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あるマゾピニストの情熱大陸〜仕込みの流儀〜

Posted by yukon780 on 27.2013 ◉日々のツレヅレ 0 comments 0 trackback
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手間ひまをかけた料理は美味だ。



一流の料理人とは「仕込み」にこそ命をかけるという。

名店と呼ばれるラーメン屋などの「仕込み作業」はそれはもう見事の一言だ。


しかしそれは一流の料理人に限った事ではない。

一流と呼ばれるマゾピニストも、そんな手間ひまかけた「事前仕込み作業」を怠らない。

その仕込み作業の出来不出来が、そのまま現場でのマゾの味わいを左右する。


今回は、そんなとある一流マゾピニストに鋭く密着したドキュメンタリー。

彼の現場での輝かしいマゾの陰に潜む、涙ぐましい「事前仕込み作業」の模様。

情熱大陸の撮影班が1ヶ月に渡って追い続けた、感動の物語です。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


間もなく闇の8月が終わる。

鎖に繋がれた育児マンの、我慢一徹の1ヶ月が終わろうとしているのだ。


来るべき「爆発の9月」。

溜まりに溜まった鬱憤マグマの爆発ステージは、南アルプス「塩見岳(3,047m)」。

いよいよ封印されたマゾを爆発させる時が来たのだ。


この塩見岳の往復登山参考タイムはおよそ16時間。

もちろん本来であれば、一泊二日で登るべき山。

そこをあえて日帰りで、10時間くらいで落としてやろうじゃないかという酔狂マゾプレイ。

もちろん走って往復するトレランスタイルで挑む。


そんな過去最大級のマゾの祭典に向けて、一流のマゾピニストが早くも動いた。

当日を最高のコンディションで迎えるための「事前仕込み作業」を開始したのだ。



その作業は8月初旬から始まった。

一流ともなれば、ほぼ一ヶ月前からの長期的視野で仕込み作業して行くようだ。

情熱大陸の撮影班も、この時から密着を開始した。


まずこの時彼がした事は「ガムを噛む」という事。

このたった一粒のガムから、彼がどこまで仕上げてくるかがこのドキュメンタリーの見所だ。



ふいに「ガリッ」という不快な音が響く。

彼はガムに「虫歯用の銀色の詰め物」を付着させて、それを取ってしまった。


その足で歯医者へ直行するマゾピニスト。

取れた詰め物は、すぐに対処すれば再び詰める事が出来るからだ。


しかしそこで関係ない奥歯に虫歯がある事が発覚。

彼はその時こう考えた。

「どうせ8月何も出来ないんだし、ついでにここで虫歯も治しておくか」と。


彼はしばしば「苦をもって苦を制す」という、二重の苦しみで苦しさを分散させるという技を使う事がある。

過去には禁煙の苦しみにダイエットを被せて、苦痛の分散化を図った事もあった。(結果的に苦しみが倍になっただけだったが)

今回は「8月育児軟禁」という苦しみに「虫歯治療」をぶつけて気を紛らわそうと画策したようだ。



そんな彼に対し、医者は「これ親知らず抜かないとちゃんと治療できないねえ」と告げた。

正直彼は「親知らずの抜歯」から怖くて逃げ続けて来た過去があった。

しかも聞けば、「親知らずが横向きで生えてるから当院では抜けない。大きな病院の口腔外科で手術して抜いてください」との事。

まさかお義父さんの手術のために育児に没頭する事になったこの8月に、己が手術する事になろうとは思ってもいなかった様子のマゾピニスト。


しかし彼は決意する。

「苦をもって苦を制す」の方程式からすると、今この苦しみにまみれた8月中に完全に治療をしておくべきではないのか?

