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新たなるロール風景〜気田川〜

Posted by yukon780 on 17.2012 気田川/静岡 2 comments 0 trackback
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前回、チーム・マサカズによる「木曽駒ヶ岳マゾ祭り」で激しく体力と精神を消耗した男。

しかし彼の休日はそれだけでは終わらない。


男は長野からそのまま南下し、一路静岡の気田川を目指した。

そこでは前日から横浜組のB旦那ご一行がキャンプしているのだ。


しかしウキウキの男を待っていたのは恐怖にまみれたロングドライブ。

果たして男は生きて静岡に辿り着くことが出来るのか?

そしてビッグな映画の撮影現場にも遭遇した気田川紀行を振り返ってみよう。


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温泉から上がってチームのメンバーと別れた。

さあ、ここから一気に気田川にいる横浜組と合流して楽しいキャンプ&カヌー。

僕が到着する頃には美味しいBBQとビールが待っている予定だ。


事前に地図で確認していたんだが、僕は何の根拠もなく木曽駒ヶ岳から気田川までの距離はせいぜい1時間半〜2時間程度で行けると踏んでいた。

天竜川に沿って真っすぐ南下するだけじゃないかと。

しかしカーナビで検索したら驚くべき数字が叩き出された。

「5時間半」


現在18時過ぎ。

BBQに間に合うどころか、到着する頃には「明日」になってるじゃないか。


信じられない、すぐそこって感じなのに。

カーナビは、なんだったら一回名古屋まで戻って新東名で行った方が早いなんて大迂回ルートもご案内する始末。


完全になめていた。

そこには広大な山脈が広がっている事も忘れていた。

さすがに登山後の5時間半の峠越えはテンションを猛烈に下げるには十分だ。

正直今回はさすがに帰ろうかと思ったが、せっかく勝ち取った「遊んで良い土日」。

こうなったら過労死したって遊んでやる。



道はどんどん細くなって行き、街灯も無くなり漆黒の森の中に向けて吸い込まれて行く。

いつがけ崩れが起きてもおかしくない、激しくうねうねと曲がり続ける山中の道。

途中、道の真ん中に巨大な鹿が現れるというワイルドなリアルサファリパーク。


立ちふさがる山脈を突っ切るトンネルは無く、車一台通るのがやっとの強烈な道を一気に標高を1,165mまで上げる迂回ルート。

夜間の山中峠越えは凄まじい恐怖も伴う。

その真っ暗な兵越峠を越えた頃には僕は2、3人の無念の落ち武者の魂を引き連れている気がして振り返る事も出来ない。

この時点で僕の精神力はかなり追いつめられていた。


その後も続く強烈な峠道。

長い時間何も口にしていないから気力も衰えて行く。

コンビニどころか人家すらない。

オシッコもしたいんだが、こんな真っ暗な山中の道で外に出て放尿する勇気は持ち合わせていない。

なんだったらもうすでに少しちびっている可能性だって否めない。


長い長い永遠かと思われた山中の孤独な4時間ドライブ。

ヘロヘロになりながらついに気田川の河原に到達。

みんながいるテント場に横付けした僕は、車のドアを開けるなりその場に倒れ込んだ。

正直この時の僕は、木曽駒ヶ岳登頂よりも激しい達成感に満たされていた。


時間は10時を越え、すっかりBBQは終わりを告げており平和的な花火が始まろうとしていた。

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コンビニ前にたむろするスケバンのような彼女達が花火を満喫している隙に、僕は寂しく残飯処理。

すごく美味しかったが、出来ればもっと早く来たかった。


こうして壮絶な土曜日が終わった。

前夜はほとんど寝てない状態で早朝から高山病と足の痛みに耐え、荒れて行く天候の中失踪者の捜索活動、そして4時間にわたる大峠越え。

この時ばかりは寝付きの悪い僕も、さすがに瞬時に泥のような眠りに滑落して行った。


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翌朝4時。

僕のミスで、僕の車の防犯ブザーが激しく鳴り響いて全員強制起床。

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天気予報は晴れ予報だったが、晴れているのに雨が降っているという状況。

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晴れと僕との激しいせめぎ合い。

メンバーの「誰だあいつを呼んだのは?」という心の中の非難の声が聞こえて来そうではないか。


何はともあれ、お馴染みの川をお馴染みのメンバーで出発です。

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今回は僕、B旦那、B女房、バターNの槍ヶ岳ドラクエパーティーの四人と、前回この気田川でチェリーボーイズの大反乱の時以来の山田(仮)、そして6月に甲斐駒ケ岳を罵倒し続けたサディスティック女優E。

そして今回は富士川以来の参加となった黒はんぺんSが初めて彼女さんを連れて来た。(左上二人)


思い起こせば去年仙丈ヶ岳に登った時に、独り身だった黒はんぺんSは随分と恋に悩んでいた。

頂上手前では悩みすぎて頭から煙を出していた事もあったっけ。(右下の男)

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その時の相手と見事に想いを遂げ、今回ついに参加の運びとなった。


それにしてもみんな彼女や奥さんがカヌーや登山に来てくれるってのが実に羨ましいじゃない。

我が家のドS嫁が奇跡の参加を果たす時が来るのだろうか?

