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紅葉挟撃作戦6〜涸沢岳編・革命児と裏切りのワイン〜

Posted by yukon780 on 29.2013 前穂〜奥穂〜涸沢/長野 0 comments 0 trackback
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ついに炸裂した紅葉挟撃作戦「赤きマゾの血」。

北アルプスに激しく響き渡ったモクモクさんの断末魔。

上と下からの見事なる挟撃作戦に、してやったりのハママサ同盟。


長年、モクモク幕府の圧政に苦しんで来た貧民マゾ達。

いよいよ大快晴を手に入れる為の革命の総仕上げに突入だ。


奥穂奇襲部隊は維新達成の万全を期すべく、3つ目の3,000峰「涸沢岳」の拠点制圧を目指す。

そして最後の難関「ザイテングラート」を駆け下りて涸沢カールに攻め込むのだ。


一方涸沢陽動部隊は涸沢カールにて待機し、下って来た奇襲部隊と合流して北ア維新の総仕上げ。

大快晴の大紅葉を前にして、「もう我々は晴れ男だ」と天下に号令するという新政府樹立宣言を待つばかり。

いよいよ歴史的な瞬間が近づいて来たのだ。


それでは挟撃作戦成功直後から振り返って行こう。


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見事にモクモクを蹴散らしてご満悦の奥穂奇襲部隊。

B旦那も放心状態ですっかりエクスタシーに到達。

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ここまでの激戦もあってすっかり脱力状態。

長年我々を苦しめたストーカーのモクモクさんを、ついに追い払ったのだから無理も無い。


さああとは一夜かけてじっくりと大快晴の時を待つのみ。

明日に向けて英気を養う必要がある。


そして我々は挟撃作戦本部の「穂高岳山荘」へ。

今回は行程のハードさを考慮して、重いテン泊装備を回避して山小屋泊という軟弱路線をチョイスしていたのだ。

しかし基本的にテントでしか寝た事が無い奇襲部隊は、いまいち勝手が分からずにオロオロするばかり。


案内された部屋の名は「笠ヶ岳」。

窓から名峰笠ヶ岳が眺められるという、なんとも贅沢なお部屋だ。

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いつもなら眺めが真っ白だから、この部屋も「精神と時の部屋」になりかねない場面だが今日は違う。

モクモクを撃破した我々には、空想しないでもちゃんと肉眼で笠ヶ岳が確認できている。

もうそれだけで十分な幸せに包まれてしまうという、幸の薄い3匹のマゾ。


しかもこの紅葉シーズンまっただ中の繁忙期に、一人につき一つの布団が確保されたという幸運。

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この日の涸沢の小屋の方は「布団1枚に4人が押し込められる」という奴隷船状態だと聞いていたから、ホッと胸を撫で下ろすB旦那。


さあ、いよいよお楽しみの夕食のお時間です。

食堂には美味しそうな夕食と、楽しげな登山者が沢山溢れている。

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なんとも平和的で暖かなる光景。

しかしこの明るさと温かさは、我々のような薄幸マゾにはまだ刺激が強すぎる。

マゾはマゾらしく、分相応に外で自炊でもしていればいいのだ。

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たった1,800円の夕食代をケチったばかりに、寒風吹きすさぶ3,000mの稜線上で自炊を余儀なくされた男達。

せっかくの小屋泊なんだからとことん甘えればいいものを、己に厳しいマゾ達は他人に対する甘え方が分からない。

こんな形でしか夕食を食べれないという、実に不器用な男達なのである。


そして寒さでガタガタ震えながら、身を寄せるように一つの小さな鍋で作った棒ラーメンを分け合う。

山荘の窓からは、哀れな乞食でも見るかのように宿泊者が我々を眺めている。

これが世に言う「穂高岳山荘前・一杯のマゾそば騒動」の顛末だ。


そして残り汁にご飯を投入して、わかめの味しかしない雑炊をすする。

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気分は漫画家を目指して上京して来た男達のトキワ荘的風景。

しかしみすぼらしくても夢だけは十分にその胸に抱いている。

目的は豪華な晩飯ではない。

あくまでも明日の大絶景が全てなのだ。


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一方、涸沢陽動部隊。

こちらはあくまでもこの日の晩餐が目的で来ている男達だ。


こちらも見事に紅葉ジェットストリームアタックに成功し、すっかりご満悦のペアルックおじさん達。

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ビビるSに至っては、もうこの時点でおでん食ってビールを数本空けてご機嫌状態。

何故か登山前よりかなりふっくらしている気がするのは僕だけだろうか?

