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和歌山三大清流祭り3〜大塔川編〜

Posted by yukon780 on 01.2013 大塔川/和歌山 10 comments 0 trackback
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大清流に汚れた心を洗い流されるマゾ2匹。

未知なる川で繰り広げられた、失禁ものの恍惚清流タイム。

和歌山三大清流祭のクライマックスにふさわしい大清流がそこにはあった。



僕は10年以上に及ぶ長いカヌー人生で、恐らく日本全国の「48本」くらいの川を下って来た。

そんな中で、いつしか僕の中だけで「清流神セブン」と勝手に呼ばれている王道の清流メンバー達がいる。

それはカヌーで下れる、透明度グンバツなアイドルリバーの精鋭7人。

そのメンバーとは、赤木川(和歌山)・小川(和歌山)・大塔川(和歌山)・穴吹川(徳島)・海部川(徳島)・板取川(岐阜)・和知野川(長野)の7人の美女達。

どの子も堀北真希レベルの清楚感と、檀蜜レベルの甘美さを兼ね備えた魔性の川達だ。


しかしその清流神セブンの中で、ただ一人だけプロデューサーの僕に抱かれていない川がいる。

それは熊野川に流れ込む支流の川で、川湯温泉で有名な「大塔川(おおとうがわ)さん」だ。


ではなぜ過去に下った事がないのに彼女は神セブンメンバーに名を連ねているのか?

それは僕が以前に川湯温泉に来た時、この川のありえない美しさを見て一発で魅了された過去があるからだ。

まさにそれは「ビビビ」と来て、思わず「じぇじぇじぇ」と言ってしまった程の美しさで、たちまち失禁で「じょじょじょ」となって、関節もおかしくなって「ジョジョ」になってしまったというレベルの清流。


しかしその頃はまだ大塔川に関する情報がほとんどなく、そもそも当時はカヌーで下れる程の水量があるように見えなかった。

恐らくカヌーで下れる川ではないだろうな、というのが当時の感想だった。

以来僕の中で、「遊んでみたいけど手の届かない神秘の女」として大塔川は記憶の中に沈殿した。


しかし時が経ち、多くのカヌー野郎達のおかげでこの川の情報がちょこちょこネットで登場し始める。

そしてそこで「意外と遊べる女」ということが発覚。

という訳で、今回の清流祭りのクライマックスにこの未知なるツンデレリバーに挑戦することと相成ったのだ。


ここまで僕の中で、清流神セブンの中でも不動のセンターを守り続けて来たのは「赤木川さん」。

しかし今回満を持して「大塔川さん」が総選挙に名乗り出た。

ついに世代交代の時が来たのかもしれない。


そんな大塔川との戯れの模様を、しっぽりと振り返って行こう。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


赤木川の川原近く。

清流祭り二日目の朝がやってきた。

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僕の大好きな赤木さんの懐で眠るのはやはりいい気分だった。

しかし今日はそんな赤木さんのセンターの座を狙う大塔さんとの大事なデートの日。

初めて彼女の美しさに魅了されてから、実に11年の時を経ての念願の朝が来たのだ。


そして早朝からメンバーを叩き起こして移動開始。

とにかく鮎釣り師の人たちのご出勤前に、快適に下りきってしまうというのが我々の立てたデートプランだ。


そうは言っても、なんせ初めての川。

入川地点と駐車ポイントを探りながらだから時間がかかる。


気持ちばかりがはやる中、やはり早くも大塔川さんの美しさがが妖艶に炸裂。

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もはやエロすぎて直視できない。

この山深い荒々しさと、大清流とのミスマッチがたまらない。

「普段は清楚な生徒会長やってるけど実は裏番長やってます」的なギャップに僕らのコーフンが止まらない。

大人しそうな子だと思って軽く声を掛けると、こんな一面を見せつけられて痛い目にも遭いそうだ。↓

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しかし恋は障害があってこそのバーニング。

多少の覚悟なくして憧れの学園マドンナのハートは射止められないのだ。


道路からそんなマドンナの様子を確認したメンバー達にも気合いが入る。

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ここで「あれ?人数が増えてる」と思われた方もいるだろう。

