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ヤツオリンピック・赤岳編2〜文三郎尾根の戦い〜

Posted by yukon780 on 03.2014 赤岳/長野 0 comments 0 trackback
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悲願の決戦地「赤岳」。

それは雪山登竜門と呼ばれる憧れのステージ。


その大舞台に今、ついに奴らがその足を踏み入れた。

その奴らとはもちろん、悲願のヤツオリンピック出場権を獲得した「日本マゾ選手団」のご一行の事だ。


この40年に一度の晴れ舞台に悲壮な覚悟で挑む風邪男「レジェンド団長」。

数々のマゾな現場で辛酸をなめ尽くして来た凍結髪ガール「低血圧Mちゃん」。

さらには日本公認従軍パパラッチとして参加を決めた「パパラッチK」。

そしてまさかの帰化シェルパ族だった事が判明した「ランボー・ジョンボー兄弟」。


この素敵な5名の日本選手団。

ここまで長い道のりを経て、やっと「行者小屋オリンピックスタジアム」にて開会式を無事に終了。

そして彼らは開会式直後に、いきなり赤岳との決戦場へと向かって行った。


早くも日本中が注目する、赤岳VS日本選手団の「文三郎尾根の戦い」。


この尾根は栄光への架け橋か?

それとも絶望への駆け足か?


もう誰も彼らの勢いを止める事は出来ない。

ついに金メダルをかけた戦いが始まったのだ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


感動の開会式を終え、一路決戦地に向けて進路を取る日本選手団ご一行。

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実は早くもここで彼らはやらかしている。

本来の予定では「地蔵尾根から登って文三郎尾根で下山」という予定だった。

しかし彼らはいきなり道を間違えて、本来は下山で使う予定だった「文三郎尾根」に向かっているのだ。


早くもオリンピックの魔物に取り憑かれた日本選手団。

せっかくシェルパブラザーズをガイドに雇ったのに、何と言うガイドミスだ。


僕は団長として、早速兄のランボーNに抗議する。

しかしランボーNはしらばっくれて「金さえ手に入ればこっちのもんだ」と言わんばかりの表情。

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しかしよく見ると様子がおかしい。

どうやら彼は昼に食った「とんこつラーメン」が思いのほか胃腸に重くのしかかり、今にも吐きそうになっているのだ。

こいつは厄介なガイドを雇ってしまったようだぞ。


これにて日本選手団が誇るベテランの二人が、「風邪」と「胃もたれ」という非常に苦しい立ち上がり。

やはりそう簡単にはメダルを穫らせてもらえないようだ。



そんな中、早くも文三郎が仕掛けて来た。

試合開始直後から、いきなりの急登オンザロード。

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本日の文三郎は随分とやる気だ。


これには早くも相手の圧力に屈しそうになるが、しかしここは日本のホーム。

ここで後方から「ニッポン!チャチャチャ!」の大声援。

その声援に反応して、ランボーNが吐き気をこらえながら振り返ると、

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なんとそこには「北アルプス応援団」のみなさんの姿が。

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今まで日本選手団を育ててくれた北アルプスのみなさんが、わざわざ応援に駆けつけてくれたのだ。

いつもなら「北アルプスにいながらも北アルプスの景色が見れない」というレジェンド団長は、そんなズルムケな彼らの姿に大感動。

晴れているって素晴らしい。


これで奮起した日本選手団。

ここはまず冷静に相手の弱点を探りたいところ。

そこでパパラッチKの得意のバズーカレンズで赤岳の弱点を暴く作戦に出た。

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しかしこれがまさに赤岳の罠だった。

赤岳激写に集中するあまり、がら空きになった足下に攻撃を浴びてしまったパパラッチK。

思いっきり己のアイゼンで己のレインウェアをざっくりと切り裂いたのだ。

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相手の罠にはまり、早くもうなだれる切り裂きジャック。

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しかしここで、彼の裏の顔に火がついた。

彼は不敵な笑みを浮かべながら「こんなものは金で解決すれば良いだけの事。金で解決できない物はないのだ。」と突然のヒルズ宣言。

この爽やかすぎる八ヶ岳の森で突如出現した「ブラック・パパラッチ」。

この迫力に、赤岳も他の日本選手団も若干ひるんだ模様。

(後々彼は慌ててこの時の事を「正確には、世の中大事なもの程お金で解決出来ない(しにくい)または得る事が出来ないことが多いので、解決出来るものは全てお金で解決するのがよいと思う。であります。」と弁明して来たが、時すでに遅しである。)


しかしこのブラック・パパラッチKの身を呈した活躍により、相手の弱点を暴いた日本選手団。

この若手が切り開いたチャンスを逃さじとばかりに、果敢に切り込んで行く風邪男と胃もたれ男。

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普段は家庭内で果敢に子供のオムツ替えをこなすこのベテラン勢。

常日頃から育児とサド嫁という大急登と戦う男達。

彼らにとって、この程度の急登なぞ赤子のオムツをひねるくらいちょろい物だ。

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とは言え、まだ「家庭内大急登」の餌食になった事が無い若手三人の動きが鈍い。