顔がパンパンになっているのは気圧のせいじゃない気がするがいかがか?


そして奇襲部隊が「一杯のマゾそば」を細々と食っている時。

ビビるSの夕食は以下の通り。


デミグラスハンバーグ、ロールキャベツ、ポテトサラダ、リゾット、etc...

もちろんおでんも食っているし、チーズやお菓子などの大量の酒のつまみも持参している。

そこに500mlの缶ビール4本と1Lワインの合わせ技。


彼は登りでフラフラだったらしいが、明らかにこの辺に大きな原因が潜んでいる気がしてならない。

確実に余計な荷物を持ってき過ぎている感が否めない。

そして残念ながら、せっかく頑張って消費したカロリーをここで必要以上に大量オーバー摂取。

そしてたらふく酒を飲み、みるみる顔を赤らめて行くセルフ紅葉男。

これが世に言う「涸沢カール・紅葉堕落男」の顛末だ。



一方で小木K。

彼は矢作Cから「まるで生麺」でお馴染みの「マルちゃん正麺(乾麺)」を持って来るように言われていたのを、手違いによりマルちゃん製の「生麺」を持って来たというまさか。

彼はまるで生麺どころか、本物の生麺を担いで来てしまったのだ。

しかもわざわざ自分の奥さんにスーパーを3軒も回らせてマルちゃん製の生麺を探してもらったらしい。

恐らく大量にいた涸沢テント泊の人の中で、生麺を持参した人間は彼一人だったはずだ。


そして驚く事に、彼が持って来たガス缶の中身が空だったという「追いまさか」。

小木Kは「水」と「ガス」という、二大ライフラインをあえて空の状態で担いで来たという革命児。

そして特記すべきは、矢作Cのガス缶を本人がいない時に勝手に使ったという傍若無人ぶり。

これが世に言う「涸沢カール・理不尽生麺男」の顛末だ。



一方でガスのみならず、ここまでポカリやらコーヒーやらをことごとく小木Kに奪われて来た矢作C。

何故か彼は、自分のテントの中に大量のニンニクが投入されていたというミステリーに巻き込まれる事になる。

よくよく問いただすと、やはり犯人は傍若無人男・小木Kの仕業だ。


小木Kはニンニクを焼いて食うつもりだったらしいが、なんと矢作Cが焼き網を持参してくると「勝手に」思っていたらしい。

当然矢作Cは頼まれてもいない焼き網を持って来ているはずが無い。

それを知った小木Kが「だって臭いもん」という理由だけで、そのニンニクを本人がいない隙にそっと矢作Cのテントに投入。

しかも荷物の奥の方に入れるという実に手の込んだ犯行。

結果的にそれを発見して怒った矢作Cが、小木Kのラーメンに大量のニンニクを投入。

これが世に言う「涸沢カール・悪臭ニンニク男」の顛末だ。


こうして涸沢陽動部隊の夜の戦いは続いて行く。

全ては明日の大快晴紅葉に向けた彼らなりの苦しい戦い。

維新前夜の水面下で行われた激しい同士討ちの夜は、こうして更けて行くのである。


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その頃、奥穂奇襲部隊。

眼下の涸沢カールを見ながら雑炊を食い終わる頃。

遠くの涸沢テン場には、星のようなテントの灯りがポツポツと灯り出す。

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空はまだ曇ってて星空は見えないが、これはこれで十分に美しい。

しかしこの灯りのどこかで「紅葉堕落男・理不尽生麺男・悪臭ニンニク男」の汚らしい中年達が戦っていることはもちろん知らない。


すっかり外は寒いので、山荘内のロビーにて他の登山客の人を交えて談笑。

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小屋泊というものは初体験だったが、ここでは色んな人とすぐに仲良くなれるからとてもいい時間が過ごせる。

これはストイックなテント泊には無い良さで大変よろしい。


そんな中、我々の同室に現れたこの男。

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この時はまだただの「同室の人」だったが、後に彼が我々の維新達成の運命的な役割を演じる事となる。

