ジュナンボーイとヤプールの秘策〜冷戦和知野川〜

Posted by yukon780 on 01.2013 和知野川/長野 8 comments 0 trackback
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GWに突入した。

世間ではレジャーだ旅行だと賑やかになる季節。


しかし僕の世界でのGWとは「いかに肉体と精神を追い込んでゴールデンにマゾれるか?」というフェスティバルと言っても過言ではない。

一年で最も浮かれてはならない、格好の修行期間だ。


そんなGMWの前半戦。

僕は「帰省」という名目でりんたろくんを連れて家を飛び出した。

あくまでも僕の実母と孫が平和にGWを過ごすという建前の3日間。

しかし今週のマゾエさんが企てた計画は以下の3本。


・マスオ、強風冷水の和知野川でカヌー。

・マスオ、親子三代8時間耐久マゾ登山。

・マスオ、足助トレランで人体の限界に挑戦。

の3本です。


それでは前半戦。

まずは和知野川から振り返って行こう。


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初日。

いきなり下痢が止まらない。


高速道路で一路和知野川に向けて走らせる車中。

僕の大腸の反乱分子は、早くも暴徒化して襲いかかってきた。

岐阜羽島ICから飯田山本ICまでの、ほぼすべてのサービスエリアにマーキングをしながらの旅路。

実に華々しいGWの幕開けだ。


和知野川に着いた頃にはゲッソリして1キロくらい痩せてしまった気分だった。

それでも気分はいい。

実に8年ぶりの和知野川は、相変わらずの美しさで僕を出迎えてくれたからだ。

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あの時はこの川で一人野宿した際、闇の恐怖に取憑かれてテントも置いたまま逃げ去ったという思い出の川だ。(参考記事:闇の魔物と野宿野郎

そんな微笑ましい一人旅野郎だった僕も、8年の歳月が流れて我が子を引き連れての凱旋。

感慨に耽る僕の前には凱旋門みたいな味のある橋。

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相変わらずの変態的な川の美しさ。

この川は独特の雰囲気で、川底が砂利ではなくて砂が多いから南国のビーチのような川なのだ。

お腹はユルユルだが、猛烈にテンションが上がって来たぞ。


8年前と同様に発電所から少し上がった場所から川に侵入です。

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勝手にハイテンションになって行くゲリ父を横目に、何やらりんたろくんのテンションが強烈に低い。

彼はここまでの長い道中、ひたすら車内でウルトラマンのDVDを観ていて見事に車酔い。

そして到着と同時に軽く草むらに嘔吐。

結果、このようなテンションが出来上がったわけだ。

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父はゲリで子はゲロ。

こうして妖怪人間のような排泄親子の挑戦が始まった。


川原に降りて行くと、当時と変わらぬ素敵な川原が登場。

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本来はもっと鏡のような水面なんだが、表面が波立ってしまっている。

要するにこれは「風は強い」という事を意味している。

やたらと天気が良いから、まあそのへんは覚悟していたけどね。


出発前の記念撮影。

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親子のテンションの違いがとても分かり易い写真になったね。


風が強くて寒くて鬱陶しいけど、いざ漕ぎ出せばやはりそこは清流。

強烈なスケスケっぷりでお父さんのコーフンはマックスだ。

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しかしコーフンも束の間。

8年経ってすっかり忘れていたが、この先にはテクニカルな瀬が乱立していた。


道路からはこんな感じでどうなってるか分らないんだけど、

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いざ突っ込んでくとこんな感じのが次々と襲いかかる。

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ここで隠れ岩に乗り上げ、この後僕はカヌーから降りてカヌーを押す。

すると思いのほかアッサリとカヌーが外れて、そのままカヌーとりんたろくんだけが流されて行くという驚愕の事態に。

大慌ててで僕は川をダッシュしてカヌーにダイブ。

こうして開始5分で下半身がずぶ濡れとなり、以来ゴールするまでずっと下半身が冷たい風で冷やされ続けるといったゲリ野郎には過酷な状況設定が出来上がった。


そこを切り抜けると少しの間だけ平穏な区間。

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この川は結構流れが速くて、こまごまと瀬が来るので落ち着いて写真が撮れない。

