気ゼロの飲む気満々な状態。

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その表情は「断固たる決意で俺はもうここを動かん」という強い意思が伺える。

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本日も彼のビールを飲む姿には何の迷いも伺えない。

というか、ハッポーNさんの炭が来ないと何も出来ないというのが実情だ。


そんな中、車の中からドラえもんみたいに次々と遊び道具を出して来るランボーN。

パックラフトはもちろんのこと、

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このようなドクター中松的な不思議なアイテムも登場。

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他にもバレーネットが出て来たり、スラックラインが出て来たりと子供達は大喜びだ。

いつもは「下山は空飛んで降りましょう」とか「滝に落ちましょう」とか「雪庇を下から直登しましょうよ」などと、若干危険なクスリを打ってるんじゃないかと疑いたくなる男だが、ことこのような場面では子供達の憧れの的だ。

ただ色んな遊び道具に手を出し過ぎて、家では嫁さんの怒りの的だったりする。


そしてどっちみち当分メシは食えないから、子供達と一緒にカヌー。

当然子供達だけで湖カヌーをすると、早速水のかけ合いが始まる。

しかし豪快にその口火を切って来るのは、一番大きい子供のランボーNだったりする。

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僕が決して濡れてはいけない一眼レフカメラを持っているにもかかわらず、さすがのサバイバーさだ。

これに呼応するように、ランボーNの長男「タイガーT」も巧みにパックラフトを操って攻撃参加。

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さすがランボーに育てられている虎の子。

彼はランボーに何度も「千尋の谷に突き落とされては這い上がる」という教育をされているから、全てにおいて力強さを感じる。

朝はひたすら走らされ、本気でボクシングの相手をさせらて殴られ、トランポリンで跳ねさせられ、ボルダリングの壁を登らされ、激流にも突入させられる少年。

ランボーNはご近所からも「児童虐待じゃないか?」と疑いがかけられる程に、僕以上なやり過ぎ育児を展開しているのだ。


しかし小木セントちゃんと社長Hも黙っちゃいない。

そんな東京もんのタイガーNに対し、「名古屋飛ばしばかりしやがって」とばかりに東海地方特有の妬みをぶつけて反撃。

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そして「弱った相手を徹底的に追い込む」という小木Kの血がたぎる小木セントちゃんの執拗な攻撃。

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そしてその姉の小木モエシャンが遠隔からシャンパン攻撃。

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この「被害に遭わない場所から一方的に攻撃する」という、小木Kの血をしっかり引き継いだ見事な姉妹攻撃。

彼女達もしっかりと虎の子なのである。


そんな中、ついに悪天候界のラオウことハッポーNさんが到着。

今回は悪天候ではなく、炭を持って来た事により見事にヒーローとなって改めて乾杯です。

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実はラオウが来ているのに晴れているのには訳がある。

彼はこの日の為に足を激しく負傷して、事前に快晴代償を支払って来てくれたのだ。

今日の彼はラオウではなく、片足を失ったファルコなのである。


そんなファルコ化したラオウでも、山は無理でもパックラフトなら大丈夫。

息子ユーロYと娘ヒロインHとともに、優雅に湖を漂い始める。

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ラオウも思わず「見せようぞ。世紀末覇者ラオウの漕ぎざまを!」と喜んでいる。

しかしその数分後。

上陸を図った際、ヒロインHがまさかの「降り沈」をかまして豪快に湖の中へボッシュート。

これにはラオウも「ぬうう!」とまさかな表情。

ヒロインHは大泣きしてしまったが、これで吹っ切れたのか後々「もっとカヌー乗りたい」と開眼。

さすがはラオウの娘。

こちらも千尋の谷に落として這い上がって来る虎の子なのである。


こうして次々と展開して行く二世タレント達の虎の血。

そんな中、我が血を受け継ぐ男りんたろくん。

この頃には、ゲロ吐いた時にコンビニで捕まえた巨大な蛾を飼いならしている。(胸にブローチみたいに付いてるやつ)

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かと思えば、突然ジョジョ的なポーズで一人で瞑想を開始している。

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何かをチャクラで感じているのか?