実はこの二日目から参加の静岡組の二人が合流。

気田川以来の「黒はんぺんH(左から2番目)」と「モデルS(右から2番目)」のご両人。

実はこのご両人、今年の9月に結婚する事が決定したというオメデタイ二人なのだ。


この二人が結婚する事は僕としても感慨深いものがある。

思えば、2年前に仙丈ヶ岳で黒はんぺんHの恋愛相談を延々と聞かされた事から始まった。

やがてスペシャル恋愛マスターの僕の助言が功を奏したのか、めでたく二人は付き合う事に。

そして前回の気田川でカップル仲良くカヌーする様を見せつけて来た。

そして今回、トントン拍子で結婚報告という運びだ。


そしてそんな二人に、B旦那とバターNが粋な計らい。

なんと結婚祝いに「ダッキーの新艇をサプライズ贈呈」するという太っ腹。

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これには黒はんぺん夫妻も大感激。

現場は瞬く間に大塔川の清流に負けない程の清々しい空気に包まれた。

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夫婦が同じ趣味っていいなあ。

夫婦でカヌーなんておとぎ話かと思っていたよ。

アウトドアを一緒に楽しむ夫婦なんて伝説上の生き物だと思い込んでいたよ。

現実にいるんだなあ。

てか我が家以外の周りの夫婦、そんなんばかりだなあ。


そんな気持ちで二人をしみじみと眺めていたら、なんだか頬を伝う一筋の清流。

それは感動なのか悔しさなのか嫉妬なのか。

目の前の幸せな現実を直視できない、悲しい男の姿もそこにあったという事を忘れてはいけない。

何にしても、おめでとう!黒はんぺん夫妻!



そんなセレモニーがあって、スタート地点の漁業監視員詰所前川原へ。

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この時点で7時過ぎだったが、川には早くも数人の鮎釣りの人がいた。

やはり初めての川で下見に時間がかかってしまったのがいけなかった模様。

まあでも我がチームの誇る美女三人を最前線に送り込んで下って行けば、鮎釣り師さんも悪い顔はしないだろうと判断して強行する事に。


こうしてついに未知なる川「大塔川」スタート。

清流神セブン最後の砦に挑むは、濁流マゾセブンの皆さんです。

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そしてもちろんここで行われるのはあの行事。

二人の初めての共同作業。

新艇と夫婦生活の安全を祈願する「進水式」でございます。

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なんて素晴らしいひと時だろう。

これで彼らの幸せな夫婦生活と、新艇の安全は約束されたようなものだ。

本日も無事故で快適な川下りが出来るだろう。


しかしこの安全祈願のわずか数分後。

我々は壮絶な事故現場の中に身を置いていた。

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先行していたB女房・女優Eペアが豪快に下見無しで激流に突入。

そして見事に大きな隠れ岩に張り付いて瀬の中で身動きが取れない状態に。

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こんな状況でも陽気にピースしているマゾ野郎はさておき、その奥では先ほどまで幸せな表情で進水式を行っていた黒はんぺんHが必死の救助活動中。

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安全祈願後のまさかの展開に、彼の背中からは悲壮感すら伺える。

しかしそんな彼の必死さとは裏腹に、この惨事を招いた張本人達は早くも清流で遊びだした。

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これは彼女達なりのお祝いのサプライズ演出だったんだろうか?

それとも夫婦生活とは激流とまさかの繰り返しだという激励メッセージなのか?

そうは見えない辺り、二人とも中々良い役者だ。

そして何気に被害に遭っているカヌーは僕のやつだという事も見逃せない所だ。


一方で「そんな騒動、我関せず」なアウトローが一人。

プレイボートを選択してしまったB旦那が、鮎釣り師に気を使って必死のポーテージ中。

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清流越しのはるか後方から、荒い息づかいの中年がフラフラしながらやってくる。

もちろんこっちはこっちで、ひたすら救助活動させられたという二次被害にあった黒はんぺんHが虫の息。

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まだスタートして10分程度にして、次々と疲弊して行く男達。

やはり純情な生徒会長に見せかけた大塔川の女番長っぷりが素晴らしい。

たちまち愉悦の表情でマゾ男達の悶絶が止まらない。


そして恋のライバル「鮎釣り師さん」も立ちはだかる。

僕とバターNコンビは、岩だらけの道をカヌー担いで力技でポーテージ。

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もはや筋トレと言っても過言ではないハードなる行軍。

これのどこが川下りなのか?

