マゾ&ピースの螺旋〜慰労感謝祭2013〜

Posted by yukon780 on 06.2013 尾高山/三重 0 comments 0 trackback
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何やら猛烈に色んな事が忙しくて、全く記事が追いつかない。

先々週の出来事が遠い記憶の彼方に去って行きそうだが、ざっとダイジェスト的に書いて行こうかな。


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今まで散々好き勝手にマゾを楽しんできた「チーム・マサカズ」。

穏やかで平和なアウトドアとは無縁の彼ら。

でもさすがに度重なる激戦の末にかなりのマゾ疲れが蓄積されていた。

しかも毎度家族に迷惑をかけて遊ばせてもらっており、みんな家庭に対して随分とマイナスポイントも蓄積されてきている。

このままこのポイントカードが-100ポイント獲得ともなれば、もれなく「緑の紙切れ」という景品が贈呈されてしまうという恐怖がちらつきだす。

現在-92ポイントでぶっちぎりの独走状態の僕はもちろん、チーム内からも家庭崩壊者を排出するわけにはいかない。


そこでこの度、チーム・マサカズの「マゾ疲れ慰労&ファミリー感謝会」という平和的なイベントが開催される運びとなった。

それは珍しく「キャンプ場で家族とともに優雅に過ごす」という、マゾのかけらも無い平和の祭典。

今回ばかりはメンバー達も、「方向性を見失った哀れなおっさん」から「普通の男の子」に戻るのだ。



しかしその普通の男の子に戻る日の朝。

なぜこの男はこんな事になっているのか?

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結局キャンプ場ではなく山中で子供を背負って普通にマゾっているではないか。

いつも通りじゃないのか?

やはり彼は大人しくキャンプ場に直行できなかったのだ。



集合時間が午後だったこともあり、この男はその前に軽くマゾれるじゃないかと思い立ってしまった模様。

喫茶店のモーニング感覚での、いわゆるプチマゾ登山というやつだ。


みんなはファミリーでキャンプ場に行くのだが、我が家はまだこーたろくんの首が据わってないから僕とりんたろのみの参加で自由が利いてしまったんだね。

そもそも「嫁とキャンプ」は「水と油」「巨人と阪神」「桜木と流川」と同等の関係性なので、ファミリー感謝祭と言っても基本的に我が家だけ嫁は来ない。

結局ファミリー感謝祭だと言っても、僕だけはいつも通りだ。


そしてそんなモーニングマゾに同行してくれたのは、従軍キャメラマンこと「矢作C」。

ひたすらに独身を貫く彼には残念ながら「感謝対象」がおらず、今回単独での参加で己に対するセルフ感謝祭。

チーム1自由度の高い男が、陰ながら僕のマゾを盛り上げようと手を上げてくれたのだ。


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そんな男達が選んだのは、キャンプ場近辺の低山「尾高山」(おだかやま・533m)。

りんたろくんも最近僕が買ってやったモンベルの登山靴を履いて、意気揚々と登山口に向けて突き進む。

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この登山靴を買ったからには、何としてでも彼には頑張って履き潰してもらわないといけない。

成長の早い子供に対するこの手の出費は、ある程度親の覚悟が強いられるのだ。

多分りんたろくん的にはすんなりキャンプ場に行きたかったに違いないけどね。


そしてそのまま感じの良い参道を歩いて行くと、

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尾高観音に到達。

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お父さんはいつも通り「嫁が優しくなりますように」と祈り、りんたろくんもいつも通り「普通のお父さんの子供になりたい」と祈った事だろう。


そしてそのまま登山道へ突入。

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せっかく登山靴を履いて来たりんたろくんだったが、何気に時間があまりないので早々とここでお父さんの背中に乗っていただいた。

実は本来僕は「キャンプ場現地集合班」だったから時間に余裕があったが、急遽「食材買い出し班」の矢作Cが来た事によって、大幅に集合時間が早まって図らずもタイムアタック登山になったのだ。