恐らくロト6に当選するより確率は低いだろう。


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さて、この川に関しては今更特記すべき事もないでしょう。

相変わらず良い川だが、ここのところ間違いなく水質は落ちてしまったのが残念。

まだ9月だから鮎釣り師とのトラブルが懸念されたが、この日はほとんど出会う事なく快適に下れた。


快適すぎて突如戦いを始めたB女房と女優Eとあきれ顔のB旦那。

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戦いはエスカレートし、ぶち切れたB旦那が怒りの宣戦布告。

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ここから平和な気田川が乱戦モードへ。

即座にサド女優Eが嬉々としてマゾどもに襲いかかる。

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僕が「絶対に濡れてはいけない」一眼レフのカメラを手にしているのを確認してからのサドプレイ。

濡れたカメラを手にたちまち喜びに打震えるマゾ野郎。


いやあ、激流の川もいいけどやっぱりのんびりとこうして遊びながら下るのもいいもんだ。

そして今回は新たな趣向にもチャレンジ。

黒はんぺんSがとっておきの沢登りスポットへとご案内。

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とある場所から小さな流れ込みを遡上して行く。

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こういう冒険的なワクワク感はいつになってもいいものだ。

カヌーでゴールまでひたすら下るだけより、こうして寄り道したり潜ったり魚穫ったりしてこそ川旅だ。


やがて滝が現れる。

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ここも果敢に滝登り。

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これが中々に楽しい。

単独行の時にやる気は起きないが、こうして仲間と一緒なら実に楽しいシャワークライミング。


そして衝動を抑えられない夫婦がいる。

「歩く好奇心」でお馴染みのB女房は滝滑り台に勝手に挑戦しだす。

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毎度彼女の恐れ知らずの好奇心には驚かされる。

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しかし結果は滝滑りというより「滝落ち」。

うちの女房もこんなB女房の生き様を見習って頂きたい物だ。


一方でその旦那のB旦那。

ついに自分自身との対話を楽しみだした。

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遊びに貪欲すぎる彼も多少は煩悩から解き放たれたか?

しかし後に彼は僕に言った。

「今月末、日本標高二位の北岳に行きましょうよ。」と。

少しも煩悩から解き放たれなかったばかりか、その後も魅惑的な遊びのお誘いで僕の家庭内での立場をより厳しいものへと追い込んでくる。


恐るべしB夫妻。

遊びと好奇心の煩悩にまみれたこの夫婦から、今後も目が離せそうにない。


ひとしきり沢で遊んで、再びのんびりとした山の懐へ吸い込まれて行くご一行。

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気田川の良さはこの山の懐の深さにある。


そして今回、すっかりプレイボートにはまってしまったB女房。

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一人だけこのカヤックに乗っていると、すごい上手い人に見えて引率のインストラクターに見えてくるから不思議だ。

一方で、今回初参加となった黒はんぺんSの彼女さんがだんだんノって来た。

ソロでの操船も余裕が出て来てご満悦でポージング。

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やがて寝そべってポージングを次々と決め込んでくる余裕っぷり。

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ついにはこんな事に。

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見事な浮かれっぷりだ。

今後は彼女の事をモデルSと表記しよう。

これは今まで観客の視線を独占状態だった女優Eに対する宣戦布告。

彗星のごとく現れたの新人モデルと大女優との恐ろしき女の戦いが幕を開けたようだ。



何はともあれ、朝の日差しが美しく川面を照らすゴールデンタイムに突入。

僕らは光の川を清々しく滑っていく。

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清々しいねえ。

やっぱ川は早朝スタートに限るわ。

せっかくだからそんな清々しい僕と山田(仮)を撮影。

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なんだか山田の股間を僕が隠しているようで苦々しい写真となってしまった。

頭から足が生えてしまったような僕の表情も苦々しい。


そんな平和な空間を引き裂くように、突然バターNが「ビクッ」と動いてダッシュした。

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アウトドア派なのに虫が苦手なこの男に巨大なアブが襲いかかったのだ。

これが映像で残っていたら、間違いなく「マンボ」のバックミュージックをかけて繰り返し再生する所だ。

彼の激しいビビリっぷりは、毎度我々をビビらせる。


一方で僕はもう漕ぐのをやめて、お気に入りの「ライフジャケッティング」を開始。

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不気味に川を流れて行くマゾ太郎。

今ここにりんたろくんがいたら、きっとオオヒレカワコビトと見間違えただろう。


しかしこの川は比較的浅いから、そこらじゅうで腰を岩に強打するマゾ太郎。

空も曇ってすっかり低体温症気味に体を冷やして苦しみ始めるマゾ太郎。

この川でのライフジャケッティングは結構楽しいという事を知った。


前方を見れば、モデルSが倒木に突っ込んで行く所だ。

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まだまだ知名度の薄い新人モデル。

このように体を張った仕事も今はこなしていかねばならんのだ。

そして奥の方でこれを見て助けようともせず爆笑する黒はんぺんSの姿が映り込んでいる。

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彼らの今後の動向にも注目だ。

ボコボコに殴られて赤はんぺんになってなければいいが。


そして遊びはクライマックスへ。

エスキモーロールの練習の初体験です。

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挑むのはバターN。

エスキモーロールとはひっくり返ったカヤックを自力で回転させて再浮上させる技術。

転覆させて、

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さあ、勇ましくロール...