我々はどこかの部隊に奇襲をかけようとでもしているのか?


激流と鮎釣り師と冷静と情熱の間で右往左往する者たち。

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さっきまで幸せな進水式をしていた二人が、早くも人生の荒波に揉まれている。

そう、そうやって二人で手を取り合って今後も歩いて行けよ。

これが我々と鮎釣り師さんからの君たちへのエールだ。



こうして感動の友人代表スピーチが終わったが、まだまだ式は序盤戦。

続いて頑張ったお二人に、大塔川さんからの清流贈呈タイム。

荒波区間を乗り越えた我々の前には、素晴らしき清流バージンロードがご登場だ。

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鮎釣り師さんも竿のアーチで二人をお出迎え。

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さすがさすがの大清流。

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11年前の僕の見立ては間違ってはいなかった。

やはりここは日本が誇る偉大なる大清流だ。

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そんな美しい演出の中、ついに友人達による愉快な「余興」のお時間がスタート。

会場の奥の方から、激流釣り師区間をやっと越えてフラフラのB旦那とバターNがご登場です。

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そして美しく空中浮遊ショー。

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くたびれて動けない中年と清流が織りなす美の異種格闘技。

このダイナミックな余興には会場からも割れんばかりの大拍手。

これには余興をやりきったB旦那も、実に満足げな表情で友人席に帰って来た。

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しかし川下りをしに来たはずの彼は、スタートからここまでのほとんどを何故かプレイボート担いで歩き続けている。

その表情には激しい疲労の色が滲み出ているほどだ。

しかも聞けば、岩場を越えてくる際に足を負傷して痛みに耐えているというではないか。

この頑張りすぎな余興には、さすがの黒はんぺん夫妻も「そこまでしてくれなくても...」といった申し訳ない表情。

しかしこれが彼なりの、全身全霊をかけた祝福の仕方なのである。



ここからはしばしご歓談のお時間。

皆でのんびりと清流料理に舌鼓を打つ。

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さすがは一流シェフの大塔川。

ミネラルウォーターしか出してこないのに、この満足感と言ったらどうだ。


新郎新婦もすっかり浮かれて浮いてしまっている。

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とても優雅なるご歓談タイム。

次々と提供される上質なミネラルウォーターのフルコース。

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そんな清流を味わいながら、この山深い渓谷感の中をぬって行く快感。

こんな豪華なウェディング会場は他にないだろう。

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そうこうしていると、再び余興のお時間。

続いてはライバル代表の「鮎釣り師さん」が張り切ってご登場。

落ち込んだ先の瀬にバッチリと糸を垂らして通せんぼだ。(岩陰の奥にいます↓)

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これはさすがに突っ込んで行くと大変な事になるし、相手も気づかないだろうから僕とバターNが上陸して交渉に向かう。

過去に長良川の鮎釣り師に石を投げられた経験のある僕としては、妙なトラブルにならんかと内心ドキドキだった。


僕らが釣り師のおっさんの所に到達すると、ちょうど糸を川の上にある枝に引っ掛けてしまった時。

そこですかさず僕とバターNが「我々にお任せください」と言って川に入って糸とおとり鮎を救出。

おっさんとしても、突然知らないマゾ男2名が登場しておとり鮎を救ってくれたから驚きだ。


そこで我々はすかさず「スイマセン、ちょっとだけここカヌー通りますんでいいですかね?」と腰低く切り出す。

おっさんとしても断るに断れない状況だ。


でもこの鮎釣り師さんは猛烈にいい人だった。

ものすごくいい感じに「おお。いいよいいよ」と笑顔で応えてくれたのだ。


この感動的な「鮎釣り師とカヌー野郎」の歴史的な合同余興。

お色直しを終え、そのシーンを確認した新郎新婦が感動の再入場です。

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やはり川を愛するもの同士、ちゃんと話せば分かり合えるのだ。

