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ずさん父さんの北陸空回り紀行

Posted by yukon780 on 02.2016 りんころ成長記 2 comments 0 trackback
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GW突入。


毎年GWは、鮎釣り解禁前ってことで狂ったように川下りに行きまくるのがいつもの僕。

しかし今年の私はひと味違う。

今年はしっかりと家族のために「ちゃんとお父さんをしよう」と脱マゾ宣言。


ここんところ「お花見我慢カヌー大会」や「絶望ファミリーキャンプ」といった裏目企画が目白押しだった。

僕としては家族を喜ばせようとして頑張ったんだが、そのことごとくが空回り。

そこでもうここらで「余計なアウトドアで家族に迷惑をかけるのはやめよう」と決意したのである。


これは僕が「家族強化月間」として企画した、花見とキャンプに次ぐ第3の企画。

普通の家族を目指し、ノンマゾノンまさかなピースフルホリデイを目指していざ北陸へ。

これはアウトドアでばっかり生きて来た私が家族に送る、ささやかな家族旅行の記録である。

明日からの個人的な川遊びの計画練らねきゃいかんので?サクッと書き留めておく。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


今回も僕主導で色々調べて企画した北陸旅行。

毎度調べれば調べるほど、そして家族の事を思えば思うほどに嫁との亀裂が深まって行くが今回はそうはさせない。

今回は巷ではやりの「北陸」というキーワードで攻めてみたので、キャンプ場での汚名を返上するチャンス。

向かったのは福井県敦賀市。


とりあえず小洒落た屋内でうまいもん食わしておけば問題はないはず。

ってことでランチを食うべく「赤煉瓦倉庫」という場所へ到達。

IMGP5231.jpg

ここでおフランス料理のランチコースを予約してあるのだ。

個人的にはあの無駄にデカい大皿にちょこんと乗った料理にしゃらくささを感じずにはいられないが、今回もそのような私心を捨てねばならない。

気持ち的には昼飯なんてカロリーメイトでさっさと済ませて海に遊びに行きたい所だが、そんなそぶりはおくびにも出してはいけない。


そんなアツい思いで頼んだランチコースだったが、待てども待てども全く料理が出て来ない。

特に混んでるわけでもないのにとにかく料理が出て来ない。

たまに料理が出て来ても、10秒で平らげられる量しか出て来ない。

結局このランチコースに「1時間40分」という信じられない時間が奪われてしまったばかりか、余計に腹が減ってしまった。


若いカップルならそんな時間すらにゃんにゃん出来るんだろうが、じっとしてられない二人の男児を持つ親にとってその長時間は地獄以外の何物でもない。

結局食い終わる頃には、ぐったりと疲れ果ててしまった僕と嫁。

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さらにこの厚着姿を見て分かる通り、この日はGWだというのに謎の寒波が襲来。

嫁に至ってはダウンコートを着てしまっている始末。

しかもお約束のように強烈な暴風がファミリーを襲いまくる。

僕がいる限り、この家族に「快適な天候」は訪れない。

相変わらず厳しい立ち上がりである。


とりあえずお洒落ランチで嫁の機嫌は取った?ので、次は子供たちに楽しんでもらう番。

岐阜生まれの彼らは「海」というものを見た事がない。

そこで僕は「磯遊び」という、単純かつ興奮する遊びへと彼らをご招待だ。


するとどうだろう。

海が荒れに荒れているではないか。

IMGP5260.jpg

若干トラウマとなっている「伊豆の悪夢」が脳裏をよぎり、お父さんは恐怖すら感じてしまう海模様。

波の飛沫が暴風に乗って子供たちに襲いかかり、瞬く間に彼らから笑顔が消えて行く。

りんたろくんも磯遊びとは思えないほどの厚着で、ただひたすらその暴風に耐えている。

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こんなはずじゃなかったんだが。

そもそもこの磯遊びがメインでこの場所を探し当て、はるばる北陸まで来たというのになんて事だ。


それでも磯遊び用に護岸された場所は比較的風が(あくまで比較的に)穏やかだったんで、ここで無理矢理磯遊びです。

IMGP5267.jpg

もちろんこの時点ですでに嫁は車の中に避難してスマホでお仕事開始。

風邪気味のりんたろくんとこーたろくんは、同じく風邪がぶり返しちゃったお父さんと共に耐風姿勢で磯遊び。

もちろんGWだというのに、周りに磯遊びしてる人なんて一人もいない。


それでも「子供たちの笑顔のためにステキなお魚さんをゲットしてみせる。」と頑張るお父さん。

しかし頑張れど頑張れどクラゲしか穫れない。

IMG_0699.jpg

こーたろくんの「お父さん、お魚さんは?」という視線が痛い。

そこからたっぷり1時間以上の戦い。

風邪を悪化させてまで獲得した「ステキなお魚さん」の獲得結果は以下の通り。

IMGP5288.jpg

まさかまさかの「ヒトデ」と「ウミウシ」。

こーたろくんはこのあまりのグロテスクな競演に「イヤァァァ!怖いぃぃぃぃ!」とすっかり怯えてしまった。

お魚さんなんていやしなかったが、一方でグロテスク好きのりんたろくんは大興奮。

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風邪の中で無理して1時間以上頑張った甲斐があった。

これで父として面目は保ったか?