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おかしいぞ。

頭の位置、手の位置、パドルの位置全てがなにやらおかしなことになってるぞ。

彼は溺れているぞ。

即座に必死でB旦那による救出。

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しかし重さですぐさま再沈没するバター。

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渾身の力で再び持ち上げる。

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これぞ上級テクニック「バターロール」。

このロールで一番大変な目にあうのは補佐のB旦那だ。

これを彼らは激流の中でやるというのだから凄い話だ。


その後も何度となく行われるバターロール。

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もはやパドルの位置がぐちゃぐちゃだ。

しかし何度も繰り返す彼に、会場は感動に包まれていた。


もはやこれは感動の超大作映画の一コマのようだ。

見方を変えてみれば、なんだかすごく格好良く見えるのではないだろうか。

そこで映画のポスター風にしてみた。


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バターNがなんだか凄く格好良く見えるぞ。

メンバーもそうそうたる俳優人に見えてしまう。

恐るべしバターロール。

今後はこの新たなロール方法が世界に浸透するかもしれない。


と、こんな感じで一切川の説明無しで終わりを告げた気田川カヌーツーリング。

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せっかくなんでログ貼っときますね。


より大きな地図で 気田川日帰り王道コース を表示

こうして僕の目まぐるしい土日が終わった。

木曽駒ヶ岳登山からの気田川ツーリング。

絶対的にお勧め出来ない組み合わせだが、マゾ野郎は充実の週末を楽しむ事が出来るだろう。


今後一週間の仕事に大きく影響が出るほどに疲れ果てた今回の旅路。

そして翌日から僕は強烈な仕事量に埋没して行く日々が始まることになる。

(※今回の土日の記事が一向に進まなかったのはそのためだ)


これ書いてる現時点での僕の体調と精神状態は最悪だ。

そろそろ行かねばなるまい。

さあ、山や川が僕を待っている。




ーーーでも昨日嫁と喧嘩しちゃったんだよね。

待ってるのは山や川じゃなくて絶縁宣言かもね。



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気田川デストロイヤー後編〜阿鼻叫喚の世界〜

Posted by yukon780 on 01.2012 気田川/静岡 2 comments 0 trackback
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ファン感謝祭の筆おろしカヌーツアー後編。

名女優「気田川」さんによって彼らは無事に大人にしてもらうことが出来るのか?

はやる気持ちを抑えきれないチェリー共の出発前の乱行プレイの数々に不安になる僕。


そしてこの日はなんと「快晴」。

最近の僕は珍しく快晴に恵まれてしまうと、必ずその代償として「犠牲」を支払うシステムになっている。

その犠牲は大きく分けて「天候系犠牲」と「自然系犠牲」と「体調系犠牲」に分けられる。

晴れた場合は「寒波」「暴風」「逆風」がお約束で、川は「濁流」「増水」「激流」にまみれる。

そして僕の体調は「発熱」「歯痛」「偏頭痛」などに侵されて行く。


しかし今回の快晴代償は「物理系犠牲」という新ジャンルで僕に襲いかかって来た。

思いがけない方向からの犠牲請求が始まる。

そして、チェリー共の醜態も続いて行く。


ちなみに今回はろくな写真が撮れていない。

従軍キャメラマン矢作Cが操船でいっぱいいっぱいだったことと、僕もチェリー達の介護にいっぱいいっぱいだったからだ。

写真の無い部分は想像してご覧下さい。


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スタートからの20分間。

そこに展開されたのは、浮き足立ったチェリー達の醜態劇場だった。


いきなり座礁する者、止まりたくても流されて行く者、避けることも出来ずに岩壁に激突して行く者、同じ場所をクルクル回っている者、隠れ岩に乗り上げている者、工事現場な者。

「うおっ」「ぬぬっ」「わあぁぁ」「あかんあかんあかん」「漕いで!漕いで!」etc...