しかも中々下り始められないB旦那の様子を心配そうに見に行ってくれもした。

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↑この「笑顔で見つめ合うカヌー野郎と鮎釣り師」という写真は、僕の中ではピューリッツァー賞ものの歴史的一枚だ。

僕のトラウマも少しは溶解し今後の夏のカヌーに多少の光が見えて来た。

こんな風に、いつかカヌー団体と漁協による「川の薩長同盟」が締結される日が来たら日本の未来も明るい。


一方で人間同士の小さな問題は我関せずな大塔川さんの美しさが止まらない。

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もはやこの尋常じゃない美しさの前なら、カヌー野郎と鮎釣り師はもちろんのこと、いつまでも戦争をやめない中近東の武装派ゲリラだって武器を置いてしまうだろう。

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見事なり大塔川。

こりゃ僕の中での清流センターは、赤木川から大塔川に世代交代かな。

でも赤木川の優しい雰囲気も大好きだし、想いが強いから捨てきれない。

今後はこの大塔川と赤木川を「清流殿堂入り」とし、清流神セブンからご卒業。

アイドルというより、吉永小百合的な別格な存在として僕の中に君臨していただこう。


その後も独特な雰囲気のゴルジュをぬって行く。

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もちろん所々で潜っては遊び、漕いでは潜るを繰り返しながら進んで行く。

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楽しくて仕方ない、夏の清流カヌータイムだ。

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きっと50年前の日本には、このような川は当たり前のように各地にあったんだろう。

あまり人も来ず、開発もされず、高速道路すら通ってない和歌山の奥地だからこそこうした川がまだ生きている。

きっと今の中国の奥地にはこんな川が山ほどあるんだろうけど、今どんどん汚染されて昔の日本を見ているよう。

経済発展は否定しないけど、そんなものよりこんな清流をもっともっと子供に見せてあげようよ。

あんな赤い川じゃなくてさ。

難しい事はよく分からんが、単純にこういう場所を壊してまで手に入る幸せがあるとは思えないね。

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その後もひたすらこんな感じのあり得ない世界を下って行く。

そして気に入った川原があればまた潜ったり、昨日に引き続きロール遊びに興じたり。

この川はただ川を下って終わりではあまりにももったいないのだ。


やがて興奮が止まらない一部メンバーの暴走が始まる。

突然サディスティックガール女優Eが、上から目線でバターNをロープで懲らしめる岩壁プレイをスタートさせた。

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「オラ、さっさと登ってこいやこのウスラ豚野郎」「スイマセン!」などという会話が聞こえてきそうだ。

しかし実際は、レスキューロープを木に引っ掛けてターザン遊びをしようとしているお姿。

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まるで夫婦南京玉すだれのような息の合ったお二人。

以前川に設置されていたターザンロープの虜になったバターNが、どうしてもやりたかったというターザン遊び。

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結果的に「ただロープ持って落ちるだけ」という失敗作に終わった。

試しに僕もやってみたが、昨日の朝に痛めた両手の傷がさらに深くなっただけという一人マゾプレイとなった。

そんな二人のマゾ野郎を見て大満足のサディスティックガールは、悦びのあまりダイブで川に突き刺さる。

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一方で本日は黒はんぺんHがロールに挑戦。

愛する嫁さんの前で、実にカッコ良く着水。

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しかし10秒後にはこのていたらく。

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ミスター口だけ男の当然の結果だが、もちろん新婚さんなのでモデルSの彼を見つめる視線は暖かいものだ。

