BBG密室直進行軍〜芝の上のポニョ〜

Posted by yukon780 on 21.2017 ◉BBGのツレヅレ 4 comments 0 trackback
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密室の芝生の上に転がる一体の老人の屍。

髪はボサボサで髭はボーボー。

腐乱が早いのか、単に風呂に入ってないからなのか死臭が凄まじい。


検視によると、過労と寝不足と腰痛と四十肩の乱交パーティーが死因とのこと。

ユンケル黄帝液を飲みきったが、時すでに遅しで息絶えたようである。

さらにその屍の隣には、バランスボールにうつ伏せになったまま死んでいる相方松尾の姿も。

彼に至ってはオフィス内で三連泊決めたあとだけあって、死体の損傷が非常に激しいので写真の公開は控えておく。



松尾と田沢の壮絶な男塾の日々が続いている。

たとえ現場が3,000mの高所だろうと30mのオフィス内だろうと、彼らのデッドオアアライブな生き様は変わらない。

BBGオープンに向けて、一つでも多くのアイテムを登録しようと愚直な直進行軍は続くのである。



ってな感じでハイパー突貫作業の日々が続いております。

もちろん山や川に行ってる場合じゃないという本末転倒さゆえ、しばらくネタもございません。

まだまだ当分このハードな日々が続くんで、ブログ更新したとしても死体写真の横のユンケルが増えてるだけかもしれません。


とりあえず遊び呆けずにちゃんとお仕事してるよというご報告でした。

山で言えば、猛烈にグハグハ言いながら登りきったら、先の見えない長大な稜線が現れてヘコヘコになってる段階ですね。

それでも一歩一歩進めば山頂に着くのであります!

だいぶ遅れてるんでしばしブログ更新ないかもですが、早くBBGお披露目してまたガンガン遊びに行けるよう頑張ります。


死なない程度のほどよいマゾラインで楽しみながらやっていきます。

また動きあったらご報告致します!

一応追加報告しておくと、ここまでやれば普通ゲッソリしそうなものなのにもちろん体重増えてます!

せっかく4ヶ月の潜伏中に5キロ痩せたのに、結局腹はポニョに戻りました。



それではまた!


押忍!



シバいたるねん〜BBGオフィスなる戦い〜

Posted by yukon780 on 14.2017 ◉BBGのツレヅレ 2 comments 0 trackback
2017年1月4日。

ついにBBGは念願の「オフィス」に入居して本格的にスタートすることになった。


実は最初はオフィスを借りるお金なんてないから、どこぞの安アパートの一室で地味にスタートする予定だった。

しかしスタートとは言え、我らはそんなトキワ荘藤子不二雄スタイルなどに甘んじる気はない。


実は岐阜には「日本のシリコンバレー」と呼ばれる、振興のIT野郎どもが集うソフトピアジャパンという場所がある。

そしてその広大な敷地内の一角に「インキュベート(ふ卵器)ルーム」と呼ばれる入居スペースがある。

そこは市がこれからITベンチャー企業をスタートさせようとしているアツい奴らに、安い賃貸料で入居してもらって頑張ってもらおうじゃないのってスペースなのだ。

まさにスタートアップから巣立ちまでの、期間限定ふ卵器なのである。


もちろんそこには誰もが気軽に入れるわけではなく、そこに入居するには「厳しい審査と面接」という難関を突破せねばならない。

それは男塾で例えるとするならば、3号生が仕掛ける「鎮守直廊三人衆」を撃破しないと入居できないということを意味する。

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さすがは「日本の死離婚場霊」と呼ばれる難所。

そうやすやすとは入居できそうにない。


そこで我らが一号生筆頭松尾鯛生の登場である。

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「今最も面接がアウトな人相No.1」と恐れられる松尾。

この迫力のまま面接に行こうものなら、インキュベートルーム史上最速で入居を断られること間違いなし。

それどころかそのままマル暴に突き出されて、我が社は日の目を見る前に終わってしまう。


そこで彼は自慢のヒゲを剃り落し、パキッとした服装のスーパー爽やかボーイに変身。

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そして田沢に「足を舐めろと言われれば舐めるし、ケツを出せと言われたら迷わずご提供してくる」と男らしい一言を残し、静かに死離婚場霊へと消えて行った。


