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爆発大移動の旅2〜伊豆のマゾり子〜

Posted by yukon780 on 24.2012 伊豆山稜線の旅 0 comments 0 trackback
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昨日は全く記事が書けんかった。

眼球反乱による頭痛と吐き気、大量の仕事、さらにfc2ブログのサーバーメンテナンスでアクセス出来ないという辛い一日を過ごした。


なので今日は張り切って書いていこうじゃない。

「爆発大移動の旅」二発目、伊豆敗退記前編「伊豆山稜線トレッキング」だ。



伊豆山稜線ってのは、伊豆半島をひたすら縦断する尾根道のロングトレイル。

いくつもの山のピークを越えて、天城峠に抜ける道。


当初はここを1泊2日のテント泊で乗り越えるつもりだった。

しかしまだ登山野郎になる前の事なので、全く体力が追いつかず敗退を喫する事となる。

なんせ、今より10キロ以上太っていた頃で、全く運動もしていなかった。


この時は「長い散歩道」程度の認識しかなく、「登山」なんて概念は少しも無かった。

当時は「登山なんて辛いだけで、楽しくない」って思っていた頃。


今となっては「辛かった」という思い出しか残ってないから、実はそんなに書く事が無い。

今日は張り切って書くぞと言っといてなんだが、ダイジェスト的な感じでご勘弁。

でも後半はしっかりマゾってます。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


三島で山田と別れてから、確か修禅寺辺りの温泉に入ってからどっかの道の駅で車中泊。

まずこの時点で凄く寒かったってのを記憶している。

翌日の山中でのテント泊に激しく不安を感じた夜だった。



早朝移動。

珍しく空は快晴で富士子ちゃんも白い肌をあらわにしている。

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しかしGWだというのに、結構寒い。


そして、多分だるまやま高原にある戸田峠の登山口の駐車場へ。

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1泊2日のテント泊分の結構な荷物を背負って出発。

いきなり現れるちん毛道。

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今見てみれば結構歩きやすそうな感じだけどね。


標識も所々にあって、迷う心配は無い。

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でも確かこの頃にはもう背中の荷物も重くて、随分へばっていた気がする。


次第に景色が開けて行き、富士山も見えるようになってくる。

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やがて一発目の山「小達磨山」の山頂到達。

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ここからは駿河湾がズバッと眺められる。


そして気持ちのいい尾根道が延々と続き、駿河湾と富士山を眺めながらのトレッキング。

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でもこの辺結構登りがキツい箇所があって、随分しんどかった思い出があるな。


やがて二発目の山「達磨山」登頂。

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こっからの眺めは最高だったね。

富士山と駿河湾が実に美しい。

やっぱり日本人には、この景色がグッと来る。


この時の僕は「富士山とは登るものじゃなく、見るものだ」と深く思っていた。

まさかこの翌年の秋に、自分があの山の頂に登るなんて思ってもいなかった。

当然「富士6苦フェス」などという、全身破壊の悲劇が待っているなんて想像もつかない。

人生、一寸先はマゾ。

これだから旅はやめられない。(参考記事:富士6苦フェス


その後も快適な(多分ね。よく覚えていない)尾根道は続いて行く。

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やがて三発目の山「古稀山」登頂。

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相変わらず素晴らしい景色だが、どうも僕の顔の表情が冴えないな。

多分、この時点でかなりの疲労を抱えていたはずだ。


当時はまだ「マゾ開花」の夜明け前。

まだこの様なハードさに快感を見いだせない頃だ。

今の僕なら、ニヤリと笑って写真に収まっていたはずだ。



再びちんげ道に吸い込まれて行く。

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確かこの辺りで、随分陰湿な気持ちになった記憶がある。


荷物は重いし、体はしんどいし(体力無い上に激しい移動による疲れもあった)。

景色もちん毛だし、風もあるし、寒いし。

夜は多分寒すぎてテントでなんか寝られないぞ。

昨日の車中泊ですらあんだけ寒かったんだ。死んでしまう。


そしてここであっさりと敗退撤退命令を自分に下した覚えがある。

全く、情けない奴だ。


かと言ってすぐに下山出来るわけも無く、四発目の山「伽藍山」到達。

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心が折れてから続ける登山ほど苦痛に満ちたものは無い。

今なら「良いブログネタ」になると自分に言い聞かせて頑張れるが、当時は誰にもこの苦しみを伝える事は出来ない。

ただ静かに己自身で噛み締めるのみ。

まさに修行の世界だ。


ちん毛を抜けると、再び駿河湾が広がる。

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しかしこの写真からもグッタリ感が色濃く伺え、もう駿河湾いいやって気持ちになっている。


そうこうしながらも五発目の山「棚場山」登頂。

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なんだかんだと、心が折れてからもさらに二つの山を越えている。