でもこれが数年もすれば、こういう事をしても「氷の無反応」という恐ろしく冷ややかな視線を浴びる事になる。

そんな視線を岐阜で浴び続けている男を私は知っている。

黒はんぺんHには、そんな悲しい男の二の舞にはならないでほしいものだ。



この場所でまたしても遊びすぎてしまった我々。

もう遊び疲れすぎて、漕がずに流されて行くのみ。

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実はこの時点で全行程の半分くらいしか来ていなかった。

でもすっかり疲れ果て、時間も相当オーバーしていた我々は本来のゴール予定地を諦めてこの時点でゴール。

本来は「川を掘ると温泉が出てくる」なんて素敵すぎるゴールを目指していたが、その楽しみは次回に取っておく事に。

それでも大満足な大塔川の川下りウェディングだった。



より大きな地図で 大塔川ハーフコース を表示


そして最後は、新郎新婦を囲んで歓喜の記念写真です。

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いやあ、良い披露宴だった。

しかし途中でゴールしてしまったという事が何を意味するのか?

それは本来のゴールに置いてある車を取りに行かねばならないという事を意味する。

結果、このような追いマゾランニングの「二次会」が始まる。

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ゴールに停めてあったのは新郎のお車。

ゆえに彼が車を取りに行く事になり、それに同行してしまったのが東海屈指のマゾ野郎の僕。

当然「走って取りに行く」というイバラの道を選び、激しいアップダウンの山道ロードラン。

新郎と僕だけの、大盛り上がりの二次会会場。

山間にこだまする「グッハグッハ」「ブフゥブフゥ」「オエエッ」という二人の男の太い声。

車につく頃にはすっかり燃え尽きた二人の姿。

これが我らの「疲労宴」だ。


彼は「まさか最後まで走りきるとは思わなかった」とグッタリしていたが、これが僕に出来る精一杯の彼へのエール。

幸せになれよ。



こうして長かった一泊二日の「和歌山三大清流祭り2013」が終わりを告げた。

当初予定していたスケジュールはこなせなかったが、大満足の疲れっぷり。

一泊二日で和歌山の川3本下れたんだから上出来だろう。


実は何気に横浜組と静岡組はもう一泊するから、ここで途中下車するのは僕だけ。

非常に寂しい気持ちだが、「三連休最終日は奴隷のように子守りに徹する」という嫁との約束を守らねばならない。

勢いでもう一泊しようものなら、間違いなく僕は帰る家を失ってしまうだろう。

さすがに家庭生活を途中下車するわけにはいかない。

こうして僕は後ろ髪を引かれる思いで皆に別れを告げ、その場を後にした。



いやあ、よく遊びました。



和歌山清流祭り 〜完〜


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〜おまけ〜


そこから再び6時間越えのロングドライブに突入。

しかしまだ清流祭りは終わっていない。

移動しながらでも日没までは遊び通さないともったいないじゃない。


ということで一人になっても日没まで余計な寄り道ばかりする「後の祭り」がスタート。

思い出の場所を巡るノスタルジックツアー。

まずは僕が「もっこり熊野川」と呼ぶこの場所。

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熊野川の展望が素晴らしく、眼前には見事なもっこり山。

別に公の展望台でもなんでもない場所で、知らずに見過ごしてしまう人も多いこの場所。

若い頃ここを見つけて感動して以来、熊野方面に来た時は必ず来るようにしている大切な場所だ。

ここでひたすらもっこり見ながらボケーッとする。



その後も川があれば車から降りて覗き魔と化す。

熊野の底力とは、このような無名の小さな川でさえエロすぎる透明度を誇るというところにある。

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ほんと、この周辺で育った人が羨ましい。

こういう川に子供を放流すれば、放っておいても日没まで遊び続けて「自力」を育んで行く事間違い無しだ。



やがて僕が「サンクチュアリ」と呼ぶ思い出の場所へ。

若い頃に偶然入り込んだ場所にあった小さな川で、一般の人は絶対に来ないであろう場所。

僕はここで「本物の清流」というものに初めて出会った。

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それまで「川」と言ったら地元のどぶ川しか経験していなかった僕には、この時初めて清流を目の当たりにして大感動に包まれた事を記憶している。

この時の清々しい新鮮な気持ちは、初めてドコモのCMで広末涼子を見た時の感動に近い。


ここでしっかりパワーを充電。

これでまた明日からの育児を頑張れそうだ。

やがて日没を迎え、僕は長い家路につく。

帰宅したのは0時。

まさに一泊二日を全力で駆け抜けた祭りのゴールだった。

体はヘトヘトだが、心はすっかりリフレッシュ。

ありがとう!清流祭り!