そこで鎮守直廊三人衆から一体どんな破廉恥な面接を受けたかはわからない。

面接官の独眼鉄あたりから「男とはなんぞや?」と、細部まで色んなことをされたに相違ない。


しかしそんな松尾の体当たりの面接が功を奏し、無事に3号生に認められた我々は念願のインキュベートルーム入りを果たした。

そしてここが我らが卵として養育されてしまう場所なのである。

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まだ無収入のくせに、何事も形から入る松尾と田沢にぴったりな分不相応感溢れるこのIT企業っぽさ。

しかも常に100名山の「伊吹山」も見守ってくれているという縁起の良さだ。

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その中の小さな空っぽの一室。

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ここからいよいよBBGの業務が始まるのである。


さあ、それでは記念すべき一発目の業務。

ここはやはり、まず地元の神社にご挨拶しておかねばならないだろう。


で、颯爽と田沢の車で神社に行こうとしたその時。

田沢が新年一発目から渾身の奥義を炸裂させる。

それがこの、田沢名物「邪腐(JAF)召喚」である。

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やる気を上げすぎたのか、勢いで車のバッテリーまで上げてしまった田沢。

新年一発目、事業一発目から実に田沢らしいスタートダッシュが決まった。

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しかもJAFのおっさんに「君んとこ農家?大量のネズミの足跡と食いかけのウインナーが入ってるよ。」とのまさかな指摘。

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庭でウインナー食ったのは7月の庭BBQの時だから、田沢はそれから半年間もこのウインナーとともに走り続けていたことになる。

一時期エアコンから納豆みたいな匂いがしていたのは、さてはこいつのせいなのか?


そんな田沢のおめでたい初仕事の末、なんとか車は復活してやっと神社に参拝。

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ちなみに書くまでもないが、もちろん田沢は仕事始めから風邪をひいています。


そして荷物の搬入。

前回の南アから持ち帰った御神木もしっかり搬入。

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他の入居者からは「造園関係の人」と認識されるかもしれないが、我らはオフィス内でも南アの風を感じたいのである。


で、最初のうちはまだ机とかもないからこんな感じ。

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みかん箱を台にしているから、結果トキワ荘感が溢れてしまう。

しかもこのスタイルだと腰に破壊的なダメージを食らうことになって、見た目のほのぼのさとは裏腹に実に厳しい作業。

で、腰に限界が来るとそのまま涅槃スタイルへ。

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すごく頑張ってるのに頑張ってる感が全くしないという世界観。

自由な社風にもほどがある怠慢な絵面だが、これはこれで腰と肩への負担が半端ない。

しかしスタートはこれくらいみすぼらしい雰囲気の方が、いずれ「あんな時もあったなあ」としみじみ感じられるものである。

しかも松尾に指摘されて初めて知ったが、この時田沢の靴下はこのような貧乏感。

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靴下の替えすら買えない苦労人感がにじみ出まくっている。

なんとかBBGを成功させて、せめて靴下を買えるようになりたいものである。


ちなみにこのような腰に強い負担がかかる我が社には素敵な福利厚生がある。

それがこの松尾社長自らによる腰へのマッサージタイム。

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絵的には、足蹴にされてひたすら働かされているブラック会社な雰囲気。

そしてオフィスの外には野太い男の「あふぅ!イイ...そこ!そこぉ〜!ああぁ!」という声が漏れまくる。

おそらく早い段階で、「あそこに新しく入った会社、どうやらSM用品店らしい」という噂が蔓延するのは間違い無いだろう。


そんな厳しい戦いの中、チーム・マサカズのビビるSもお祝い激励訪問。

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色々お祝いの品をいただいて感謝感謝である。

その思いをしっかり受け止めて、再び作業に邁進。

しかし中々うまくいかない難作業が続き、頭も腰も爆発する日々。

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早々に満身創痍だが、それ以上に遊び心が止まらない松尾と田沢。

そこで「トキワ荘からの脱却。IT感への変貌。」をスローガンに、壊れた腰に鞭打ってDIYへと動き出す。

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結局内勤だろうと体を動かしたくなってしまうといいう男塾の性。

やがて入り口だけは少しITオフィス感が出てきた。

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しかしやってる本人たちは、日雇い土建屋感が著しい。

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370円弁当をかっ喰らってひたすらDIY。

腰と握力を酷使する、IT感ゼロの内装職人たちの職人風景。

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そしてそんな二人の激闘の模様を、無駄に「己撮り」するのが我が社の社風なのであります。

