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津保川ドロップ合戦〜大佐とララの里川余興〜

Posted by yukon780 on 08.2015 津保川/岐阜 0 comments 0 trackback
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岐阜には良い川が多い。

長良川を筆頭に、板取川、亀尾島川、武儀川、神崎川、根尾川、木曽川etc...

それらの河川は、遠く他県からもカヌー野郎達がはるばる漕ぎに来るほどだ。


そんな中、ポツンと忘れられた川がある。

その川の名は「津保川(つぼがわ)」。

京都の保津川と間違えそうな名前だが、関市を流れる長良川の支流の川だ。


この川は周りを有名河川に囲まれている事により、中々知名度が上がらない。

実力は低くはないんだが、名川揃いの岐阜県ではマニアックな川。

言ってみれば、4番バッターばかり集めてしまった巨人軍における江藤智みたいな川なのだ。


そして清流度も秘境感も、その全てにおいて中途半端なる里の川。

ただ僕はいつも長良川に行く時、この川を橋の上から見ては「可哀想だからいつか下ってあげよう」と思っていた。

カヌー野郎達に見捨てられた川を下るのは、家族に見捨てられた男代表の僕以外に考えられないと。


って事で嫁にいつものように「5月...5月だけはァァッッ!」と土下座。

で、いつものように舌打ちされながら、時間制限あり(今回は15時半帰宅厳守)の外出許可を勝ち取る。

そして幾人かの仲間に声をかけ、初の津保川下りが実現したのである。


里川でののんびりダウンリバー。

しかしそこはのんびりばかりではなく、柔と剛の落差も凄まじい滑落リバーだった。


それではそんなマニアックリバー津保川下り。

ぱっくりと振り返って行こう。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


集合場所は「道の駅平成」。

かつてここは元号が平成になった際、地名と一緒だからってだけでニュースで何度も取り上げられた場所。

当時は随分と観光客が来て盛り上がっていたが、今は平静を保つだけの場所と化している。


そんな道の駅平成に着くと、去年高時川を一緒に下ったドゥイッチョ師匠(真ん中)と、2週間前に姫川で僕をパックチェイスで殺そうとして来たクラッシャーK(左)の姿が。

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そして今回初登場となるのが、朝から犬に襲われている右の人。

彼はクラッシャーKの山仲間であり、ダッキー乗りの「バックドロップOさん」。

そして襲っているのではなく、じゃれている犬こそ彼のパートナーの「ララ」。

そう。

ララは僕が長年憧れてやまない「カヌー犬」なのである。


一方、バックドロップOさんの奥さんの「ララママさん」は、「だって寒いから」というどストレートな理由で今回は不参加。

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しかし車で並走してサポート隊に回ってくれるというではないか。

そもそも奥さんが現場に付いて来てくれるって...。

しかも笑顔でサポート隊を買って出てくれるなんて...。


僕は幻を見ているのだろうか?

僕が知っている「夫婦」ってやつは、もっと悲しい現実を抱えているはず。

嫁とはご両親の前で旦那を「おい、そこのブタ野郎」と罵り、川の現場に来るどころか日の光さえ浴びずにテレビの前に鎮座する生き物。

現場でサポート隊をしてくれなんて頼もうものなら、その場で鈍器で撲殺されることは必至。

もしくは「わかった。50万円よこせ」と金銭的な圧力をかけて来るのが相場だ。


サポートしてくれる嫁さん、そして憧れのカヌー犬。

しかも快晴、笑顔、幸福、愛燦々。

クラッシャーKはとんでもない刺客を我が眼前に送りつけて来た。

こんな夢幻のごとくなり的な夫婦の理想像見せられて、早くも僕のハートは壮絶にクラッシュしてしまったのだ。


しかしどんなに下を向いていても現実は変わらない。

とにかく15時半までに帰らないと、三途の川へのサポートをされてしまう運命は変わらないのだ。


何はともあれ気を取り直して出発であります。

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ララに寄りかかって体を支えるのがやっとの僕を見て、クラッシャーKもしてやったりの万歳ポーズだ。


それにしてもララがめちゃくちゃかわいいのである。

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普段は飼い犬のトイプードルに吠えられたり噛まれたりする僕だが、そんな僕に対しても優しく接してくれるララ。

こんなカヌー犬が僕も欲しくて欲しくてたまらない。

そしてそれをサポート隊の妻が遠方から優しく激写し、

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夫は満面の笑顔で応える。

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もう眩しすぎて直視出来ない...。

もし万が一我が嫁がサポート隊にいたとしても、恐らくこのような視点になっていたはず。

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同じ岐阜県に住んでる夫婦なんだが、愛の形は人それぞれなのである。


