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栂池遭難記〜狂乱のドラゴンナイト〜

Posted by yukon780 on 04.2016 栂池自然園/長野 0 comments 0 trackback
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2016年4月2日。

登山史を語る上で忘れられない一日となった。

その日の出来事は、後の世まで多くの登山家達に語り継がれて行く事になる。


それは歴史的な遭難事件だった。

今回の物語は決してフィクションではない。

実際に起きた遭難事件を元に、貴重な資料をひもといて当時の様子を振り返って行くドキュメンタリー。

今後二度とあのような悲しい事故が起きないよう、ここでしっかりと検証して行く必要がある。

それが山を生きる我々の責任なのである。


もう犠牲者は出さない。

もうあんな悲劇は繰り返さない。

だから私はどんなに反対されようと、その事件の全てを赤裸々に記す決心をした。

それが生き残った私が、星になった彼に捧ぐ事が出来る唯一のレクイエムなのである。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


その日はとても穏やかな日だった。

普段の私達ではあり得ない快晴が広がり、風も実に爽やか。

そんな中、私達はとあるスーパーに集合した。

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そしてこの穏やかな場所で、のんきにおちょぼ口で弁当食ってるこの男。

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彼こそが、この日の夜に歴史的大遭難を巻き起こす事になるジョンボーA(37)。

この時は後に自分が星になってしまうなんて想像だにしていない様子。

友人のパパラッチKは、「あの時はいつものようにアホ面でメシ食ってました。まさかあんなことになるなんて...」と涙を堪えて当時を振り返る。


もちろん自分の身に大惨事が起こってしまうなんて微塵も思っていない彼は、出発前の段階で黒くて長い乳首を立てて得意げにコリコリして浮かれていた。

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彼の大先輩である白馬在住のハッポーNさんは、「まさかこの時の乳首コリコリが、後に我が身に災いとなって降り掛かろうとは想像もしていなかったわ。」と当時を振り返る。


ともあれこの10名にも及ぶ大遠征隊は、夜に大遭難が待っているなんて考えもせずに浮かれて出発記念写真。

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左上で陽気にピースしている彼の姿が、今となっては涙を誘ってしまう。

ちなみに当時の遠征メンバーは左下から順に以下の通りである。

■低血圧Mちゃん・・・松本移住が成功し新居にバルサン炊きに来たついでに参加。
■ハッポーNさん・・・快晴祈願のためにハードな口唇ヘルペスをこさえての参戦。
■(アドベンチャーM改め)ブチ切れ姫・・・京都から参加の最年少舌打ち担当。
■ゲロッパ田沢・・・大金払ってジム行ってリバウンド。ビックリ人間枠で参加。
■ツリキチ吞平・・・足がツリ出したら右に出る者なし&いびき担当として参加。
■ビビるS・・・山を居酒屋としか思っていない酒池肉林担当としての参戦。
■ヒューイさん・・・拳王の部下として風のコントロールを一手に担う風使い。
■ジョンボーA・・・今回の遭難者。亡骸は今も栂池自然園に眠っている。
■小木K・・・巻き込まれた二重遭難者。だが被害者でもあり加害者でもある。
■パパラッチK・・・永遠の未婚枠にて参加。日常生活中から遭難している。


中でも今回、早速背中に白菜を背負わされてチームの洗礼を浴びているこの現役JDのブチ切れ姫。

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彼女はまだウブな身なのに、後々ディープな遭難の被害者となることになる。

後のインタビューでも、彼女は「チッ...あの遭難の事は思い出したくない!」と怒りをあらわにしていた。

しかしこの時はまだいつもの大人しい人見知り姫なのである。


純粋な彼女をそこまで追い込む事になるジョンボーAは、ゴンドラで移動中も取り外し式の乳首(アクションカム)をこねくりまわしてまだまだ余裕の表情。

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この二人が並ぶと、実にコアなハメ撮り撮影班に見えてしまうのは何故なのか?

