旅立ちモンゴリアンチョップ

Posted by yukon780 on 29.2016 りんころ成長記 0 comments 0 trackback
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3月。

それは旅立ちの季節。

ここモンゴルでも、旅立ちに向けたアツい宴の真っ最中だ。


今回はウランバートルで行われた、チーム・マサカズメンバーによる厳かな「壮行会」の模様。

そして我が子りんたろくんの「卒園式」の模様をサクッと二本立てでお送りして行こう。

アウトドアと全く関係のない思いっきり身内なネタなのでおヒマな方だけどうぞ。


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まずはりんたろくん。

赤ちゃんの頃から何かと手がかかるこの男も、ついに卒園の時を迎えた。

まだ言葉も喋れない頃から背中に担いで山を登っていた時の事を思うと、お父さんは実に感慨深いのである。


みんなが大人しくしている中、何故かデューク更家ポーズをかましているのがそのりんたろくんだ。

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彼は誰に似たのか、基本的にじっとしている事が苦手な男。

世の中にはじっとできずに家族旅行中の早朝に山に走りに行ったり、仕事行くってウソついて川に行ったりする外道がいるらしいが、彼もそんな男になってしまうのだろうか?


さらに緊張しているのか、壇上に並ぶと急に「オエッ!ウプッ!」とえずいては涙目になっている。

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これには僕も嫁も「やばい!アイツまじで吐くぞ!」とハラハラが止まらない。

一体この吐き癖は誰に似たのか?

世の中には山頂とか海原とかで吐きまくって大切な自然を汚すクソ野郎がいるらしいが、そんな大人には絶対になって欲しくないものだ。


で、緊張しまくってるかと思えば、ずっと鼻をほじくり続け、

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卒園証書を受け取ると、

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ラオウばりの自己アピール。

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どうやら保育園生活に一片の悔いも残さず卒園出来たようだ。


そしてやることやったら完全に緊張の糸は切れて大あくび。

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かと思いきや、突然のプラトーン。

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そしてビートたけしになったかと思えば、

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何やら集中を開始し、

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ボーン。

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意味が分からない。

親としてじっくり観察していたが、彼の行動に何の一貫性も感じない。

そして園長先生のありがたいトーク中は、ずっとお父さんの構図を検討しているという方向性。

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大物なのか天才なのかただの変態なのか?

とりあえず普通のサラリーマンにはならない事だけは確かだろう。


やがて卒園証書授与式は終わって退場。

ここではもちろん、彼得意の「ロックオン」が炸裂。

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可愛い子に対する近すぎるストーキング。

そしてこれでもかというガン見。


しかし彼のジゴロっぷりはその後の合唱時に発揮された。

他の子は普通に立ってるだけなのに、何故か我が子だけがガールと手を繋いでいるじゃないか。

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彼から行ったのか女の子から行ったのかはわからない。

しかし彼のこのいつものエロ顔を見れば、まんざらでもない様子。

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どうやら楽しい園児生活を満喫したようだね。

お父さんと同じ顔になるんだから、今がピークと心得よ。


やがてお世話になった先生に対して、何故か「オエー!ゲボー!」と嘔吐パフォーマンスをして喜んでいる。

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後に彼に「なんで先生にあんな事したんだ。どこで覚えたんだ。」と問いただしてみた。

すると彼は「お父さんのゲボムービーが面白かったから」と言うじゃない。

実は彼はあの「西伊豆の悲劇」の映像編集をしている時のパソコンを覗き見して来て、モザイクなしの我が嘔吐姿を喜んで見ていたのだ。

それ以来、ずっと保育園で「お父さんのマネ」と言っては、この嘔吐パフォーマンスを披露していたらしい。

そんな事、お父さんは聞きたくなかったぞ。


こないだは「お父さんは大人になってからもウンコを漏らした事がある」と園内で言いふらしていたし...。

庭でテント張って寝てるってのも言いふらしてるし...。

君が小学生になったら、即座にお父さんはPTAに呼び出されてしまうかもしれないね。

ますますお父さん、岐阜の生活で肩身狭くなっちゃうね。


なので、とりあえず卒園記念写真で仕返しキン肉バスターを決めておいた。

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もちろん他にこんな事してる人いないから、若干ざわつくお母さん方。