さて、ひとしきり泣いたので話を津保川に戻そう。

この川は長良川の支流だけあってそれなりには綺麗だ。

しかし比較的街を流れる川なので、下るにつれて生活排水が何度も流れ込んで来る。

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これが中々に臭うのがいただけない。

しかし里の川特有ののんびりした雰囲気は好ましい。

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これは中々良いぞ。

本来はのんびり清流派の僕だったが、最近はやたらと激流の川ばっかでマゾり続けていた。

今回は久々にゆっくりと川旅が楽しめそうだ。


そう思った途端。

突然世界は世紀末と化した。

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穏やかだった川は、突然巨岩だらけの地獄絵図となって我らに襲いかかって来た。

まるで出会った時は優しかったのに、今ではウイグル獄長になってしまった嫁のような豹変っぷり。

しかも全く巻き道がなく、パックラフト神拳(ポーテージ)が使えないと言うまさか。

結果的に、あの先の見えない滝のような落ち込みに突入せざるを得ない状況に。

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辺りは「ゴウッゴウッゴゴゴゴッッッ」という凄まじい水勢の音。

もはやジョジョの世界観である。


誰もが二の足を踏む数mの段差落ち。

しかしここで名乗りを上げて突っ込んで行ったのは、バックドロップOさん&ララの命知らずコンビだ。

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聞けば彼はガンガンに大キレットとかを闊歩してしまう命知らず。

そしてララも何度も長良川の激流にもまれて育ったという歴戦の猛者。

その二人が奏でる段差落ちのハーモニー。

しかし彼らは何を思ったのか、なんと後ろ向きでその滝のような段差に突っ込んで行ったのである。



思わず僕も「うそでしょ?」と言ってしまったほどの、見事なるバックドロップ。

あまりにもシレッとこなしているから全然大した事ない落ち込みに見えてしまうけど、本当に凄い事なのだ。

しかも落ちた後に、不適に「フフ」と笑っている。

彼もランボーNと同様、命のやり取り系マゾ男なのだろうか?


やはり出来る男はひと味違う。

僕もバックドロップOさんのような理想の家庭を構築するために、ここは男らしくパックラフトで滑落するべきじゃないのか?

恐らくその辺の思考回路がうまく行かない要因だとは思うが、やはり男は落ちてナンボだ。

ダッキーとパックラフトじゃあまりにも条件が違いすぎる気もするが、信州で散々もまれて来た今の僕なら行けるかもしれない。

僕も意を決して、胸もとで軽く十字を切ってからいざ突入。

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数m先の川が突然無くなってる感じ。

気分はUSJのジュラシックパークの最後の滑落前。

もはや頭は真っ白。

そして落下。

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ズドンッ!

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まさにパワーボム。

勢いで体が激しく斜める。

この瞬間、楽しかった日々や子供達の笑顔等が走馬灯のように頭を駆け回る。

もはやここまでか。

しかし最後に保険金を手にして爆笑している嫁の顔が浮かんだ時、「このままでは死ねぬ」と根性のリカバリー。

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跳ね返る勢いで体をくの字にしながら、必死で漕ぎ抜ける。

そして見事に過去最大落差の段差を越えた。


その一部始終がこちらである。



正直、落ちた先の岩に張り付きそうになった時が一番危なかった。

何事もホッとした先に落とし穴があるものだ。

結婚がゴールではない。

そこでホッとしてしまうと、後々思いがけぬサディスティックに見舞われる事もあるのである。


振り返れば、今越えて来た難所の姿。

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多分、先にこっちから下見出来てたとしたら絶対行ってなかっただろう。


で、そんな「バックドロップ&パックドロップ」を見た後続の二人。

まるでバンジージャンプが飛べない若手芸人のように相当躊躇していたが、ついにドゥイッチョ師匠が動き出す。

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実に渋み溢れる表情で、恐怖心は微塵も感じない。

しかし次の瞬間。

なんと全く無いと思われていたエスケープルートをドゥイッチョ(DoItYourself)してしまったのである。

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あんなとこにエスケープルートがあったとは。

知ってたら僕も落ちなかったのに。

そして彼は、さも段差落ちをかましたかのような悦びの表情で難所を脱出。

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そしてあの決め台詞を言い放つ。

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さすがは熟練のドゥイッチョ魂。

道がないなら作れば良いのである。


それを見たクラッシャーK。

2週間前に姫川で精神をクラッシュ済みの彼は、もはや何の迷いもなくそのドゥイッチョルートを踏襲して行く。

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出来れば彼の美しいクラッシュが見たかった所だが、今月二度目のパックチェイスはさすがにごめんだ。