少しでも僕にマゾって欲しいという、矢作Cなりの優しさというやつだろう。


登り出してみると、尾高山は中々に急登の連続するマゾ山だった。

カメラのみという軽装の矢作Cはズンズンと先に進んで行く。

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一方でこの山をなめてかかっていた僕は、トレッキングポールも持たず、サポートタイツすら履かずに挑んでいた。

そんな中で総重量20キロの重みを背負っての急登パラダイスでみるみるヘコヘコになって行く。

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とにかくトレッキングポール無しというのが痛かった。

ずっしりとした重みを足腰のみで支えての急登が、こんなにもマゾい事だとは思ってもいなかった。


急速にグハグハのフラフラになって、荒い呼吸と深い後悔が止まらない男。

しかしそんな男を横目に「ニヤリ」としたのは矢作Cだ。


彼は過去の登山で何度も我々に置いて行かれたという恨みを抱いている。

さらには過去の禁断写真(オヤジ狩りテクノMr.オクレ)を、何度も僕のブログによって世界配信されてしまった苦渋の過去も持っている。

そんな日頃の鬱憤を晴らすのは今だとばかりに、フラフラな僕を一切待ってくれずにどんどん先に進んで行くではないか。


カメラしか持ってない軽装での全力逃走劇に、ポールなしの歩荷さん状態の僕は全く追いつけない。

しかも彼の飲料水はなぜか僕が持っているという追加重量プレイ。

さらには彼はカメラしか持っていないのに、道中の写真をほとんど撮らないという強攻策に出た。


矢作Cによる追いマゾが止まらない。

僕はこのままではブログが文章だらけになってしまうと、ひいひい言いながらも矢作Cを写真に収める。

もちろん必死で撮影してるから、ブレブレの矢作Cの写真しか撮れていない。

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しかし軽装の矢作Cはノリノリで僕を振り切って行く。

僕も遅れてなるものかと、足の筋肉をプチプチ言わせながら嗚咽まじりの必死の追走だ。


キャンプ前のモーニングプチマゾのつもりが、結局いつも通り死線を彷徨うハードプレイへ。

モーニングの盛んな土地柄だけに、コーヒー以外の余計なマゾサービスの量が凄まじい。


やがて僕の意識が朦朧とし出した頃に、随分と先行した矢作Cやっと撮影を開始。

彼はほくそ笑みながら、遠方から余裕たっぷりにグッタリした僕を撮り始めたのだ。

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そこにはうつむきながら、ヨロヨロと歩く腰痛野郎の姿が。

現場は屈辱のグラビアマゾドル撮影会場と化したのだ。


しかしこんな時のために、僕はこの前我が母から奥義を伝授されていたではないか。

それは昭和山女奥義「トレッキングポール現地調達」だ。(参考記事:親子三代8耐登山〜昭和山女に学べ〜


僕は木でポールを作成し、何とかポールで重量を分散する事に成功。

これで息を吹き返して、急いで矢作Cを追う。

その時の写真が、後々何故か矢作Cによって無駄に美しく加工されて届けられた。

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木の棒を持ってみすぼらしく追従して来る男に、矢作Cの鬱憤も晴れたんだろう。

結局カメラのみの軽装の矢作Cから提供された登山中の写真は、これを含めて4枚しかなかった。

彼もマゾ演出家としての腕を上げて来たようだね。



写真も少ないんで、突然山頂到達です。

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この頃には木ポールも二刀流になっているね。

ここまでの記憶もほとんど残ってないし写真も残ってないから、この尾高山の印象は非常に薄いです。


一応展望台には、りんたろくんに自力で登っていただきました。

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そしてここからは実に良い眺め。

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同時に矢作Cが何かやっているのが確認出来る。

彼は登山中の写真をほとんど撮らなかったのに、ここに来てこんな無駄な写真を撮っているではないか。

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我々以上に美しく切り取られたりんたろくんの秘書「ガンQ」。

