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アラスカ珍道中8〜壮絶なる悲劇のドライブ〜

Posted by yukon780 on 13.2011 アラスカ珍道中 0 comments 0 trackback
8/19(金)

19日の記録なんだが現在もう20日の0:35になってしまった。
グレンハイウェイ上にて満天の星空の下これを書いている。


地獄の一日が幕をあける。


今朝は6:30に、ワンダーレイクキャンプ場を発つ始発のバスに乗る為早起きした。

昨日の悪夢を引きずるかのような寒い寒い朝だ。

ベタベタのテントをさっさと片付けてバス乗り場へ向かう。

そこに一人の日本人が居たので話しかけると、なんとフェアバンクスのゴーノースホステルでともに焚き火をしたKさんではないか。なんという偶然。

昨日キャンプ場に現れたクマが横切って行ったテントは、実はKさんの物だったと発覚。

Kさんがテントの中で飲んだくれていたら、クマの鼻先が見えたらしいが、犬かと思って気にせずに飲んでいたらしい。

しばし朝から二人でバーボンを飲んでバスを待つ。

バスに乗り込み、久しぶりに日本語を沢山喋れてホッとする。

バスのドライバーは、昨日のファットママとは打って変わって、酔っぱらっているんじゃないかと言った感じのおっさんだった。

運転が粗くて、そしてスピーディー。

IMGP1015.jpg

IMGP1023.jpg

途中カリブー1頭、クマ2頭、ドールシープ8頭、ライチョウ6羽、狼1匹に出会う。

少し晴れ間が出来ると、昨日とは全く違った景色だ。

IMGP1027.jpg

IMGP1032.jpg

IMGP1034.jpg


5時間程でライリークリークキャンプ場に帰ってきた。

Kさんは僕と一緒にタルキートナまで行って、フライトシーイングでマッキンレーを見るかどうか迷っていたが、タルキートナからフェアバンクスまでの移動手段がないので諦めてた。

Kさんと別れて、僕はどうしてもマッキンレーが見たくてタルキートナへ向けて車を走らせた。

タルキートナではフライトシーイングと言って、小型の飛行機に乗って上空からマッキンレーを見るというものがある。

いくら僕が雨男でも、雲の上に出てしまえばこっちのものだ。
よっぽどの事がない限りマッキンレーは拝めるはずだ。

しかし、その「よっぽどの事」が起きてしまうのである。


車を走らせていると、タルキートナまでほど近いキャントウェルあたりで道が封鎖されているではないか。

おっさんが出てきて衝撃の発言。

「昨日強風のためこの先の橋が崩落した。こんな事はアラスカ史上初の事だ。アンカレッジ方面に行きたいんならいったんフェアバンクスまで戻って迂回してくれ。」

我が耳をおおいに疑う。

うそだろう。
僕の英語力のなさで聞き間違いかと思って再度聞いても事実は変わらなかった。

これは例えてみるなら、京都から東京まで延々と車を走らせていると箱根あたりで橋が崩壊。一旦京都まで戻って新潟経由で東京に行ってくれと言われたに等しい。

この時のショックは計り知れない。

マッキンレーがやっぱり見れないどころか、今まで来たフェアバンクスからの道のりを何時間もかけて戻って、さらに大陸規模の大回りをしなければならない。

アラスカには南北をつなぐ道は2本しかないのだ。

しかも、明日の13:00にはアンカレッジのさらに先のウィッティアの港まで着いてなければならない。
氷河クルーズを予約してあるんだ。

この時点でちょうど13:00頃。

24時間耐久、地獄のアラスカ大迂回作戦が突然始まった瞬間だ。

(筆者注:googleで見るとこんな感じ↓。参考までに同じ比率の日本地図も載せておく。壮絶さがお解りいただけるだろうか。)

map1_20110613180019.jpg
map2.jpg


もう、どんなに落ち込んでもしょうがないのでフェアバンクスに向けて車を走らす。

IMGP1044.jpg

ストップ・ザ・トラブルの願い。


途中デナリのあたりで目線上に虹が現れた。

IMGP1051.jpg

最初は目を疑ったが、とても不思議な光景だった。

橋崩落しなければ見れんかったねと己に無理に言い聞かせる。


フェアバンクスに近づくにつれて、しだいに空が晴れて来た。

さすがの雨雲も、この雨男が引き返してくるとは思わんかったのだろう。

ざまあみろ。と再び己に言い聞かせる。


言葉では伝えきれない苦しみを抱えながらリチャードソンハイウェイに入る。
それでも晴れているから、そこそこ気持ちは落ち着く。

やたらと道にウサギが飛び出してくるので、ひきそうになる。

バーチレイクは晴れてたし中々風情があった。

IMGP1062.jpg

その後もひたすら走る走る。

IMGP1065.jpg

IMGP1067.jpg

IMGP1071.jpg

IMGP1084.jpg


晴れの幸せも束の間だった。

雨雲は大急ぎで僕に追いつき、たちまち強風と大雨の中ひたすら車を走らせる。

この時の苦しみも、とても言葉では書くことが出来ない。

(筆者注:この先は天気酷すぎて写真も撮ってないので文章でご勘弁。)


水もなくなり、ガスも不安な状態になった頃、グレナレンという場所にオアシスのようにGSとコンビニみたいなものがあって心から助かった。

こちらでは次のガスステーションまで100キロとか当たり前だから、ガススタを見つけたら速攻で入れておくべきだ。

どこでもコンビニや自販機がある日本って国は、本当に凄い国なんだなあ。


グレンハイウェイに入り、ひたすら雨の中進む進む。

地球上で車走らせているのは僕だけじゃないかって思うくらい、人とも車とも出会わない。

何時間も運転し続けて0時を回ってもういい加減眠いが、明日の氷河クルーズに間に合う為にせめてマタヌスカかパーマーまでは着いておきたい。

今は休憩しながら、忘れないうちにこれを殴り書きしている。

車の外は、やっと晴れ間が出てきて満天の星空だ。

北斗七星の横の死兆星がよく見える。

天の川も見える程の大量の星。しかし、オーロラは見えない。


キツい。他にも色々あった気がするが、じっくり書いている余裕はない。

そろそろ先に進もう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

現在実は2日後の8/21(日)2:00、アンカレッジ空港。

あれから、まるで書く暇がなく、やっっと落ち着いたので続きを書く。


満天の星空は一転して激しい濃霧へと姿を変えた。

前が全然見えずにハイウェイを100キロくらいのスピードで走らす恐怖。

気力体力の限界になって来たので、なんとかマタヌスカ氷河のちょい手前のレストランイン付近の路肩にて仮眠をとる事にした。

車を停めてしばらくしたら霧が晴れてまた満天の星空が現れる。
できれば移動中に晴れて下さい。

オーロラ出現の可能性もあったが、待っている時間も体力も残っていない。

明日のさらなるロングドライブに向けて少しでも寝ておこう。

8月19日の行程を振り返ってみる。

朝6:30にデナリワンダーレイクキャンプ場を出て6時間かけてバスでライリークリークキャンプ場へ。
デナリ国立公園を車で出て40分後に橋崩落。そこからフェアバンクスまで4時間。そこからデルタジャンクションまで3時間。パクソンまで3時間。グレンナレンまで2時間半。そして3時間後マタヌスカ、現在に至る。

朝起きてから現在までひたすら移動しかしていない。移動マニアだ。

壮絶だ、ひどすぎる、ひどすぎるよアラスカさん。



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