しかもその隣には、大金を出してパーソナルジムに通ったおかげで、こんなにもバキバキなボディになってしまった男の姿も。

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しばらく見ない間に随分体のラインもシュッとして、腹筋も割れに割れている。

彼のパーソナルジム生活も残す所あと半月。

これはこれでとんでもない大遭難の予感がしてならない。


しかし、外はそんな彼らも爽やかに見えてしまうほどの好天。

その中を、同じようなザックと身長の白菜ガールとバケットガールが突き進む。

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この先に地獄が待っているなんて思ってない二人。

ブチ切れ姫はもちろん、後方を進む低血圧Mちゃんも今夜の遭難に激しく巻き込まれる運命。

後に彼女は泣きながら、「シラフと書いて地獄と読むんです...」と当時を振り返った。

ある意味で今回の一番の被害者は彼女なのかもしれない。


一方、今回二年ぶりに遠征隊に選抜されたのは風のヒューイさん。

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彼女は二年前、あの伝説の「ジャギ谷事変」の首謀者だった。

当時ジャギと名乗っていたジョンボーAのテントを突風で谷底に葬り、現場を風で荒らすだけ荒らして途中で消えて行った彼女。

その時の貴重な映像資料が残っている。



さすがに当時はやり過ぎたと反省したのか、今回はラオウから「風をセーブせよ」という命を受けて無風状態をキープ。

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後続の遠征隊も、ヒューイの後ろにぴったり張り付いてスリップストリーム状態で順調な歩行を続ける。

しかしそんなヒューイの力ですら、夜の遭難は止められなかった。

後のインタビューでは、「非常に迷惑でしたね。次会ったらあの男ごとテントを谷底に吹き飛ばします。」とにこやかに語ってくれた。


そんなヒューイの活躍で、去年同様の見事な無風快晴状態を保つ栂池自然園。

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しかし足元はズクズクで、一歩一歩が結構な感じで足を取られて歩きにくいのなんの。

小木Kあたりは「誰だ?楽勝だからワカンもスノーシューもいらないなんて言った奴は!」と愚痴が止まらない。

もちろんそんなズサンな提案をしたのは、この真っ先に足を取られてデカケツを突き出して転倒しているゲロッパ田沢。

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後にリバウンド王として名を轟かす彼だが、これでも一応彼はまだジム通い中。

その割には明らかに体力まで落ちており、一人だけ「ハアッ!ハアッ!グゥッ!」と呼吸が荒すぎる。

彼は何故15万円もかけて、太って体力まで低下させたのか?


もちろんそれは今日の快晴無風のための代償。

しかも彼は会社の成績不振により、大幅な大減俸を言い渡されたばかり。

「晴れた無風の日に雪のテーブルでメシを食う」

たったそれだけのためにしては、いささか犠牲が大きすぎた気がしてならない。


しかしその甲斐もあって、順調に去年と同じ会場に到達した遠征隊。

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早速林間にテント村を設置し、

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雪のテーブルもこさえて、いざ宴会準備万端。

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もうあとは無心になって浮かれ倒すのみ。

漢たちも、その瞬間を前に「やってやるぞ」と意気盛んな様子。

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周りを見渡せば、この大絶景の嵐。

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最高の居酒屋だ。

この時は誰もが確信していた。

今回は何事もなく、ただただ平和な夜が過ぎて行く事を。

ここからは大人のダンディズムを味わう、優雅なひとときが始まってしまうのだと。

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しかしこの数時間後に登山史に残る大惨事が起きようとは思いもよらない。

今になってその惨事の張本人となる男をよくよく見てみると、どこかしら顔に死相が浮かんでいる気もする。

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やがてこのヒゲ面が狂気の凶器となって遠征隊に絶望を与える事になるとは。

横で美味しそうにビール飲んでるラオウも、後に「この時にタイムスリップ出来たら即座にあの男の命を奪ったものを」と悔やんでも悔やみきれない様子だ。


しかし宴会準備はにこやかに進められて行く。

ラオウも自らの闘気で鍋のお湯を沸騰させて、着々と準備を進めて行く。

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今回のディナーはオシャレに「ミルフィーユ鍋」と「チーズフォンデュ」。

我々ももう良い歳なので、おいしい料理に舌鼓を打ちつつ「しっとり」と飲みたいのである。


やがて準備も整って乾杯。

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燦々と降り注ぐ陽光の下、非常に爽やかなる立ち上がり。

わんぱくな男達が、我も我もとミルフィーユ鍋に群がる。

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そこから1時間ほど穏やかなトークが続き、会場は平和そのもの。