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低血圧Mちゃんに至っては、一歩の歩幅が合わなくて大苦戦だ。

これに対し、ランボーNがクラーク博士のように「少年少女よ、この絶景を見るがよい」と指差す先には、

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美しすぎる阿弥陀岳の勇姿と、

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秀麗なる中岳の佇まい。

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そして左手は横岳から硫黄岳に向けての稜線があり、

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後方には北アルプス応援団のみなさん。

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で、再び上に目をやると、お下劣極まりない文三郎の大急登。

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この「絶景とマゾのバランス」が絶妙だ。

これには普段家庭から出る事を許されず、マゾ飢えが著しいベテラン勢二人がたまらないコーフンに包まれている。

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特にレジェンド団長の方は、ここまでの苦難の日々が多過ぎたせいでクライマーズハイに陥っている様子。

もうどこまでもマゾっていけそうなほど全く体が疲れない。

ある種非常に危険な状態だ。


しかし普段の生活から、嫁や育児の急登にさらされていない後方の少年少女達は虫の息。

いよいよ高度感も斜度も増して来て、マゾヒスティックな光景になって来た。

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必死で頑張る低血圧Mちゃんと、それをサポートするシェルパ族の男とヒルズ族の男。

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日本マゾ代表の彼らも、さすがにこのしんどさでは笑顔は出ないか?

しかし後方のパパラッチKが激写したのは、このハイレベルマゾ急登に「ニヤリ」が止まらない日本選手団の勇姿だった。

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その表情からは「我々はまだまだマゾれる」というサムライ魂が見て取れる。

しかしこの団結力を「挑発」ととらえた文三郎。

これでもかとばかりに、さらなる大急登で巻き返しを図って来た。

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横見るとご覧の変態的斜度だ。

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これはジョークなのか、本気なのか?

しかしこの変態的な急登を打ち負かさない限り、メダルへの希望はない。

いよいよここが踏ん張りどころだ。

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しかし悲惨な状況になほどにテンションを上げるランボーNのニヤリが止まらず、あまり悲壮感が漂っていない。

何気にこんな風にニヤリとしているが、この時の彼は喉元までとんこつラーメンを吐きかけている状態。

このベテランのビッグプレーにより、急登の変態度をランボーNの変態度が上回った形に。


これで勢いがついた日本勢。

一気に盛り返して、集団でマゾり上がる。

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もう上から見てると、人間が雪からにょきにょきと生えて来るように見えるほどの急斜面だ。

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普通の女性ならここらで根を上げてもおかしくない局面。

しかし、そこはさすが日本を代表するマゾガール低血圧Mちゃん。

拡大してみると、もちろんその表情は自然と「ニヤリ」が炸裂している。

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この表情を見て、たまらず中継のNHKアナウンサーが「ソチが真央ちゃんならヤツはMちゃんだ!」と絶叫。

これぞ日本中に感動をもたらした「Mちゃんスマイル」。

男性陣とのリーチの差を、持ち前の血圧の低さで必死でカバーする感動的なスケーティング。

現場がマゾればマゾるほど、彼女のノクターンは美しき旋律を奏でるのだ。


そんな低血圧Mちゃんの頑張りの甲斐も有り、ついに文三郎尾根核心部手前の最後の休憩スペースに到達。

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いよいよここからは、文三郎との本格的な決戦だ。

日本選手団が誇る偵察部隊が、あらゆる方向から相手の弱点を暴いて行く。

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そこに映し出されたのは、これから登って行く文三郎の姿。

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すでに他の国の選手団が取り付いているが、その姿は地獄へと彷徨う亡者にしか見えない。

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我々もこの先、あの亡者達と同じように文三郎に飲み込まれる運命なのか。

そしてさらに上部を見上げると、吐いてしまいそうなほどの岩の城「赤岳」の禍々しい姿。

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まさにここから先は、ヘルメットが大活躍の岩のステージだ。

転んで頭を打ったら、たちまち頭がカチ割れてしまうぞ。


しかしこの時点で何やらレジェンド団長の様子がおかしい。

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実は彼は、後頭部が「絶賛激痛中」なのだ。


彼のヘルメットはあくまでも「カヌー用」の間に合わせヘルメット。

通常の頭部でジャストフィットなこのヘルメットなのに、ニット帽とバラクラバで厚みを増してのキュンキュン状態。

そんな状態でここまで登って来たのがたたり、ここに来てヘルメットの圧迫によって激痛が走り始めたのだ。


やがてレジェンド団長は、「もうダメだ。これ以上ヘルメットしてたら普通に頭が割れてしまう。」と言ってヘルメットを脱いだ。

「いよいよこれからがヘルメットの出番だ」と言った時点での、まさかのノーヘル宣言炸裂。


結果的に彼がヘルメットを持って来たのは、あの「三億円事件写真」を撮るためで終わってしまったという本末転倒ぶり。

そして無駄に頭痛を巻き起こしただけという仕込み芸。

これが彼がいつまでもレジェンドと言われる所以である。


一方で、そんな激痛と後悔にまみれる風邪男にそっぽを向いて阿弥陀岳に夢中のパパラッチK。

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さてはお忍びでオリンピック観戦に来たブラピ夫妻の激撮に成功したのか?