まさにハママサ同盟が「薩長同盟」であるとするならば、彼は「坂本龍馬」。

もはや彼はマゾという言葉だけでは語れない、マゾ界の大革命児。

その名も「レボリューションI」という名の変態マゾ超人なのだ。


なんと彼は僕が初めて出会った本物の「トレイルランナー」。

僕のような育児の合間に無理矢理やってる「早朝育児トレイルランナー」とは訳が違う。


彼はまず通常登山タイムが10時間くらいかかる槍ヶ岳までを「4時間半」で駆け上がり、そこから大喰岳・中岳・南岳と3,000m峰を次々に撃破。

そして日本屈指の難関ルート・大キレットをガシガシ進み(これだけでもすごい事)、北穂高岳・涸沢岳を越えて奥穂高岳山荘へ到達。

上高地のかっぱ橋を出てから、通常なら18時間半かかる難関ルートを実に「10時間半」で駆け抜けて来たと言う変態さ。

もう我々のマゾ等は、ダルビッシュを前にした野球少年のようにもろくはかないものに感じてしまう程の見事なマゾっぷりだ。


この変態マゾ超人・レボリューションIとの邂逅が、今後の維新の吉と出るのか凶と出るのか?

維新の歯車はいよいよ大きく動き始めたのである。


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そして夜も更けて涸沢陽動部隊。

写真を撮らない従軍キャメラマン矢作Cが、この局面に来てやっと動き出したのだ。

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涸沢に咲いたテントが織りなす素敵な紅葉。

さすがの美しき光景だ。

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しかしあまりテントを離れて写真ばかり撮っていると、例の傍若無人男にまたテント内に変なものを投入されてしまう。

あの男がいる限り、矢作Cとしては結局落ち着いて写真を撮る事なんてできはしないのだ。


一方その迷惑男小木K。

彼はさすがにテントで大人しく音楽でも聴こうと、スマホで音楽再生。

しかしヘッドフォンが本体に刺さっておらず、大音量で音楽が放出。

たちまち涸沢テント場に響き渡る大音量の音楽。

しかも再生されたのは「ももいろクローバーZ」だったという悲劇。


40手前の中年が巻き起こした「大音量ももクロ騒動」という羞恥プレイ。

そんな中でも、チーズ片手にまだワインを飲み続けてる男もいるというカオスな世界。

もはやこれは「二重遭難」と言ってもいいのではなかろうか?

いよいよ涸沢カールが大変な事になって来たようだ。



そしてこの後、一応色んな事を反省したのか彼らはささやかな「反省会」を開いたらしい。

やれこの荷物が重かった、この荷物が余分だった、やれ水分が足りなかった、etc...

そして最終的に彼らが導き出した答えは、「全てあのマゾ野郎が悪い」という驚きの結果に。


彼らの見解によると、どうやら僕が計画段階で彼らの事を「涸沢平和組」と言っていた事が今回こんなにしんどい結果になった事の原因だと言うのだ。

平和組って言うから、ピクニック気分で重い荷物や余計な荷物を担いで来てしまったというのが彼らの言い分。

そして最終的に自らの敗因を僕に押し付けて反省会が終了したと言うまさか。

さすがはチーム・マサカズと言うほか無いだろう。


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二日目の朝。

維新達成の朝が来た。


まだ暗いうちに外に出ると、なんと昨晩は見る事が叶わなかった星空がご登場。

そして流れ星も流れてると言う素敵なスタートだ。

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実はこの写真は命がけで撮ったもの。

この時点で三脚もレリーズ置いて来た僕は、岩に体とカメラを固定して十数秒間息を止めて撮影している。

結果的に流れ星に対して、一言もお願いごとが言えなかったばかりか死ぬ所だった。

モーニングマゾとしてはまずまずだろう。


そして空が白み始めてくる。

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下の方ではキラキラと涸沢のテントの光。


やがて常念岳方面が暖かな光に包まれ始め、

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前穂高岳方面には素敵な雲海が現れ、

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その常念と前穂の中間から、「勝利」という名の日輪がご登場し、

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ついに維新達成の朝がやって来たのだ!