しかし早い段階で飲みスイッチが入ったのは、酒池肉林担当のビビるS。

彼は「イエローミシュランマン」と化して、どんなに寒くなっても今夜はとことん飲むぞと決意表明。

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そしてアンパンの頭をダウンに埋めて、「もう俺はここから動かん」と固い決意。

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それにつられてパパラッチKもガンガン飲んで陽気にクズトーーク。

それを見たツリキチは、脇腹をツッたのか手を挙げて体を伸ばす。

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するとその隣の小木Kがワイン飲み干してチャンポン開始。

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早くも悪酔いポールポジションについた小木Kが、ここで挨拶替わりのベーコンクラッシュ。

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しかも自分でぶちまけておいて雪の上にそのままにしておくという横暴さ。

いよいよエンジンがかかって来た戦士達。


そんな中、あの男だけは今にも「おふくろさん」を歌い出しそうなこの切ない表情。

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しかしよく見ると股間を抑えて悶えている。

そう。

普段こういう時あまり酒を飲まない彼は、いつもなら暴走を始めるメンバーの鎮静役。

しかし今日の彼はひと味違い、「今日の僕は飲みますよ。」とやる気宣言。

結果、酔いが回って気持ちよくなり、好みの男の物色し始めたのである。


運命の大遭難。

その時は刻一刻と遠征隊に忍び寄っているのである。


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何時間が経った事だろう。

昼の3時から飲み続け、やがて夜が来た。


実はこの時、翌週に誕生日を迎えるブチ切れ姫のためにサプライズバースデーケーキが登場した。

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長野名物「御柱祭ロールケーキ」にロウソクをぶっ刺した、ナイスミドル達からの小粋なケーキに感激するブチ切れ姫。

おっさんたちの野太いバースデーソングの後、「何歳になった?」「23歳!」という何でもないやり取りだけで笑いが止まらないほど酩酊者が続出。

そしてこの深海魚のような小木Kが、ブチ切れ姫の関西弁をいじりまくる。

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するとさっきまで笑顔だったのに、「バカにしてるんですか?」とブチ切れるブチ切れ姫。

そしてそんなブチ切れ姫を撮影すれば、「何撮っとんのじゃ!」とブチ切れるブチ切れ姫。

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そんな23歳のブチ切れプレイに、ヤンヤヤンヤの喜び喝采を上げる40代の男達。

そしてこのブチ切れを合図に、ついに「栂池大遭難」の幕が切って落とされたのである。


すっかり酒という大雪崩に飲み込まれたジョンボーA。

すかさずブチ切れ姫の背後に回り、14も歳の離れたガールにセクハラマッサージスタート。

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すっかり前屈みになりながら、時折耳元で「どうなの?いいの?どうなの?」と囁く吉兆女将プレイ。

そして両刀使いの彼は、その後は男達をたらい回しになでまわす。

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すると彼は見事に大遭難を開始。

ずっと目を付けていた男の元に達すると、暗闇に乗じて溢れんばかりの思いを具現化し始めたのである。

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ヒゲ面の男に揉みしだかれて行くうまい棒の男。

目の前で繰り広げられる、絵に描いたような遭難に声も出ないメンバー達。

すかさずパパラッチKが助けに入るが、結局二重遭難に巻き込まれてしまう。

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こうなったらもうその身を彼に預けるほか生還の道はなし。

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パパラッチKは屈辱にまみれながらも、彼を受け入れて生き残る道を選んだ。

そして逃げ後れた低血圧Mちゃんも捕まり、体をこすられて血行を良くされてしまう。

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この遠征隊で唯一酒を飲めない彼女は、なんとこの大惨事に「シラフ」のまま突入するという非常事態。

しかも彼女は先週も「モンゴルの洗礼」を受けてシラフのまま地獄絵図に放り込まれている。

彼女にとってこの遭難は二週連続の生き地獄。

いますぐにでもバルサンを炊いて、この酔っ払いを駆除したい気分だったことだろう。


そして史上まれに見る多重遭難の火は、ついに白馬の首領ハッポーNさんにまで及んだ。

ラオウとも呼ばれる彼に悪ふざけするという事は、死兆星を呼び込むに等しい愚行。

なのにジョンボーAは、構わずラオウの懐深く入り込んで行く。

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そしてついにラオウの胸の「死兆星」が白日の下に晒された。