それではそんな本業と遠いところで頑張る、匠の職人風景をタイムラプスでどうぞ。




やはりアウトドアに携わる仕事上、無機質なオフィスで悶々とするわけにはいかない。

インドアにいようと気持ちは常にアウトドア。

こうして最高の「芝オフィス」が完成したのである。

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椅子のキャスターが転がりにくいとか、やたら細かいゴミが出るとかそんなことは言ってはならない。

働きやすさより、ロマンを先行させるのがBBGの社風。

特に養子問題で悩む田沢にとってここは重要な逃げ場所なので、居心地の良さは最重要課題なのである。


もちろん腰痛対策として田沢はバランスボールにて作業に集中。

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これで体幹を鍛えつつ仕事もできて一石二鳥。

疲れたらこのように体を伸ばせばリラックス効果もグンバツだ。

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ただこの瞬間にお客さんが来た日には、机から人間が生えてるみたいでかなりびっくりされるだろう。


何はともあれ、これで必要最低限(余計なもの多い気もするが)のオフィスが完成。

こっからはひたすらにアイテム登録作業に集中なのである。



この小さなふ卵器ルームから始まるBBGの旅路。

まだまだ我らはトレイルヘッドにも立っちゃいない。

まずはここで卵をあっためて、無事にBBGを出産させるのだ。


今現在、不休で深夜遅くまでシコシコ作業は続き、山じゃないのに満身創痍な二人。

田沢は腰痛のみならず、年末に発症した四十肩が苦しいのなんのって。

それでも必死こいて根性の入力なのである。


旦那が頑張っている姿を見て嫁も惚れ直したのか、昨日は「鼻息がくせえ!」って応援してくれたし。



さあ、なんとか2月上旬には形にできるよう、まだまだ頑張るぞ!



男塾聖地・禊の儀〜木漏れ日の休息〜

Posted by yukon780 on 09.2017 ◉BBGのツレヅレ 4 comments 0 trackback
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2016年12月25日。

世の人々にとっては聖なるクリスマスデー。

しかしBBG松尾&田沢にとって、その日はそんな軟弱な浮かれ日ではない。

二人にとって12月25日は「クリスマゾの日」。

別名「男塾の日」なのである。



3年前のほぼ同日。

マゾの聖地冬季南アルプス。

僕とジョンボーAが、人生初の冬季3,000m登山となった仙丈ヶ岳で繰り広げた男塾。

これをきっかけに、当ブログでお馴染みの「男塾シリーズ」が始まって行くことになった。

参考記事:南ア男塾 前編〜ジョジョと僕らのホーリーナイト〜
参考記事:南ア男塾 後編〜白豚ショッカーズの絶頂行軍〜


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それ以来、この戦いの起点になった北沢峠のこもれび山荘(当時は長衛荘)は、男塾発祥の聖地となる。