静かだった同世代お父さん達も、ひそひそ声で「キン肉バスター...」「キン肉バスターだ...」とこっそり反応。


この親あってこの子あり。


とりあえずりんたろくん。

4月からはいよいよ小学生だ。

早く体力つけて、山とか川とかいっぱい行こうぜ。

あとウンコする時、いい加減オムツ履くのやめようぜ。

がんばれよ。


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そして翌日の夜。

我が子の旅立ちを確認した僕は、次に我が妹の旅立ちを祝うべくモンゴルに向かった。

飛行機に乗って日本を出てから実に4時間。

やっとウランバートルにある壮行会場に到着した。

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中ではモンゴルのうさんくさい役人達がお出迎え。

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そしてその先には、本日の主役である低血圧オユンナさんが。

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あまりにも可愛すぎるモンゴルのプリンセス。

普段はネギ背負って急登でニヤケて下山後に鼻血を流している彼女も、今日ばかりは綺麗に着飾ってノンマゾ宣言。


そしてこのゲルの前に一堂に会したのはお馴染みのチーム・マサカズのメンバーたちである。

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実は低血圧Mちゃんは、この度チーム・マサカズ松本支部開設のためアルプス最前線の松本市へと移住して行くのである。

というか念願の松本への転職&移住が決定したのでその壮行会ね。

山が好きすぎるあまり、とうとう山の麓まで行って山関連の仕事をするという思い切りなのである。

これにより、今後の松本市の年間平均日照時間は急降下する事間違いなし。

近隣の白馬には悪天候の長兄がいるし、4月からの長野県民はもう二度と快晴下のアルプス連峰を望む事は叶わないだろう。


そしてその晴れの席に久々に現れたのはアゴ割れM。

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普通にチンギスハンの部隊に武将としていてもおかしくないほどの暑苦しさ。

聞けば彼はマラソン大会から直行でここに来たらしいが、それでもまだ体力と精力が溢れかえっている様子。

他に客がいない広い店内も、彼がいれば暖房いらずである。


そしてこのモンゴル相撲協会理事的な雰囲気のアンパンマンはビビるS。

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いかにも広大な土地を持ってるモンゴル成金的なこのご機嫌さで、もちろん今日もガバガバ酒を食らう。

一方でモンゴル政府の汚職役人的なこの男は小木K。

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モンゴリアンチョップをガツガツ食いながら、今日も癒着話に花を咲かせている。

こうしてゲルの中は実に穏やかなペースで宴が進んでいく。

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ウランバートルのこのゲルは、実はチームメンバーのある男の実家である。

やがてその男が遅れて登場。

そう。

ドルジ松尾(ジョンボーA)その人である。

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壁に飾ってある祖先チンギスハンから数えて25代目となる現代のハーン。

このまま教科書に載っても何の違和感のないこのモンゴル感。

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彼は少年時代はモンゴル相撲に明け暮れ、高校は日本の相撲名門校明徳義塾高校へ。

慣れない土地で孤独に耐えながらも日本の相撲に精進し、ついには横綱にまで登り詰めた。

しかし怪我で休場中に、祖国でサッカーしていた事がばれて引退。

以来職を転々とし、一時はAV男優界で有名になったが今はずっと無職。

最近ではウランバートルや南アルプスを中心に、人を追い込んで吐かせるというボランティア活動に励んでいた。


そんな彼が今、再びハーン(王)となって故郷に凱旋。

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警護隊長のモルモン・セルゲイを従えてこの貫禄。

その姿は、まるでこれからタタール族征伐に向かうためのゲル内軍略会議の模様にしか見えない。

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モルモン・セルゲイも実に凛々しくハーンを警護している。

そしてハーンが低血圧姫の隣に座れば、もはやモンゴルの結婚式だ。

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テイケツ族から略奪して来た姫を我がものとして鼻高々のハーン。

この時ばかりはモルモン・セルゲイも嬉しそうな表情。

興奮したモルモンは、飲み続けている汚職役人をかき分けてついに歌い出した。

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低血圧Mちゃんへのエールとは全く関係なく、そもそも数少ないおっさん世代しか知らない「夏のレボリューション」を熱唱。