各所で野太い悲痛なうめき声が山間にこだまする。

阿鼻叫喚の地獄絵図。

初めて気田川という女体と戯れることになり、どこをどう攻めていいのか分からず続々とテンパって行くチェリー達。


そして、早速最初の被害者が出た。

ドラTと小木Kの二人艇が、川の流れに全く逆らうこと無く岩壁に突入。

そのまま壁に押し付けられて、絵に書いたような沈を披露した。

これはその直後に撮られたショットだ。

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流されて行くカヌーとパドルと荷物を必死で追いかける現場の男。

しかし彼は「綿」の立浪Tシャツにより、たっぷりと水を吸って動きが鈍い。

そしてそれを呆然と眺める風邪ひき中の小木K。

スタートしてわずか20分での惨劇。


正直僕は「いくらチェリーでも気田川程度で沈する奴はいないだろう」と思っていたが、いきなりその概念は粉々に打ち砕かれた。

こいつらがこんなにも早漏野郎達だったとは思ってもいなかった。


大急ぎで漂流物の回収に向かう僕。

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覚悟はしていたが、今日は「救助」や「回収」が僕の仕事のようだ。

今日はもう割り切って、彼らに立派な大人になってもらうことに集中しよう。


なんとか皆で重くなったカヌーを回収。

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このカナディアンカヌーは最近めっきり「のんびり漂う」という本来の姿を失って、この様な水没シーンを度々見せている。

中古で買ったものだが、以前の持ち主に申し訳ない思いでいっぱいだ。



いったんまずはこのチェリー共を落ち着かせることが大事だ。

少々早いが、ここはひとつ昼メシを食って一息入れることにする。


先ほど見事な沈を披露した小木Kは、当たり前だが風邪が悪化したようだ。

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声も真栄田か高見山みたいにしゃがれていて、今にも「二倍二倍」と呟きそうな勢いだ。

彼は前日に1時間しか寝る時間が無かった上に風邪を引いていて、そんな状況にも関わらず自ら入水して行った男。

見事にマゾ塚カヌースクール入校への狭き門を突破した瞬間だ。



童貞喪失に向けて意気揚々とやって来た彼らだが、いつもビデオで見ているようには行かずに頭を抱える者もいる。

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「おっかしいな、イメージトレーニングはバッチリだったんだけど」と言っているのか?

現実はビデオのように簡単には行かない。

実際はシチュエーションとお互いの気持ちを通わせることが大切なんだよ。


まあ、ここは焚き火でうどんでも作って暖まろうじゃないか。

しかし、焚き火の準備万端で何やら立ち尽くすチェリー達。

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ライターが無いじゃないの。


いざこれからって時にオカモトさんを忘れたことに気がつくに等しい所業。

僕はてっきりアゴ割れMがタバコを持って来てるもんだと思っていたが、彼は持って来ていなかったのだ。


しかし我々には百戦錬磨の山田がいた。

実は山田は午前中で帰ることになっており、この地点に山田の車を置いていた。

彼は車のシガーライターで薪に着火した。


しかし車から焚き火地点までは距離がある。

そこで我々はその希望の灯火を皆で焚き火地点まで「聖火リレー」で運び、感動の着火を試みた。


初回はアンカーの僕が猛疾走しすぎてしまったことにより、焚き火地点で見事に消火。

次は三人アンカーの必勝態勢で臨んだが、残念ながら山田のシガーライターが乱用によって破壊されてしまった。


結局無駄な時間を大量に費やした上に貴重な火種も失ってしまった我々は、大人しく山田の車で上流の車内にあったガスバーナーを取りに行った。

火ってとっても大事だと学んだチェリー達。


散々時間をかけた末に、やっと聖火が灯った。

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ここに来て無駄にカッコいい写真を撮り出す矢作C。

水上では写真を撮る余裕のカケラも無かった男だが、陸上では強気だ。

しかしここはそんなに頑張る場面ではない。


そしてこの時点で優雅にタバコを吸うアゴ割れM。

やることが全て後手後手だ。



さらにライターに続き、ここでまたしても痛い忘れ物が発覚。

僕がわざわざ「野菜たっぷり特製ギョーザうどん」の材料を持って来たんだが、なんとほうれん草とネギとしめじを冷蔵庫に置きっ放して来たことが発覚したのだ。

必然的に具が餃子だけといった、中年層にキビシい肉々しいうどんが完成。

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そして誰もが想像した事態が起こり、汁とギョーザをぶちまける始末。

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結局メシを食って落ち着くはずが、無駄に時間を消費した上に重たいうどんをバタバタと食う羽目になってしまった。

そして食後は静かな川原でお昼寝タイムかと思いきや、本日はかつて無いほどの「カヌー渋滞日」。

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静かじゃない上に、まるで落ち着きやしない。

やはり鮎釣り解禁前に大人しく出来ないカヌー野郎達が沢山いるということだ。


ここで山田が用事のため、途中下車記念写真。

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結局彼は「薪に火をつける」という重要な役割だけ果たして帰って行った。

さあこれで貴重な経験者が離脱し、チェリー共の命は僕の双肩にのしかかる。

ニヤニヤ笑っているが、ここからはビシビシ行かせてもらうぞ。


どうせ落ち着かないので、早速午後の部のスタートだ。

しかしその仕切り直しのスタートから、その実力を余すこと無く発揮し始めたチェリー軍団。


いきなり小木Kがカヌー乗り込みに失敗して、まさかの未スタート沈をかました。

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右から乗り込んで、その勢いで左側に回転しながら沈すると言う高等技術。

まるでCM前のルパン三世のような見事なズッコケ沈だ。

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本日の彼は随分とやる気に溢れているようだ。

チーム1のサド野郎という触れ込みで入って来た彼だが、睡眠1時間+風邪+粗沈+ルパン沈というマゾコンボを決めてすっかり新しい世界に目覚めたようだ。


一方でそんなルパンの奥の方を見ると、黄金の立浪が何やらおかしなことになっているぞ。

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新しいバッティングの練習法か?