そしてこの時、小屋でグロッキーになって寝ていた僕らは、山荘のスタッフと間違えられてご主人に叩き起こされている。

そんなふとしたご縁から、僕らはご主人のことを「塾長」と敬い、それ以来塾長には色々目をかけてもらって親しくさせていただいた。


そんなご縁もあって、この度BBGを始めるにあたって「初心に戻る」という気持ちから男塾発祥の聖地への表敬訪問を敢行。

聖地で禊の儀式を行い、新たな年に向けて気を引き締めるのだ。


まあ一言で言えば、ただ「塾長のとこに飲みに行っただけ」なんだが、場所が居酒屋ではなく聖地であることが重要なのである。

それではそんな飲み行っただけの禊の儀。

さらりと振り返っていこう。


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早朝。

松尾からの電話で目がさめる。

集合時間はAM4:00。

今AM4:20。

起き抜けから「うおおおおおっ!」と叫んで大パニックの田沢慎一郎。

その声にびっくりして嫁が起きてものすごい形相で「うるせえ!」と言ってきたが、それすら田沢の耳には入らない。

普段集合時間には絶対に遅れたことがない田沢、一世一代の寝坊である。


田沢がそれほどパニックになっているのは、実はこの日7:30に戸台の駐車場で塾長の奥さんと待ち合わせしているから。

そこで奥さんと合流して、お正月用の荷物を歩荷する約束をしていたのである。

塾長もそれに向けて空身で小屋から下山して来ているし、万が一遅刻して塾長夫婦を待ちぼうけさせてしまった日には命はない。

間違いなくそのままデスクイーン島に島流し確定だ。


田沢は全速力で家を出て、目を血走らせながら松尾を回収して一路戸台の駐車場を目指す。

ノンストップの高速アタックで、ギリギリ7:30に待ち合わせ場所に到着。

この時点で、すでに田沢は全神経と全体力を使い果たして虫の息。

男塾塾生たるもの、このようにして集合前から己を追い込んでナンボなのである。


無事に奥さんと合流して、ここで歩荷する荷物の仕分け。

男度を上げるために無駄に石像とか担がされるんじゃないかとハラハラしていたが、実際は普通の荷物だった。

田沢はワイン数本と、何気に重量のある伊達巻セット。

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松尾も酒やら調味料やらをザックイン。

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男塾塾長自らのご依頼の歩荷だったので、もっと圧死レベルのハードな歩荷だと思っていた。

松尾と田沢的には、この位のもの↓を歩荷する覚悟だったのでホッと一息である。

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とは言え、いい感じで気持ちよく肩に食い込む重量感。

そしてここから、あのお馴染みのひたすら長い河原歩きがスタート。

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3年ぶりのクリスマゾの日に、いざ思い出の地へ。

男塾名物「超論愚歩荷直進行軍」の始まりである。

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途中で塾長と合流するまでは、奥さんもご同行の旅路。

相変わらず長い道のりだったが、奥さんの「耐える女トーク」が冴え渡ったおかげで、実に楽しい歩荷行軍となった。

どっか行く度に骨折って帰ってくる旦那や、田舎暮らしのあれやこれやなどなど、色んなことに耐える女の耐えトーークが河原にこだまする。

やがて河原の中間地点あたりで、小屋から空身で降りて来た塾長が「ワシが男塾塾長こもれび平八である!」と合流。

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相変わらず漂うアウトローな「現場山男感」がたまらない。

鹿などの猟もソロでこなし、体の中で折れてない骨は首の骨だけという漢の中の漢。

つい最近も「ちょっと伊勢に行きたくなって」と言っては長野から自転車(ロードじゃない)で伊勢までふらっと行ってしまってたし。

さすがはかつてアメリカ大統領にも「KOMOREBIがあと10人いたらアメリカは敗北していただろう」と高く評価されただけはある、我らが男塾の塾長なのである。


そんな塾長から、男塾名物「大魂(DAIKON)」を託された田沢。

その男らしいアイテム「大魂」をザックのサイドポケットに突き刺し、田沢も身が引き締まる思いである。

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漢たるもの、冬季登山においてはアイゼンやピッケルと並んで最重要ギアである大魂。

これをいかにクールに運べるかで漢の粋度が決まるのである。


そしてここで奥さんと別れてからは、小屋まで塾長の「水と思って沸かしたお湯でカップラーメン食ったら、いろはすのオレンジ味だった」という男気トークを聞きながらのハイクアップ。

田沢も負けじと「もうマジ養子限界っす。気持ちが休まんないっす。」と山岳トークに花が咲く。


そんなこんなで、男塾名物「氷結津留津留橋」を乗り越え、

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グッハグッハとお馴染みの直登の宴を乗り越え、やっとこさこもれび山荘到着。

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3年前と比べ、随分とあっさり書いてるがその距離は相変わらずである。

ただ今回は仙丈ヶ岳にも甲斐駒ケ岳にも登らずここが目的地なので、随分と気持ち的にも体力的も楽だ。

田沢がピークを目指さないおかげで天気もすこぶる良かったし。(山頂目指すと途端に世界は白くなる)


聖地に到着した我々は、物資を無事に山荘へと引き渡し、早速禊の儀式へ。

昼間っから聖杯「旭超乾」を手にし、男塾塾歌を熱唱した後で乾杯。

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そしてその黄金の浪漫を一気に体内の五臓六腑へと送り込み、十分に体内で気を練ってから「武哈ッー」と吐き出す。

この瞬間、体内に溜まった俗世のしがらみやくだらない習慣、養子や鬼嫁からの抑圧からの解放に打ち震える。

そして風俗店から出て来た童貞大学生のようなツヤツヤの表情になったかと思うと、「もうあとは飲むだけだ」という男気スイッチが入るのである。


やがて酒との死闘に明け暮れる松尾と田沢の前に、相変わらずのこの豪華料理アタック。

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このおもてなしの波状攻撃に、田沢と松尾の酒が進んでしまうこと進んでしまうこと。