しかし騒ぎを聞きつけてやってきた嫁によって、「キモッ!早く海に返して!」と言われてあえなくグッバイ。

IMGP5294.jpg

あんなに苦労して穫ったのに、一瞬で海に帰って行ったウミウシ達。

そして「こーちゃんが鼻たらしとるがね。風邪引くがね。」と言われて、あえなく磯遊び終了。

すごい早い時間だったけど、さっさとビジネスホテルへ移動して晩飯へ。

IMGP5296.jpg

私心を捨てたと言っても、ここだけは楽しみだった。

新鮮な北陸の海の幸が楽しめ、ホテルは泊だから酒が美味しいこと違いなし。

しかし嫁は言う。

「夜にこーちゃんが熱出したら病院行かなかんで酒飲むなよ。」と。


この時ばかりは本気で泣きそうになりながら「そりゃないぜ!」と言ってしまい、もちろんそれによって「それでも親か!」と怒られて新たな亀裂を生じさせてしまった。

しかしここで「心配性過ぎるんじゃ!」とか「だったら免許とってよ!」なんて言ってはダメだ。

ここは「その時はタクシー代出しますんで...」と言ってもみ手で打開策を展開したが、せっかくの晩餐が不穏な空気になってしまった。


ちなみにその夜、ホテルの部屋を僕がツイン×2で取っていた事で嫁が「狭くて寝れんかった。ツインとかあり得ない。そういうところがダメなんだ」とダメ出しを食らう始末。

ビジネスホテルってだけで個人的にはハイパー妥協だった(ほんとは車中泊で良いと思っている)が、そもそもホテルのツインがダメだったらテント泊なんて無理もいいとこだったね。


結局この日一日、嫁は満足してくれたんだろうか?

普通のお父さんを目指して色々してみたが、やっぱりどうもうまく行かないな...。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


しかしこの二日目で全てを挽回してみせる。

今日は「水晶浜」という美しいステキステキビーチで、これでもかとまったりしてもらうのだ。

とにかくさっさと水晶浜へ移動して、目一杯ビューティービーチタイムを楽しもうではないか。


しかしである。

出発予定時間が過ぎても、嫁が「準備に時間がかかる。子供たち連れて散歩して来て」と言うので近くの公園へ。

IMG_0706.jpg

なんだこの時間?

せっかく北陸屈指のビーチがすぐそこだというのに、なぜ朝からこのような小さな公園で遊んでいるのか?

こんな事だったら岐阜でも出来る。

そもそも毎度毎度なぜあんなに朝時間がかかるんだ?

いつも出発出来るのは出発予定の2時間後だったりするし。

彼女はその時間で、何か特殊な任務でも遂行しているのか?

知らないだけで、あの人はバットマンみたいな正義のヒーローなのか?

確かにアベンジャーズに嫁がいれば、言葉だけで敵の心をえぐるという相当強いキャラになるだろうけどさすがにそれはない。

いったいこの時間、嫁は毎回何をしているのだろう?(ある時覗いてみた時はテレビ観てました)