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完璧なる朝。

今までの苦しい戦いがあってこその勝利の朝だ。

昨日出会った坂本龍馬ことレボリューションIと共にご来光を眺め、みんなで「マゾの夜明けぜよ」と言ったとか言わなかったとか。

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感動に打ち震えるご来光慣れしていない奇襲部隊の面々。

そう、これは想像でもCGでもない。

紛れもない事実なのだ。


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その頃、涸沢陽動部隊からは位置的にご来光は見えない。

しかし徐々に上の方から穂高の山が陽光に照らされて行くと言う新種のご来光体験。

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これはこれで、ここでしか味わえない素敵な勝利の瞬間だ。

そして昨晩、痛々しい二重遭難を見せつけた二人も優雅な朝のひと時。

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しかしいかにもモーニングコーヒーを楽しんでいるかのようなこの光景だが、なんと彼らが飲んでいるのは「ワイン」だったという衝撃。

堕落への滑落っぷりが凄まじすぎる。

もう誰も彼らの勢いを止めることは出来ないようだ。


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マゾの夜明けを堪能した奥穂奇襲部隊。

上から眺める涸沢のテン場もいよいよ日光の恩恵を受けそうな勢いだ。

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もちろん、あそこで朝っぱらからワイン飲んでる奴がいるなんて微塵も思っていない奇襲部隊。


太陽はぐんぐん上がって行き、オレンジだった空がいよいよ突き抜けるような蒼穹の世界へ。

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もうここからは何もマゾる必要なんて無い。

ただただこの世界を楽しめばいいだけなのだ。


そして浮かれた爽やかさん達で、これから目指す涸沢岳バックに記念撮影。

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注目すべきはここに山ガールさんがいるという浮かれプラスポイント。

もう覚えてる人は少ないだろうが、彼女は行きの天然クーラーで出会ってから一度も抜きつ抜かれつが出来ずに、結局山荘でやっと追いつけたという「くノ一奇襲部隊」のメンバーだ。


そしてここから我々は涸沢岳を目指すが、一方で変態超人・レボリューションIはさらなる革命戦線に向かって旅立つ。

前日に我々が「この先はマゾが神の領域になったら行こう」と言っていた、滑落必至の「奥穂〜西穂」の変態ルートに向けて旅立って行くのだ。

そんな彼の生前の最後の1枚を撮ろうと、山荘前で送別撮影。

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そしてこの写真を撮り終えると、彼は「ほいじゃあ、ちょっくら行って来るきにの。また会おうぜよ。」と言ったとか言わなかったとか。

ふらりとコンビニにでも行くような感じで奥穂方面に進み、

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風のように岩の中に消えて行った。

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実に美しきマゾマスターの後ろ姿。

縦横無尽に、そして自由闊達に北アを駆け抜ける革命の風雲児だ。


そして負けじと我々も涸沢岳目指して出立。

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奥穂方面を振り返ると、早くも中腹まで到達している米粒のようなレボリューションIの勇姿が見て取れる。

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思いっきり拡大してみると、こっち見てガッツポーズしている。

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これから日本屈指のマゾルートを攻める男と思えない、悲壮感ゼロの陽気なマゾ男。

まだまだ我々の知らない、奥深いマゾの世界が存在しているようだ。


しかもそのマゾマスターは、わずかに残ったモクモクの残党までしっかり引き連れて行ってくれた。

彼のいる所だけが見事にモクっている。

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そしてこの直後、彼がいるあたりでものすごい落石音が発生。

これは人が落ちたんじゃないかってくらいの大音量の落石音が、重々しく山間に響き渡った。

我々は「レボリューションIが滑落したぞ!」と真っ青になったが、彼がどうなったかはモクモクのベールに包まれて確認が出来なかった。

果たして彼は生きているのか?

しかしこれはまだ彼の革命の序章にしかすぎなかったのだ。


レボリューションIが消えて行ったのを確認した我々も、頑張って涸沢岳を目指していた。

しかし前日の難関をくぐり抜けて来た我々にとっては、涸沢岳は全く敵ではなかった。

あっという間に、この最終拠点の制圧に成功したのだ。

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ついに3つ目の3,000峰「涸沢岳(3,110m)」を制覇。

そして今までの2峰と違うのは、ここからの眺めが「白くない」という事実。

ついに我々は絶景の展望と言う憧れの舞台に立つことにも成功したのだ。

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このあまり経験が無い出来事に慌てふためくバターN。


南方には昨日撃破した前穂高岳の勇姿と、太陽と雲海。

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東方には、昨日レボリューションIが駆け抜けて来たと言う大迫力の北穂〜涸沢間の変態ルート。