全ての苦痛を8月中に消化して、快適な9月を迎えるべきではないのかと。



〜CM〜



8月中旬のお盆明け。

彼は会社の近くの大病院に「手術前の診察&予約」をしに行った。

彼はこの「大病院」において、いよいよ本格的な「仕込み作業」に入ったようだ。


診察前。

彼は大して尿意は無かったが、軽いノリでトイレに行った。

そこで放尿中、彼は軽く放屁した。

実に軽い気持ちでこいたオナラだった。

オナラのはずだった...。


しかし彼を包み込んだのは、思いがけないフィーリングだった。

あえてそれをアルファベットで例えるなら、「P」が来ると思っていたのに「N」が来たというまさかな感じ。

妖怪で例えるなら、「カッパ」だと思っていたら「ぬらりひょん」だったという衝撃。

きゃりーぱみゅぱみゅで言うならば、「ぱ」ではなく「みゅ」であったというニュアンス。


明らかに「気体」を感じさせないフィーリングに、瞬く間にパニックになるマゾピニスト。

ケツに感じる「ひんやり感」を冷静に受け止める事ができない様子。

脳に伝達された感覚は、立派な「大人」が感じてはいけない感覚だ。

ブワっと汗が噴き出し、若干ワナワナと震えだす彼の両手。


彼は放尿を済ますと、その体勢のままムーンウォークするように後ずさりをする。

「頼む、頼む...」という悲痛な思いで彼はパンツという名のキャンバスを覗き込んだ。


そして彼は言った。


「ジーザス...」と。



そのキャンバスには、美しくて前衛的な模様がブラウンの絵の具で描かれていた。

せめて固形タイプなら助かる道もあったが、実にウェッティな絵の具が使用されていたようだ。



彼の脳裏には「私は37歳の立派な大人です」という思いと、彼に微笑みかける二人の息子の笑顔の情景が浮かんだという。

親知らずを抜く前に、彼は息子達の知らない父親を演じてしまったのだ。


大病院のとあるトイレの中で繰り広げられた絶望的なロンリープレイ。

その突然の達人技を、固唾を飲んで見守る情熱大陸撮影班。



彼はそのまま再びムーンウォークで大のトイレに逃げ込み、すかさず「作品」を取り外す。

そして洋式トイレに座って、人生初の「ウォシュレット」。

実は彼は「ウォシュレット」とという文明に激しい恐怖を感じており、今までその機能を使用する事無く生きて来た。


ものすごく緊張しながら、その運命のボタンを押す。

たちまちシリにほとばしる初めての快感に「ウホッ」という声が漏れるマゾピニスト。

しかし広範囲に渡って描かれた作品を、このピンポイントだけでは洗浄しきれない。

そしてついに意を決して「ビデ」と書かれた禁断の核ボタンに手を出すことに。


誰もいないトイレ内に「チュイーーーン」という静かなモーター音と、「ウッ、クッ」という野太い吐息だけが響き渡る。

情熱大陸撮影班たちも「これは果たして放送できるのか?」といった戸惑いの表情。

しかしこの一連の流れこそ事前仕込み作用の重要な過程。

一粒のガムを噛んだ事が、やがて大病院内での「院内脱糞」に発展するとは誰も思わない。

彼が一流と言われる所以はこの辺りあるようだ。



補足で言っておくと、彼の作品はあえなくボッシュートされた。

職人芸なのか、ズボンの方に被害は無かった模様。

病院の売店までノーパンで移動してパンツをご購入。

その表情は、病院に来る前と比べて若干老けていたという。



〜CM〜



運命の9月1日の塩見岳トレラン5日前。

まさかこんな直前で抜歯手術するハメになってしまう辺り、彼の周到なる長期仕込み技の「妙」を感じずにはいられない。

彼は術後の抜糸前という、まだかなり痛みが残る状態で人生最大のマゾチャレンジに挑もうと言うのか?

どうやら、いよいよ彼が最後の仕上げに入ったようだ。



抜歯のための手術が始まる。

猛烈な痛みと共に、局所麻酔の注射が打ち込まれて行く。

果てしない恐怖と不安が彼を包み込み、危うく二週連続の院内脱糞をかましそうになる程だ。


そんな中で担当医と歯科助手がもめはじめる。

彼とは関係のない患者の対応について意見が分かれて喧嘩が始まった模様。

「こいつら大丈夫なのか?どうか私に集中してほしい」という願望が込められたマゾピニストの涙目。

増大する不安。


局所麻酔が効いて、いよいよ作業開始。

「ガリガリッッ」「ゴリゴリッッ」「ズッシャーッッ」などのジョジョ的な恐ろしい効果音が鳴り響く。

麻酔は効いているが、いつ突然とんでもない痛みが襲ってくるかわからない。

ひたすらそんな恐怖と戦っていたら、なぜか担当医がふいに「フッ」と鼻で笑った。


意味が分からない。

なぜこいつは笑ったのだ?

口の中には面白い事なんて何も無いはずだ。

こいつ、さては天敵のサドか?

必要以上に歯茎を痛めつけて喜んでるんじゃないのか?


この「フッ」以来、新しい恐怖とともに不安をさらに増大させるマゾピニスト。

もはやパニック寸前だ。


しかし彼はこんな時、熟練の職人技を発動する。

それは「かすかに肘に当たる歯科助手さんの太もも」に全神経を注ぎ込むという技。

男が誰しも本能的に身につけていると言われる「火事場のエロ力」。

肘の一点に集中された神経で感じ取る奇跡の鎮静剤。

彼はこの大技によって、手術の恐怖から気をそらす事が出来るのだ。


しかしいつまでも都合良くそこにいてくれない歯科助手さん。

そんな時はもう一つの職人芸。

それは「妄想もしもシリーズ」だ。


彼はまず「もし今年のドラフトに突然指名されたら」という妄想テーマを発動。

そして育成選手から這い上がって、1軍で大活躍するという妄想に没頭。

手術してる事を忘れる程にそのストーリーに入り込んで行く職人妄想芸。


やがて60歳まで現役のプロ野球選手を続け、奇跡のサヨナラ代打ホームランを打ってファンの大歓声に包まれながらベースを一周し、三塁ベースを踏んだ後に寿命で死ぬと言った壮大な物語に行き着いた辺りで手術が終わった。


ついに長年見ない振りをし続けた親知らずを抜く事に成功した。

これで心置きなく9月からのマゾ三昧に集中できる。


そして彼は担当医に聞いた。

「実は今週末に走る予定がありまして...。大丈夫ですかね?」と。

担当医は「短くジョギングするくらいの軽いやつならいいかもしれませんがね。血圧上げると痛いですよ。あまりお勧めしませんね。どのくらい走るんですか?」と言った。

ここでマゾピニストは仕上げの一言を言う。


「いや..、山を10時間くらい...走ろうかな..なんて...。」


「.............。まあ、止めはしませんがね...。痛いですよ。」



この時。

彼の一流の「事前仕込み」が完成した。

情熱大陸撮影班は、確かにその瞬間をカメラに収める事に成功したのだ。


〜エンディングテーマスタート〜


彼の準備は整った。

「本当に行くのか?」と人は言うだろう。

しかし彼にとっては全てが想定内。

この研ぎすまされた絶妙なマゾ仕込みが、南アルプスでどのような隠し味となるのか?



手間ひまをかけた料理は美味だ。


一流の料理人とは「仕込み」にこそ命をかけるという。


一体どのような甘美な味わいが待っているのか?

それは彼のみが味わえる絶妙なマゾフルコース。

その味覚を、我々一般人は想像する事すら出来ない。


なぜなら彼の最大の挑戦は「まだ始まってもいない」のだから。


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