彼は鬼ヶ牙についで、2度目の鈴鹿の山制覇だ。


そしてひとしきりジャイアントスイングを楽しんだ後は、

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速攻下山。

誰も写真撮らないから、あっという間に麓の参道へ。

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弾丸登山で駆け抜けた尾高山。

甘く見ていた分、大いにマゾらせていただいたぞ。

僕も矢作Cも大満足。

これで落ち着いて平和キャンプに挑むことができそうだ。


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ここからのキャンプはおまけ的にダイジェストで。

あまりこういう場で人の家族を載せてしまうと、アゴ割れMあたりに怒られてしまうから、りんたろくん中心で軽く流します。

(アゴ割れMは「ネットは悪だ!Facebookも必要ない!」と息巻く昭和頑固男。しかし彼はチーム1のFacebookの友達数を誇り、僕の投稿の年間いいね!ランキングで堂々の1位を獲得する程のヘビーユーザーだったりする平成矛盾男でもある。)



総勢21人でやって来たのは「青川峡キャンピングパーク」。

ここの駐車場に着くなり、早くもシャンパンファイトが始まった。

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矢作Cの車のリアハッチを開けるなり、いきなり飛び出して地面に叩き付けられて暴徒化したビールたち。

早くも平和なキャンプ場が悲鳴に包まれる。

何やらいつもどおりの幕開けに、一堂に不安が広がった瞬間だ。


実はこのキャンプ場の管理者の一人は、我々の学生時代の同級生。

同級生とは思えない貫禄を身につけてしまった「お人好しS」が、絵に書いたようなお人好しスマイルなポスターで我々をお出迎え。

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まるで北の将軍様との記念撮影的なポスターだが、このキャンプ場はもの凄い人気で中々予約が取れない有名なキャンプ場だ。

現場はもはやキャンプ場ではなく、ビバリーヒルズ的な様相を呈している。

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僕のような単独野宿愛好家には輝きすぎて直視できないキレイキレイなキャンプ場。

ここなら嫁でもなんとかキャンプが可能かもしれない。

是非今度「ほこ×たて」で、「誰でも快適にアウトドアを楽しめるキャンプ場 VS アウトドアを楽しむという感情を失ったサド女」という夢の対決を実現して欲しい所だ。


もうあとはひたすら飲んだくれるのみ。

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何気にりんたろくんもカンパイに参加だ。


しかしキャンプ場なのに、ここで早くも遭難者が。

何とさっきまでカンパイしていたりんたろくんの姿がないではないか。

キャンプ場を方々探しまわってもその姿が見当たらない。


大勢でくまなく捜索したが見つからない。

まさかのキャンプ場内失踪に、失踪マニアの小木Kも驚きを隠せない様子だ。


僕は不安で一杯になりながら探しまわる。

すると別の人のバンガローの中で、見覚えのある男が走り回っている姿をちらりと確認。

なんとりんたろくんが全く知らない人のバンガローに侵入して、そこにいた女の子とじゃれ合っているではないか。


早くも飛び出した失踪迷惑不法侵入エロ太郎。

人見知りをしないにも程があるぞ。

これ以降、彼は「要注意人物」として常に我々の監視下に置かれる事になる。


当の本人は何事も無かったようにのんきに遊んでいる。

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まるで雲のジュウザのような自由な男だ。

彼にはお父さんの分も、このまま自由に生きていってもらおう。



その後は実に平和で正しいBBQのひと時。

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長らく「平和」「穏やか」「さわやか」「エンジョイ」という言葉を忘れかけていたチームのメンバーたちに笑顔が戻って来た。

やはり我々はマゾに入れこむあまり、人として大切なものを見失っていたようだ。

本物の変態になってしまう前に、このような人間らしい行いが出来て本当に良かった。


そしてただただ飲み続け、そのまま夜へ突入。

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今回もこの段階で矢作C特製の台湾ラーメンが登場。

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前回の「秋の中性脂肪祭り」の時も登場しているが、その時はアゴ割れMと小木Kに台無しにされてしまった悲しみの逸品だ。(参考記事:秋の中性脂肪祭り一日目 in大日ヶ岳