翌朝。

嫁に叩き起こされた。

激しく体が重くてだるい。

そんな僕に嫁が優しく言う。

「遊びで疲れたとかは無しだぞ。すぐにこーちゃんのおむつ換えろ。ケツかぶれてるからクリーム塗るのも忘れるな。それと布団をコインランドリーに持って行って洗ってこい。近くのコインランドリーは汚いから、遠くのキレイなコインランドリーだぞ。あと、肩こってるから揉んで。時間がないで早く。何それ力入ってんの?何度も言うが遊びで疲れたとかは無しだぞ。じゃあ今日一日りんちゃんとこーちゃん頼むぞ。」

寝起き5分、ノーガードで浴びつつけた銃弾攻撃。

もくもくの硝煙が晴れると、そこにはグッタリとうなだれる一体の屍の姿。

あれほどリフレッシュしたはずの男の心がすっかり蜂の巣に。


あの清流祭りは全て夢だったのか?

このハイスクール鬼面組の最終回のような朝は何事だ?


そしてその直後に、オムツ外し練習中のりんたろくんが廊下にションベンをまき散らすという大技。

瞬く間に廊下が清流祭りに。

大慌てで廊下を掃除している最中も大泣きしているこーたろくん。

そして思うように動かない、遊びすぎた中年の体が悲鳴を上げる。

現場はもはやドリフの後半のような慌ただしさだ。



こうして男は再び日常に戻って行った。

早くもリフレッシュ充電が底をついてしまったようだ。



快晴の三連休最終日。

岐阜のとある街。

薄暗いコインランドリーの中。

回る布団を眺め続ける男の後ろ姿。

その背中は小刻みに震えているように見える。

聞こえる音はランドリーのドラム音なのか、男の嗚咽なのか?


彼がその時、泣いていたのか笑っていたのか?

今となっては知るすべがない。



〜完〜

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▶ Comment

黒はんぺんさん モデルSさん 出航おめでとう御座います!
マゾランニング出来る黒はんぺんさんなら、打ち寄せる荒波にも耐える事ができるでしょう!
(静岡 日本平入り口 三坂屋の桜餅は絶品です。静岡12年住んでました。)
HWカヤックの背負子有りますよ!嫁さん肩が痛いとの事でネット検索したら、出てきました。三点ベルト留め一万円で釣りきます。これは便利!
2013.08.01 12:54 | URL | ゴルゴさいとう #- [edit]
どうもです。
黒はんぺんHは、あのランニングを「最初の見せかけだけ」と思っていたようですが僕が一緒に行ったのが災いとなりました。
結構さらりと書いてますが、猛暑の中で相当にヘビーなランでしたよ。
彼はとても嬉しそうでした。

カヤック用の背負子なんてあるんですね。
それがあれば夏場の鮎釣りシーズンでもポーテージが楽ですね。
こういう奴かな?
http://www.paddle-net.com/sale/accesary_carrier.html
これなら2268円なんでほっと買ってみようかな。

2013.08.01 17:36 | URL | yukon780 #- [edit]
「「「まさにそれは「ビビビ」と来て、思わず「じぇじぇじぇ」と言ってしまった程の美しさで、たちまち失禁で「じょじょじょ」となって、関節もおかしくなって「ジョジョ」になってしまったというレベルの清流。」」」