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これにはラオウも「ぬうっ!お...おれは拳王!拳王は決してひざなど地につかぬ~!!」と必死で耐える。

しかしジョンボーのヒゲが首筋でチクチクするほどに、徐々に力が抜けてついに膝をついた。

恐らくこの姿を白馬にいる600人の拳王親衛隊が見たら、決して黙ってはいないだろう。


しかしその親衛隊長である風のヒューイですら、すぐさまジョンボーAのジョンボーAを背中に押しつけられて風を封じ込まれてしまう。

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19歳の立派な娘を持つ人に対して、失礼極まった究極奥義を繰り出し続けるクズ神拳の伝承者。

こうして遠征隊の全ての人がこの非人道的雪崩に巻き込まれてしまったのだ。


こうなるとこの動き出した闇の歯車は誰にも止める事が出来ない。

悩殺もみほぐしコースですっかり骨抜きにされた小木Kは、もはやジョンボーの求愛を拒否する事なんて出来やしない。

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そしてまだうら若き23歳の誕生日に、大人達の遭難模様を目の当たりにした後方のブチ切れ姫。

拡大してみると、口は笑っているが明らかに目の中全体に「軽蔑」という言葉が浮かび上がっている。

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これがこれから社会に旅立とうとする女子大生に向けた、人生の先輩からのメッセージ。

どうか我々のような立派な大人になって欲しい。

ここから多くの事を学んで欲しいのだ。

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やがて彼は成功した社会人として、先輩である僕に対してもこうアツく語る。

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成功者:「おい田沢!俺の酒が飲めねえのか!早くコップの中身開けろや!」

田沢:「でもさっきあなたに注がれた日本酒がまだなみなみと...」

成功者:「さっさと飲み干せばいいだろう!ほら早く!」

田沢:「スイマセンした!いただきます!」


これが本当に、かつて僕に対して「マジ、リスペクトしてるッス!」と言ってくれていたジョンボーAなのか?

遭難と時と酒は人をかくも変えてしまうのである。

そしてこの時点で被害者から加害者へと変貌してしまう者も現れる。

この暗闇の中で何故かサングラスをかけている小木Kである。

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この極寒の世界をうまい棒パーカーで乗り切ってる時点で立派な遭難者だが、ここからの奴の遭難っぷりも酷かった。

ここが標高2015mの山の中って事を忘れて、すっかり銀座のクラブにでもいる気分になっている様子。

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とんでもない道迷い。

そして彼らの迷走は暴走に変わり、またしてもハッポーNさんが小木KとジョンボーAに襲われた。

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こうしてハッポーNさんの口唇ヘルペスの操は、二人の男に弄ばれてしまった。

そしてこの遭難の恐怖による「吊り橋効果」なのか。

すっかりいい雰囲気のうまい棒ホモい棒コンビ。

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ついにはこのような大惨事にまで発展。

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大満足の小木Kと、恥ずかしさで顔を覆うジョンボーA。

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そしてジョンボーAは、なんとその状態のまま息を引き取ってしまった。

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これ以降、彼が目覚める事は二度となかった。

歴史的な大遭難を巻き起こした男。

彼は今、星になったのである。



そしてここからは小木Kの独壇場。

パパラッチKを巻き込んで踊り狂い遭難。

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そして斉藤和義熱唱遭難。

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さらにはブチ切れ姫も巻き込んでのももクロ遭難。

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挙げ句には、低血圧Mちゃんに「一緒のテントで寝ようよう〜。嫌わないでよ〜。」と絡み出して本気で逃げられる醜態遭難。

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終わらない狂乱の大遭難大会。

ふと見れば、暗闇の中で足をツッて死んでいるツリキチ吞ん平の死体もあったり。

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死して屍拾う者なし。

ここは生きるか死ぬかの栂池大遭難現場。


そして最初の犠牲者のジョンボーAの死体も、仲間によって回収されて運ばれて行く。

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こうしてなんとかこの迷惑野郎の納棺を完了。

そのままテントに火をつけて荼毘に付した。


しかしもう一人の迷惑野郎がまだ元気な状況。

この頃にはナオン二人を両サイドにはべらしたザギン状態に。

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そんなヒューイとブチ切れをはべらした状態で、まだしつこく「低血圧ちゃん〜。一緒のテントに〜。」と執拗にセクハラを続ける大醜態。