例え舞台がオリンピックだろうと、彼はパパラッチとしての仕事をおろそかにしない。

ここでしっかりと稼いで、破れたスパッツを買わねばならんのだ。


さあ、休憩はここまでだ。

いよいよ文三郎との最後の戦いに出発だ。

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おや?

アホみたいに陽気なテンションのシェルパ族とヒルズ族の前で、低血圧Mちゃんがうつむいてしまっているぞ。

さすがにそろそろ足に来てしまったのか?

しかし拡大してみると、そこにはひたすら己のマゾと向き合ってニヤつくMちゃんスマイルだ。

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再びNHKアナウンサーも「魔女っ子メグちゃんもビックリのマゾッ子Mちゃんだ!」とコーフン気味にシャウトする。

自覚症状がないのか、現場が厳しくなればなるほど彼女の笑顔は弾けまくる。

そしてそんな彼女をさらに喜ばせるのが、この「雪に埋もれた階段からの大急登」だ。

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たまんねえ。

一歩一歩の体力のえぐりっぷりが素晴らしい。

そしてこの大急登をやっと乗り越えたと思って上を見ると、

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さらなる大急登が。

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これにはさすがの低血圧Mちゃんも「あちゃー」といった表情で笑顔が消える。

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そしてここがチャンスとばかりに畳み掛けて来る文三郎。

必殺技「お下劣急登わんこマゾアタック」で、一気に我々の息の根を止めに来たのだ。

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もはやこれまでか?

しかし、このようなお下劣な現場ほど輝きを放つ男達がいる。

それがレジェンド団長とランボーNの、アラフォー変態ベテランマゾ野郎のお二人だ。

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「風邪なぞは山で治すものである」を座右の銘にしているレジェンド団長は、風邪を悪化させるどころかどんどん元気になっていく。

家だと色んなストレスで一向に風邪が治らないのに、実に不思議な現象だ。

そして「晴れ」「絶景」「マゾり放題である状況」に対し、わき上がって来る感情が制御できずにニヤリが止まらない。

もうすれ違う登山者全員とハイタッチ&ハグをかましてしまいそうなほど、かつて無いハイテンションになっている。


そしてランボーNは変態急登を見つける度にこのビッグスマイル。

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とても胃もたれで吐き気と戦っているとは思えないほどの笑顔。


共に家庭内で育児にまみれ、嫁に怯えて生きている二人の「全開解放」の姿。

野に解き放たれた飢えた虎たち。

なんだか彼らが浮かれれば浮かれるほど、逆に不憫に感じてしまうのは私だけだろうか?


そんなベテラン勢の活躍で、文三郎の追い込みを振り払った日本選手団。

その逞しき姿に、日本中の感動が止まらない。

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チームの結束力はさらに高まり、開会式でもめたシェルパ族の男との距離も縮まった模様。

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ジョンボーは「ダカラワタシタチマンゾクサセルイッタ。アニジャモヨロコンデル。ダカラハヤク3800ルピーヨコセ。」と言い、パパラッチKも「分かった。金で解決できるものは金で解決しよう」と交渉成立だ。


さあ、これで文三郎がひるんだぞ。

もう少しで稜線に到達して、この長かった大急登の戦いが終わる。

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観客達の歓声が大きくなって行く。

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アナウンサーも絶叫が止まらない。

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やがて日本中の夢を乗せて、

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稜線に到達し、

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赤岳に向けての「文三郎尾根」の初戦を突破だ。


そしてそんな苦難の道のりの果て、我々の眼前には絶景が広がる。

権現岳越しに、南アルプスの盟主北岳さんのお姿がご登場だ。

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そして我々の隣には、阿弥陀岳の聖火台が大迫力で鎮座する。

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この迫力に対し、パパラッチK(右下)が腰を抜かしているほどだ。

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団長に至っては、もう失禁が止まらずに立ち上がる事も出来ない様子。

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しかしその顔はかつて無い笑顔で満たされている。

今までは頭の中で想像する事しか出来なかった絶景の世界。

恐らく彼のゴーグルの中は涙の海になっていたはずだ。


しかしここはあくまでも「初戦突破」。

まだここで失禁に浸っている場合ではない。


ここからはいよいよ本戦「赤岳山頂の戦い」の始まりだ。

見上げれば、荒々しいまでの岩の牙城がそびえ立つ。

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ついに岩と氷が入り乱れる本格雪山の世界へ。

ピッケルを持つ手に気合いがみなぎる。


さあ、マゾがうごめく決勝の舞台へ。

金メダルという名の大絶景の世界へ。

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日本の心意気とマゾ色吐息。

岩と氷と高度感。

山頂まであとわずか。


日本選手団の本気の戦いは、ここから始まるのだ。



ヤツオリンピック・赤岳編3へ 〜つづく〜


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