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償いツーデイズ〜芋虫シャワーと下見のダシ〜

Posted by yukon780 on 29.2014 りんころ成長記 6 comments 0 trackback
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逃亡者が帰って来た。

その逃亡者とは、花のGWに家族を置いて勝手に一人で四国くんだりまで逃亡していた男のことだ。


その男は3日間の逃亡の末、ヘロヘロの状態で岐阜に帰宅した。

散々遊んで来たはずの男だったが、その顔には信じられないほどの疲労の色が伺える。


しかし彼は普段嫁から「遊んで来た分際の男が“疲れた”とか言ったらなぶり殺す」と言われているので、笑顔をヒクヒクさせながら「いやあ、リフレッシュして体もピンピンしてますよ。さあ、ここからは張り切って子供達の面倒を見させていただきます。」と言い放つ。

しかし若干その動きは、12ラウンド目のボクサーのようにヨロヨロと足に来ているご様子。

それでも必死で笑顔を作りながらりんたろくんとウルトラマンごっこを始めるが、もはや抵抗する事も出来ず4歳児に一方的にやられて蹴られ続ける手負いの怪獣。

何度もりんたろくんの放つスペシウム光線で吹っ飛んで床に倒れるが、もうそのままリアルに息を引き取りそうな勢い。

だが「疲れてるからやめようか」なんて言おうもんなら、その瞬間背後から嫁のサドリウム光線で瞬殺される事は間違いない。


彼は思う。

この状態で家で育児してたらいつか私は泣いてしまう。

ここはひとまず子供達を連れてM78星雲の光の国(実家)に帰還するが吉。

同じ育児をするにしても、実家なら養子の気疲れも無く背後からの光線に怯える事も無い。

正直幼い子供二人連れての外出はそれだけでかなりの労力を要するが、精神衛生上家で育児するよりよっぽど楽なのだ。


さらにはりんたろくんも岡崎のおばあちゃんに会いたがってるし、母さんも久しぶりにこーたろくんに会いたいだろう。

四国疲れもあるし、ここはみんなで「公園」にでも行ってのんびりとした時間を過ごそうではないか。

3日間も自由させてもらった償いの土日にしようではないか。


というわけで、今回はGW開け翌週の土日の模様。

彼が普通のお父さんに戻るべく奮闘した、償いツーデイズの記憶。

実際に償えたのかどうか怪しい所だが、お暇な人だけどうぞ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


久しぶりに実家に日帰り帰省。

僕は母に「子供達が公園で遊びたがっている。僕も非常に疲れてるからのんびりしたい。どこか良い公園は無いか?」と問う。

すると我が母が「いい所がある」と言って案内してくれたのが、「岡崎中央総合公園」だった。

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ほほう、なるほど。

コイに餌をやったりと中々ほのぼのとした空間ではないか。


しかしコイとの戯れも早々に切り上げ、母は「さあ、りんちゃんこっちだよ」と言って我々を誘導。

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言われるがまま進んで行くと、何やら不穏な雰囲気に。

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何かがおかしい。

我々は「公園」に行きたいと言ったはずだ。

何度も書くが、僕は嫁から「こーたろくんは2歳になるまで山に登らせるな」とキツく言われている。

しかしこれはどう見ても、一般の人が想像する「公園」とは随分と趣きが違う気がしてならない。

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なんだかこれと似たような手口を私は知っている。

最近僕もこの手口を頻繁に使っていたようないないような...。(参考記事:男三人お散歩旅〜小マゾ日和の公園デビュー〜ダンディ父さんのよくある休日〜巻き込まれた男達〜


そう言えばこの人、僕が中学生の時に軽い感じで「山に行こう」と誘って来て、いきなり槍ヶ岳に登らせた女だった。

奴にとってこの程度の低山は「公園」なのだ。

だめだ、りんたろくん。

その虫取り網女に付いて行ってはいけない!

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しかし母はこの手の子供の懐柔は大得意。

すかさず背中の虫取り網を取り出すと、70歳とは思えないスピードでトンボを穫りまくる。

これにはりんたろくんも、このやたらと俊敏なおばあさんをすっかり憧れの目で見ている。

結果的にイメージしてた公園ではなかったけど、テンションはうなぎ登りだ。

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しかしこれでテンションが上がりすぎ、彼は走り回った挙げ句大転倒してヒザを強打。

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この場に嫁と過度な心配性のお義父さんがいたら、速攻で事を大げさにして「赤チンだ!病院だ!救急車だ!」とテンパリ三段活用が炸裂している場面。

しかし母は「痛いの痛いの飛んでけ」だけで強引に痛みを無かった事にし、「さあのんびりしてると山頂に行けないよ」と言ってルートの説明を始め出す。

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こんな母に育てられたから、きっと僕は痛みに鈍感なマゾになってしまったのかもしれない。


そして「つかれた。ひざいたい。だっこして。」と言うりんたろくんの要求に対し、お父さんはこんな状況へ。

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僕は「疲れてるから公園でのんびりしたい」と言ったはずだが、何かが違っている気がしてならない。

