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カヌー野郎の誕生

Posted by yukon780 on 11.2011 熊野川/三重 0 comments 0 trackback
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このブログ創設前の過去の旅を振り返る「あん時のアイツ」シリーズ第1弾。

といっても「北海道中膝栗毛」や「アラスカ珍道中」があったから、正確には第3弾だけど。

最近山関連やマゾ関連の記事が続いていて、カヌー関連の記事が全くなかった。

このままではカヌー野郎じゃなくて、ただのマゾ野郎になってしまう。

そこで原点回帰。

僕の旅人生の第一歩目の「熊野川カヌー単独行」を振り返る。


ちなみにこの「あん時のアイツ」シリーズは、ページ右のカテゴリ欄の過去の旅の記録を網羅するまで不定期に開催されます。

正直記憶も定かじゃない旅もあるけど、写真を中心に振り返ってみる。

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今回は三重と和歌山と奈良の県境の川「熊野川」。

かれこれ10年ほど前の記憶。

僕の人生で初めての一人旅にして初めてのカヌー単独行。

デジタル画像で残っている最古の旅の記録だ。

日帰りだったけど、当時の僕には大冒険だった。

お粗末な装備しか持ってなかった当時だけど、あの頃の冒険心と感受性は今もって越える事は出来ない。

目に見て体験する全ての事が新鮮だった頃。

当時はまだ画期的だった防水デジカメで、画質は良くないがどれも思い出深い物だ。

全体的に写真がどんよりしているのは、当然晴れていないからだ。

彼の「晴れない単独行」は、ここから4年間続く事になる。


ただただ野田知佑さんに憧れていた、無鉄砲な青年時代の記憶です。(今でも無鉄砲か)

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当時付き合っていた強烈な「束縛しい」の彼女と別れた僕は、カヌーと貧相な装備を車に乗せて熊野川を目指した。

自由に飢えていた僕は、カヌー野郎の第一歩を踏み出した。

単独行の場合、カヌーの搬送の問題が重要だったので(当時はポリの二人艇、キウイ3)、観光ジェット船で川を上下出来るこの川を選んだ。


熊野川に向かう途中、大台水系の川は信じられないほどの美しさだった。

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今までの人生で、こんなに奇麗な川は見た事がなかった僕は相当感動した。

この頃から、完全に僕は川にはまって行った事を覚えている。


熊野灘の海も奇麗で、風土から食べ物まで見る物全てが新鮮だった。

コチラは獅子の頭に見える「獅子岩」だ。

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この手の「亀岩」だったり「ナポレオン岩」ってそこら中で見たけど、かなり強引なものが多い。

地元観光協会の苦肉の策と思えてならない。


熊野川町は、一応「カヌーの町」という事になっている。

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だからといって、カヌーする人のために何かあるわけでもなければ、地元リバーガイドも存在しない。

熊野川にいるはずもないシャケのオブジェも気になる所だ。


熊野川の支流の川は美しい川ばかりで、当時の僕のテンションはかなり上がっていた。

沈下橋なんかもあって、気分は四万十川だったな。

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熊野川近辺の集落は日本の原風景的な所が多くて、当時たまらなく旅心を満足させてくれた。


スタート地点である田戸に向かう途中、熊野川が俯瞰で望める場所がある。

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なんだか野田さんの本に出てくるような川の光景に、当時の僕は夢見心地だったな。

道はどんどん山深い秘境チックな雰囲気になって行き、車一台分のトンネルを越えて行く。

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青年の心は「冒険」「探検」「好奇心」といった少年の心に戻って行くようだった。

当時の僕は、10円ハゲならぬ「500円ハゲ」を二つ所有していたほど激しいストレスを抱えていて、非常に疲れ果てていた。

それだけに、純粋なトムソーヤに戻れた事が嬉しくもあった。


秘境感は益々高まって行く。

すごい所に作られた橋の上から覗くと、生唾モノの清流が流れている。

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一発目の旅先がこれだけ清流まみれの場所だった事も、今後の人生を変えたかもしれない。


やがて田戸に辿り着き、川へ降りる階段を下りて行く僕に素晴らしい風景が飛び込んで来た。

「瀞峡」だ。

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まさに秘境。

ここを一人で下って行くのか。

期待と恐怖が入り交じり、武者震いした事を今でも思い出す。


重いカヌーを一人引きずって川まで降ろしておいて、一旦車をゴールまで移動させる。

ゴール地点の志古のジェット船乗り場からジェット船に乗り、再び瀞峡を目指して移動。

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当時あきらかな経験不足な僕は、25kmほどの長い距離を一日で漕ぐという暴挙だった。

本来のんびりと2日はかけて下る距離だ。

この頃の僕に計画性は皆無だった。


カヌーで漕ぎ始めると、奇岩怪石のオンパレードだった。

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なにより、遠く離れた秘境の地で一人きりで旅をしている事が嬉しくてたまらなかった。

人生で一度だけ許される「初めての単独行」は、今後何物にも代えられない経験となった。


ただ、秘境と言っても観光ジェット船が行き来するから、その度に横波を食らって結構焦る。

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でも、この時何となく観光船の中にいる人達に対する優越感というものを味わった。

この時にはっきりと「一般的な世界」から、自分が違う場所にいる快感の虜になった気がする。

それがエスカレートして、後々カナダまで旅立ってしまうんだけど、それはまだまだ先のお話。


そしてメシは豪快に焚き火で作る。たまらない瞬間だ。

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こんだけ豪快に焚き火しておいて、作ったのは具無しラーメンだが半端なくうまかった。

この頃はかたくなに、カヌーで旅と言えばチキンラーメンだと強く思っていた。

熊野名物「目張り寿司」も最高だった。


その後はひたすら漕ぎ続けた。

いつまでたってもゴールしないから結構焦った。

今後長い付き合いとなる「雨」ももちろん一緒だ。

どんどん日も暮れて来て、果てしない恐怖に怯えながら漕ぎ続ける。

後半は腕がもげそうになって散々な感じでゴールしたことを記憶している。

この頃から惨敗の歴史が始まるんだが、当時の僕はそれでも大満足に包まれていた。

華々しいマゾの歴史が幕を明けた瞬間だった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

と、まあこんな感じで振り返って行きます。

熊野川は今後初めてテント泊した思い出の場所でもある。

また何度か登場する川です。

まずは僕の単独行カヌー旅、デビュー戦の模様でした。

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