今回は許すが、次回は10mの滝だろうとクラッシュしてもらう事にしよう。


余談だが、本日の「ドゥイッチョコーナー」。

今回ドゥイッチョ師匠がDIYしたのは、NRSのアタックシューズに取付けるオリジナルのフェルトソールサンダルです。

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もはやガレージブランドのような完璧な仕上がり。

これでコケだらけの川でも滑りませんね。


続いては、本日の「クラッシュクーナー」。

今回クラッシャーKがクラッシュさせたのは、パックラフトのマットに使っているモンベルのエアマット。

一部が内部で暴発して「ひでぶ化」していますね。

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しかし本人はこれを「枕付きエアマットです」と言い張っていた。

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今回の彼のクラッシュは非常に地味である。

次回は自分自身が「ひでぶ化」するくらいの壮絶なやつを期待したい所である。


さて、恒例の2コーナーが終わったのでその後のお話。

保険金ドロップの瀬(勝手に命名)を越えると、再び平穏を取り戻す津保川。

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景色も街から少し離れて雰囲気が出て来た。

この辺りは透明度も高くてこんな感じ。

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そして穏やかな里川の雰囲気を盛り上げてくれるのは、バウに止まるトンボ達。

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何とも平和な感じ。

さっきは妙なドロップ大会に巻き込まれたが、本来はこういう川下りが好きなのだ。


そして街の川ならではなのか、ララにちょうどいいボールが川に引っかかっていた。

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これにはララも大コーフン。

まるで不二子ちゃんに飛びかかるルパン三世のような勢いでボールに突っ込んでく。

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このボールはララに散々弄ばれた挙げ句、最終的には豪快に破裂させられていた。

一方、僕はパックラフトに寝そべって優雅にプカプカ。

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あまりにも気持ちよすぎて思わず本寝しそうになる。

まるでガンジス川に流された屍のような光景だが、この川を下る際はこのスタイルがオススメだ。

なぜなら縦横無尽に鵜避けの糸が張り巡らされているからである。

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何も知らずに突っ込むと、首と胴が離れるから注意されたし。

この川の両岸には、カサンドラの衛士ライガとフウガがいると思って注意深く通って行くのが良いだろう。

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里の川だからって油断は禁物なのである。


さて、そんなララと全身赤いドライスーツを来たシャア・マゾナブル。

ここでとある対決を試みてみた。

僕はララの肩に手をやり、「どっちがニュータイプか競争だ」と勝負を持ちかける。

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ララも「望むところよ」とやる気満々。

そして「スタート」の合図と共に、バックドロップOさんが川におもちゃを投げ入れる。

思いのほか遠いところに投げられて一瞬狼狽したが、そのおもちゃを早く取って帰って来た方が勝者だ。

二者は一斉に川へ出撃。

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スタートはほぼ同時だが、ララの方が勢いがある。

しかしシャアは「犬とは違うのだよ!犬とは!」と叫んで豪快に川へ突っ込む。

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この迫力の水しぶきに、ビックリしてひるんだララ。

しばしその場で立ちすくみ「た..大佐...」と戦意喪失。

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しかしここからがララがニュータイプと言われる所以。

強烈な勢いで赤い彗星を猛追。

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そしてその勢いのままシャアを抜き去って行くララ。

その激しい逆転劇に、思わずシャアも「な..なにィッ!」と動転。

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それでも「させるかぁ!」と追いかけるシャア。

しかし結局、僅差でおもちゃはララの口に。

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そしてそのままオールドタイプの男は、ニュータイプのララに置き去りにされて行く。

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スタート前は「ドライスーツの性能の違いが戦力の決定的差でないということを教えてやる!」と言っていたシャアだが、結局何のスーツも着てないララに負けてしまった。

シャアは「何故だ!」と叫ぶ。

そんなシャアにララは去り際に言う。

「坊やだからさ」、と。


そんな大佐&ララの余興が終わると、再び川下り再開。

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しかし先ほどの激戦の疲れからなのか、ララがニュータイプらしからぬミスを犯す。



生まれて初めて犬の粗沈を見た。

やはりたとえニュータイプだろうと油断は禁物なのである。


そしてその粗沈を合図に、更に良い雰囲気になって行く津保川。

流れは穏やかで、非常にピースフルな区間の始まりだ。

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実に気分良く、そしてのんびりと流れて行く。

久しぶりに「川旅してるなぁ」って気分。

これには清流に厳しいドゥイッチョ試験官も、査定表を手に合格点だ。

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まるで自動車教習所の先生みたいに見えるが、これも実は彼がドゥイッチョしたオリジナルパウチマップ。