いや違う。こいつらも沈してるじゃないか。


信じられない。

仕切り直しのスタート直後からのダブル沈。

奥の方を見ると、ヘロヘロになったゲリMが必死で岸に上がろうとしている。

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そしてまさかの「流れて行くカヌーほったらかし」という壮絶な光景を見せつける。

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次々と惨事に見舞われる僕のカヌー達。

しかもパドルや荷物やサンダルを川にぶちまけ、次々と流されて行く無法地帯。


僕は岸から猛烈なダッシュでカヌーの回収に向かう。

浮力体も装備していないカヌーは見事に水没寸前で、その重量はとんでもないことになっていた。

僕はすぐさま「ギア・セカンド」を発動し、全身から湯気を吐き出しながらフルパワーでカヌーを回収。

そしてすぐさま排水し、そのカヌーに乗ってパドルを回収。


その時に川底に僕の大事な焚き火用の鍋達が散乱していたのが見えた。

この鍋達はユーコン川を共に旅した僕の大事な相棒。

こんなチェリー達の暴走に巻き込まれて死んではいけない奴らだ。


僕はクソ冷たい川に飛び込んで、必死ですべてを回収。

すぐそこの川原で昼休憩していた別の人達の注目を浴び続けながらの羞恥プレイ。

大声で「僕じゃないんです。沈したのは僕じゃないんです。」と叫びたかったが、そうもいかない。


鍋を無事に回収して、再びカヌーに飛び乗りドラTの流されたサンダル回収に向かった。

もうこの時点で僕の体力は底をつき始め、腕の筋肉がシャウトしていた。

今にもさっき食ったギョーザうどんをぶちまけそうな勢いだ。



午後一のスタート直後からのチェリー達の大惨劇。

最も被害を被ったのは僕だった気がしてならない。

全く恐ろしいルーキー達だ。


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チェリー達の破壊活動は続く。

僕の精神と体力の破壊だけでは物足りなかったのか、ついに「物」への破壊活動を始め出した。

なんと小木Kが僕のパドルを破壊してるじゃないの。

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数々の旅を共にして来た貴重な4Pのパドルが、まさかこの様な形でその一生を終えることになろうとは。

これが集団チェリーカヌーの恐ろしさなのか。


さらに自制心を失ったチェリー達の暴動が止まらない。

奴らは次々と僕の私物に襲いかかって来る。


今度はドラTが木パドルを破壊したのだ。

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味わい深い木パドルだったが、あえなくチェリー共の暴走の巻き添えを食らって昇天。

一度に二本のパドルを失うのは金銭的に中々手厳しい状況だ。



山田のシガーライターから始まった暴走デストロイヤーズの破壊活動。

今回の快晴に対する代償は、あまりにもショッキングでお財布にも優しくない設定だった。

大量のチェリーと川を下るということが、これほど気力と体力と経済力を問われる事になるとは。

ある意味、激流よりもスリリングな旅路だ。


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さらにチェリー達の暴走は続く。

もう見ている僕の方がハラハラすることばかり繰り返す彼ら。

しかしそんな僕の思いも「我関せず」ともみ消しを図る国交省の役人達。

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彼らは彼らで、川のどこの部分を破壊してやろうかと画策しながらのダウンリバーだ。

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そしてそのまま瀬の中でチェリー同士で激突したりする。

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もう、見ている僕は常に臨戦態勢だ。

一体次は何を破壊し、何をぶちまけるのか予想もつかない男達だ。


続いて「倒木は危ないから早めに避けてよ」って言ってるにも拘らず、ゲリMとアゴ割れコンビが「倒木」に突入して行く。

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アゴ割れMが枝に巻き込まれていたが、彼は現場ヘルメットで難を逃れた。

そして水風呂と化したカヌーを、ライフジャケットをケツに食い込ませたアシュラマンが排水する。

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本来優雅なこの川が、チェリーという名の悪魔超人に支配され始めているようだ。


さらに地獄化は進み、すっごく狭い場所で我がチェリー部隊がカヌーの大渋滞に巻き込まれた。

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僕の視線の先には沈している知らない人や、再び壁に押し付けられてもがく小木KとドラTの「パドルクラッシャーズ」の必死な姿。

さらに後方から、相変わらず画期的なパドルの握り方のゲリMとアゴ割れMが回転しながら下って来る。

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彼らはそのままケツから岩壁に衝突し、ゲリMはその勢いで椅子から滑り落ちる始末。