なので今回は後で歩いて戻って来た時に撮った写真を織り交ぜつつ進行していきます。

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ここを進むと、発電所の放水口の流れに合流。

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ここが大量放水中は危険なんでお気をつけて。


そこを越えると例の味のある橋をくぐり、

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清流堪能タイム。

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とっても幸せなんだけど、とってもお腹が痛いのね。

素直には堪能させてもらえないんだね。


と思っているのも束の間、早くも瀬。

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コンクートの壁が変な形してるから複雑な流れになってる。

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思いがけず緊張感のある瀬へ突入。

8年前に来た時の写真が少なかったから忘れていたが、当時も写真を撮るヒマなんてなかったんだね。

今回は3歳児を乗せている事もあって実にスリリングな川下りだ。


なんとか瀬を越えてりんたろくんを確認。

今まで使ってた帽子を失くしたんで、急遽買ったデカい帽子で表情が読み取れない。

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でも帽子を上げると笑顔です。

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いつも静水ばかりのカヌーで退屈そうだったが、今回は流れも瀬もあって彼も大コーフンの模様。

なんと僕が「一回川原で休憩しようか」と聞けば、「イヤ。このままカヌーに乗る。」と言うじゃいない。

これには僕も嬉しくてたまらなかった。

でもお父さんはちょっと川原でウンコをしたいんだが...。


これはついにりんたろくんがカヌーに覚醒したのか?

どうやら彼は激流好きだったみたいだね。



その後も気を抜けない細かい瀬や岩を越え、

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のんびりした風景の中を滑るように進んで行く。

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この川はこんな感じで、瀬と清流が入り乱れて実に忙しい川だ。


やがて大きな瀬に、親子で「うおおお」と叫びながら突入。

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ここで思いっきり波を全身で被った。

もちろんりんたろくんには初めての体験。

見事に全身びしょ濡れだ。

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夏なら良いんだが、ただでさえこの日は寒くて風もあって僕としては気が気じゃない。

でもりんたろくんは「もう一回!もう一回!」とおかわりを要求するというハイテンション。

嬉しいんだけど君を風邪引かせたら、お父さんはお母さんに殺されてしまうんだよ。


でもなんだか父さんは嬉しいぞ。

どうだ、家でDVDばっか見てるより自然は楽しいだろう。

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ついに彼の中の川ガキの本質が目覚め始めて来たのかな?

それともただマゾが開花しただけなのか?



その後も和知野川は壮絶な美しさを見せつけ、

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慌ただしい瀬のオンパレードを提供。

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と言ってもそんなに悪質な瀬はなく、何度か水は被るけどそれも気持ち良い。(寒くて冷たいけど)

何度も親子二人で「3、2、1、とつにゅー!うおおおおお」と叫びながら瀬に突入して行く楽しい時間。

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8年前のストイックな単独行カヌー野郎時代では考えられなかった、息子との川下り。


瀬が終わるとりんたろくんは僕の懐で横になり、のんびりと流されて行く。

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空を見上げて「キモチいいねえ、おとうさん」。

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ふと、すごく輝いた時間を今親子で共有しているなあと思う。

数年後にこの時の事を思い出した時、理由も無く泣いてしまいそうだ。

すでに目の前の風景がセピア色に見えてしまったよ。

やはり川はいいな。

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やがてゴールの和知野川二瀬キャンプ場に到着。


ちょっとおセンチになってしまった僕を待っていたのは「突風さん」。

天は感慨に耽る事も許さない。

風は容赦なくずぶ濡れの二人に激しく襲いかかり、たちまち凍え出す二人。

りんたろくんはブルブルと震え出し、「もう、風さんやめてぇ」と悲痛な叫び。


着替えはスタート地点の車の中。

今回は距離が短いから歩いて車を取りに行く予定だったので、一気に事態は悲壮感を帯び始める。


ひとまず僕のレインウェアをりんたろくんに着せて、何とか彼だけは風から救助。

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僕はこれにて、無防備状態で濡れた体に冷たい風を浴び続ける事になる。