今回も実にきめ細かいDIY作品が目白押しである。


そうこうしていると、急に巨大人工物が。

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ちょうどここで東海環状自動車道の真下を通ります。

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ここでララのように、「ほえー」と上向いて見とれていると痛い目に遭う。

急にドカンと突き落とされるのだ。

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ほんと、この川は柔と剛のバランスが極端なのである。

でもその先は再びのんびりタイムへ。

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後半になるほどに生活排水も多く流入して来てちょいと臭うが、雰囲気は非常に良い川だ。

ここはある程度岐阜の川を下り飽きた人が、骨休め的に来るのにちょうど良い川かもしれない。


そして腹も減ったので気持ち良さそうな川原に上陸して、ララママさんも合流。

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早速今回も焚き火炊飯。

今回はいなばのカレー缶と共に。

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そして極めつけは、このドゥイッチョ師匠が持参した「空豆」。

もちろんこれも師匠が自宅の菜園でドゥイッチョした珠玉の一品なのである。

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こいつが革命的にウマかった。

外の皮を焦げるほど焼けば、中は蒸し焼き状態になってホクホクなのである。

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これに塩をちょいとつけて食うとたまらない。

しかしトングがないから裏返す度に火傷し、中の汁が飛び出す度に火傷する。

シャアは「くっ...こんな時にトングさえあれば...」と呟く。


するとどうだろう。

ララが「大佐。ここ掘れワンワン。」と言うではないか。

それを聞いたララママが川を掘ると、なんとトングが落ちていたではないか。

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さすがはニュータイプの嗅覚。

このトングを捨てた奴はけしからんが、この時ばかりは助かった。

今後このトングは、シャア専用として大切に使わせていただく事にした。

なんか普通に「トング」って名前のモビルスーツとかありそうだ。


そして空豆をたらふく食った後は、ゴールに向けてのんびり行くだけ。

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と、思った矢先、いきなり何の前触れもなくバックドロップOさんが轟沈をかましているではないか。

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しかもBBQしてたファミリーの目の前でという羞恥プレイ。

もちろんララも巻き添えを食って沈。

もうすでに撮れ高は十分だと言うのに「あのブログに出る以上はちゃんとマゾらなきゃ」と、わざわざ体を張ってくれたのだろうか?

しかしあの滝落ちバックドロップで沈しなかったのに、一体なぜこんな普通の場所で?

まだ会ったばかりだから計り知れないが、バックドロップOさんも僕と同じベテランマゾプレイヤーなのかもしれない。


そんなバックドロップOさんの「〆沈」を堪能したところでゴール。

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なんだか久しぶりに川旅らしい川旅だった。

最近急流ばっかりだったからね。

それにしても、僕もカヌー犬とサポートしてくれる嫁さんが欲しいなあ...。

ほんと羨ましい...。


とりあえず、約13キロほどのツーリングはこうして幕を閉じた。




そして車を回送して来た時点で見事に僕はタイムアップ。

温泉にも入る事なく大急ぎでジオン軍へ帰還。

そして嫁の元に帰還報告。

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今回はちゃんと遅れずに帰還したから、「赤い彗星も地に墜ちたものだな。」とは言われずに事なきを得た。

しかし風呂にも入らず、帽子でグチャグチャになった僕のくせ毛の前髪を見てこう言う。

「りんちゃん、お父さんの前髪見てごらん。すごいゲソヘアーだよ。」と。


確かに我が前髪は濡れるとイカの足みたいになるさ。

しかしもうちょっとマシな言い方は無いものだろうか?


そしてキシリア・サドからいつものように子守お留守番命令。

従順なシャア・マゾナブルは、「ハハッ!」と敬礼して嫁を送り出す。

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こうして赤い彗星は再び家庭人へ。

5月はこのように、わずかな時間だろうと無駄なく川下りと子守をこなせるかが勝負。

シャアの100年戦争はまだ始まったばかり。

彼が気兼ねなく1日フリーで遊べるようになるのは、来世の話かもしれない。

カヌー犬もサポート妻も夢のまた夢。

しかし仮面の下に野心を秘め、今日も彼は夢を見る。



5月終了まであとわずか。


シャアの孤独な戦いは続いて行くのである。


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それではおまとめ動画です。

今回は初の3台体制。

よって編集時間も3倍へ。

実はこの作業が一番マゾだったりする。






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