ただ単に古畑任三郎の真似でもしているのか?

もはやお父さんでもこいつの行動原理が掴めない。


そんな中、僕とランボーNのスラックラインで即席で手持ち付き子供用スラックラインを作成。

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この光景を、たまたま通りかかった知らないおじさんも「ほお〜」という顔で見ている。

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誰だこの盗撮おじさんは?

そしてこの子供用スラックラインに子供達は大喜び。

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そして乱入おじさんも大喜び。

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なんだこのおじさん、よく見てみると矢作Cじゃないか。

そう、この頃には唐松岳登山を終えて矢作Cと低血圧Mちゃんが合流。

これで全員が揃ったね。


そしてこの子供ラインに子供達を並ばせて記念撮影しようと言う事に。

ここで画面左のりんたろくんに注目だ。

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彼はこの晴れの場で、ついに僕の虎の血を見せつける。

まずはお約束のように後方に滑落。

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そしてその美しいまでのおいしいポーズを維持し、しっかりと我々がシャッターを切る時間を確保。

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そして記念撮影時には、この状態をキープ。

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まさに我が虎の血を存分に発揮する息子。

これぞ教えてもいないのに受け継がれる虎の意思。

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どうしても死んだふりが大好きな父子鷹。

彼が唯一引き継いでくれた我が能力である。



そしてここからは子供達からの「カヌーやりたい!」「次は僕の番だ!」「ずるい!私が乗るの!」というカヌーの奪い合い。

この時の僕の気持ちがお分かりだろうか?

ついに我がカヌーが「誰かに求められている」というこの奇跡。

孤独に生きて来た僕と、ただの自慰アイテムと化していたカヌーに訪れた秋の奇跡だ。

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聞こえる!ファンキー加藤の歌声が!

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聞こえるぞ!オブラディオブラダのイントロが!

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夢のようなひととき。

このままセレナのCMに出てもおかしくないこの光景。

ほんと、ここに到達するまで長かった...。


今まで単純に「湖は川と違って流れがないから退屈だろう」と決めつけて来たが、子供達には静水だからこそ安心して自主的に楽しめるんだという事を知った。

りんたろくんも年の近いお友達が沢山いて楽しんでたし。

これは僕にとっては大きな発見となったよ。

ほんと...うれしかった...。



その後は各々好きな感じで久々の平和を満喫。

おっさんだけで股間を強調してみたり、

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足を負傷しているラオウも我慢できず、ついに「ぬうん!」とばかりに飛び跳ねたり。

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そしてスロースターターのりんたろくんのエンジンもかかって来て元気に二刀流。

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そして四刀流になったかと思うと、

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突然、先ほど石でチャクラにチャージしたパワーをラオウに注入。

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で、最終的には寺尾聡で渋くフィニッシュ。

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鳥山明の漫画に出て来そうなこの雰囲気。

彼はその後も奇声を発し続け、彼なりに満足していたようだ。


そして色々あったけど、無事に終了です。

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最初はどうなるかと(殺されるかと)思ったけど、何とか最終的には大人も子供も楽しめた一日となったね。

今後もこのようなフェスを恒例化して、もっともっと子供達にアウトドアを楽しんでもらおう。

順番こそ違ったが、やっとりんたろくんに「通常のアウトドア」を体験させてやる事も出来たし。


とにかく今回、やっとセレナ的なセレナーデを奏でる事に成功した。

今後は自分ばっか遊んでなくて、ちゃんとこうしたカヌーを体験させて行こうね。


「モノより思い出」

「マゾより思い出」


少し光が見えたカヌー野郎。

あとは嫁をどう引っ張り出すか...。

ハリウッドですら映像化不可能といわれる「我が家のファミリーアウトドア」。

道のりは長く、そして未だに真っ暗闇。


その光景の公開日は永遠に未定である。




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