本来はのんびりと歩いて行くつもりだったが、小走りで一路スタート地点を目指す。

でも20キロを担いでの小走りは、急速に僕の肩と腰にダメージを与えてグッタリとなる。

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こんなはずじゃなかったのに。

初日からここまで追い込むつもりは正直なかったのに。

色々焦りすぎて、もはやお父さんのウンコはどこかへ行ってしまったよ。


へこへこになりながらなんとか例の橋を渡り、

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無事にスタートの車へ到達。

急いでりんたろくんの服を着替えさせ、車内で暖をとらせる。

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ああ、さっきまであんなに楽しかったのに。

GWなのに、なぜかスキーウェアを着て毛布で暖をとっている息子の哀れな姿よ。

彼のテンションは、ゲロ吐いてたあの頃にすっかり戻ってしまっている。



しかし今回の僕には秘策がある。

どこかの段階で彼のテンションが劇的に下がる事は想定内。

我々は再びキャンプ場に戻って来た。

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そして僕はおもむろに秘策を取り出す。

こんな事もあろうかと、彼の熱望していた「巨大ヤプール星人」を購入して来ていたのだ。

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こいつをバレないように川原にセットし、さもここで見つけた風にして彼をコーフンさせようというのが狙い。


何も知らずに、相変わらずのローテンションで車から出て来る男。

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僕は彼に「川原に何かがいるぞ!」と猿芝居。

異変に気付くりんたろくん。

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そして大急ぎで駆け寄って、巨大ヤプール星人を発見。

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まんまと罠にかかった単純な男。

一気にテンションが上がって大喜びだ。

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僕が「よかったな。巨大ヤプール星人は川にいるんだな。じゃあまた川に来ような。」と越後屋的な汚い大人の駆け引き。

しかし彼は「どこで買ったの?いつ買ったの?」と妙に現実的発言。

まあ機嫌が良くなったから良しとしておこう。


こうしてなんとか彼にとって、カヌーが悪い思い出にならずにすんだ。

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これから川に行く度に怪獣を一体買っておかないとな。

親子カヌーは金がかかるのだ。



より大きな地図で 和知野川 を表示


こうしてGW一発目の和知野川カヌーが終わった。

そして一路愛知県岡崎市の実家へと向かう二人。


この時、親に続いてゲリに襲われた息子。

最近便秘気味だったから、嫁に下剤を飲まされていたのがここに来てその効果をいかんなく発揮。

今回のりんたろくんは「ゲロ〜凍え〜ゲリ」と受難の連続だ。

車内はたちまち濃密な匂いで包まれ、ずぶ濡れの衣類の匂いと合体して素敵なフュージョン。


そこから山中の道路脇でウェッティな彼の産物処理。

固形じゃないだけに、野外でのその処理は困難を極めた。

正直、この時の壮絶なオムツ替えの攻防戦が一番ハードだった気がする。


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こうして我々のGWは晴れやかに開幕した。

そしてここからゴールデンなマゾに突入して行く男達。


今年は育児でGWは何も出来ないだろうと覚悟していたわりには、なんやかんややっちゃってしっかりと体に苦痛を植え込む事を忘れない。

やればできるという0歳児パパの渾身のGW前半戦。

工夫次第で体はいくらでも追い込めるのだ。


次回マゾエさんは、親子三代8時間耐久歩荷マゾ登山の模様をお送りいたします。


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闇の魔物と野宿野郎〜和知野川〜

Posted by yukon780 on 30.2012 和知野川/長野 2 comments 0 trackback
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これからのカヌーシーズンに向けて、久しぶりに過去の川旅記事を書いておくか。