結局なんだかんだと、普通にクリスマスを浮かれて過ごしてしまってる二人の姿がそこにはあった。

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そして散々食った後は、塾長としっぽりと飲みながら語り合う。

BBGのこと、ギアのこと、業界のこと、小屋のこと、釣りのこと、レタス農家のこと、養子のことetc...。

散々飲んで喋って、ガッと寝る。

そして翌朝どこも山登らないから、朝からコーヒー片手に11時くらいまでひたすらベシャリ続ける。

いつもタイムアタック登山で時間に追われ続けてた松尾と田沢に、人としての穏やかな心が戻っていった素敵な時間だった。

特にここ数ヶ月はBBGで何かと頭から煙出してアップアップしていただけに、とても貴重な木漏れ日タイムとなったのである。


こうして男塾聖地にて身も心もスッキリと禊の儀式を終えた松尾と田沢。

そして、そんな素敵な時間を提供してくれたこもれび山荘とお別れ。

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やはり塾生としての転換期はここを訪れずにはいられない。

次回訪れる時は我々が情熱大陸の取材を受けている時か、はたまた嫁とご両親に愛想を尽かされて旧姓に戻っている時か。

何にしても、頼り、落ち着けるという「帰れる場所」が南アにあるってだけで、我々は安心して前に進めるのである。

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そこからは夢を語り合いながらの下山。

しかし夢を見すぎて足元を直視できなかった男がいる。

それがこの「水と思って沸かしたお湯でカップラーメン食ったら、いろはすの梨味だった」松尾鯛雄である。

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塾長のエピソードを早速忠実に再現する忠誠心の塊のような男。

さすがは一号生筆頭、松尾鯛雄。

彼はその激甘カレーヌードルを食べながら「これで少しは塾長に近づけただろうか」と目を細めた。


その後は「事務所に置いて少しでも南アの息吹を感じたい」ってことで、良い感じの流木を集めながらの下山タイム。

モンゴリアン松尾が流木を持ってこの広大な河原を歩いている姿は、もはやナバホ族の狩人にしか見えない。

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追いつかれたたちまち頭の皮を剥ぎ取られそうだ。


てな感じで、豪快にその長い区間のエピソードは割愛してゴール。

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これにて完全に「普通の社会人」にグッバイを遂げ、ここから生まれ変わって「遊び人アウトロー」の旅路が始まるのである。

実にいい感じで気持ちの転換ができた、つかの間の休息日でありました。


そしてここから帰宅してすぐに、ブログ上であの「BBG発表」&ティザーサイト公開という流れになったわけですね。

もうあとは前に進むのみ。

エスケープルートなんてございません。


我々の終わらない大縦走は


ここから始まるのであります。




BBG出陣式!〜天下WEBへの金華山〜

Posted by yukon780 on 04.2017 ◉BBGのツレヅレ 0 comments 0 trackback
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永禄10年。

尾張の小大名だった織田信長は、斎藤龍興が有する稲葉山城を攻め落として岐阜城と改名。

やがて彼は、その小さな山の上に建つ岐阜城を拠点に「天下布武」の名の下に天下統一へと動き出す。

そこからの信長の勢いは周知のごとくである。


そしてその時からジャスト450年が経った現在。

かつて稲葉山と呼ばれた山は、現在金華山と名を変えて今もその頂に岐阜城を戴いている。

そこに今、岐阜に住む二人の若武者が「天下WEB(WEBでギア情報を統一する)」をスローガンに、今颯爽と金華山に降り立つ。


そう。

その二人とは、荒武者ジョンボー松尾と老兵ゲロッパ田沢。

正式に会社が設立された2016年12月8日。

彼らは信長公にあやかって、華々しい「出陣式」を行うべく岐阜城に向かったのである。


古来より戦に向かう前に、武士たちが行なっていたという「出陣式」。

大将が具足姿で床几に腰をかけ、打ち鮑(あわび)・搗(か)ち栗・昆布の3種を肴に三献をくんだ。

それは「敵に打ち、勝ち、喜ぶ」という意味が込められており、重要な儀式だった。

その儀式を信長公の面前(岐阜城前)でやってやろうというのが、今回の二人の狙いなのである。



ってことで、会社設立当日。

金華山の麓には、低山には絶対に必要のないダブルアックスを背にした荒武者松尾の姿が。

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普通に近所の人がジーパン&サンダルでも登れる金華山にダブルアックスなんて異質以外の何物でもないのだが、たとえ使わなくても我々にとっては武士の刀のようなもの。