⇒上手いな~
 いつも面白く読まして貰いつつ、勉強させて貰いつつ・・・飲み会でパクらせて貰ってます。爆

2013.08.01 21:58 | URL | 横綱inYOKOHAMA #- [edit]
最初に探し見つけたのが ぱどるのこれですが、肩に食い込み平地のみの代物です。
背負子です!カヌーの高さを登りと下り坂で変えると安定して快適です!岐阜の会社です。
ぱどるはお店の人達 親切でセールやイベント試乗会などメール来ますよ! 
黒はんぺんさん 次は長袖で 長瀞で腕血だらけになったゴルゴでした。(バターさんのあのピース笑顔があれば痛みも飛ぶ?)
2013.08.02 06:44 | URL | ゴルゴさいとう #- [edit]
NRS どっかで見たなぁ?バターさんのまんべんの笑みピースサインの後ろのバンテッドの会社の奴?コギー山川さんの愛艇?
商品名 シェルパです!
これ もうひとつ注文しました!
2013.08.02 21:21 | URL | ゴルゴさいとう #- [edit]
そうですよね、伝説上の生き物ですよね!
俺、今 ユーコンさんに会ったら 抱き合って泣いて…いや、哭いてしまうでしょう。
しかし カヌーの回は 毎回 魅力的ですね
我慢が きかなくなりそうですよ

ゴルゴさいとうさん
アドバイス ありがとうございます
しかし 我が家 子供が4人もいまして、けっこう キッツキツで やってましてね(笑)
遊ぶ時間は ウソついてでも 作りますけど、お金は 作れないですからね~
しかし このブログよんでるど、魔法のカードと呼ばれるアレで、いっけね♪テヘッ♪って言いながら ポチってしてしまいそうな気になりますね

黒はんぺんさん、モデルSさん おめでとうございます♪
2013.08.03 15:58 | URL | 白夜ネコ #SsWvqQvU [edit]
横綱Kさん、どうもです。
あの言葉で表現しきれない清流度をどう伝えたら良いか悩んだ挙げ句、このような表現になりました。
これで当時の僕の感動っぷりが完璧に伝えられたと判断しております。
ただあまり飲み会で「じょじょじょ」は言わない方がいいかもです。
特に「ジョジョ」なんて女の人には絶対伝わらないでしょうしね。

何とか塩見トレラン行けるように調整します。
一緒にじょじょじょのジョジョで燃え尽きて、最後は真白な明日のジョーになりましょう。
2013.08.05 13:32 | URL | yukon780 #- [edit]
白夜ネコさん、僕は絶対に信じません。
仲良く同じ趣味で、山に川にと行って満喫している夫婦を。
きっとアウトドア雑誌かなんかの陰謀で作られたファンタジーの産物。
ジュゴンを人魚だと言い張る連中がむりやり作り上げたもんですよ。
きっとそうですよ。
そうだと信じたいですよ。
そうだと言ってください。
お願いしますよ、神様。

と、そんな気分になった時はこうしてください。
まずパソコンを立ち上げて、ネットで「カヌー 通販」を検索。
びびびと来てじぇじぇじぇと言ってしまうようなものがあったら魔法のカードを取り出します。
あとは「パルプンテ!」と唱えてポチッとするだけ。

これで救われる。
無論買うのは一人艇。

今後も戦いましょう、現実の世界で。
2013.08.05 13:44 | URL | yukon780 #- [edit]
祝福の言葉、ありがとうございます!
モデルSです♪

この間は本当に至福のひとときでした(*^_^*)
黒はんぺんは本当にいい友達を持ったなぁと改めて感じました。
アメリカ行き、当たらなかったらぜひ結婚式にいらしてくださいね☆

綱渡り、楽しくなりますように!
2013.08.16 19:57 | URL | モデルS #- [edit]
モデルSちゃん、改めておめでとう!
あの進水式は何とも感動的でした。その直後の惨事も。
夫婦そろって同じ趣味、同じ価値観というのがどれほど恵まれているかはこのブログで熱く語っている通りでございます。
今は「黒はんぺんは本当にいい友達を持ったなぁ」と言ってますが、これが子供が出来て黒はんぺんが遊びに行ってばかりだと「黒はんぺんを悪事に誘う悪魔達」と呼ばれそうで恐ろしい。
何事もバランスが大事ですな。
なのでスラックラインで日々バランスを鍛えております。

あと、アメリカ行きは幸か不幸か落選決定いたしました。
なので全力投球で結婚式に挑みたいと思います。
美しいウエディングドレス姿、期待してまっせ!
2013.08.19 14:38 | URL | yukon780 #- [edit]

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