そんな状態で「頼むで今回のブログの記事、俺の事カッコ良く書いてくれよな。スラムダンクの仙道って事にしてくれよな。」と頼んで来るのだから恐ろしい。

もちろん私は真実を伝えるジャーナリスト。

彼は仙道ではなく、ただの外道だった事をここにしっかり記しておこう。


やがて酒と食料が尽きた遠征隊。

実に7時間以上飲み続け、遭難し続けた彼らの戦いが終わる。

それぞれが己のテントで眠りにつく。

栂池の夜空には、いつまでもツリキチのいびき声が響いていたという。


それではその夜の貴重な資料もここに添えておこう。

恐らく2,3日後には何らかの圧力によって削除されている可能性があるが、ジャーナリズムの火は消してはならない。

私は権力には屈しないのである。




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翌朝。

昨日の惨劇がウソだったかのように美しい朝がやって来た。

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しかしふとテン場に目をやってみる。

するとそこには信じがたい光景が。


なんと小木Kのテントが倒壊しているではないか!

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全くの無風の世界だったのに、一体彼の身に何が起こったのか?

一体どうやったらこんな事になるのか?

よく見ると、明らかにテントの中で人が寝ている感じ。

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この状態だと恐らく彼はテントの薄皮1枚で、マットなしでダイレクトに雪の上に寝ていると思われる。

激しい寝返りを打ったのだろうか?

夜間に暴漢に襲われたのだろうか?

それともシラフなのに数々のセクハラを受けた血圧の低い人の仕業なのだろうか?

結局なぜこうなったのかは未だに謎である。


一方で、昨日テントごと燃やしたはずのジョンボーAが生き返っていて、朝一から「昨日はほんとすみませんでした。ご迷惑おかけしました。」と謝罪しながら歩いている。

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しかも聞けば彼は昨晩激しく吐いたらしい。

今まで散々田沢の事を吐かして来た彼だが、ついに自らの追い込みによって己が吐くという新境地に到達したようだ。


凄まじい大遭難だったが、彼の生還によってなんとか一人の犠牲者も出さずに朝を迎えられた遠征隊。

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ジョンボーAも、「みなさんのラーメン、どうか僕によそわせてください。」と償いと更正の道を歩き出した模様。

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こうして力強いチームプレーで、この歴史的な大遭難を生き抜いたメンバー達。

この教訓は決して無駄にはしない。

そう決意した遠征隊は、より一層真面目に下山して行った。

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誰一人笑う事なく、沈痛な面持ちで下山。

しかしそれほど注意してても遭難の流れは止まらない。

帰りのロープウェイでは、あと少しという所でパパラッチKだけ駅に取り残されるという余計なアクシデント。

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しかも彼はチケットも失くしており、ロープウェイの係員に多大な迷惑を及ぼした。

やがて散々遠征隊メンバーを下の駅で待たせておいて、クールに帰還。

この大遭難を生き抜いた最後の一人に対し、大量に詰めかける報道陣。

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これが全国で放送され、この栂池大遭難は数日間ワイドショーをにぎわす事となった。