とりあえず「もう飽きたよ」ってくらいその名もなき公園を満喫。

で、やっと移動して辿り着いた「水晶浜」は、GWとは思えないこの賑わい。

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当たり前だが、海開き前なんで誰もいない。

そもそもこんなクソ寒い日に海に来てる人がほとんどいない。


濃厚に漂い出した「ミスチョイス感」。

結局人ごみが嫌だからという私心が入ってしまったのがいけなかったか。

とは言え、この美しいビーチをほぼ独占してる感じは個人的にはたまらない。

IMGP5316.jpg

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寒すぎて海には入れないけど、今日も懲りずに磯遊びだ。

結局なんだかんだ言いながら「アウトドア遊び」になってる気がしてしょうがないが、他に何も思いつかないんだから仕方ない。


しかし時期が悪いのか、潮溜まりを探ってもまったく魚もカニもいやしない。

フナムシすらいやしない。

伊豆の時の磯遊びが楽しかったら連れて来たが、生き物がいなくて泳ぐ事の出来ない海ってなんて退屈なのだろう。

しかたないので買ったばかりのルアーを投じてみる。

IMGP5333.jpg

2投目で引っかかってロスト。

もう二度と海で釣りなんかしないと誓う。


やがて「退屈だよう。スマホゲームやらせてよう。」と寂しい事を言う子供たち。

嫁を見ればすでに死体になっているし。

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何やら今回も家族を悲しませている気がしてならない。

やはり海は夏に来る場所だったのか。

とんだ誤算である。


結局嫁を起こして、のんびりさせると言いながらビーチを転々とする。

しかし全く生き物に巡り会えずに漂う厭戦ムード。

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やればやるほど家族が離れて行くという図式。

さすがにこれはいけないと焦る僕。


しかし今回も最後に起死回生の一策を用意してある。

前回は「汁なしサムゲタン」という大失策となってしまったが、今回のは間違いない。

それがこの「日本海さかな街」という市場にある、「究極の海鮮丼」のお店なのである。

IMGP5553_201605021619378c6.jpg

ここでならさすがに失敗なぞありえない。

終わり良ければすべて良しなのである。


しかしである。

まずこの壮大なメニューを前にりんたろくんがまさかの一言。

「僕、具なしの蕎麦が食べたい」と。

それに釣られてこーたろくんも「僕はキツネうどん」とまさかのチョイス。


この北陸の海の幸満載の海鮮づくしの店で、まさかまさかの素蕎麦とキツネうどん。

蕎麦だったらむしろ北陸くんだりまで来なくても、間違いなく岐阜のが美味いと思うぞ。


さらには嫁がカニ汁を飲んでまさかの甲殻類アレルギー勃発。

口の中が痒いと訴え出し、美味いメシを食ってるはずなのに眉間のシワがハンパ無い。

僕は僕で糖質制限ダイエット中につき、海鮮丼だらけの店でご飯粒が食べられないという地獄。

我ながらなぜここをチョイスしてしまったんだろうか?


結局その訳の分からない昼飯の後は、海鮮市場お土産タイムスタート。

IMGP5551_2016050216193531b.jpg

そのスタート直後にこーたろくんが謎の失踪。

観光客が入り乱れる広い市場内で、一切のお土産物に目をくれる事なくこーたろくんを捜すというアクティビティに突入。

市場の兄ちゃんの「おねえさん!縞ホッケ安いよ!」という威勢のいい呼びかけに対して、「今それどころじゃないんです」と真っ青な顔の嫁。

結局犯人は海鮮丼の店の前で発見されたが、ゆっくりお土産が見れないほどぐったりした我がファミリー。


こうなったら最後は温泉で体と心を癒して帰ろう。

僕が温泉に行くと、いつも定休日だったり改装中だったり閉館だったり時間外だったりする。

しかし今回はちゃんとその辺りは調べ済みで問題はない。


そこの温泉は山の上に建っていて、露天風呂から眺める若狭湾の眺望が最高だと言う。

なんだか色々あった旅だが、お父さんはみんなにその景色を目に焼き付けて欲しいと願って止まないのだ。

しかし入口を入るとこのような看板が。

IMG_0713.jpg

なんだよ...

原因不明の水漏れって何だよ...

露天風呂目指して来たのに露天風呂がないなんて...

そんなのシャケが入ってないシャケ弁当じゃないか...

それでもって普通に入館料そのままの1,000円を取るって....


こうして我々は若狭湾を一切見る事なく、内湯に浸かってこの旅をしめた。

果たして僕はいつになったら普通の家族のようにみんなを満足させられる事ができるのだろうか?

やはりネズミの国とかのファンタジーに頼るしか方法はないのか?

あのファンタジー、やたら金かかるし人だらけだから個人的には無理なんだが...。



「家族との絆を強めよう2016」


・お花見我慢カヌー大会

・絶望ファミリーキャンプ

・生き物がいない磯遊び


あまりにも空回りが過ぎたこの3部作。

しばらく彼らの事はそっとしておいてあげよう。

これが若い頃に彼女も作らず(作れず)に、野山を遊び回ることしかしてこなかった男の末路なのである。

僕には普通のレジャーの仕方がよく分かりません。



ってことで後半三連休は一人で旅にでも出ようかと思ってます。

目的地は「一番晴れそうな所」。

一人だと目的地もやる事もなんでも臨機応変なのである。


ただね。

全国的に中途半端に傘が開いたり閉じたりの予報なのね。

結局一人になるといつもこれね。

まあ慣れてるけどさ。


そろそろポジティブな記事が書きたい今日この頃ですね。


それではみなさん。

楽しいGW後半をお過ごしくださいませ。





ずさん父さんの北陸空回り紀行  〜完〜


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▶ Comment

このコメントは管理者の承認待ちです
2017.06.05 08:36 | | # [edit]
鯉さん!ありがとうございます!わかってくれますか、この男の苦悩を!
僕も久々に読み返して今目頭を熱くしているところです。
僕らとしてはどう考えてもネズミの国より楽しく、さらに金もかからず人混みもないという真のファンタジー世界を知ってるだけに歯がゆくてなりません。
僕ももう軽度なファミリーキャンプすら誘うことを諦めてしまいました。
その挙句「仕事として堂々と平日に川や山に行きたい」という思いが激しくなりすぎてとうとう起業まで。
でも実際はクソ忙しくてなかなか現場に行けないばかりか、休みの日は全力でイオンなどという地獄で一日を奴隷のように過ごす日々。
まだまだこの難攻不落の万里の長城の終わりが見えませんが、いつか光が降り注ぐその日を信じて一歩づつ進んでまいります!
お互いくじけずに頑張って行きましょう!
P.S.雑誌とかに載ってるような楽しげな微笑ましいアウトドア家族の写真は全てCGです。
2017.06.05 09:00 | URL | yukon780 #- [edit]

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