恰好も公園に行く恰好だから歩きにくいし、何よりもう顔色が土色になっちゃっている。

僕たち親子は公園に行きたかったのに...。

ちょっとだけ子供達の気持ちがわかったお父さんでした。


その後も「公園」を突き進み、

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東屋で昼食。

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しかしここに来てこの一族の得意技「突風」が巻き起こる。

広げたお弁当の蓋が飛びまくり、とてもゆっくり食べてる場合じゃない状況に。

もちろんその間も子供達の自由行動は止まらず、こーたろくんも石とかを弁当の中に投入して来たり、その辺の虫を食おうとするから目が放せない。


結局全く味わう事なく、口に押し込むようにして昼食終了。

色々大変だが、とりあえず子供達は楽しそうだし母さんも楽しそうだから良しとしておこう。

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ちなみにこーたろくんが坊主頭になっているのは、ご両親によって「髪の毛で筆を作るぞ」とバッサリ刈られた結果。

何気にあの筆作るのいいお値段するんだが、あれって正直必要なんだろうか?

なんて細かい事を愚痴ってるとまた無駄な長文になって行くので先に進む。


やがて景色はいよいよ「公園」とかけ離れた眺望に。

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そんな中、この時期の低山の宿命達がりんたろくんに襲いかかる。

頭上から大量の「毛虫」が糸で吊り下がっているのだ。

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写真では分かりにくいが、もはやそれは毛虫のシャワー。

油断すると顔の目の前に毛虫が降りて来たり、いつのまにか頭の上とかにくっついている。

これにはりんたろくんはパニックになり「いやああ!」と言って尻餅をつけば、足下にも大量の毛虫が。


やがて限界が来たりんたろくんは号泣し始めて「もう、いやああ。お山嫌いいい。」と絶叫。

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まずいぞ。

せっかく最近山が好きになって来たのに、これは強烈なトラウマが植え付けられてしまってないか?

ちょっと公園行きたかっただけなのに、我が母のミスチョイスによってここまで慎重に積み上げて来た「山好き洗脳」が解けてしまうではないか。

それでも母は当然引き返す事なく「もうすぐ山頂だから」と言ってその辺の長い枝をむしり取り、それをクルクル回転させて毛虫を撃退しながら突き進む。

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枝を振り回し、もう一方の手には虫取り網。

もはやどっちが少年なのかわからない。

というか「もうすぐ山頂だから」って言ってる時点で、彼女にもここは公園じゃないって自覚があるように感じるがいかがか?


やがて毛虫の嵐を越えて行けば、やっと頂上に到達。

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結局3時間近く歩かされてしまった。

さすが我が母、彼女に撤退の二文字は存在しない。

3時間担がれ続けたマルコメ坊主もすっかりおネンネだ。

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こうして彼らの「公園でのんびり」という一日が終わった。

果たしてこのりんたろとこーたろの兄弟が、通常の公園で遊べる日は来るのだろうか?


お父さんとしても、何気に相当ハードな子守りの一日となって疲労が倍増だ。

もちろんここから岐阜までのロングドライブも重なり、この日この親子はあっという間に眠りについた事は言うまでもない。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


次の日の日曜日。

本日も償いの為に庭で子供達と一緒に遊ぶ。

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しかしこの日はあまりにも天気が良過ぎた。

お父さんは次第に体がプルプルと小刻みに動き出し、出来るだけ空を見ないようにする。

しかしおさまらない衝動。

僕は嫁に対して「りんちゃんがキャンプ場で水遊びがしたいと言っている。連れて行ってあげたいがいかがだろうか?」と、根も葉もない偽装提案。

りんたろくんは一言も水遊びしたいとは言っていない。


だがこの作戦が功を奏し、こーたろくんにはまだ早いってことで見事僕とりんたろくんだけでの出撃OKの認可が下りた。

で、次の瞬間にはこの「板取キャンプ場」に辿り着いてしまっていたわけだ。

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結局りんたろくんからしたら、「償い」という言葉を隠れ蓑にした祖母と父に振り回される2日間に。

しかしこの「キャンプ場」というチョイスがいい方向に働き、りんたろくんのテンションが非常に高い。

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今までは「登山で担がれているだけ」や「カヌーに乗らされているだけ」という、若干子供には楽しくない事に付き合わされていたが、ここでは自発的に安全なキャンプ場内で遊べるからかなり楽しいようだ。

やがてテンションが上がり過ぎた彼は、突然井手らっきょになった。

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もはや水着を着る時間も惜しいとばかりに、狂ったように小川で遊び出す。

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お父さんとしても、一応ブログ仕様に耐えられるように必死で葉っぱ隊工作で追従撮影。

しかし彼の中に眠る野生の本能が止まらず、葉っぱ隊も追いつかない。

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面白いからしばらく全裸で遊ばせてみる。

僕としても久々にのんびりと自然の中に身を置けて、結構のんびりだ。


やがて彼に初めてのニジマス摑み取り体験をさせてやる事に。

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本来、子供とはこのくらいのアウトドア体験から始めさせてあげるべきだったのだ。