今回はちょっと軽く、長野のマニアックリバーをお一つご紹介。

マニアの間で、密かな清流として愛されている川だ。

長野って言っても、愛知と静岡の県境くらいの天竜川の支流。

時は2005年の3月。

久々の「あん時のアイツ」シリーズ第16弾は「和知野川」(わちのがわ)です。



そもそもこの和知野川。

一昔前までは、カヌーフィールドとしてはほとんど認知されていなかったマニアックな川だ。

しかし数年前、これまたマニアックな雑誌「カヌーライフ」にて紹介された事がきっかけで、少数のマニアの間で静かに注目を浴びた。


そしてマニアックな僕も、そのマニアックな記事を見て、噂のマニアックな和知野川へ向かった。

しかもマニアックついでにあえて3月のクソ寒い日を選んでの、まさかのマニアックな寒中テント泊を敢行。


まだ登山どころか雪山登山に全く出会ってない頃だから、春が待ちきれなくて行っちゃたんだね。

3月ともなれば、とにかく「早く川を下りたい」「早く野宿したい」の欲求が膨らむ季節。

もうちょっと暖かくなってから行けば良かったのに。

当時からやっぱり馬鹿な男だ。


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確か、週末の仕事を終えてそのまま移動したのかな?

冬期で無人の和知野川キャンプ場にてロンリー野宿。

当たり前だが、ハンパなく寒かった事を記憶している。

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山深い山中にての一人きりのテント泊。

今まで一人野宿なんて何度もしてきたが、何やらここは少々雰囲気が違っていた。

とにかく闇が濃い。

めちゃめちゃ怖かったのだ。


ヒンヤリしすぎていた事と、だだっ広い場所にポツンとテントを張った事もあり、グングン上昇する僕の恐怖。

一度そう感じてしまうと、嫌な想像だけが膨らんで行く。


実はこの時、携帯でこの焚き火を撮影した。

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この写真はデジカメで撮影した別のものだが、携帯で撮った写真の方には嫌なものが写っていた。

ただの炎の揺らめきなんだけど、どうもそれが見れば見るほど「人の顔」に見えてしまった。

そんなものを、この「現場」で見てしまったのだ。


もうこうなったら、人は「恐怖」という魔物にあっという間に主導権を握られて、恐ろしい想像の世界へと引きずり込まれる。

僕は背後の暗闇の世界に激しく「何かの気配」を勝手にビンビン感じまくる。

ちょっとした音にも敏感に反応し、体中はさぶイボだらけだ。


なぜ、こんな時期にこんな場所で野宿する道を選んでしまったのか?

ただただ恐怖と後悔にまみれる男。


頑張ってテントの中で眠ろうとするんだけど、恐怖とあまりの寒さでとても眠れない。

次第に足先の感覚も厳しくなって来る。

この体の激しい震えは寒さからなのか、何か別の現象によるものなのか。

多分このまま眠れたとしても、そのまま凍死(もしくは変死)して二度と目覚めない気がした。



結局僕はその場から逃げ出した。

テント等も置き去りにして、着の身着のままで車で逃げた。

逃げてる時も、背後から何かが追って来る気配を勝手にビンビン感じていた。

非常に情けない話だが、あのままあそこに居続ける事なんて出来なかった。


僕は車の暖房をがんがんにして、遠くのサークルKへ避難。

大自然が好きな僕も、この時ばかりは人がいる事と文明の喜びを噛み締めた。

アツアツのおでんを食って体温の回復を図った。

アツアツの後悔の味がしたのを今でも鮮明に記憶している。


結局この日は、街灯があった場所で車の暖房をかけながら車中泊した。


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恐怖の一夜が明け、キャンプ場に戻る。

昨日は真っ暗だったから分かんなかったけど、こんな場所でテント張ってたんだね。

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今後は真っ暗でだだっ広くてクソ寒い所では野宿しないでおこう。

というか、大人しく家で寝て早朝に出てこれば良かった話だ。

どんだけ春が待ち遠しかったんだ、この男は。



ここで当時の僕のスペシャルアイテムをご紹介しておこう。

それはこの「折りたたみ式電動自転車」だ。

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当時楽天で、怪しげな大阪の業者から4万円ほどで手に入れた代物。