一応、彼なりに頑張っているようだ。


しかし記念写真からはまるで覇気が感じられない。

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ポージングも、自然と幽霊の様なポーズになっている。


やがて南無妙峠に到達。

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ここには「南無妙法蓮華経」と書かれた古い石碑がある。

その昔、ここで行き倒れになった夫婦を祀ったものらしい。

僕は痛いほどその夫婦の気持ちがわかった。

まさに僕はこの時点で、すっかり心の行き倒れ状態で疲弊しきっていた。


地図を見ると次の「土肥峠」から林道が下界に延びていて、脱出出来る事が判明。


全く迷う事なく僕は土肥峠で登山道に背を向けて下山。

敗北の悔しさも感じないほどの惨敗だった。



地図を見ると「持越温泉」という所まで行けばバス停がある。

しかしそこまでの距離も実はかなりあった。

僕は最後の力を振り絞って、2時間近く歩いて行った。


膝はもう大爆笑していて、息もぜぇぜぇ言いながらやっとの思いで持越温泉のバス停到着。

しかしこのバス停。

なんと「一日3本のみ」という実に情けないバス停野郎だった。

2本は朝で、残り1本は夜。


僕がその場に、膝から砕け落ちた事は言うまでもない。

持越温泉バス停によって、僕の救助も持ち越しとなった。


失意のどん底の中、フラフラと持越温泉の受付に行った。

受付の人に事情を説明して、何かいい方法が無いかと聞いてみた。

すると国道沿いの「湯ヶ島温泉」のバス停まで行けば本数は多いとの事。

そして一言。

「まあ、がんばって歩いたとしても国道まで2時間はかかるね。」



何やら登山よりもハードな展開になって来た。

もうかれこれ朝から7時間以上歩き続けている。

これは一体何の修行なんだ?

子育てのストレスから解放される為の旅ではなかったのか?

今僕の体に充満しているこのストレスは一体何なのだ?


考えても仕方が無い。

聞けばタクシーを呼ぼうにも、麓から来てもらうから結構お金もかかるって言うし。

夜のバスまで待ってるのもアホらしいし。


僕は再びヨロヨロと歩き出した。

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途中途中に現れるバス停で、無いとは分かっていても時刻表を見てしまう情けなさ。

どうでもいいが、伊豆のバス停の標識は味があるが実に発見しにくい。


残されていた写真の中にこのようなものがあった。

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タンポポをトレッキングポールに刺して喜んでいる。

この頃には大分頭にも異常が達し始めたようだ。

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こうして僕は延々と、ただ延々と国道を目指して歩き続けた。

そして湯ヶ島温泉のバス停に辿り着き、車が置いてある戸田峠へと帰って行った。

この時の僕は顔面蒼白の無表情だった事は言うまでもない。


車に戻ってから、男はさらに南下して行った。

どんなに体がボロボロになろうと、この自由なGWの時間は限られているんだ。

休養なぞしてる場合じゃない。

とにかく遊ばなければならない。



色々調べたら、平六地蔵露天風呂という無料の露天風呂があるようだ。

僕はそこに向かって今日一日の疲れを癒した。


温泉でサッパリしたので、気を良くしてさらに1時間ほど南下した。

そこで気がついた。

温泉の簡易脱衣所に大事な帽子を忘れて来てしまった事を。


すごく具合が良くて、その頃いつも大事に被っていたものだ。

しかしここから取りに戻れば往復2時間を無駄にしてしまう。

来た道を戻る事ほど気が滅入るものは無い。

でもとても大事な帽子だったから、取りに戻る事にした。



1時間後、温泉着。

僕の帽子はすでに何者かによって盗まれていた。

はるばる戻ってきた事も手伝って、激しくへこんだ。


しかし嘆いている時間はない。

遊ばないと。


再び移動を開始。

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美しい夕焼けも、今の僕の心を癒す事は出来ない。

明日こそ、最高に楽しい一日を過ごして盛り返すんだ。


僕が選んだのは「南伊豆歩道トレッキングの旅」。

全く行く予定のなかった場所だが、伊豆山稜線での惨敗の為やむなくチョイスした。

以前、シェルパ斎藤氏の「日本の山をバックパッキング」という本で読んでいて気になっていた場所だ。


トレッキングで痛い目にあっているのに、なぜ彼は翌日再びトレッキングをしてしまったのか?

焦っていたのは分かるが、一日くらいのんびりすれば良かったのに。



こうして伊豆敗退記後編「南伊豆歩道トレッキング」の旅へと突入して行った。

当たり前だが、途中で体力がなくなり脱水症状に陥る結果となる。


伊豆のマゾり子、第二章のステージへと続く。



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