オーバースペック感著しい感じで逆に相当恥ずかしいのだが、これはどうしても出陣式には必要なものなんです。


そんな二人の出陣式の模様を試しにユーチューバー風に動画撮影してみたので、今回は文章の代わりにそれをお送りいたします。

しかしこの撮影が思いのほか恥ずかしく、素人感丸出しの猛烈に痛々しいものが撮影されることになってしまった。

特に出陣式の撮影中は、周りに観光客が満載な状態でやったもんだから羞恥プレイも極まれりといった状態に。

どうかAVの初脱ぎでも見るような暖かい目で見ていただき、彼らの恥ずかしがる様も同時に堪能して頂ければと思います。

本当はBBGチャンネルの方でも流そうと思ったけど、あまりにも痛々しすぎるためこのブログ上だけの公開となります。

それではそんな二人の初々しい出陣式の模様をどうぞ。




はい。

動画撮影の難しさと恥ずかしさを肌で感じまくった出陣式でありました。

でも一番恥ずかしかったのは、これだけのために薬局を4軒も回ってTENGAを購入したことですかね。

そしてそれを僕が駐車場でザックに詰めて撮影してる姿を、洗濯物を干しに来たお義母さんに目撃されたことであります。

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と、そんな感じの会社設立記念出陣式。

多分あの状況を信長公が見ていたとしたら打ち首間違いなしの醜態でございました。

慣れないことはするもんじゃないですね。


何はともあれ、この時正式に会社の第一歩は刻まれBBGは公式に動き出しました。

特に天下もTENGAも取るつもりはないが、この会社が大きくなっていくこと=アウトドア野郎どもの満足度アップと信じて頑張っていきます。

しばらくは事務所に引きこもってシコシコと入力作業になりますが、こんな感じで細かく状況をお知らせしてまいります。


それでは

いざ


出陣!


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発表!BBGプロジェクト!

Posted by yukon780 on 27.2016 ◉BBGのツレヅレ 16 comments 0 trackback
大変長らくお待たせ致しました。

この「BBGプロジェクト」が動き出してから実に半年以上。

ようやくこの場にて発表する時がやってまいりました。


まずはああだこうだいう前に、とにかくこの動画を見て欲しいんです。

これがこの半年間の答えであり、ここから始まる新たなる旅への出発宣言なのであります。








そうなんです。

わたくしことカヌー野郎。

あまりにも遊びが好きすぎるあまり、とうとう社会からはみ出て「真の遊び人」として生きていく決意をしてしまったのであります。

そして登山・クライミング・トレラン・バックカントリー・カヌー・カヤック・パックラフトに特化した、アウトドアギアの検索・比較サイトの運営に乗り出してしまうのであります。


男四十、みやすのんき的に言えば、そろそろ「冒険してもいい頃」。

守りに入ったら終わりだ。

尊敬してやまないロシアの格闘家ウォーズマン氏も、バッファローマン戦で言っていた。

「攻撃こそ最大の防御なり」と。


それはエベレスト登山よりも過酷で、ユーコン川完全漕破よりも長大なる挑戦。

分かっちゃいるけどやめられない。

男である以上、荒波に突っ込んで砕け散る覚悟でマゾらねばならぬ時があるのである。


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事の発端は2016年3月。

僕は40歳の誕生日を迎え、思春期の中2小僧のように悩んでいた。

この歳まで散々遊んできた僕は、そろそろ「遊びの吸収から還元へ」とライフスタイルのシフトを考えるようになっていたのである。


そこで色々考えた末、最初はパックラフトでのリバーガイドの道を模索した。

岐阜のとある名川がある場所で、過疎化が進みつつも新しい試みに挑戦しようとする自治体があったので、そこや漁協とも組んで新しい形の地域再生リバートリップを確立させようと企画を立てた。