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ケツを痛打して、カヌーがゲリまみれになっていないか心配だ。

しかもアゴ割れMも激しい痔主さんだから、彼も衝撃で出血している可能性が高い。

頼むから僕のカヌーの中を「韓国料理風の赤茶色の汚物」まみれにしないでいただきたい。


一方でとんと写真を撮らない従軍キャメラマンの矢作Cは、ついに自分の物を破壊し始める。

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もはや私物すら守れない混沌とした世界。

もう何が壊れてもおかしくない。


とりあえずビニール袋で応急措置。

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ゴールに近づくにつれ、満身創痍の男達と道具達。


そして、僕の気分を最高に害する本物のデストロイヤーが登場。

まさに「不必要な護岸工事真っ最中」のショベルカーたちが現れた。

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あっという間に、清流だった気田川が泥の川と化した。


冒頭に僕は三年ぶりだと書いたが、正直この三年でこの川は随分と様変わりしてしまっていた。

そこら中で川原がならされ、コンクリ張りの無意味な護岸が増えていた。

当然当時のような清流度はなくなっていて、雨後の回復力ががた落ちしていることは一目瞭然だった。


一体なんでこんな事するのよ?

目先の利益ばっか目が行って、川の未来を奪って心が痛くないのかい?


またひとつ、僕の愛する川が死んで行ってしまうようだ。

将来りんたろくんと川を旅する時、日本で「正しい川」の姿を見せて上げることが出来るだろうか?


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やがて、長良川でも見た事がある「人」のオブジェを横目に見つつ、

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濁流にまみれてチェリー達がウィニングラン。

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そして、歓喜のゴール。


ついに彼らは長かった筆おろしの旅を完成させたのだ。

随分と荒っぽい初体験だったようだが、これで君たちは立派に大人の仲間入りだ。

彼らは童貞を喪失し、僕はパドルを喪失した。


そして最後に壊れてしまったのは、この過度の緊張から解き放たれた僕だった。

その時の写真を矢作Cが送って来てくれたんだが、何故か自主規制されていた。

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僕の精神はチェリー達の暴動に耐えきれず、激しくデストロイヤーされていたようだ。

何が起きたのか、今となっては全く思い出すことが出来ない。



より大きな地図で 気田川筆おろしツアー を表示


何はともあれ、壮絶な気田川ツーリングは幕を閉じた。

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完全な素人の集まりで始まったこのチーム・マサカズ。

大分大人になって来た彼らは、次にどんな醜態を晒してくれるのか?


男達の戦いは常にクラッシュ&クラッシュ。

ロックンロールの魂を宿したマゾ集団。

奴らの破壊活動はまだまだ始まったばかりだ。



〜気田川デストロイヤー〜 完


気田川デストロイヤー前編〜チェリー達の暴走〜

Posted by yukon780 on 30.2012 気田川/静岡 0 comments 0 trackback
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実に三年ぶりの気田川。

育児にまみれてとんとご無沙汰していたが、久しぶりのマイスイートホームリバー。(参考記事

もう岐阜県民になってしまった僕は気田川をホームリバーとは呼べないが、それでもここは心落ち着く川の一つだ。


今回はそんな僕の青春の川に、これからカヌー青春が始まるかもしれない男達を連れて来た。

チーム・マサカズの素人野郎共だ。


「まさか」な出来事を楽しむ、アウトドアマゾ集団「チーム・マサカズ」第五弾。

カヌーチェリーボーイズ達の川カヌーデビュー戦。

穏やかな川で名高い気田川だったが、そんなチェリー共の奇行に支配されて全く落ち着きのないリバーツーリングとなった。


これは「大量のチェリーボーイズを連れて川を下るとどういう事になるか」の記録。

そんな童貞野郎達の暴走を振り返ってみよう。


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僕はいつものように、子供の風呂と寝かしつけのミッションをこなしてからの夜間出発。

5月の休日のカヌーは、前日の深夜入りが鉄則だ。


気田川に到着して、夜中に一人川原のテントの横で飲むビールと魚肉ソーセージ。

僕の背中の羽が伸びに伸びまくる瞬間。

それは徐々に「マスオ」から一人の「男」へと変貌を遂げて行く大事な儀式。

そこには仕事の電話も、養子の重圧も、育児の悩みも、嫁の罵声も届かぬステキな世界。


一人の夜の川原が寂しいかどうかは僕が決める事。

同情は禁物でございます。


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朝8時にメンバーが現地集合で合流して来る。

しかしこの時点で何故か肩で息をしているのは僕だ。

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実は朝にあまりの寒さで目が覚めた僕は、ひとりランニングをかまして皆より一足先にマゾっていたのだ。