もちろん、僕の大好きなチャイナ製。

充電したバッテリーを搭載すると、原付のように走って行くっていうもんだ。


当時、単独行でのカヌーの回送問題で頭を悩ましていた僕が辿り着いた答えがこれだった。

上流にカヌーを置いて、車でゴールに移動し、コイツでスタートまで行って、ツーリングが終わったら車で回収するって寸法。

今では僕は普通にMTBをその手段として使っているんだけど、当時はとにかく「楽」することしか考えていなかったから、こんなものに手を出してしまったのだ。


我ながらナイスアイデアだと思っていたが、その後1年と経たずにぶっ壊れた。

結局4回くらいしか実戦で使用しなかった。

こんな事なら、タクシー使った方がよっぽど安上がりだったね。

そして2回目の四国一人カヌー旅の時に、直に大阪の業者に修理依頼に向かって「直りませんでした」という衝撃的なラストを遂げたレアアイテムだ。(参考記事

今となっては、貴重な写真だ。


そんな事になるなんて微塵も思っていないこの男は、その哀愁の自転車にまたがって上流へ向かう。

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こんな写真を撮ってるくらいだから、自分のアイデアに惚れ惚れしていたんだろう。

そこに写っているのはただのアホ野郎だという事も知らずに。


そして道すがら眺める和知野川は素晴らしく美しかった。

まさに「清流」だ。

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水深こそ浅いが、愛知近郊でこんな川があったなんて。

そんなレアな美しき川を、レアな自転車で移動して行く。

距離的にはかなり短いが、この美しさなら結構楽しめるだろう。



和知野発電所から上流のスタート地点到着。

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ううむ、奇麗だ。

砂利の川原ではなく、砂の川原なのにこの濁りのなさったらどうだ。

どうでもいいが、この美しい砂浜のはじっこの方にうんこして埋めておいた。

ここに行った際は、十分に気をつけてもらいたい。

マーキング済みなので、もうここは僕の縄張りだ。


この川、奇麗なんだけどなんせ水量がない。

スタート直後は見事な「川歩き」を楽しめる。

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時は3月。

僕の足が瞬く間に無感覚になって行ったのは言うまでもない。

何度も言うが、皆さんは暖かくなってからこの川に来るべきです。


発電所の放水口以降は流れも早く、突然の落ち込みや瀬もあったりする。

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道路沿いだけど、なんせ山深い川だから結構いい気分。

今が3月じゃなければね。


漕げる区間が短いから、何度も上陸しては清流を堪能する。

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こりゃ、夏場に遊びに来たら気持ちいいだろうなあ。

多分下れる区間がもうちょっと長くて水量もあったら、そこそこメジャーな存在になれただろうに。

この「もう一つメジャーに達しない」感じが結構好きだったりするけどね。


1時間もせんうちにゴール。

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このたったの1時間の為に、あれ程の長くて辛い一夜を過ごしたとは。

やはり、当時からこの男のマゾは群を抜いている。


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という事で、改めてこの年の7月に再挑戦している。

もちろん「暖かい」季節です。


あのスタート当初の「極寒リバーウォーキング」をした区間も、この時期なら快適そのものだ。

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やっぱりリバーツーリングは冬にやるもんじゃねえな。

まあ夏場だから当然渇水気味だけど、山深い雰囲気がまたよろしい。

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そして、例のごとくゆっくりと下って行く。

でも冬と違う点は、潜って遊べる所だね。

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気に入った場所で潜って遊びながらの川下り。

全行程のほとんどは潜ってばかりで、全然カヌーなんて漕いだ記憶がない。


鮎釣りでも有名だとネットでも書いてあったけど、全然釣り師はいなかった。

潜っても鮎を見る事もなかった。

釣り師が居ないのは気楽だが、川の中に生き物がいないのもちょっと味気なかったなあ。


と、こんな感じの川でした。

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ゴール地点の和知野川キャンプ場をベースに、子供とか連れて遊んだら結構楽しめるだろうな。

まあ、嫁は楽しめんだろうけど。



この近くには「遠野川」ってのもあって、そこも下れるらしい。

いずれはそこも下ろうとは思っています。


ぜひ、皆さんもこのマニアックな川に行ってみては?

あくまで「夏」に行く事をお勧めしますけど。


ただ激流とはまた違ったスリルを楽しみたい人は、ぜひ「冬の野宿」をお勧めしたい。

人は一度恐怖に取り憑かれると、どんな精神状態になるのか?

一度試してみる価値はあるかもしれませんよ。



和知野川、闇の都市伝説。

マゾるかマゾらないかは、あなた次第です。



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