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祭りのあと〜戦士の休息〜

Posted by yukon780 on 01.2012 ◉日々のツレヅレ 0 comments 0 trackback
全力で駆け抜けた秋の中性脂肪祭り。

男は全身に「疲弊の極み」を身にまとい、そのまま仕事に突入。


よりによってその週からの男の仕事量は今シーズン最大級。

帰るに帰れない地獄の日々。

中には10時間かけて作った渾身の作品が10秒でボツになるという絶望も味わった。


そして木曜日、ついにリアルにふらついて倒れそうになる。

そもそも日曜日の時点で限界を突破した男が乗り切れる仕事量ではなかった。

休日にちゃんと休んでないからだと言われれば何も言い返せないが、僕は今までもこうして生きて来たんだ。


無理に無理を重ね、その上からさらに無理をぶっかける日々。

止まらない無理のわんこ蕎麦。

ついに男は金曜日の夜にめでたくぶっ倒れた。

疲労で弱り切った体に風邪の菌が大挙して押し掛けた結果だ。

中国の平和堂状態の僕は、暴徒化した菌に全くなす術がなかった。


ついに週末、どこにも遊びに行く事なく我が家という強制養生所へ。

こうでもならないと晴れた日に家で体を休める方法を知らないので、ある意味ちょうど良かったのかもしれない。

こうして僕は御嶽山、北岳、木津川、飯盛山、大日ヶ岳、銚子ヶ峰と積み重ねて来た疲労を駆除する土日に突入。



土曜日の夜。

フラフラで死にかけている僕にお義父さんが言う。

「精力を付けんといかんぞ。肉を食え。そうだ、みんなで焼肉を食いに行こう。」

我が耳を疑う。

こんな食欲もないフラフラ状態なのに焼肉屋に行くの?

そもそもルフィーじゃあるまいし、肉食ってすぐに元気になるほど僕は超人じゃないぞ。

おかゆとかで十分なんですよ。


なんてことをマスオの僕が言えるはずもなく「よろこん..で...」とニッコリスマイル。

ヘロヘロと家族でわざわざ家から30分くらい離れた岐阜市の焼肉屋へ。

IMG_0992.jpg

大通りから細い一通の道を入った住宅地にポツンとある岐阜の名店「桔梗宛」だ。

初めて来たがかなりの有名店で非常に混雑しており、予約していたにもかかわらず待たされる始末。

待っている間も徐々に体が冷えて弱って行く男。


入店後、おかしな事に「体を温めないといかん。熱燗でも飲みなさい。」と言うお義父さん。

果たして僕は歓待されているのか、虐められているのか?

僕が風邪を引いているという事が伝わっていないんだろうか?

これは恐らく養子としての男らしさを試されているに違いない。


こうして酒を飲みながらこてこての肉に食らいつく風邪の男。

そしてこのお店が想像以上の美味しさで、酒と肉が進むこと進むこと。




日曜日。

確実に風邪が悪化した男がそこにいた。

凄まじい倦怠感と喉の痛みが尋常ではない。


布団の中でゼエゼエ言っていると、外からとっても楽しそうな声がする。

どうやら稲刈り後の田んぼ燃やしの作業をしながら焼き芋を焼いているようだ。

それにりんたろくんが狂喜乱舞して楽しげな絶叫を繰り返してるところだった。


あんまりにも楽しそうだったから、ふらつく体で必死に外に出て行く男。

そして玄関を出た瞬間、ちょうどそこに二人の老夫婦が立っていた。


なんだ?と思っていたら、彼らは突然「あなたは人類の未来についてどうお考えですか?」と聞いて来るではないか。

そして「昨今の悲惨なニュースを見て神は悲しんでおられます」と、さあこれから話を壮大に展開して行こうという彼らの意気込みが見てとれる。

なんと、僕は見事なタイミングで訪問宗教勧誘に出くわしてしまったのだ。

恐らく今もっとも神の救いの手が必要なのは僕ではないだろうか?

昨今の悲惨なニュースとは先週の中性脂肪祭り二日目の事をさしているのか?


こんこんと笑顔で語る老夫婦と、薄れいく意識と戦うふらふら男の攻防戦。

「もう勘弁してくれ」と追い返したいが、何とも人の良さそうな老夫婦を追い返せない気弱な男。

そんな僕のグッタリしている姿が真剣に話に耳を傾ける姿に見えたのか、さらに勢いを増す老夫婦。


しばらくして冊子を渡して老夫婦は去って行く。

そしてその場には真っ白になった一人の老人がうなだれる姿だけがあったという。



すっかりヨボヨボになった僕は、もうすっかりどうでも良くなった焼き芋をほおばる。

僕はただこの焼き芋が食べたかっただけなのに、ここに来るまでに随分と長い旅に出ていた気がするのはなぜだ?


このしんどさはひょっとしたら39度くらいいってるんじゃないのか?

家に戻って体温を計る。

まさかまさかの「34.6度」。


いよいよ僕は冷たくなってしまうのか?

このまま三途の川のリバーツーリングが始まってしまうのか?

もう何が何だか分からない。


大人しく布団にくるまる低体温男。

やがてまどろんで来た時に、何やら「シュッシュッ」という音が聞こえる。

何事かと目を開ける。

すると嫁が僕に向かって「ファブリーズ」を吹きかけているではないか。

彼女は言う。

「臭い。絶対近寄らんといてよ。」と。




他の家庭の旦那さんは愛する嫁にファブリーズを直接吹きかけられる事はあるのだろうか?

本当に神がいるのなら聞いてみたい。

我が嫁はやさしさをどこに置き忘れて来てしまったのか?

そして僕への愛をいつの間にベンキマンに流してしまったのか?


まあ仕方ないか。

二話連続だがあえて言おう。


だって僕はうんこ星人なのだから。

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