ちょっとだけ走って、合流メンバーの車の前に飛び出して驚かせてやろうという魂胆だった。

しかし奴らの車が中々現れずに、結果ずっと走り続ける事になってこのような醜態となってしまった。

マゾ塚カヌースクールの講師として、この素人どもに「いかに準備段階で己の体力を削っておけるか」の重要性を自ら示した結果だった。


ここでアゴ割れMが突然、白昼堂々と股間に黒いホースを取付けた。

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写真だけ見ると「怖い人達に囲まれてホースをはめさせられる男」に見えるがさにあらず。

もちろんこれはカヌーをポンプで膨らませているんだね。


一方で小木Kはと言うと、カヌーの上であられもないポージングだ。

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グラビア撮影だとしても実に画期的なカモンポーズ。


そんな小木Kに刺激されたのか、アゴ割れMが「セクシー対決」に乗って来た。

そして見事なライフジャケットの食い込みプレイでセクシーアピールだ。

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かつてこれほどのツヤのあるセクシーなケツがあっただろうか?

僕の記憶の中では寺沢武一の漫画でしか見た事が無い。

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早くもチェリーボーイズ達の暴走が始まったようだ。


まだカヌーのイロハの指導を何もしていないのに、乱行を始め出す者も現れる。

僕が車をゴール地点に置きに行っている間に、無謀にも彼らは難易度の高いプレイボートに試乗していたようだ。

そしてゲリMによる、まさかの「正座乗船」が炸裂した。

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プレイボートを便器と間違えてないだろうか?

パドルの持ち方も変だし、逆に凄い難易度が高い乗り方のように思える。

彼は「プレイボート」の意味をはき違えてないか?

決してこのカヤックはマゾなプレイを楽しむためのボートではない。


一方で甲府から遅れて参戦して来た男がいる。

僕以上のドラゴンズファンと知られる彼は「ゴールデン立浪」で気合いを見せつける。

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綿生地のこのTシャツはたっぷりと水を吸って彼を冷やす事請け合いだ。

実にチェリーらしいミスチョイス。

今回がチーム初参加のこの男を、ひとまず「ドラT」と表記して行こう。

しかし彼だけ遠方に住んでいるから、かなりのレアメンバーになることは間違いない。


そしてドラTとアゴ割れMのコラボプレイ「現場の男達」が始まった。

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アゴ割れMは前回の長良川に引き続き現場ヘルメット持参で、ドラTもそれに続いた形だ。

どう見てもこれからカヌーをやろうという男達には見えない。

少し文字を加えれば、たちまち国交省風のポスターが出来上がる。

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二人とも、実に悪い企みを密談しているように見える。

こうやって見ると、凄く腹立たしく見えて来る奴らだ。


そんな現場監督も、プレイボートに乗ってご満悦だ。

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今にも「おう、若ぇの!手ぇ休めるな!ちゃっちゃと川に入れ!」という怒号が聞こえて来そうだ。

こう見えて、彼も立派なカヌー素人。

かつてこれほど威厳に満ちたチェリー野郎を僕は知らない。


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チェリー共の暴走が落ち着いて来た所で、スタート前の記念撮影だ。

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左からマゾ塚カヌースクール講師の僕、近所だから参戦して来た山田(仮)、現場監督のアゴ割れM、風邪+睡眠1時間のみの小木K、黄金の立浪ことドラT、従軍キャメラマン矢作C、そしてゲゲゲのゲリM。


カヌー経験者は僕と山田のみ。

ドラTは完全なる初体験。

アゴ割れMと矢作Cは、先日長良川でプロによる強制筆おろしで脱初心者したばかりの素人童貞。

その他は水路を一回プカプカしただけの自慰野郎たちだ。


これだけ大勢の素人どもを引き連れてのカヌーは初めてだから非常に不安だ。

ひょっとしたらゴールで写真を撮った時、この中の何人かは映っていないかもしれない。

彼らにも家庭があるだけに、僕の責任は重大だ。



この先、そんな僕の不安を予想通りに彼らは現実のものにしてくれた。

そこかしこでチェリー達は暴走を続け、僕の精神と体力と大事な物を破壊しまくるデストロイヤーズと化した。

本来は美しき清流気田川をのんびりと満喫してもらうつもりだったのが、まるでドリフ後半のようなドタバタとした落ち着かないツーリングとなってしまった。


鮎釣り前の貴重な5月に行なわれた、「筆おろしのファン感謝祭〜童貞カヌーツアー〜」。

本来はささっと一話で終わらせるはずだったんだが、忙しいのと体調不良により中々記事が書けんくて。

まあその体調不良も、今思えばこの時からがきっかけだったように思えるが。



というわけで、後編へ続きます。


マイ・スウィート・ホーム

Posted by yukon780 on 01.2011 気田川/静岡 0 comments 0 trackback
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「あん時のアイツ」シリーズ第7弾。