あの時は食ったにもかかわらず、「俺は台湾ラーメンを食っていない」とアゴ割れMがご乱心した悲惨な回だった。


そして今回もしっかりと台湾ラーメンを食っておいて、

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ご満悦な表情でFacebook批判を繰り返し、

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突然喪黒福造と化したかと思うと、

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壮絶にマットに沈んだ。

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そして翌朝、彼は言った。

「俺の台湾ラーメンはどこだ?」と。

実に恐ろしい男だ。

恐らく矢作Cは二度と台湾ラーメンを作ってくれないことだろう。



一方で僕は朝からさわやかな嘔吐タイムを楽しんでいた。

強烈な二日酔いで頭が割れるように痛い。

そこでふと思った。

この頭ガンガンの状況でランニングしたらさぞやさわやかではないだろうかと。


早速嘔吐タイム後の早朝ランニングに突入。

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驚いた事に、僕の頭痛はみるみる酷いものになった。

二日酔いホヤホヤの状態での5キロランは自殺行為だという事を痛感。

またひとつ僕は賢くなったようだ。



そんな変態お父さんには目もくれず、相変わらず自由に動き回るジュウザ。

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放っとくとまた若い女がいるとこに侵入しかねないので矢作Cが確保。

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そのままバンガローの中に押し込めるが、最近ふくよかになって来たビビるSのビール頬が襲われている。

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勢いの止まらない失礼野郎。

でも彼がはしゃぐのは無理のない事。

いつもは変なお父さんに担がれて延々と何も無い山を彷徨う日々だっただけに、こんなにお友達がいて平和で楽しいという経験にコーフンしているのだろう。


そのままキャンプ場を後にして、三重県民の森公園へ。

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絵に描いたような朗らかな休日風景。

こんな素敵な世界があったのかと目からウロコのお父さん。

僕が山中でグハグハやってる時に、平地ではこのような平和な空間が存在しいていたという事を知ったという衝撃。

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今後はもうちょっと、彼にはこう言った平和的な情景を体験してもらおう。

最近の彼は「山、スキ!」という一方で、「山、楽しくない」とボソリという事がたまにある。

カヌーに関しては前回の冷戦和知野川カヌーで寒い思いをしたから、ハッキリと「きらい」と言うようになってしまった。

そういうことを言われる度に、お父さんは女性にフラレてしまった時以上のショックを味わう事になる。


まずはこういう平和な所から始めてみるべきだったんだね。

そんな簡単な事に、今更ながらに気付いた二日酔いの父でした。



その後はアスレチックコースに突入し、

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微笑ましく我が子の逞しい姿を見て感慨に耽るお父さん。

しかし結局ウズウズしてしまってこんな事に。

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どうしても参加したくなってしまう困った37歳。

大人しく見守る事が出来ない。


その後は寝下座のようなロッククライミングが飛び出し、

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実に楽しそうに、立派に「少年」しているりんたろくん。

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どうか順番を間違ってしまったお父さんを許しておくれ。

やはり君にはこういう平和なアウトドアが先に必要だったんだね。

そんな風に輝いた君の笑顔をお父さんは見たかったんだ。

今後はちょっと心を入れ替えてみるよ。



こうして無事にチーム・マサカズの「マゾ疲れ慰労&ファミリー感謝祭」は終了。

そして我々親子。

「心を入れ替える」と言った舌の根も乾かぬうちに、実はこの次の週から2週連続のリベンジマッチ登山に突入していく予定だったりする。

しかもその相手は鈴鹿セブン最終章、因縁の雨乞岳リベンジ。

さらにアゴ割れMの名言、「感動が欲しい」が飛び出した修行の山南木曽岳リベンジ。


日本各地で打ちのめされているお父さんはリベンジ対象の場所が沢山あるのだ。

りんたろくん。

もう少しだけお父さんに付き合ってはくれないだろうか?


マゾがあるからこそ、たまのピースはより輝くというもの。

君が山に行きたいって言ってくれる限り、続けて行くよ。


このマゾ&ピースの螺旋はまだまだ続くのです。



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