しかし途中で「あれ?そう言えば俺って圧倒的にガイドに向いてなかったじゃない。」と思い至る。

なんせ人に漕ぎ方教える時も、「ここでグッとやってパッと返してサッーよ。あとは気持ちね。じゃあやってみよう。」という長島スタイル。

しかもキャピキャピのギャルが客で来たら説教しちゃいそうだし、可愛いガールが来たら緊張して歯が乾いてずっと上唇が下りてこないキモい人になってしまう。

これではとてもガイドなんてできやしない。


そんなこんなでグダグダ模索する日々が続いて5月。

とある男から「ちょっと話があります。時間もらっていいですか?」とメールが届く。

その男とは、当ブログで100の名を持つ男として著名な「ジョンボーA」である。

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僕はいよいよ彼から、「今までよくも僕のこと好き勝手に書いてくれましたね」とお礼参りされることを覚悟した。

しかし呼び出されたケンタッキーフライドチキンの店内で彼が肉にむしゃぶりつきながら切り出したのは、まさかの「一緒に起業しませんか?」といった驚きの内容だった。


ちょうど同じタイミングで彼も起業ハートが燃え上がっていたようで、たちまち我らの間に山吹色の波紋が疾走して意気投合。

そしてまずは今の日本のアウトドア界にまつわる不満を、チキンを撒き散らしながらぶつけ合った。

「アウトドア雑誌も毎年同じ特集でなんだかね」
「ギア特集の時は買うけどね」
「でもあれもスポンサーの兼ね合いもあってフェアな情報じゃ無いよね」
「ライターさんも色々あってあんま悪いことも書けんだろうしさ」
「信用して買って全然使えんかったの山ほどあるよ」
「結局自分に合うものって自分で色々探さないといけないんだよね」
「でもブログとか色々徘徊するのって大変だよな」
「海外サイトとかも含めるとゲロ吐くよね」
「まとめてるキュレーションサイトの情報も猛烈薄っぺらいしね」
「価格コムのアウトドアもあるけどキャンパー向けで参考にならんし」
「もうなんか情報散乱しすぎててわけわかめだわ」
「もっとこう大手からマニアックなガレージブランドまで同じ土俵で比較できるとこないかな」
「メディアからの押し付けのオススメじゃなくって、ユーザーがユーザー目線で絞り込めるようなやつね」
「そーゆーのあったら便利だよなー」
「なんで無いんだろ?」
「じゃ、作る?そういうサイトが個人的に欲しいし」
「でもアウトドア業界的にもウェブ業界的にも俺ら素人よ」
「ただのしがないマゾ養子とモンゴルAV男優だしね」
「遊ぶことしか考えてないしね」
「でも素人だからこそできることもあるんじゃ無い?」
「何のしがらみもないからこそフェアな比較の場が作れるよね」

「よし!やるか!」

「オウ!やらいでか!」


そして長い激論の末、二人は「遊び人の、遊び人による、遊び人のためのアウトドアギア比較サイトを作る!」という答えに辿りついたのである。

たちまち二人は「ふるえるぞハート!燃えつきるほどヒート!!」と叫んだかと思うと、がっしりと握手を交わしてお互いの起業の意思を確認。

これが世に言う「ケンタッキー独立宣言」の歴史的な瞬間の全貌である。


やがて二人は誰にも知られないよう、秘密裏に密談を繰り返しこのプロジェクトを進めて来た。

やがて世に言う「サイゼリアの決断」にて、そのサイト名を「BEST BUY GEAR(ベストバイギア)」と定め、以後「BBGプロジェクト」として本気で調査&プランニングに突入して行ったのである。

それがちょうど半年ほど前の「ブログ充電宣言」の頃。

現状の仕事をこなしながら、空いた時間を全て注ぎ込んで作業に没頭したのである。

その後も「スターバックスの脱線」「びっくりドンキーの目覚め」などの歴史的な会談が繰り返され、徐々にBBGは形になり始めて行く。

そして同時にサウザー様(嫁)の説得作業も続け、「家に金さえ入れてくれるなら、お前が起業しようが死んでしまおうが一向に構わない」というありがたいお許しを得た「聖帝の情け」が炸裂したのもこの頃である。