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そして奥には因縁の相手槍ヶ岳さんがどっしり。

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さらに北方を見れば、昨晩のルームメイト笠ヶ岳。

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そして西方は、昨日の激戦のお相手奥穂高岳とモクモク残党引き連れ中のレボリューションI。

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まさに360度の大絶景。

これには溜まらず、ここまでモクモクに辛酸をなめさせられ続けて来た僕のガッツポーツが弾けまくる。

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しかしこんな時でもしっかり逆光で、もはや本人かどうかすら分からない写真になるのはさすがと言った所。

快晴の富士山頂の時も同じような状態で「本当に本人なのか?」と疑われたものだが、紛れも無くこれは私です。

※参考資料:富士山頂の本人疑惑写真↓

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やがて奥穂高岳山頂付近のモクモク残党が、レボリューションIによって蹴散らされた模様。

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これにてついにその姿を現したサドボス。

日本屈指のサディスティックロックマウンテン「ジャンダルム」がご登場だ。

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フランス語で憲兵を意味するこのジャンダルム。

拡大すると数人の登頂者が見えるが、それがレボリューションIであるかはわからない。

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B旦那達は「いずれ落としてみせる」と息巻いていたが、極度の高所恐怖症の僕としては想像しただけで涙ぐんでしまう恐怖。

なんせここは生半可な技術と度胸で挑んでいい場所ではない。

事実このジャンダルムで、不幸にもこの1週間後に滑落死亡事故があった模様。

しかしそんな場所に向けて笑顔全開で突っ走って行ったレボリューションIは、本当にステージの違うマゾ神だ。

いつか僕の子供達が立派にが巣立った時、僕もこのジャンダルムに挑戦して人間界から巣立って行こうと思っている。


さあ、今は目の前の戦いに集中だ。

一旦穂高岳山荘まで下山し、いよいよここから涸沢カールに向けて攻め入って行くぞ。

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待っていろよ、涸沢陽動部隊の仲間達よ。

悲願の維新達成まであと少し。

ハママサ同盟の合流にて、大快晴の大紅葉というこの北ア維新は達成されるのだ。

感動の瞬間はすぐそこだ。


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その頃、涸沢陽動部隊。

この段階で、ワインにまみれたビビるSが歴史的な名言を吐く事になる。


2013年10月6日午前8時頃。

ビビるSは言った。


「もう下山しちゃおうぜ。あいつらなら追いつくやろ。」と。



実に431年前の名言「敵は本能寺にあり」以来の衝撃的な裏切り発言が炸裂。

後の小木Kの証言によると、ビビるSの表情には一点の迷いも見受けられなかったという。

ここに涸沢組によるまさかの革命返し「涸沢カールの変」が勃発したのだ。


これから陽が射して涸沢カールの大紅葉が本番を迎えるというのに。

奴らの目的は紅葉よりもビールとワインだったのだ。


まさかの亀裂分裂を迎えたハママサ同盟革命軍。

このままでは「挟撃」という作戦が瓦解し、大快晴・大紅葉・大絶景の北ア維新達成は不可能だ。

かと言って他にこの奇襲部隊と挟撃作戦を実行できる奴なんていやしない。

もはやここまでなのか...。


この絶望的状況。

それでも維新達成に向けて諦めない奥穂奇襲部隊の運命は?



その模様は次回お送りして行こう。

というか、前回は「次回はザイテングラート編」と言っておきながら、結局ザイテングラートにまで辿り着く前に記事を終わらせてしまった。

急遽タイトルも「涸沢岳編」に変更した事をお詫びいたします。

中々完結しなくていい加減疲れて来ているが、いよいよ次回は完結編のはず。

なんだか無理矢理連載を伸ばそうと苦心する終了間際のドラゴンボールみたいなあがきっぷりだが、もうしばらくお付き合いを。



さあ。


次回は涸沢裏切り部隊に変わる「救世主」が出現する事になる。

しかもその新たな挟撃パートナーは「二人」も出現する。

あまりにも意外すぎる男二人による「新・紅葉挟撃作戦」の発動だ。


果たして悲願達成なるのか?

大紅葉を堪能する事は出来るのか?

そして次回無事に完結できるのか?



あなたは歴史の証人になる。




紅葉挟撃作戦7〜完結編〜へ  つづく


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