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凄く楽しそうだ。

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でも全く捕れないりんたろくん。

それでもなんとか、やたらと弱って動きの鈍い奴を確保しました。

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中々いい時間だなあ。

ここなら自然を感じられるし、清流板取川も流れてるから、どんなに晴れていても僕は心穏やかに子供の相手が出来ている。

やっぱ家にいるより、こっちの方が僕としては良い育児環境だ。

これからは勝手に一人でマゾばっかやってないで、こういう朗らかなスタイルで休日を過ごすのもいいな。

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まあ今の時期だからこんだけ人がいないってのもあるけどね。

そしてそんなあまりキャンプ場になじみのない僕が、あえてこの日このキャンプ場に来たのには訳がある。

実は現在、7月にこのキャンプ場からの「川浦渓谷パックラフト遡上プロジェクト」という企みが静かに進行中。

ゆえに今回はその出発点である、このキャンプ場へ下見に来たかったのである。

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まあ要するに、償いどころかりんたろくんはまたしてもお父さんの遊びの為のダシに使われてしまったわけですね。

こんな事ばっかしてるから、天罰でネット詐欺の餌食になったんだな。

でも結構本人は楽しんでくれてるから、ここはどうか良しとしていただきたい。

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でもそろそろちゃんとした公園に連れて行ってやらんとな。

なんて事を考えながらも結局突き進む。

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やはり岐阜が誇る清流板取川の上流部。

その透明度は四国の川にも負けてはいない。

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やがて水路は落ち込みと巨岩に塞がれて行き止まり。

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今日はあくまでも下見だし子供もいるからここまで。

7月にはこの先のさらに奥へ奥へと侵入していくから、今から冒険心が止まらない。

りんたろくんは、勝手に「ハァハァ」と一人で興奮し始めたお父さんを不思議そうに見つめる。


やがて父は正気を取り戻し、大人しく上陸して二人で虫取りごっこへ。

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しかし落ち着いて虫取りなんて出来ないお父さん。

もうこのエロすぎる透明さに、父は虫を追いながらも川の方をチラチラとエロい目で見てばかり。

それは今にも全裸になって飛び込んで行きそうなほどの危険な目。

結局虫取りもそこそこに写真撮りへ。

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ちなみにこの美しい清流の前に映っている白いモヤの数々。

これが四国で僕が川原にカメラ落としてレンズを傷つけてしまった結果である。

清流に対してため息まじりに撮影すれど、撮れた画像を見て別の深いため息をつくお父さん。

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繰り返されるため息の連鎖。

この写真を見て、僕は無駄な出費覚悟でまたレンズ買いましたよ。

いよいよコツコツ貯めたお小遣い貯金が一桁になっちゃったね♡


さあ、気を取り直して償い償い。

ひとしきり「りんたろ流し」を楽しんでから、

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川原にいた他の子供と合流させて、石の裏にいるヘビトンボのヤゴを採取。

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今日は魚も捕って、虫も捕ってで相当に楽しかったようだね。

償いと言う名目で下見に付き合わせちゃったお父さんとしても、ホッとしたよ。

やっぱり子供はこのくらいからアウトドアを始めるべきで、いきなり川下って冷水まみれになったり、いきなり3,000mの山に連れて行かれて唇を紫色にしたりさせちゃいけなかったね。

また夏、川に潜れる時期に遊びに来ような。

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という感じで、四国に3日遊びに行った償いを出来たのかどうかよく分からない感じの2日間が終わった。

ただ僕としては「家族サービス」という言葉はあまり好きではない。

親が我慢して何かするより、一緒になって本気で遊ぶべきだと思っている。

しかし現状は嫁が極度のインドアだという我が家の事情があって、お父さんが勝手に一人で楽しんでる感が否めない。

きっとアウトドア好きな奥さんだったら「うちの旦那、素敵な男No.1だわ。」という事になったかもしれないが、基本的に我が家では「うちの旦那、殺したい男No.1だわ。」という厳しい評価。


でも一応この2日間、僕も母も子供達も笑ってたからそれでオールオッケー。

ウザいと言われようが、まだまだお前達を連れ回して行くぞ。


なんてこと思いながらホクホク顏で帰宅。

するとキャンプ場で遊んでいる間に、車の中に置いておいたはずの家の鍵が見つからない。

どんなに探しても無い。

翌日キャンプ場に問い合わせてみても無い。

帰りに寄った温泉に電話しても無い。


またしてもやってしまったのか...。

最近、遊びに行く度に何かを壊すか失うかを繰り返し続けている。

今回は家の鍵。

しかもあの鍵には会社の鍵まで付いている...。


どこまでも間の抜けたバカヤロウな男。

遊びに夢中になるあまり、次々と奉納して行く大切な私物の数々。

失うのは嫁の愛だけでは足りないのか?


こうして男は四国で3日間遊んだ「償い」を、鍵の紛失という気持ちがへこむだけの荒技で支払った。

もちろん嫁には怒られ、ご両親には呆れられ、会社には言い出せないという苦しい日々が続いている。


なんとか偶然どこかで鍵が見つかる事を信じ、



男は今日も遊びに出かけるのである。



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