しかしその実体の多くは謎だった。


今回、私が遭難者の一人として筆を取ったのは、今後このような事件が起きない事を願っての事。

多分約2名の男から「頼むからあの写真は消してくれ」「あの発言はなかった事にしてくれ」という嘆願書が届く事だろう。

彼らにも生活があるから、その時は目の部分だけギリギリモザイクの処理を施す事を約束する。


真実はいつも一つ。


しかしそれを信じるか信じないかはあなた次第。



これはとある遠征隊の遭難物語。

彼らの失敗を目に焼き付けてほしい。

そして見事に生還した彼らに。


今心から拍手を送りたいのである。


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栂池遭難記 〜完〜


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いかがでしたでしょうか。

過去最低クラスの記事だった気がしてなりません。

というか、遭難中も「これどうやってブログに書いたらいいんだろう?」と思い悩んでました。

結果、全てそのまま包み隠さずに書くという英断に至りました。

後悔はしておりません。

苦情は受け付けないのであります。


それではおまけのおまとめムービー。

結局ただ晴天に浮かれて飲んだくれて帰って来ただけの回でしたが、楽しかったらそれでいいのです。

とりあえずあの痴態の過去は、もう楽しくShake it off(振り払っちゃう)しかないでしょう。


ってことで今回の曲はテイラーちゃんの「Shake it off」で。

サビをまとめると、「遊び人たちは遊び続けて、イヤな事はみんなシェイクして振り払ってやるわ。」です。

では、Let's Shake it off!(※PCじゃないと観れないかもです。)




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今回のギア

【上半身】
・ベース/ファイントラック「アクティブスキンロング」
・インナー/スマートウール「NTSミッド250クルー」
・ミドル/パタゴニア「キャプリーン3」
・アウター/パタゴニア「ナノエア」
・ビレイパーカ/パタゴニア「DASパーカ」

【下半身】
・下着/ノースフェイス「ドライショート」
・ベース/ファイントラック「アクティブスキンロング」
・インナー/スマートウール「NTSミッド250ボトム」
・ミドル/マムート「ソフテックトラバースパンツ」
・防寒/ナンガ「スーパーライトダウンパンツ」

【足】
・インナーソックス/ファイントラック「スキンメッシュソックス」
・ソックス/スマートウール「マウンテニアリング」
・予備ソックス/フィッツ「エクスペディションブーツ」
・シューズ/ノースフェイス「ヴェルトS6K」
・スパッツ/ヘリテイジ「サガルマータロングスパッツ」
・防寒/ナンガ「テントシューズロング」
・防寒/モンベル「シンプルオーバーシューズ」

【頭部】
・キャップ/マーモット「ニット帽」
・ネックウォーマー/ibex「インディークイックリンク」
・サングラス/オークリー「ピットブル」
・ゴーグル/スミス「iOX」

【手】
・インナーグローブ/ミズノ「ブレスサーモインナーニットグラブ」
・予備グローブ/モンベル「オーバー+ライナー」
・グローブ/マーシャス「エアーフュージョングローブ」

【ギア】
・トレッキングポール/ローカスギア「cp3」
・ヘッデン/ブラックダイヤモンド「ストーム」
・スコップ/bca「 B-1 EXT」
・ヒップソリ/スポーツ店「ヒップソリ」

【ザック類】
・大型ザック/グレゴリー「トリコニ60」
・カメラバッグ/パーゴワークス「フォーカスL」
・GoProセルフィー入れ/ノースフェイス「TRポールホルスター」
・ダウン類圧縮/グラナイトギア「eVent シルコンプレッサー 」
・ゴミ袋/モンベル「O.D.ガベッジバッグ」
・エマージェンシーキット
・財布/スノーピーク「山財布」

【デジ物】
・GPS時計/スント「アンビット」
・一眼カメラ/ペンタックス「K30」
・三脚/ベルボン「キューブ」
・ウェアラブル/GoPro「HERO4silver」

【住】
・テント/MSR「ツインブラザーズ」
・ペグ/MSR「ブリザードステイク×6」
・シート/デュポン「タイベックシート」
・シート/デュポン「タイベックシルバー」
・マット1/サーマレスト「リッジレスト」
・マット2/サーマレスト「ネオエアーXサーモS」
・シュラフ/ナンガ「オーロラ900DX」
・貸出シュラフ/モンベル「ULSSダウンハガー#4」
・ピロー/モンベル「U.L.コンフォートシステムピロー」
・チェア/サーマレスト「コンパックチェア」

【食】
・鍋/チームマサカズ「黄金の鍋」&おたま
・鍋台/EPI「ポットスタンド」
・風防/好日山荘「ウィンドスクリーン」
・コッヘル/エバニュー「チタンクッカーセット」
・カップ/シートゥサミット「Xシリーズ×1」
・ナイフ/オピネル「ステンレススチール#8 」
・箸/モンベル「野箸」
・水筒/サーモス「FFX-900」&「FFX-500」
・水筒/プラティパス「プラティ 2L ボトル」
・行動食、パン
・ビール×3缶、ウイスキー

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