今回も軽く静岡県のオツな川を紹介しておこう。

天竜川の支流の「気田川」(けたがわ)だ。


この川は僕にとってみると、言わば「ホームリバー」。

結構行くのに時間はかかるんだけど、多分一番多く下った川だろう。

その割にはたいした写真が撮れていないのが残念だが、実に奇麗な川なんです。

水はまさにクリアブルーで素晴らしき透明度。

川からの眺めも、山深いけど懐の広い雰囲気が味わえる。

鮎釣りも盛んだから、実質下れるのは解禁前と秋以降なのが残念だけど。


まあ今回は軽い紹介でとどめておいて、次回行った時に奇麗な写真とともに詳しく紹介したい。

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なんだかとても雰囲気がのんびりとしてて、ここに来ると「我が家」に帰って来た感じがする。

この「我が家」にはドSな嫁もいないし、マスオさんの僕でも気を使う事なく羽を伸ばせるのだ。

夜泣きもないし、飼い犬にも吠えられない僕だけのスウィートホーム。

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一度ガッツリと雨が降るとしばらくは濁ってしまうんだけど、ベストな時に行けば最高にクリアな水質を楽しめる。

もっとキレイでいい淵が沢山あるんだけど、何故か写真が残ってない。

今回の写真の数倍は美しいと思ってほしい。


キレイなだけじゃなく、結構適度に瀬もあって楽しい川だ。

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悪質な瀬ではないんだけど、結構クランクカーブが多いからお気をつけて。


山間部の区間では、とてもいい気分で下っていける。

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流れもそこそこあるから、水の上を滑っていくような感覚だ。

カヌーの影が川底に映り、ビュンビュンと石が後方にに飛んでいく。

空に浮かんでる感じが味わえるのよ。

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もうとにかく天気が良くて水質がパーフェクトな日には、腰がガクガクする程最高なカヌーツーリングが出来る。

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しかしひとたび雨が降り増水すると、一気に違う顔になる。

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凄まじいスピードと次々現れる瀬で、アドレナリンが全身の毛穴から噴出する。

こういう時は、「嫁の瀬」に匹敵する勢いの波が僕を激しく襲う。

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そして僕らはいつも敗退する。

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何度この惨めな思いを経験しただろう。

先ほど僕は「天気が良くて水質がパーフェクトな日には、腰がガクガクする程最高なカヌーツーリングが出来る」などと自慢げに書いていたが、実は僕の行く大半がこんな光景が展開される。

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お得意の「こんなはずじゃなかったのに...。」という名ゼリフはこの川で誕生したのかもしれない。

ここに写っている白いジャケットを着た男は、その数年後でも同じポージングで同じセリフを何度も口にする事になる。

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ここで、この轟沈をかましてなおマゾ的な微笑みをかます男を紹介しておこう。

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今後あん時のアイツシリーズで恐らく幾度となく登場するであろう男。山田(仮)だ。

学生の頃の彼の夢は「皇族に婿入りする」という大きな夢を持った男。

僕が独身時代に、最も多くカヌーパートナーを組んだ男だ。

一時毎週のように山田(仮)と遊んでいたので、ホモ説まで浮上した程だ。

「よく出てくるこいつは何者だ?」という思いを抱いていた方。この人は山田です。


僕が結婚して、中々一緒に遊ぶ機会が少なくなった。

最近彼に会うと、僕は嫉妬心に支配される。

独身を貫く彼の姿が、輝いて見えるからだ。

紀宮さまも結婚してしまったし、彼の結婚は愛子さまの成長を待つ他ないだろう。

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話がそれてしまったので、気田川の話題に戻る。

この川の魅力は、水の奇麗さや、景色の寛容さのみならず、その川原にも凝縮されている。

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もうどの場所でも一流ホテル並み(カヌー野郎視点)のテント泊が約束されている。

広いし、砂利も平らだし、何より豊富な流木が男の魂を揺さぶってならない。

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この川でメシを食うのに、ガスストーブなどは必要ない。

飯を作るも良し、暖をとるのも良し、バーボン片手に己に陶酔するのも良しだ。

もちろん男同士で熱く語り合うも良し、女に告白して結婚して養子に入って罵倒されるも良しだ。

この川の焚き火は全てを受け入れてくれる。

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しかし、焼き芋には注意したい。

一度その場から離れた隙に、何者かに盗まれた事もある。

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川原にいると、ふらふらと地元のおっさん達が来る事もある。

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いい川のそばに住む人は、ちゃんとその川を愛している人達ばかりだ。

色々と面白い話が聞けたりする。

僕のケツもプリケツになって食い込んでセクシーだ。

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天気がいい穏やかな日は、もうカヌーなんてそこそこで終わらせて川原でのんびりするのもオツな男の作法だ。

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本読んだり、昼寝したり。

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ホームリバーならではの贅沢な時間。

ほんと、大好きな川だよ、気田川。

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でも今は岐阜に引っ越してしまったせいで、随分遠い川になってしまった。

しばらく行ってないが、来シーズンこそは再び帰りたい。

川だけど、ふるさとがある事はいいことだ。

嫁と喧嘩したら、「実家に帰らせてもらいます」と吐き捨てて、僕は車にカヌー積んでこの川に帰るだろう。

きっと優しく迎えてくれるはずだ。

そしてその時は山田も一緒だ。

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