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狂気の芸術と女優魂

Posted by yukon780 on 22.2012 ・観とけ!この映画 0 comments 0 trackback
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凄まじい映画だった。


今年は「旅もの」とか関係なく、良かった映画はなるべく書き残して行こう。


映画のタイトルは「ブラック・スワン」。

主演はナタリー・ポートマンで、去年のアカデミー賞の主演女優賞を受賞した作品。

基本的に一人のバレリーナの葛藤や狂気を描いた作品だ。


この映画のジャンル分けとしては「サイコスリラー」という事になっている。

しかし安直にそのカテゴリーに埋没させてはもったいない程の、完成された心理描写の世界。

全体を通した狂気の世界の後に訪れるのは、一つの危うい芸術作品を見たかのような感覚が残る。

面白かったとか、感動したとかそう言った感情は残らない。

残ったのは、「凄いものを見た」という圧倒された感覚のみだった。


僕はかねてより「バレエ」というものに、優雅さを感じた事が無い。

一種の泥臭い人間模様と狂気を感じていた。

何やら悪魔的なものすら感じて、ちょっと毛嫌いしていた部分もあった。

見ていて気持ちが張りつめてくるし、裏側の人間模様を感じてしまうと恐ろしさも感じる。

狂気の先にある、脆くて刹那的な芸術世界。

この作品は、そんな張りつめた狂気の世界が見事に描かれている。


最も素晴らしいのはナタリー・ポートマンの凄まじいまでの演技。

役柄を越えた、彼女自身の覚悟も鋭利に伝わってきて、見ていて苦しい程だ。

狂気と葛藤の末に訪れる快感。

この感情を客観的に見るか、主観的に見るかは見る人次第。


見るべき価値のある、最高の芸術作品だ。






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単独行野郎必見ムービー

Posted by yukon780 on 13.2012 ・観とけ!この映画 0 comments 0 trackback
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本年度、早くも最高傑作に出会ってしまった。

映画館で見れなかったから、レンタル開始と同時に速攻で借りて観た。


映画のタイトルは「127時間」。

スラムドッグ$ミリオネアのダニー・ボイル監督の最新作だ。


概要としては単独行の冒険野郎が、単純な事故であっという間に窮地に立たされる。

もちろん、実話を元にしたお話。

生命の限界を迎えるまでの127時間、死の恐怖に直面し、絶望の底で“人生”を体験するって内容。

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細かい内容には触れないけど、普段から単独行でカヌーや登山をする僕にとって、もはやエンターテイメントを越えて実際に主人公の立場で映画を観ることが出来た。

しかもこの映画、映像と音楽が絶妙だ。

とかくこういったパニックムービー的なものは、悲壮感や焦燥感をごり押ししてくる物が多いけど、この映画はどこかサラリとした感じがある。

そこがまたリアルだったりする。

現実の事故はあっけなく始まり、淡々と時が過ぎて行く物だから。


主人公の心理描写がまた見事。

音楽のはまりっぷりもいいけど、時折織り交ぜてくるアリや水等のミクロ映像がグッと来る。

作品の内容だけじゃなくて、音と映像ががっちりかみ合ってこその名作だ。


内容も、現実にいつ同じことが僕に起きてもおかしくない状況設定。

今週末にでも、同じような事が僕の身に降り掛かりそうな内容。


僕は今んところ五体満足でいるけど、それは経験値が高いとかそう言った理由からじゃない。

はっきり言って、運が良かっただけの話。


「僕ならどうするか?」

という視点でずっと見ていた。

恐らく最終的には僕も主人公と同じ道を選ぶだろうが、簡単な事じゃない。

やはり日頃から、リスクマネジメントだけは怠らず、不要と思っても最低限のエマージェンシーキットは持ち歩くべきだ。

そんな教訓にもなる映画だった。

まさに単独行野郎必見の映画。


そして、主人公が「決断」をして「結果」を出した後の一言。

それが相当しびれた。

その言葉をここで入れて来るのかと。

でも自分に置き換えてみた時、僕もその一言を発する気がした。

ここでは書かないから、本編で確認してみてね。


僕みたいな突っ走るタイプの人は絶対観ておきましょう。

そして、出かけるときは必ず誰かに行き先を言うようにしましょうね。


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命の尊厳と倫理観を問う

Posted by yukon780 on 21.2011 ・観とけ!この映画 0 comments 0 trackback
僕の唯一自由な時間。

会社に通う車の中の往復2時間半がそれだ。

危ないのは承知の上で、いつもDVDを見ながら通っている。

なので月に20本以上の映画を見る事になる。

観た映画すべてを、本当はレビューしていきたいが追っ付きません。

なんで今回は最近の一番良かった映画をご紹介。

テーマは「命の尊厳」と「人間の倫理観」だ。

その映画は「告白」。


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ここまでメジャーな映画を今更紹介したくはないんだが、書かずにはいられないほどの名作。