これを期に、ゲル内はハーンと新妻に捧げる歌のオンパレードへ。

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宗国から祝賀に訪れていた小役人の陳矢作も、ハーンのゴキゲンを取ろうと必死で歌う。

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一方、彼の妻である陳麦芽は低血圧姫に寄り添ってしっかり接待。

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しかし陳麦芽は汚職役人のブレーメン小木から、「お前、顔はキンタローで声は光浦で体はいとうあさこだな」と大失礼発言。

これにはさすがの温厚な旦那である陳矢作が黙っていないはず。

と思ったら早くも充電切れで死んでいる。

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そんな小役人の死を眺めていたら、遅れてあの男が到着。

最近チーム内で「今あいつのクズさがクール」と絶賛されているパパラッチKの登場だ。

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今回も彼は率先してお店予約とかしてたのに、他の飲み会とダブルブッキングさせた挙げ句「僕行けないかもしれません」というクズ発言。

それでもなんとかやって来たは良いが、この時点ですでにろれつが回っていなくてフラフラというクズさ加減。

酒好きなのに毎回酒に飲まれてしまうというクズさが、我々を引きつけて止まないのだ。


やがて彼も正装に着替えてハーン夫妻にご挨拶。

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顔だけはやたら凛々しいが、目の焦点はあっておらず何を喋っているのかもわからない。

かと思えば、到着5分でダウン。

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しかし汚職役人と土地持ち成金に無理矢理起こされて強制ダンス。

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やがて動いて暑くなった彼は衣装を脱ぐ。

するとそこで奇跡が起こった。

なんと土地持ち成金と「私服が被りまくる」というまさかが炸裂してしまったのだ。

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突如ゲル内に現れたボーダーズ。

まるでインペルダウンから脱獄して来た囚人たちのような世界観。

これは紅葉ジェットストリームアタック以来の衝撃だ。


そんな衝撃の裏で、静かに己と向き合う男がいる。

それはたそがれ小役人の陳矢作だ。

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さすがはたそがれのエキスパート。

こんなにうるさいのにすっかり己の世界でたそがれてしまったいる。


一方でもう旦那には何も期待しないとばかりに、妻の陳麦酒が汚職役人に絡みまくっている。

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酒癖の悪さは中華一と評されるだけあって、その絡みっぷりは実に見事。

魏志倭人伝にも「宗の国に陳麦酒有り。張飛を越える絶世の絡みなり。」と書かれただけの事はある。


その間も、ホルモン・セルゲイは顔を油まみれにしてテカテカになり、

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クズ男はすでに涅槃スタイルに到達し、

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汚職役人と土地持ち成金はいつもの状態に。

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恐らく大型の公共事業推薦の見返りに、汚職役人の袖の下に大金が忍び込まれたんだろう。

もちろんそんなビッグな汚職現場を見ても動じない男がいる。

すっかりネズミ男になってしまった小役人・陳矢作である。

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その腑抜けた姿に対し、ついに陳麦酒がキレて絡む。

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逃げ惑う陳矢作。

もちろんその後、長江の河口付近で彼の変死体が発見されたのは言うまでもない。


何はともあれ、これにて低血圧Mちゃんの壮行会が無事に終了。

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全体的にただ飲み散らかして歌い荒れただけの宴になってしまったが、これがチーム・マサカズ流の贈る言葉。

ぜひ我々の代表として、松本でもマゾの名に恥じない行動で周囲をざわつかせて行って欲しい。

我々のマゾンナが遠くに行ってしまうのは寂しいが、我々は基本山の活動ばかりなんでもしろ今までよりも一緒に山に行ってそうな気もする。

だって、早くも来週白馬で一緒に鍋る予定だしね。



3月。

それは旅立ちの季節。


りんたろくんは小学校生活。

低血圧Mちゃんは松本生活。

そして僕は変わらぬ奴隷ライフ。



それぞれが動き出す。


春はもうすぐそこですね。





旅立ちモンゴリアンチョップ 〜完〜



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これおまけね。




※ちなみに誤解があるかもしれないので書いておくけど、このお店はウランバートルじゃなくて名古屋にあります。そしてジョンボーAは普通に日本の人です。

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