経営的な部分をジョンボーAが担当し、実務的な部分を僕が担当。

勢い派と慎重派、ドSとドMという関係性がうまいこと両輪をなして動き出すBBGの歯車。

何度も何度も何度も何度もプランの破壊と再建と脱線と脱糞を繰り返し続ける日々。

スーパー難産の日々は続き、産みの苦しみをたっぷりと味わう。

慣れない作業ばかりで、頭からは機関車トーマスのように煙がモクモクと溢れまくる。

もはや油風呂に入った富樫源次ばりの鬼気迫る表情での、ストイックかつ夢の詰まったエキサイティングな日常が繰り広げられた。


やがてジョンボーAの事業計画書と僕のサイト構成案が出来上がったのが11月半ば。

すっかり我々のお腹は臨月状態となり、「さあいざこの子を産み落として世に送り出すぞ」ってことで産婦人科(システム屋さん)探し。

そこで出会ったのが、僕がまだユーコン川に行く前の20代の頃に、野田知佑さんのイベントで偶然知り合った「土偶ライダーKさん」。

土偶とバイク旅をこよなく愛す土偶ライダーKさんは、今システム屋件Webスクールの経営をしていて、野田さんのイベントで会って以来十数年振りの再会となったのである。

そんな不思議な奇縁で再会した土偶ライダーKさんと、その仲介で参加の大分県のシステム屋の「プラモ狂T郎(きょうてぃろう)さん」が我々の産婆さんとして名乗りを上げてくれた。

ガンダムプラモが大好きなプラモ狂T郎さんは、キャンプ道具に関するギア愛に熱い方なので我々の企画に賛同してくれたのである。

こうしてゲロッパ田沢、モンゴル松尾、土偶ライダーKさん、プラモ狂T郎さんという四輪駆動車となったBBG救急産婦人科最前線(今はシステム屋さんもう一人加わって5輪体制)。

散々遊んで来たおかげで不思議な奇縁もあり、他にも我らが「男塾塾長」と崇めるこもれび山荘ご主人や、横浜でSEやってる「B旦那」、松本でWeb系の仕事している「低血圧Mちゃん」、ギアの闇商人「ランボーズデポ」などの助言や協力も得ながらBBGは出産に向けて動いて行く。


そして今、僕らはようやく分娩台に横たわり、今大きくM字開脚をしたところ。

なんとか年内ギリギリの段階で妊娠&出産に向けてのスタートラインに立ったことをみなさんにご報告できる日を迎えたのである。


2月上旬の出産を目指し、今はひたすら分娩台で「ヒッーヒッーフッー!」とアイテム入力作業中。

時間がいくらあっても足りない状態だが、全てのアウトドア好きの「モノ好き」たちのためにひたすら、そして楽しく頑張ってしまうのである。

やるからには大真面目に人生を遊びきる。

もう「必殺仕事人」などと称して、有給とって家族に仕事に行くと偽って山や川に逃亡していた日々よさようなら。

これからは堂々と「お仕事ですから」と家族に宣言して、胸を張って山や川に出勤してみせるぞ。

40代は「還元だ」などと言っておきながら、結局その辺の欲望は中学生のままなのである。


と、いうことでなんとか2016年のうちに発表できてよかった。

そして忍び寄る2017年。

この厳しくも楽しい挑戦がどのようになって行くかは、僕ら自身も全く未知の世界。

でも結果がわかってたら冒険なんてロマンがない。

心配事は尽きないけど、どうせわかんないなら面白そうな方に舵切って進んでいきたい。

その結果、僕らだけじゃなくて関わる人たちやアウトドア好きな人たちみんながハッピーになれれば、それがひとつなぎの大秘宝ワンピースだ。


人に何かを頼むことが苦手な僕ですが、今回ははっきり声を大にして言わせてください。


どうかBBGを応援ヨロシクお願いします!!


またサイトの進捗情報は都度お知らせしていきますね!




本日公開BBGティザーサイト(予告サイト)はこちら→http://bbg-mountain.com

予告編ムービーショートバージョンあり
image.png



※募集/今すぐじゃないんだけど、岐阜県大垣市近辺でアウトドア好きで志を共にできそうなシステムエンジニアのそこのあなた!夢とロマンだけを頼りにミジンコの糞のような粗末な給料で共に日常をエキゾチックにマゾってみませんか?
あと、アウトドアがめちゃくちゃ好きで都合よく育児も落ち着いてちょっと時間できちゃったそこのあなた!簡単な打ち込み系パートを雇うかもしれないし雇わないかもしれないよ。なんせ回してみんとわかんない。
ってことで興味あればブログ右上のコンタクトからお問い合わせくださいまし。



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