予告なんかを観ていて、最初はよくある「誰が犯人だ」的な薄い映画かと思っていた。

だが、観てみてこれほどパーフェクトな映画は久しく観ていない。

それぞれの登場人物達の主観や倫理観に添って、心の情景が告白されてゆく。

それを役者の名演と、なによりも素晴らしい映像がその情景を映し出してゆく。

ともすれば、映像に凝りすぎて人物の感情を、観る側に押し付ける映画もある中、淡々とそして斬新に深く深く表現している。

この映画を観て「ああ、面白かった」で済んでしまう人は、とても幸せな人生を送っているんではないか。

僕は各人物の心の深い所の本音の闇に同調したし、大小問わず社会がもたらす押し付けられた世界観、倫理観のあやふやさも感じた。

同時に命の尊厳とは、ここまでしないと現代の人に理解させることが出来ないのかとも思った。

言葉だけで、命の大切さや重み、人としての倫理観を諭す事はもう出来ないのだろうか。

僕は自分の子供にその真理を教えてあげられるだろうか。

そもそも僕自身どれだけまともな倫理観を持ち合わせているんだろう。


色々と観る人によって感想は違うと思う。

ただこの映画をただのエンターテーメントで終わらせてしまうには惜しすぎる。

過激な暴力シーンなどがあるからR15指定されているが、あえて子供達にも観てほしい。

そんな貴重な一本の映画でした。


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※同時期に観た映画で「悪人」「イキガミ」「カイジ」も命の尊厳、倫理観をテーマとした良い映画でした。おすすめです。


八重山諸島予習特集4

Posted by yukon780 on 08.2011 ・観とけ!この映画 2 comments 0 trackback
八重山諸島予習DVD第4弾です。
マニアックな映画ですね。
「星砂の島、私の島」です。
おすすめ度:★☆☆☆☆

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舞台は竹富島。
沖縄らしさが色濃く残る島が舞台になっとります。

とりあえず、八重山諸島に関する映画を次々と見てるのでこの映画に出会ったんだけど、おすすめ度を見てお分かりの通り正直う〜んといった感じの映画。

中学生日記を見ているかのような棒読みの役者たち、必然性のない独り言だったり、なんか全体に浅い感じの映画だった。
もうちょっとなんかグッとくる深さが欲しかったなあ。

でもまあ、竹富の雰囲気だったりは感じることができました。
竹富は是非今回行ってみたい島だね。


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八重山諸島予習特集3

Posted by yukon780 on 24.2011 ・観とけ!この映画 0 comments 0 trackback
「さとうきび畑の唄」
おすすめ度:★★★★☆



八重山諸島に向けての予習DVD第3弾!
ドラマの舞台は沖縄本島で八重山諸島ではないけど、いくつかのシーンの撮影ロケ地が石垣島だったので見てみました。
沖縄と言えばあくまでも明るくて開放的、牧歌的なイメージがある一方で、やはりどうしてもつきまとう暗い過去の影がある。戦争だ。

今まで行った旅でもカナダやアラスカでは壮大な風景の素晴らしさの影に、ネイティブアメリカンの悲劇がつきまとったし、北海道でも所々アイヌの悲劇や開発の問題などの暗い影があった。

勝手な僕の定義だけど、「旅行」のような単純に楽しむレジャー的なものも楽しいんだろうが、僕はあくまで「旅」であって、その土地のいいところばかり見ていたらきっと本質的なものを見落としてしまう気がする。
感動も失望も悲哀も暗い過去もひっくるめてその土地を感じることが大切だと思ってる。

当然僕は戦争を体験していないけど、思う事がある。
戦争当時の話をしてくれる人は確実に減ってきてる。

去年僕に海軍にいた当時のことを話してくれた親戚のおじさんも今年他界してしまった。
自分の息子の事を考えてみると、おそらく僕ら世代というのは「あの戦争」を生で体験した人々の話を聞く事ができる最後の世代じゃないかな。

もし今回の旅で当時の話を聞く機会があればおじい、おばあに聞いてみたい。
つらい内容もあるかもしれないけど、僕らの息子たちの世代につなげていけるようなものを吸収してきたいと思う。
戊辰戦争がもう僕らの中で完全に歴史上の戦争で現実味がないように、きっと太平洋戦争も歴史に埋もれてしまうかもしれない。
そうならないようにしないとね。
そんなことをしみじみ感じさせてくれる作品だった。

特にさんまさんの演技というか役柄が素晴らしい。
名作映画「ビューティフルライフ」の主人公と重なったけど、
暗い時代だからこそ明るく笑顔でいる事の素晴らしさを教えてくれた。
こんなに平和な現代で、笑顔をなくしてしまった僕らに訴えてくるものがある。

作品とは関係ないけど、さんまさんのよく言う「生きてるだけで丸儲け」って素晴らしい言葉だと思う。
ほんとその通りで、丸儲けしてる状態なのにもっともっと儲けたい、遊びたい、良い生活したいってほんと馬鹿みたいだよね。
余分を求めすぎて勝手に苦しんで。
生きてるだけで丸儲けなんだから、あとは笑って楽しんじゃえばいいんじゃないって事だよね。
中々難しいけどそうやって生きて行けたらっておもうよ。
余談だけどイマルってこの言葉からきてんだよね。良い名前もらったなあ。

まあ長くなっちゃったけど見ておくべき作品ですよ。ぜひぜひ。



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